4/26(金)。休み明けの自分を過剰に信頼しつつ、大荷物のまま会社の飲み会に参加する。
正直上司の話なんてそんなに聞いていない。23:15という時間にだけ思いを馳せながらその場をやり過ごす。それなりに楽しかったけれど、それとこれとは話が別だ。
メガネ、パンパンのリュック、スニーカー。いつもと違う様子にはすぐ気付かれた。こういうときいつも快く送り出してくれるから、仕事は嫌いだけど同僚は嫌いじゃない。
なんとか夜行バスへと乗り込む。過去一くらいに広くて爆睡。元からリクライニングが効いている座席っていいよね。
4/27(土)、起きたときには仙台に着いていた。
雨降ってるー。そして寒ー。
目的の場所へ連れていってくれるシャトルバス乗り場を確認し、そういえば同行者とまったく連絡取ってなかったなと思い出す。仲が悪いわけではなくて、この距離感が心地良いから長く付き合えているのだと思う。そして彼女はいつも準備が良い。どうにかなるだろうな、と末っ子心が顔を出していたことは今更ながら謝っておきたい。
案の定違う時間のシャトルバスを取っていたので、とりあえず一人で向かう。合羽を忘れたことに気付き、セブンイレブンで購入。結局使わなかったけど。
シャトルバス、意外に時間かかったけどそんなのは大した問題じゃない。
2日間の行程を思い描きながら同行者を待つ。
キャンプサイトの入口から入場。ARABAKI ROCK FEST.19、いよいよです。
テントを持っていなかった我々はレンタルをし、とりあえず組み立てる。どうしてもわからないところがあって近くの方に聞く。快くアドバイスしてくださってなんとか完成。本当にありがとうございました。
荷物も片したところで最初のアクトへ。
...と、ここまで書いたところでどうでもいいことに気付く。
「この記事とてつもなく長くなってしまう...」
ということで分けました。アクト編はもう少し時間かけるのでしばしお待ちを。そのうち上げます。
ここではアラバキというフェス自体について感想書いていきたいと思います。段取り悪くてすいません。
ロゴ
最初発表されたとき笑ってしまった。こんなど贔屓OKなの!と。
2組ともおめでとう、そしてCARNIVALありがとう。これはアクト編で詳しく触れますが本当に来てよかったと思いました。
あのロックバンドか30周年になってアニバーサリーセッションを引き受けることがあるならば、ロゴの中心はしょくぱんになるんだろうか...とか余計なことを考えてしまった。
会場
みちのく公園北地区 エコキャンプみちのく。とてもいい会場だったと思う。仙台駅からは1時間くらいかかったけど、それも気にならないくらい気に入った。
敢えて言及するならば、広すぎて移動がキツかったことかな。マップではわからない移動距離の長さよ。これはどうしても見たいアーティストじゃないと足が向かない。ただこの過酷さゆえに潜在的なホリエ愛を自覚することになった、という話はアクト編で。
食べ物
1日目寒すぎてあんまり写真撮ってないけど少しだけご紹介。寒いとお腹空くよね。あと仙台は本当に食べ物が美味しい。
仙台辛み噌ラーメン
カルビ串とビール
ホットコーヒーとチョコ味のがんづき(宮城・岩手のお菓子)
キーマカレー&ナン(とレモンサワー)
ニックンロール(と梅酒ロック)
おとなのいちごけずり
あとは鮎の串焼とか鶏ごはんとか豚丼とかたこ焼きとかいろいろ食べました。お酒も美味しかったですし、フェス飯満喫できて幸せ。
キャンプ
いつぞやのRSRぶりにテント泊しました。
テントと寝袋、銀マット、毛布をレンタル。テンション上がる...!
荷物置けるし夜中も楽しめるし良かったのですが、冷え込んだ日の夜はめちゃくちゃ寒い。厚着してきたつもりだったけど足冷え冷えでした。ただしちゃんと爆睡した。
1人でフェスに行くのが好きとは言えどテント泊に関しては誘ってもらえていなかったら諦めていたので、同行者には本当に感謝。いつもお世話になりっぱなしですみません。
トイレ・導線
トイレの数が少なかった。1日目の雨や泥濘でかなり汚くなっていたし、充実していたとは言えないですね。
全フェス主催者・運営さんに対して声を大にして言いたいのだけど、トイレはありすぎるくらい設置して良いと思います。費用が...と思うのかもしれないけれど、トイレがスムーズなら飲み物・食べ物の販売量もアップすると思うのです。さあ、ロッキング・オン社を見習って...!
導線はめちゃくちゃ良くて快適でした。土地自体の広さもあるけど、ステージ間の距離も手伝って上手く分散していたように思います。がんばれビバラ。
アラバキの満足度の高さ
2日間参加してみて、その満足度の高さに驚きました。今年は両日好きなバンドがトリを務めアニバーサリーセッションを行ったことに対する興奮がプラスされていたけれど、シンプルにフェスとして充実していたなと思う。
ご飯とお酒が美味しかったからなのか、客層が落ち着いていて嫌な気持ちにならなかったからなのか、会場の広さとステージの多さによってたくさんのアーティストを見ることに躍起にならずに済んだからなのか、キャンプをはじめいろんな楽しみ方を見出せたからなのか、大好きな仙台でのフェスだったからなのか。正直なぜかはわからないのですが、悪天候にも関わらずここまでの満足感はなかなか得られるものではないと思います。
2019年のアラバキに両日参加出来たこと、生涯自慢出来ます。本当にそれくらい自分の中に根強く残るであろう2日間でした。
夜行→テント→夜行。ハードスケジュールおつかれさまでした。家の布団がいつだって最高。
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