サンタクロースがあっという間にロヴァニエミに帰り、酉が戌を呼び始めた今日この頃。納まらない仕事を無理やり納めてなんとか休みに入ろうと奮闘する皆さん、そもそも休みなんて存在しない皆さん、年末年始恒例・親戚の集いに気を揉む皆さん、アルバイトに奮起する皆さん、おつかれさまです。
One roll, One romance札幌公演のライブレポートを「よいお年を」で締めたわけですが、そういえば今年をおさらいしていなかったなと。振り返るのは性分じゃないなんてとんでもないので番外編です。
本当はCDのランキングとか書いた方がいいのかもしれませんが、年々購入するCDの数が増えていてさすがに順位付けできませんでした。1年間でリリースされた楽曲にランクを付けるって結構難しいですよね。わたしには無理でした。
そもそも人のランキングって興味あるのかな。好きなアーティストの楽曲がランクインしてるかどうか確認するくらいじゃないのかなあ。
そんなことはさておき。
早いもので年末、せめて今年行ったライブだけは想起しておこうと思いました。2017年はワンマン33本、対バン13本、イベント2本、フェス3本の合計51本。3-7月はゆるゆる就活してたので泣く泣く諦めたライブも多かったです。次年の就活生には「実際に職に就けるのは1社でしかないのだから、本当に行きたいライブがあるならライブを優先しましょう」と伝えたいですね。結局就職しないのであんまり参考にならないでしょうがね。
2017年、「わたしの」ライブ録です。読んで一番楽しいのは間違いなく筆者なのですが、どこかの部分で思い出を共有できれば幸いです。ブログに書き残したライブだけさくっと。
1月、実家での年越しとラブレター
2016年ラストライブをUNISON SQUARE GARDENのワンマン(Dr.Izzy@沖縄)で締め、久々にカウントダウンライブへ行かない年越し。CDJ30日は行きましたがUNISON SQUARE GARDENのアクトがあまりに良すぎて、思えば2017年はあの追試をずっと受けてるような感覚だったなあ。
新年1発目のライブは1月下旬。今年だいぶお世話になったthe pillowsの自主企画「Shoegazer speaker in swanky street」。ゲストはもちろんUNISON SQUARE GARDEN。田淵さんによるthe pillows(さわおさん)へのラブレター"RUNNERS HIGH REPRISE"もこの日初披露でしたね。
数日後にfun time HOLIDAY6のFC当落発表があって見事札幌当選。このときはまだゲストバンド発表されてなかった。
2月、久々の岐阜と山田孝之
2月はLEGO BIG MORLとの対バンから。club Gにしばらく行っていなかったのでやっと機会が巡ってきてよかった。ほぼ同期の対バンもバチバチで良きかな。
fun time HOLIDAY6の初日が4/21だから、その2ヶ月前にはゲスト発表されるかな?と思っていたらビンゴ。メンツが良すぎてほとんどの公演に行きたい以外の感情を失う。
そして念願のフジファブリックワンマン。イベントや対バン、フェスではもう何度も観ていた彼らだけど、やっとワンマンライブと予定が合いました。
すごくゆるい雰囲気だったけど、やっぱり彼らにとって中野は特別な場所なんでしょうね。いろいろ考えさせられました。ダイちゃんと総くんのギター上げ下げめっちゃカワイイ。
3月、待ちに待った対バンと無敵のスリーピースロックバンド
現在FCに入っている2バンドの対バン。ダイナソーに呼ばれるだけでも嬉しいのに、セッションまでしてくれて涙が止まらない。田淵さんと林さんのツーショット、しっかりと目に焼き付けました。
クローバーの上ハモまた聴きたいなあ。
あまり日を置かずにLIVE HOLIC。9mmやandropなど、めっちゃ好きだけどしばらくワンマンに行っていなかったバンドを観ることが出来て嬉しい。特に9mmは滝さんが復活するまでワンマンには行かないと決めていたから、今の9mmをしっかり見つめる機会を貰ってよかったなあと。
大トリにUNISON SQUARE GARDEN。TOTALFATのクボティが「バンドマンは全員ユニゾンのライブを観ろ!」と大絶賛していたけど、本当に殺気全開の誰も寄せ付けないアクトでした。圧巻のパフォーマンスってこういうことだ。来年のLIVE HOLICにも出演が決定したので楽しみにしたい。
4月、REPRISEと新木場
そして名古屋。2年前兵庫でやった802の対バンの再演。キュウソのユニゾン愛が伝わってきて素敵な対バンだったなあ。
そしてやっとfun time HOLIDAY6開演!
本当は札幌がテナー予想だったんだけど(いつか対バンしてね)、the pillowsだったのがまた嬉しくて嬉しくて。どエロい"パーフェクト・アイディア"一生忘れません。この公演で"RUNNERS HIGH REPRISE"の音源化を知る。
Suchmosのワンマン。すごい倍率だったので行かせてもらえて嬉しかった。本当は新木場STUDIO COASTが苦手なんです。荒れやすい・上手側しか扉がないっていうたった2点の理由で。
でもこの日はフロアで一歩も動かずパーソナルスペースも十分に確保して観ることができたので、新木場を少しだけ好きになりました。
5月、濃厚なGWとラストとベテランのライブ
就活生とはいえGWは企業も休みでしたからライブ詰めてやりましたよ。ftH6は1公演しか行かないと決めていたはずなのに新潟。LIVE HOLICのandropが本当に良くて、行かずにはいられませんでした。
田淵さんのベースが壊れて両手でマイク握りしめながら大熱唱したの今でも鮮明に覚えてる。トラブルはない方がいいけど、あれはかっこよかったなあ。
新潟から帰ってきて次の日フェス。アホofアホ。ビバラ2日目は好きなアーティストが集結していて、ぜひ来年もこういう日割りでお願いしたい。またも大トリを任されたUNISON SQUARE GARDEN、痺れた。
そして1日空けて同じ会場にてスガフェス!
こんなに私得なメンツのフェスなんてしばらくないと思う。ポルノグラフィティの圧倒的な歌唱力とスガマニア感よ。スガさん改めて本当におめでとうございます!
そして更に次の日。パスピエのワンマン。
これが矢尾さんのいる最後のパスピエワンマンになるなんて知りもしなかったから、回想するのがちょっとだけ苦しい。MCでナリハネさんが「今日はお知らせできることないんだけどね」って微笑んでいたのを思い出すと胸が痛くなる。新生パスピエのライブはまだ観ていないので、来年が楽しみ。
the pillowsのワンマン。1ツアーおきくらいに参加してるんだけど、いつ観てもすごいなあと思う。さわおさん見てると無条件でときめいてしまう。
fun time HOLIDAY6、ゲストバンドはSCOOBIE DO。久々のスクービーによるライブは圧巻だった。ひたすらに楽しい。"アウェイ"が聴けたのは嬉しかった。田淵さんもそうだけど、コヤマさんが「君」って呼びかけてくれるの本当に好きだなあ。タイムアンドマネーアンドソウルのくだりもぐっとくる。
バイン先輩との対バン。ライブハウスは何百回も足を運んでいるけど、人生初の最前でした。初Baysideだったけど照明がすごく綺麗。
初めて最前を取った感想ですが、マイク目の前だったので田淵さんを直視できませんでした(見てないわけではない)。でも普段は見えない3人の足元や機材の踏み方を見ることが出来たのでよかったです。
絶対来ないと思っていたマイク前の狭いスペースで膝曲げながら弾いてくれて感動しました。めっちゃかっこよかった...
バイン×宏介さんも観れて最高の夜でした。
6月、ねがいりとアナザーワールドとhimawariと徒然モノクローム
2days風で2daysじゃない、クリープ×ユニゾンの2日間。緊張感が物凄く伝わってきて、ものすごく震えた対バンでした。やっと交わったと思えばまたそれぞれの世界へ。次はいつになるやら。
月末はミスチル、久々の東京ドーム、終始泣いてました。素敵すぎるセットリスト。思い出しただけで涙が...やっぱりあの4人はPOPSAURUSだなあと強く感じた一夜でした。久々に「友達と行くライブ」だったんだけど、選んだ相手が正解だったなあ。たまにはいいよね。
翌日はZepp DCでフジファブリック×UNISON SQUARE GARDEN。ユニゾンの対バンならではの殺気が通用しない相手なのでどうかなと思ったけどひたすらに楽しかった。"徒然モノクローム"大好きだから嬉しかったですね。このライブ後からユニゾンが潜る。
7月、米津玄師とTRICERATOPS
今回ばかりは本当に行けないと思った。持つべきものは友ですね。感謝。
2日間というほんの一瞬のワンマンだったけれど、「はうる」までの彼と明らかに違っていて震えた。ずっとホールで見たいと思っていたので叶って嬉しい。
このライブの開演時に「One roll, One romance」のFC当落が発表されていて、終演後そわそわしながら見たら出雲・東京1日目・幕張が当たってた記憶。
そしてTRICERATOPS。豊洲PITが大好きすぎて、会場に入っただけでテンションが上がる。
一応ここでファイナル。もう20年もやってるんですねえ...こちらも改めておめでとうございます。
2日後、「AFTER PARTY」と題した記念公演を日比谷野外音楽堂にて開催。FCでチケットとったら最前ブロックでビビった。
CHABOさんや小田和正さんなどゲストが豪華すぎた。一度に観れる機会なんてなかなかない。
本当は父と行こうと思っていたのだけれどずっと体調が優れなかったのでやめました。この翌日に父が倒れてしまって9月くらいまで落ち着かなかったのだけど、今は一緒に散歩できるほど元気です。医療って凄いですよね本当に。
8月、SK-II
そんなこんなで行こうか悩んでいたフェスたちはチケットを取らず、あんなに「ユニゾンのライブがしばらくなくて乾涸びそう」と言っていたけれど、その分落ち着いて家族と時間を持てたので良かったです。
それでもやっぱりライブは観たい。宏介さんのソロ企画第2弾、「SK's Session 2」。宏介さんはもちろんのこと、日高くんも本当にかっこよかった。
新曲良かったのにまだ音源化してくれないんだなあ。彼が作る音楽はちゃんと彼の敬愛する音楽を踏襲している感じがあって好きなんだけども...今後に期待ですかね。SK-ⅢはNICOのみっちゃんじゃないかなあと思ってるんだけどどうでしょう。
9月、待ちに待ったイベントと唯一の夏フェス
8月にリリースされたシングル「10% roll, 10% romance」とタワーレコードの連動企画で、川崎CLUB CITTA'でのリリースライブに当選。久々のUNISON SQUARE GARDENに感極まる。今までも「ライブがないと生きていけない」なんて愛情表現のワンフレーズとして何度も口にしていたけれど、この日に関しては心からそう思いましたね。たかが2ヶ月、されど2ヶ月。
そしてやっとBUMP OF CHICKENのワンマンツアー「PATHFINDER」がスタート。やっと4人に会える!!!
今回のツアーはセットリストが久々にえぐい 。しばらくBUMP OF CHICKENから離れていた人にぜひ行ってもらいたいツアーだ。
もうそこにナポレオンジャケットはない。
翌日、幕張でBUMP OF CHICKENが2日目のライブをしている中、氣志團万博に行ってまいりました。しかし生憎の雨。昨年のラブシャほどではなかったけど、かっぱマストな状態。
MADISON SQUARE GARDENの愛称になぞらえたキャッチコピーとかつけてもらいながらド派手にやってくれてましたねえ。晴れバンドは晴れの中観るのが好きだけど。
そして「10% roll, 10% romance」のディスクレビューがROCKIN' ON JAPANに載ったのもこの月でした。嬉しかったなあ。
10月、ようやくのワンマンと最高のバースデー
いよいよUNISON SQUARE GARDENのワンマンが始まろうかという季節。直前にはSCANDALとの対バン 。めちゃめちゃ楽しかったけど、自分たちの写真うつりがいいものをアップするあたり女子だなあと思った次第である。可愛いから許す。
そしてそしてそして!!!ついに!!!なんと!!!UNISON SQUARE GARDENワンマンスタートでーす!!!
マイバースデー公演が出雲だったので行ってきました。キャパが今ツアー最小。
初めて1桁の整番を頂き最下手側の最前へ。最下手側って言ってもマイクの隣に人一人分しかスペースがないんですけどね。あまりの近さに挙動不審になったけど、田淵さんが宏介さんのエフェクター踏みに行くのとかこの日に気付けたのでよかった。田淵さんを真下から見上げることも脛が顔面に近付いてくることももう二度とないだろうし、素敵な誕生日になりました。
日を置かずしてBIGMAMA。やっと指定席で観ることができる。金井くんの件でここのところいろいろあって最近はBIGMAMAを聴けていないのだけど、状況は快方へ向かっているのかな。もう嘘はいらないよ。
「One roll, One romance」お次は高崎。FLEEZも久々だったなあ。ステージが低いのであんまり前に行かないのがオススメ。
宏介さんがスピーカー?に乗ってそこそこ長い時間後ろを見渡してたのが印象的。
11月、ワンマンに行ける幸せを噛み締める
BUMP OF CHICKENのライブハウスツアーにことごとく外れる。東京が新木場だったからまだ「仕方ない」で済んだけど、これが豊洲PITだったら泣き喚いてた。まあ仕方ないんですけどね。
米津玄師ワンマンツアー「fogbound」。ランキングは付けないと言ったものの、この公演のおよそ1週間前にリリースされたアルバム「BOOTLEG」は本当に完璧すぎた。この時代には珍しい売り上げ枚数にもそれが顕著に表れているし、とにかく聴いてほしい。
本当にいいワンマンだった。ライブの盛り上がりに引け目を感じてきた自分としては、米津さんのMCが嬉しかった。
ユニゾンワンマンも遂に東京2days。東京はそもそも様々な地方の人がいるから、ノリ方もそれぞれの個性が出るよなあと再認識した一夜。にしても演者の名前で茶化すのは本当にダサいね。
宮城。キャパが変わってからは初の仙台PIT。宮城に行くといい思いしかしないのでこれからもなるべく行ける時は行きたい。お客さんも素敵ですよね。
大好きな豊洲PITでSuchmosのツアーファイナル。半年観ていなかったけど、成長に成長を重ねていて圧倒された。春頃のままどんどん表に出ていくことも出来ただろうけど、メンバーが自分たちの音にきちんと向き合った結果だと思う。
今ツアー1番の激戦、川崎CLUB CITTA'。いいライブだったなあ。斎藤・田淵が仲良すぎて困る。チッタはアクセスも作りも本当にいい箱だと思うので、またツアーやる時は川崎も切ってほしい。倍率は相当高いはずなので2daysで。
12月、Zepp祭りとライブハウス納め
12月はZeppしか行ってないですね。まずはBayside2日目。宏介さんのMCが秀逸すぎて思わず笑ってしまった。Bayside2回目だったけど、相変わらず照明も音も綺麗で好きな箱です。
名古屋2daysも行きましたが、ブログを書いていないのでカットします。the pillowsワンマン行きたかったけどチケット当たらず断念。
そして2017年ラストワンマン、札幌。
懸念していた天候も全く問題なく、気温もそこまで下がらず、非常に良い状態で訪れることが出来ました。
北海道のウェルカム感、他にあまりない特有の空気感ですごく好きなんですよね。何度思い出しても感動する。
相撲の話は果たしてアウトなのかセーフなのか。
懐かしの場所にたくさん行けてよかった。
以上、簡単な振り返りでした。
思い返すと1年はあっという間ですね。こんなに素敵なライブがたくさんあってもやっぱり自分の記憶力では忘れてしまうので、ブログ始めて良かったなあと強く思いました。
来年は既に6本のライブに行くことが決まっています。しかもUNISON SQUARE GARDENの上半期が忙しいらしい。素敵なライブにたくさん出会えますように。
皆さま素敵な年末を。2018年もどうぞよろしくお願い致します。
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