鯉の滝登り

好きなものを、好きなように、好きなだけ。

米津玄師 - 2022 TOUR / 変身@東京体育館(9/23)

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※本記事は「米津玄師 2022 TOUR / 変身」のネタバレを含みます。

 

 

 

 

 

2022年9月18日朝、クレジットカード10,020円引き落としの通知が来た。

 

タワレコ?いや今月はもうない、固定費?いや違う、洋服?買ってない…

 

チケット?

 

いや、今日当落はなかったはず…こんな朝だし不正利用?

 

…あれ、10,020円って8,800+890+220+110=10,020円では?!

 

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私の思考回路は誇張なくこんな感じでそれらしい金額に思い当たり、なんと「米津玄師 2022 TOUR / 変身」のトレードが成立していました!オタクの「どうしよう、不正利用されたかもしれない」ほど信用ならない言葉は無いですね。

 

 

豊洲PITでライブを見ていた時代はとうの昔で、すっかり「大衆音楽家」になってしまった米津さん。いやいや、とても素晴らしいことだし当時の筆者は早く見つかれ全国民が認識しろと願っていたのだから、一ファンが願わなくとも順当に世が動いているのだなととにかく嬉しい限りなのです。

 

 

チケットの倍率が上がったり、会場が大きくなったり、コロナの影響を除いてもライブとの距離は以前と比べて遠くなっているけれど、やっぱり結局は生で見たいのですよね。

 

 

さて、幸運にも初日参加してまいりましたので、ライブレポにお付き合いいただければ幸いです。特にライブについては筆者の目で見て耳で聴いたことを思い出しながら綴りましたので、多少の間違いには目を瞑っていただければありがたい限りです。

 

 

 

 

物販

専用アプリを入れて20日(火)18:00〜整理券配布だったのですが割とあっさり取れました。ただその時間用事があったのでリリース。どなたかの手に渡ったようだったので削除して良かったです。

 

物販コーナーは売り切れも出ていたようなので、在庫が気になる方は早めの時間帯の整理券を取っておくのが良いかもしれません。

 

 

ガチャ

時間帯によると思うので参考までにですが、筆者の訪れた時間帯はかなり空いていて、1回目は15:23に並んで15:26にコイン交換、15:28にはガチャコーナーから出てました。2回目は15:30に並んで15:32にコイン交換、15:33にはガチャコーナー脱出。

コイン交換はお札も使えます。QRは便利だけど台数が少ないのと、同じ金額で続けて決済するとエラーが出るものもあると聞いて控えました。

 

それぞれ6回、4回まわしてコンプ+HUMAN2体。キャンディーカラーが可愛い。

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フォトスポット

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これは前日の夜撮影しました。やっぱりSE2だと画質悪いですね。

 

お昼だとこんな感じみたいです

 

開演15分前は比較的空いてました。

 

 

入場までの過ごし方

開演まで時間があるなら1駅、2駅先まで行く派です。やはり皆さん考えることは同じなので、周辺の飲食店はすぐに埋まってしまいますし、電車に乗る時間もないくらいならそもそも移動せず入場を待った方が良いかなと。土日祝はどこも混んでいますけどね。

 

筆者は今回新宿に立ち寄りました。

席が空いていたので「トラヤあんスタンド新宿店」へ。小腹を満たすために注文した和栗のあんぱんが美味しすぎて…!温かい状態で提供されるだけでもありがたいのに、皮はパリパリでパンはふっくら、限定の和栗あんがまた絶品で。写真撮るのすっかり忘れていましたが、とらやのカフェなのでどれも最高に美味しいのです。新宿を訪れた際はぜひ。

 

 

入場

整理番号ごとにゲートが分かれていたので電子チケット確認要。強制ではないですが入場時間も一応決まっているので、その時間を過ぎてから入るようにしました。本人確認書類は全員確認されていました。

QRコードを読み取ってもらってレシートのような紙を取ると席番が記載してあります。ここで自席が初めてわかりますね。順路はわかりやすく貼り紙がされていて、迷うことはありませんでした。

チケット裏面↓

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ライブ

メインステージから花道が伸びていて、アリーナ中央部に正方形のサブステージがある構成。筆者は下手の席で、真っ直ぐ向くとちょうど花道の真ん中が見えるあたりでした。

 

スムーズな入場のおかげで定刻にはほとんどの方が着席していたけれど、(時計見ていなかったので正確にはわかりませんが)暗転したのは17:08くらいだったと思います。

 

 

メインステージの両サイドにスクリーンがあり、地下駐車場に車が入ってくる様子が映し出されました。左ハンドルで、長い爪とモフモフの肌がチラリ。バックミラーに何か生物が写り込む。今度は足が写る。

 

駐車して降りてきたのは…グッズにもなっているNIGI Chanでした。焦げ茶の毛に青のお顔、左目は赤、右目は黄色のボタン。

 

NIGI Chanがトランクから荷物を取り出す。タンバリンとか、如雨露とか取り出して、エレベーターへ。エレベーターの扉が閉まって、動きながら暗転。

 

 

と同時にメインステージに縦長の立体スクリーンが登場して、まるでエレベーターから上がってきたような演出!スモークが炊かれて米津さん登場!え、NIGI Chan=米津さんだったの?

 

 

ターコイズのシャツに黒のパンツ、如雨露片手に"POP SONG"からライブスタート。

 

メインステージの階段を降りて花道へ。花道に歩くエスカレーターのようなベルトコンベアが付いていて、その上を悠々と移動する米津さん。あんなにお洒落に如雨露持てる人いる…?

 

"POP SONG"はずっとPlayStationのCMの変装姿で歌っているイメージしかなかったから、米津さんの姿で聴けるのがなんだか新鮮でした。

 

 

メインステージに戻って"感電"。6人のダンサーが出てきた。ピンクと白のドットの照明がファンシーで可愛い。

 

《ワンワンワン》《ニャンニャンニャン》のとき立体スクリーンに犬と猫が6匹ずつ映っていて、お茶目な演出でした。

 

この曲でサイドスクリーンに米津さんが映し出されました。長めの黒髪。最近いろんな髪色してて全部似合ってたけど、個人的には黒髪が好き。

 

 

3曲目は"PLACEBO"。またサブステージに移動してきた米津さん。まさに《ランウェイの先へ》。

 

洋次郎パートも米津さんのお声で聴けまして、同じメロディーラインでも全然違って聴こえるのが不思議でした。

 

 

米津「えー、どーも米津玄師です(この「どーも」の言い方がめっちゃ「ずぉーも」だった)。まー素晴らしい、私2年半振りのライブでして…2年半前ね、なんでしょう、初めてライブ来たよって人いますか?(チラホラ手挙がる)…あのね、1つ言わせて。ようやく会えたね。

楽しんでやりたいと思いますので、どうか最後までお付き合いいただけたらと思います」

 

"迷える羊"。立体スクリーンには木とも水面とも言えるような複雑なデザインが映し出される。メインステージに戻ってスタンドマイクでした。

 

そしてここでようやくバックバンドが居ないことに気付く。あれ、今日はおひとりなのかな…。

 

 

お次は"カナリア"。鶯色の照明とスモークが幻想的。ライブの序盤に置いてくれたことであまりしんみりせずに済んだかもしれない。

 

この曲のように米津さんにピンスポが当たってるときはスクリーンの使用はなかったです。

 

天井からステージを丸く囲むように青のライトが伸びていて、だんだんその線が上に向かって解けていくような様が印象的でした。

 

最後にランセット窓のシルエットから2羽の鳥が羽ばたいて行きました。

 

 

窓だけが残って、聴き覚えのある前奏アレンジが鳴る。"Lemon"でした。一気に教会の趣を感じる。

 

以前"Lemon"で表打ちのクラップかまされて萎えたことがあったけど、今日はそもそもクラップが無くて良かった…

 

1番、《今でもあなたはわたしの光》が「切り分けた果実わたしの光」になってた。《切り分けた果実の片方の様に》の部分、歌詞もメロディーも本当に好きだから謎の共感。

 

《自分が思うより》のところで上手側の下の方からピンスポ当たってて綺麗でした。

 

 

"海の幽霊"。確かキー下げてた気がする。wowakaさんが亡くなってから初めて生で聴いた。自分の中でやっと鎮魂出来たかもしれない。時に右手を震わせながら歌う米津さんを見て、筆者も胸が熱くなりました。

 

立体スクリーンには泡が弾けて、深海の様子が映し出される。縦に通り過ぎる鯨に、畏怖と敬意を。

 

 

ぼんやりしてたら米津さんの左右が下からせり上がってきて、バンドメンバー登場!いらっしゃったのですか!左にドラム堀さん、右にベースすってぃーとギター中ちゃん。このポジションも新鮮。XIIXのライブ行かなくなってしまったのですってぃー見るのも久々。

 

 

米津「えー2年半ぶりのライブで、ぬるっとバンドメンバー出てきましたけども笑、ずっとやってました。下で弾いてくれてました。

みんなわかってるようにコロナがあってライブ活動というものが凍結されてしまってたんだけど、もう最近はみんな普通に…ミュージシャンたちも結構ライブやってるし、まだ声出せないとか規制はあるんだけれども、皆さんがこうやって拍手とかで応えてくれるのは本当に素晴らしいですね。

声が出せないっていうのはライブ始まる前結構考えるところがあったんだけど、まあ変わらんやろなと。俺のライブって『おーいみんな!盛り上がって行くぜ〜!』みたいな感じでもないし笑。歓声はね、それはそれで嬉しいもんですが、それぞれ好きなように楽しんでもらえれば。それだけがすべてじゃないからね。

自分も子どもの頃ライブとか行って、一丸となるみたいな所にどこか馴染めなくて、自分はこの場にいるべきではない人間だと思ったりもして…

結局自分らしくね、自分らしくってどうかわからないけど、自分が楽な姿で、って感じかな。声も拍手も勿論感謝してます。本当にいい人…なんかファンって言葉あんまり好きじゃないんだけど、いいファン、いい人たちを持ったなと思います。

ここからまたやっていこうと思うんで、最後までよろしくお願いします」

 

サポートメンバーのお姿もようやく見えたところで"まちがいさがし"。立体スクリーンはモノクロなんだけど、林の中から空を見上げたみたいなデザインが映し出されてました。

 

 

紫の照明でいつものイントロアレンジから"アイネクライネ"。ABメロでピンクと青の照明なの解釈一致。サビ前のキメでカラーが切り替わるのはもう伝統的ですらあるけど、今回は3色×3回を繰り返してた。赤×薄ピンク×緑、黄×濃オレンジ×紫、青×濃ピンク×薄オレンジ…みたいな感じだったけどちょっと組み合わせ思い出せない。

 

 

"Pale Blue"。米津さんはメインステージで、サブステージに2人のダンサーが。ずっと右手でマイクスタンド掴んだまま歌ってました。

 

1番も2番も《苦しさと一緒に》になってた。

 

アウトロで両手広げてゆらゆらする姿が美しかった。

 

 

"Pale Blue"のアウトロから音が続き、客が拍手するタイミングを失ったところで照明はオレンジ色に。"パプリカ"です。

 

立体スクリーンの周りに円が2周あって、1つは登場時に米津さんが乗ってきたもの、更に外にもう1つ円があってそれがせり上がってました。

 

ステージ上中央でダンサーが踊っている様子がサイドスクリーンに映し出される。曲の進行とともに仲間が増えていくような演出や、夕日と花火のイメージも良かった。

 

2番でせり上がった台に腰掛ける米津さん、絵になるな〜…足長。

 

《心遊ばせ》のところで人差し指〜小指までくっつけて、それを親指と付けたり離したり(喋るのジェスチャーみたいな)したり、ラスサビで人差し指くるくるしたりする米津さんが可愛かった。

 

花道の横あたりからなんか降ってきてたのもこの曲だったかもしれない。

 

 

米津「へいへいへいへい!いやいいね皆さん。ちょっと待って(汗拭く)…なんかさ、さっき話したことを本当はここで話す予定だったの、だからここで話すこと無くなっちゃった!どうしよう…

えー、さっき初めて来たよって人たくさん手挙げていただいたんですけれども、素晴らしいですね、あの実は今回初めてコンタクトを付けまして、みんなの顔がよく見えます。逆に前まで見えてなかったってことだけど笑。

すげーやっぱいいね…どうしようかね。

さっきも話したけど、自由に、自分の楽な姿で楽しんでもらえればと思いますんで。声とか拍手とか、どうでもいいっつっちゃあれだけど、なくてもいいし。そういう拍手の奥には小っ恥ずかしそうにしてる人もいるだろうし、『けっ』て思ってる人もいるはずだし…どっちかっつーと昔自分はそういう人間だったから。今もそういうところあるけど…そういう人間でもライブに来ていいし、とにかく自分の楽な形で見てもらえればと思います。

日々の生活の中で楽な瞬間と言うのはそう多くは無いし、やりたくもないことやらなきゃいけないときだって生きていれば大なり小なりあるし、人生はクソだけど、今日という日はその日じゃないといいなと思います。

その限りでライブやらせてもらってますんで、楽な形で楽しんでください」

 

米津さんがギターを持って"ひまわり"。これもwowakaさんに思いを馳せずにはいられない楽曲ですね。

 

ステージの黄色の縁がかっこいい。あと堀さんの上からカメラ撮っててありがとうございますだった。下手だったから見やすかったけど、手元ズームしてもらえるのありがたい。

 

2Bですってぃーが人差し指掲げてた。久々に見た〜!

 

 

"アンビリーバーズ"。Bremenのサウンドに懐かしさすら感じる。イントロで飛び回ってる米津さん。中ちゃんとすってぃーも一緒に飛んだり手拍子煽ったりしてた。2人でこじんまりしてるのもなんかいいですね。

 

2番でサブステージに行った米津さん、花の形したコンフェッティを拾い上げて投げようとする様はまるで藤原基央さんのようでした。

 

ラスサビ前にメインステージに戻る米津さん。花道からメインステージに上がる3,4段の階段があって、とにかく足の長さがよくわかる。

 

1番は青っぽくて2番は赤っぽかった照明がラスサビで交わってて良かったです。

 

 

"ゴーゴー幽霊船"ってなんであんなに盛り上がるんでしょうね。あんまり記憶ない。

《ワアワアワアワア》ってやる人減ったなという感想。まあ自由なのでどちらでも。

 

1,2,3,4,5,6,7,8のカウントが立体スクリーンに出て、テレビのジャミジャミっぽくてかっこよかったな。

 

ラスサビの天から降り注ぐ証明たちが不規則に動き回ってて、まさに《幽霊船は怒り散らせ》を体現した感じでした。

 

 

"爱丽丝"は"ひまわり"をやったからやらないのではと思ってたので意外。立体スクリーンの映像がコーヒーにミルク注ぐようなイメージからスプラトゥーンみたいな映像になってて…上手く伝えられないな。

間奏でギター弾き倒す米津さん。

 

 

"ピースサイン"の照明が赤×青なのも良かった。立体スクリーンに映し出される米津さんの姿にニンマリくんが重なる演出。上下に別れて上・米津さん、下・バンドメンバーの切り分けも良かった。

 

音源にあるクラップはやる派なのですが、久々でも身体に染み付いてるものだなあと再認識しました。

 

 

米津「えっと最後に新曲をやりたいと思います」

 

 

客がどよめく中先日タイアップが発表されたばかりの新曲"KICK BACK"を披露。たくさんのダンサー、火の演出、米津さんのシャウト、めちゃくちゃかっこよかった。

 

びっくりしたのが、立体スクリーン投影用の小さい三脚が付いたカメラを持って、自撮りしながら歌ってたこと。ザワザワした状態で本編終了。リリースが楽しみです。

 

 

この時点で18:31。思ったより早い。

 

 

5分くらいして再登場…と思ったらメインステージ中央部に紫の座布団が!"死神"聴けると思ってなかった…MV再現のようなアクト。

立体スクリーンの煙もまた一興。

 

《Yeah Yeah プリーズプリーズヘルプミー》のところでafoc佐々木さんがよくやる乗り方(両手グーにして縦に交互に回す)やってた。右手を右耳のところでグルグルもしてたな。

 

間奏のすってぃーのベースアレンジ良かったから音源欲しい…

 

 

座布団回収のスタッフさんがすぐに出てきて、"ゆめうつつ"へ。ハンドマイクだなあなんて思ってよく見てたら裸足?!"死神"からずっと何も履いてなかったのか!ないだろうけど何か踏まないだろうかとソワソワ…

 

メインステージ寄りの花道にシャボン玉が出ていて、めちゃくちゃ綺麗だったけど誰か滑らないといいなと願っていた。リハ済みでしょうけども。

 

この曲大好きで、特に《革命家の野次も届きはしない 夜の淵で踊りましょう》の部分が本当にうっとりする。米津さんもゆらゆらしてて良かったな。

 

 

米津「えー、メンバー紹介していいですか!ドラム、堀正輝!ベース、須藤優!ギター、中ちゃーん。

中ちゃん、どうですか」

中ちゃん「いやー、みんなの顔がよく見えます!」

米津「私のライブはアンコールこの人が喋るんですよ」

中ちゃん「さっきヨネが『初めてライブ来た人!』って聞いて手上げてるのを見たんですけど、自己紹介だけしてもいいですか!

今まで、2年半前までは大声で『よろしく!』とか言ってたんだけど、今はご時世柄それは無理なので…

というわけで、ヨネの幼なじみスーパーギタリストです!笑」

噛んじゃった、とかわちゃわちゃしてた

中ちゃん「2年半前とは状況が全然違うからね、みんなもマスクして…」

米津「でもその分拍手とかで応えてくれて、本当にありがとうございます」

中ちゃん「2年半か、長かったですね。その間ヨネは何してたの?」

米津「普通に曲作ってた」

中ちゃん「それは存じておりました笑」

米津「中ちゃんは?」

中ちゃん「コロナ収まるまで山にこもって滝に打たれてました笑。県外行けないから東京の山という山にこもって祈ってました」

米津「収穫あった?」

中ちゃん「川の水美味しいってことと、あと雨の日は寒い笑。

…色々ありましたよ!」

米津「このくだりあと10分は出来るけどどうする?笑」

中ちゃん「うちらだけ楽しいやつ笑。尺が長くなっちゃうからこんくらいにしときますか。

みんなの顔覚えたからね!道で会ったら話しかけるからね!」

米津「なんか怖いなそれ笑。あ、靴履いていいですか。なんでこのタイミングって感じなんですけど笑。

最後にもう1組紹介したくて、ダンサーのチーム辻本の皆さんです!

あと残り2曲になりましたが、今からやる曲はチーム辻本の皆さんと一緒にやりたいと思います。

どうも最後までお付き合いいただきありがとうございました、米津玄師でした」

 

"馬と鹿"。2Aから花道に歩き出して、ベルトコンベアの先頭を米津さんが歩くけど、段々チーム辻本の皆さんに追い抜かれて行って、また歩いていくけど追い越され…《まだ歩けるか》で踏み出すところはグッときた。

 

ラスサビ前に銀テープ放出…エリア的に全く降って来ず取れなかったので、綺麗なだけになんとも切ない気持ち。

 

 

パッと暗転して、ラストは"M八七"。先日「解釈の悪魔」と称されているのを見て笑ったけど、その道のオタクが平伏す米津さんの解釈&構築って本当に凄い。

 

立体スクリーンに映し出される宝石のような絵が美しかった。途中で崩壊してパリパリと張り付いた様すら感動した。

 

青とピンクの光を含んだミラーボールが回ってました。

 

 

最後は両手を閉じてお辞儀して、上ってきた円に乗ってはけていきました。

 

 

暗転しサイドスクリーンにはエレベーターの映像。開いて再びNIGI Chan登場。

車に乗り込んで駐車場を出て、高速のような道をひたすら走っていく。

 

立体スクリーンにはクレジットが流れており、BGMとして"ETA"がかかっていました。

 

 

暗転してライブ終了。

 

 

退場

終わった時点で19:06。退場出来たのは全体の真ん中より後だったけれど、19:26には電車に乗っていました。

会場出たところで詰まることもなく、交通規制はしっかりされていて、スムーズだったと感じています。帰り急いでいる方は少し大変かも。

 

 

感想

久々の米津さんのライブでしたが、まず彼が元気な姿を見せてくれたのが何よりの幸せでした。まあ元気かどうかはご本人にしかわからないのですが、2年半のブランクがあるとは思えないほどの歌の上手さで、やはり才能と努力の人だなと。

 

セットリストは新旧織り交ぜてというよりもこの2年半の空白を埋めるというような意味合いを強く感じました。ずっと聴きたかった新曲をやっと直接聴けるところまで辿り着きましたね。

 

サポメンも見慣れた御三方で安心しました。すってぃーのメジャー契約は本当に涙が出るほど嬉しかったけれど、個人的にはサポートでどのミュージシャンにも合わせられるカメレオン名脇役的なすってぃーが好きです。

 

 

東京体育館は思っていたよりぎゅっとした会場で、演者との距離もとても近く感じられました。最後のクレジットは筆者の角度からだと文字が読めなかったので、3面スクリーンにするなどしてもらえたら…と思いました。

 

 

動線は凄くよく練られていて、並んだり待ったりすることがほとんどなかったです。ご時世柄というのもあるけれど、ライブとしてよく設計されているなと感じました。

 

 

ところでNIGI Chanは米津さんの仮の姿だったんですね…というか我々が思っている「米津さん」が仮の姿だったり?最近落語家だったりプレステのキャラクターだったりいろんなものに「変身」しているなとは思っていましたが、どの顔が「本当の姿」か、なんてないのかもしれませんね。

1人の中にも様々な側面があってよくて、それらを使い分けることを「変身」と呼べたら素敵だな、と感じた次第です。

 

またライブに参加出来る日を心待ちにしながら、スタートしたばかりの本ツアーの完走を願っております。引き続き皆さまどうか健やかにお過ごしください。

 

 

セットリスト

1.POP SONG

2.感電

3.PLACEBO

4.迷える羊

5.カナリヤ

6.Lemon

7.海の幽霊

8.まちがいさがし

9.アイネクライネ

10.Pale Blue

11.パプリカ

12.ひまわり

13.アンビリーバーズ

14.ゴーゴー幽霊船

15.爱丽丝

16.ピースサイン

17.KICK BACK

en1.死神

en2.ゆめうつつ

en3.馬と鹿

en4.M八七

(エンドロール:ETA)

 

 

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