※この記事はSuchmosの2Tracks CD「F.C.L.S.」のネタバレを含みます。購入されてからか、購入しないと決めてからお読みください。いつもありがとうございます。
先月末Mr.Childrenのワンマンへ足を運んだのだが、そこで桜井さんがハンドマイクで歌い始めたときのことである。
普段ワンマンを観ていて他のアーティストに思いを馳せることはあまりないが、このときばかりは自分に驚いた。
YONCEを思い出した。
両者に敬意を表したいので先に言っておくが、動きや音楽が似ているわけではないし、似せてほしいわけでもない。
マイクしか持っていないという状況で、音楽を全身で表現する。簡単なようだができるボーカリストは少ない。
自分自身のYONCEに対する期待と、彼のポテンシャルの高さを噛み締める。
そんな中、新譜リリースとなった。
「F.C.L.S.」。先日ソニーミュージックエンタテインメント内に発足したばかりのレーベル「FIRST CHOICE LAST STANCE」に所属して1枚目。
相変わらずシンプルさがお洒落。
タワレコのポップ(渋谷店)とステッカー。
TSUTAYA渋谷店。
CDは銀盤が好き。SuchmosのCDは本当にシンプルでずっと眺めたくなる。
余談だが、このリリースに合わせて原宿・渋谷がSuchmosだらけ。
公式ツイートがあった原宿。
山手線渋谷駅ホーム。思わずにやける。
この他にもあらゆるCDショップのロゴに隠れていたり、原宿駅の広告ジャックしたりと派手なプロモーション。気合入ってるなあ。
代官山の蔦屋書店でもCD持参でTシャツかバッグにロゴをステンシルしてくれるとかなんとか。時間があればぜひ訪れたい。無地の白Tシャツとか持っていけばいいかな。UNIQLOいこ。
あまり掘り下げるつもりもないですが、早速CDの感想を少しだけ。大切なことはすべて音楽が教えてくれますからね。
1.WIPER
あれ!歌詞がYONCEらしくない!と思ったら見事にヒット。HSUさんでした。語感重視。
前回のツアー「THE KIDS」でセットリストに組まれており、VIVA LA ROCKでは「大宮アルディージャ戦、新加入選手を紹介します」といって披露されたホープ。
イントロからかっこいい。緊張感を纏ったロックにYONCEの艶やかなる歌声が絡み合ってディープな1曲に仕上がっている。
一聴目、YONCEの声色がいつもと違うなって思ったけどそれだけじゃない。本当に上手くなってる。ツアーを通して6人の演奏力が上がっていることは素人耳でもよくわかったが、今回も震えた。このボーカル、どこまでわたしたちを驚かせてくれるのか。
《じゃれ合いな都会がなんだ》
根底にあるものは変わらない。
2.OVERSTAND
こちらの作詞はYONCE。メッセージ性強い。歌詞もそうだけど、YONCEの語りかけるような、訴えかけるような歌い方も印象的。
穏やかなR&Bでありながら彼らの作り続けるブラックミュージック的なグルーヴは顕在。
泥臭いけど心にぐっと来るものがある。Suchmosには懐かしさを求める人や新規性を見出す人、関連やルーツを掘り出す人など様々だが、この曲はオールド感の醸し出し方が強いので強いて言うなら「懐かしい」なのかもしれない。
Suchmos、こっちにも振れるんだ。テイストという意味でも、演奏面でも。
そしてわたしは3曲目ににやけが止まりません。気になる方はぜひCDを買ってね。
ツアーも発表された。CDにはシリアルが封入されている。
彼らの地元がないのは正直驚いたが、キャパの問題かな。ファイナルが豊洲PITなのがとても嬉しい。チケット取れるといいな。
TOUR FIRST CHOICE LAST STANCE
■10月7日(土) 札幌 Zepp Sapporo
■10月13日(金) 広島BLUE LIVE 広島
■10月15日(日) 福岡DRUM LOGOS
■10月16日(月) 福岡DRUM LOGOS
■10月21日(土) 仙台GIGS
■10月28日(土) 名古屋 Zepp Nagoya
■11月4日(土) 大阪Zepp Osaka Bayside
■11月5日(日) 大阪Zepp Osaka Bayside
■11月10日(金) 東京 Zepp Tokyo
■11月11日(土) 東京 Zepp Tokyo
■11月19日(日) 東京 豊洲PIT
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