今日の1曲:開花 / GRAPEVINE
昨日リリースしたばかりのGRAPEVINEのニューアルバム「ALL THE LIGHT」より。
以前このブログでも2曲目の"Alright"について触れましたが、それと同じかそれ以上の衝撃がありました。
楽曲自体は1′30にも満たない、まさに「序章」のような楽曲なのだけど、このパンチが強すぎる。ゴスペルか聖歌のような神聖さを纏ったアカペラ。田中和将強すぎる。
NHKの特集で海外の植物や動物が紹介される時に早送りになって成長する様が映し出されるものあるじゃないですか。イメージとしてはあんな感じ。我々は生命の神秘をただぼんやり眺めている。
ここでGRAPEVINEたるや、と思ったのが「尊さの強要」を決してしないこと。彼らは至ってシンプルで、わたしたちに何も求めていない。諦めているのとも違っていて、ただそこにあるという方が正しいと思う。
このアルバム自体、今までのGRAPEVINEのどこにも属さない作品だと感じた。何も引き連れず、ひっそりと大胆に開花したこの生命を大切にしたい。
当ブログの内容(テキスト、画像、構成等)の無断転載・無断使用を固く禁じます。改変しての盗用もお控えください。
まとめサイト等への引用もおやめください。
記事をシェアして頂く際にはスクリーンショットではなくURLでお願い致します。
ご協力感謝申し上げます。