鯉の滝登り

好きなものを、好きなように、好きなだけ。

THE KEBABS 師走 追加公演@HEAVEN'S ROCK さいたま新都心 VJ-3

12/14,16に行われた「THE KEBABS 師走」の抽選で外れた人を対象に、救済公演として「THE KEBABS 師走 追加公演」が埼玉県・HEAVEN'S ROCK さいたま新都心 VJ-3にて開催されました。

 

 

筆者、実に10ヶ月ぶりのライブハウス。

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新都心のヘブンズロック来るのも5年振り。まさかケバブスで来ることになるとは。北与野駅のロッカー、値上げしました?真偽不明。

 

 

 

駅から会場までの3分程の道のり、「ライブ行きます」みたいな格好で歩くのは若干肩身の狭さがありました。実際は暗いし誰も見ていないだろうし、コロナ禍に染まった自分の被害妄想みたいなものなのでしょうけど。対策ちゃんとしてるし後ろめたいこと何も無いし、もっと堂々と歩けば良かったな。気持ちがバンドに失礼だったと反省。

 

 

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検温→チケットセルフもぎり→会場内へ。

フロアには番号と足のマークが書かれた紙が張り巡らされています。下手前方から1番、2番...と並び、横に10人、縦は9列くらいでした(80数名)。

筆者は珍しく引きが良く、2列目下手側に自分の番号を見つけました。

 

 

開演時刻になるとまずはVINTAGE ROCKの若林さんが上手側から登場。来場への感謝と、注意事項(指定位置で楽しむ、マスク着用、声出さない、ちゃんと盛り上がる等)のご説明。

 

 

そしていよいよTHE KEBABS 登場。

14日、16日の公演とは違いこの日は配信がなかったので、メンバーも自由にやれるぜわーい!問題発言しても大丈夫!ってキャッキャしてました。来た人とだけ共有できる空間みたいなのいいですね...ブログでわざわざ文字にするのも野暮なので、ライブについてはサッと触れる程度にしておこうと思います。

 

 

 

 

ライブのこと覚え書き(脈絡なし)

THE KEBABSのライブは結成時からほとんど欠かさず行っているはずですが、配信を除けばかなり久々に感じました。相変わらず緩くてわちゃわちゃしてるのにバカテクミュージシャンしかいなくて終始笑ってました。

 

セトリはこちら、プラスアンコールで"猿でもできる"。田淵さんが「久々にアンコールという概念を味わってる気がする」って仰ってました。

地方で「アンコール!アンコール!」って呼ぶ所ありますよね(どこか忘れましたが)。あれはあれでわくわくしたんですが今出来ないのが残念ですね。

 

ヒット曲の一節でアンコール呼びたい派vs.手拍子でアンコール呼びたい派の戦いにはなるべく関わらないようにしていると田淵さん。ユニゾンのオタクは「みんなで〇〇歌ってメンバー呼びましょう!」みたいなやつ見たことないしこれからもないと思いますけど、界隈によっては激しいですからね(何かを思い出した)。

 

 

 

"ホラー映画を観よう"、佐々木さんのボーカルの色気を全部凝縮していて本当に好きな曲です。3人が終始息をひそめてバンドに徹してるのもいい。

 

新曲の"ラビュラ"は新代田に行った人たちの評判が良かったのは目にしていたのですが、配信も購入していなかったのでこの日初めて聴きました。なんせ落選しましたし、配信プラットフォームがZから始まるやつだったので...

 

田淵さんが「配信ライブが完全に下火」と各所で仰っていますが、筆者の体感としては以下の理由で配信ライブを積極的には買わなくなっているなと感じます。

1.規制はあるが有観客ライブが再開しつつある

2.自宅にいるとそれなりに色々やることがあるので集中して配信ライブを観る時間を多くは取れない

3.距離の問題がないため全部観ようとするとお金がかかる→購入する配信を絞る

4.有休取って行くことも多かったので、ライブ前後の買い物や飲食含めて「ライブ」だったことに気付いた。非日常・休みに分類していたものを日常(自宅等)に引っ張り込めない

 

4についてはご時世柄の難しさもあると思いますが...例えば映画の舞台挨拶ライブビューイングは会場とは別の「映画館」に足を運んで観ますよね。これは「非日常」だと思うんです。今はほんとに状況が状況なんで各デバイスで観るしかありませんが、それこそライブを全国の映画館で生中継とかいいなあとぼんやり考えてました。調べてないけどおそらく以前にもやってたアーティストいるんでしょうね。

 

でも実際自分がライブ行っててカメラ入ってると集中出来ないかも(どっち)。

演者以外がステージにいるとそわそわしてしまうのでどうにかして端から撮って欲しい気持ちはあります。

 

 

 

非常に話が逸れましたが、"ラビュラ"とにかく沁みました。ケバブスであまりしんみりすることないけどこれは浸れる曲ですね。曲後すぐ「いい曲」と佐々木さん。次の曲に行きつつ照れてる田淵さんも良かった。

まだ音源化していない楽曲たちもそのうちEPみたいにして売ってくれると飛び付いて購入するんですがねえ。

 

そういえば"ラビュラ"の前に田淵さんがご自分でベースのチューニングみたいなのをしてた時にこんなくだりがありました。

田淵「俺これやったことないんだよな...今人生初のことをやってる」

佐々木「凄くない?これだけ生きてきてまだ人生初があるって」

田淵「人生楽しいなー」

佐々木「まじ爆笑なんだけど」

まじ爆笑で片付ける佐々木さん、個人的にかなり好きでした。

 

 

基本MC時は佐々木さんと田淵さんがお話されてましたが、新井さんはプロデュースしたDISH//の"猫"の再生回数が凄い話、浩之さんは青い新車購入の話をそれぞれ振られてました。

 

 

 

位置指定ライブ続けてほしい

今回のライブは入場料+D代+Tシャツ代で¥10,000。利益出せる価格で良いので今後も続けて頂きたいです...

 

まず自分がライブこんな踊り方してたんだ?!という新たな気付きがありました。普段はぎゅうぎゅうのライブハウスで足はあまりリズム取れず、手を上げるか下げるかくらいしか出来ないシーンも中にはありました。ホールでも場所はある程度あるものの左右には人、前後には椅子で動くのにちょっと配慮が要ります。

 

周囲に人間が居ないというのはこんなに自由なのかと。

ストレスなく見られましたし、かつてなく踊れた気がしました。背が高いが故にジャンプし過ぎないように気を使っていたことも初めて自覚しました笑。

 

 

そして視界良好。筆者は前述の通り割と背が高めなので見えないことはあまり無いのですが、やはり小さい箱ですと角度的に見えにくいこともあります。ケバブスなら浩之さんのプレイが今まであまりちゃんと見えていなかったのですが、今回はよく見ることが出来て本当に嬉しかったです。クールな人だと思ってたけど結構目力強めに叩いててそれもまたかっこよかったです。

 

 

位置が決まっているのもありがたい。仕事でギリギリになってしまう日でも自分の場所が確保されているというのは安心感があるなあと思いました。

 

 

 

 

 

 

音楽業界に当たりが強いのは昔から、ならば自分たちでやり方を考えていくしかない。ロックンローラーたちの強さと戦略にまた気持ちを助けて貰った気がします。

出来ることは協力したいなあ。

 

 

久々にライブハウスに行く機会をありがとうございました。

 

 

 

 

 

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