鯉の滝登り

好きなものを、好きなように、好きなだけ。

UNISON SQUARE GARDEN TOUR 2022「kaleido proud fiesta」@市川市文化会館

余韻を引きずったまま労働して、気付けば1週間経った。

 

UNISON SQUARE GARDENのシングルツアーが開幕した。やっとである。

シングルツアーのセトリがやばいと言われるのは、直近だとOne roll, One romanceの印象が強いのだろう。筆者も例に漏れずあのツアーの夢みたいな気持ちを忘れられずにいる。

 

アルバムツアーと異なるのは、既に多く言われている事だがやはり「演奏するとわかっている曲の少なさ」だろう。アルバムに収録されている楽曲と比較しても、シングルはシングルであるから相当に自由度が高い。

もちろんアルバムツアーも一度整列されたものを破壊して、手持ちと組み合わせて再編成するある種の構築美みたいなものがあって、これがまた大変楽しい。最近Patrick Vegeeの映像をずっと観ているが、ツアーが終わった今も新たな発見がたくさんある。

 

とはいえ、次に何を繰り出されるかわからない状態が続くというのは何回経験しても高揚する。振り回されているのがたまらない。

 

シングルツアーが嬉しすぎて前置きが長くなった。

 

 

市川からスタートするツアー、なぜかとてもわくわくする。千葉県民じゃないけど。

 

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ツアー施策のARカメラでてんこ盛りにした市川市文化会館を添えて。リニューアルオープンおめでとうございました!

 

正直良すぎてあまり記憶が無い。登場して1曲目の"harmonized finale"のイントロがなった瞬間拍手が沸き起こったこととか、"ラディアルナイトチェイサー"がセトリ入りしていたことが自分が思うより嬉しかったこととか、"オリオンをなぞる"の貴雄ちゃんのバックライトで目頭熱くなったこととか、生で聴けた"弥生町ロンリープラネット"に実感湧かなくて次の曲を期待して生まれた静寂とか、アンコール含めMCがなかったこととか、イタリア国旗色の照明とか、流石にプログラムcontinuedツアーのクソダサロゴ分割の演出は超えなかったなとか、色々語りたいことはあるのだけど、まだ何本か参加予定なので今回は表題曲について少しだけ。

 

 

"kaleido proud fiesta"。筆者はタイバニのファンではないので、歴代タイアップ曲も「ロックバンドの曲」としてしか聴いたことがなかった。

タイバニは多分観たらハマるのだと思うけど、もうここまで来ると観ない気がする。人生何があるかわからないけど、ハマる予感とハマらない予感はなんとなくわかってきたつもりだ。

 

ファンの人たちが、信頼しているバンドのOPを引っさげて帰ってくる作品に喜んでいる姿を見るのはこちらも嬉しくなる。でもどこか疎外感もある。たとえ彼らが「混ざらなくていい」と言ってくれていても、だ。

 

だからこそ、ツアーで実際に聴くことができたのは、やっと自分のものに出来た瞬間だったと思う。7/8を境にこの曲に対する心情が明確に変わった。

 

このバンドにおける不安って大体の場合杞憂だよなあ。曲に対する気持ちが更に育っていくのも、またツアーの楽しみである。

 

 

7/8 UNISON SQUARE GARDEN TOUR 2022「kaleido proud fiesta」@市川市文化会館 セットリスト

1.harmonized finale
2.箱庭ロック・ショー
3.世界はファンシー
4.シャンデリア・ワルツ
5.CAPACITY超える
6.Silent Libre Mirage
7.Own Civilization(nano-mile met)
8.ラディアルナイトチェイサー
9.fake town baby
10.5分後のスターダスト
11.弥生町ロンリープラネット
12.ワールドワイド・スーパーガール
13.ナノサイズスカイウォーク
14.サンポサキマイライフ
15.オリオンをなぞる
16.kaleido proud fiesta
17.to the CIDER ROAD
18.10% roll, 10% romance

en1.Cheap Cheap Endroll
en2.シュガーソングとビターステップ
en3.場違いハミングバード

 

 

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