※この記事はBRADIOのツアー「YES Release tour 2018~ORE to OMAE de BOOM BOOM BOOM~」のセットリストネタバレを含みます。これからこのツアーに参加される方は回避されるか、お時間があればUNISON SQUARE GARDENのパートまで読んでいってください。書き間違いもご愛敬で。よろしくお願い致します。
10/6、個人的には11連休初日。
最高の1日を手に入れるため、品川からこだまに乗って浜松へ。
会場はLive House 浜松窓枠。
お久しぶりの窓枠!キャパ調べると450って書いてあることが多いけど実質は500ちょっとくらいな気がする。550くらい入るのかな
今日は土曜なのでOSが17:30/18:00。この大きさの箱だから出来ることではあるけど、入ってからあまり待たずに済むの良いよね。ソワソワタイムになっちゃうから!!
社長にドリンクチケットを頂き、300番台で入るともう結構埋まってる。下の段後方の下手側へ。
入るとすぐBRADIO RADIOなるものがフロアに流れてきてニヤニヤ。MCはDJアフロさん。もちろんあの人。
モーニング娘の"恋愛レボリューション21"をかけて《OH YES》のところだけ強調したり、《超超超 いい感じ 超超超超いい感じ》を「俺と!お前で!BOOM!×7」に変えたりやりたい放題で楽しかった。
と思ったらDJアフロさんが話してる途中で切れた。機材トラブルだったのかな。とりあえず開演を待つ。
18:00。さっきのRADIOの続き聴けた〜よかった!
5分後に暗転。いつも通り"絵の具"と共に3人が下手から登場。田淵さんがカーテンみたいなのをひょいと避けて登場したのが暖簾くぐってるみたいで可愛かった。
1曲目から"君の瞳に恋してない"なんて多幸感に満ちすぎちゃうからだめでーす!今年の2月に大阪・BIG CATでこの曲が初披露されたときを思い出すような、新鮮さが更に洗練されて帰ってきた感覚がありました。間奏だったか宏介さんがアヒル口してた。SCANDALと対バンしたときの写真みたいな感じ。
"サイレンインザスパイ"、最初の「ごまーいめっ!」がちょっと低めのトーンでドキッとした。今日も今日とてヘイ未遂多発。平和です。
ちょっとBPM落としてたような気がする。
聴くたびに進化してる"10% roll, 10% romance"。貴雄さん楽しそうすぎ手数増やしすぎ
「10% rolling playing...」の前のところの照明が理想的すぎた。3人がシルエットになる感じがたまりませんね。
斎藤「あっつ…。会場の熱が全然引かないからさ、たぶんBRADIOさんすごい困ると思う笑。
開演前のラジオだっけ?直ってよかったね。なんか止まっちゃったんでしょ?我々裏にいたから何言ってるか全然聞こえなかったけど、すげー笑ってるのだけはめっちゃ聞こえた笑。あのー、最後『もうちょっとお待ちください』だっけ?『お待ちくださいね』か。あれ『お待ちくださいねーねーねー(反響っぽく)』って自分で言ってるらしいですよ。上手いよね。」
最初の「あっつ...」とても良かった
"蒙昧termination"はSK2を思い出す。ギターソロと微妙な音程の当て方が本当に職人技だなあと改めて感嘆。ちゃんと田淵さんを指さすのもいいよね。
夏フェスで尽くベンチだった"fake town baby"。久々に聴いてもとてつもなくかっこいい。この曲は小さめのライブハウスで聴くのが一番好きだなあと個人的に思った次第です。
今日はやると思ってなかった"静謐甘美秋暮抒情"。"fake〜"からの繋ぎが結構良かった。間奏のギターの精度が上がっててすごい。
斎藤「BRADIOとの出会いは今から3年前になるんですけど、fun time ACCIDENTっていう僕らの自主企画で、気になってるバンドを呼んでツーマンライブするというもので。誰を呼ぶかってなったときに貴雄がね、いいバンドがいると。どんなバンドか聞いたら、『とにかく演奏が上手い』って。僕ら演奏上手いバンドとやるの嫌なんですよ。...バレちゃうから。で、他はどんな感じなの?って聞いたら『...ボーカルがアフロだ』と。…よし、やろう!笑 ...貴雄がこんなに自らプレゼンしてくるのも珍しいんですよ。で音源聞かせてもらったらめちゃくちゃかっこよくて、実際ライブ見に行ってもすごくて。そして今日こうやってBRADIOに呼ばれたことを嬉しく思います。呼びつ呼ばれつの関係と言いますか。髪型にパンチはありませんが、最後までよろしくお願いします!」
話逸れるけど呼びつ呼ばれつの所でこれ思い出した
呼んで呼ばれて呼ばれて呼んでみたいな関係とか、素敵すぎないか?ユニゾンありがとう☄︎今日があなたたちとのライブでよかった!ファンの皆さんもとっても素敵。
— 大胡田なつき (@ogdnnn) 2017年6月1日
話を戻す。"マジョリティ・リポート(darling, I love you)"〜!!イントロはDr.Izzyツアーのときより少し短くなってた。2Aだったか貴雄さんがまたアレンジ加えてた。巻き舌最高。時々枠、いいですね。
"天国と地獄"。イントロで田淵さんが上手側に向かってベース振り回しながら走っていっても一切気にすることなく貴雄さんとリズム合わせるのに集中してた宏介さんがよかった。ロックのほそ道あたりから何回かあった音プツリは今日全然無かったです。
"シュガーソングとビターステップ"。ちゃんとダンスフロアになってて嬉しい。田淵さんすごく楽しそうだった。やっぱりこの曲のAメロベースが世界一好き。
「ラスト!」からの"シャンデリア・ワルツ"。今日のシャンデリア・ワルツはなんだか完璧で、聴きながら「このバンドを好きでよかった」ととてつもなく思ってしまったくらい。
斎藤「静岡ありがとうございました、UNISON SQUARE GARDENでしたバイバイ!...次はBRADIOです!」
このアクトだけでも浜松来てよかったなと思うのに、更に楽しい時間は続く。
転換を経ていよいよBRADIO。
※ここからツアーの内容を含みます!読んで頂きありがとうございました。ネタバレ可な方は引き続きお付き合いください。
実は有希さんが脱退してから初のBRADIO。ちょっと緊張感もあり、寂しさもワクワクもあった。YES、本当にいいアルバムだったし。
MCが多いスタイルなので時系列ごっちゃにします〜すみません!
SE、というか"Funky Kitchen"のイントロと共に3人が登場。貴秋さんがライブに対して使う「待ちわびてた」っていう表現が好き。本当にその言葉の通り。あのダンスやるのかと思ったらそういうわけでもなくて笑った。それぞれのスタイルでっていいよね。
貴秋「YESツアーにようこそ!ずっと今日という日を楽しみにしてきました。YESを聴いてBRADIOを知ってくれた人も、ずっと応援してくれてる人も、今回浜松にUNISON SQUARE GARDENが出るってことで俺たちを知ってくれた人も、今日この時間で我々が皆さんの心を鷲掴みにします!...ごめん、MCじゃないんだけどちょっと話させて笑。ユニゾンほんとにかっこよかったね。すげーかっこよかった。さっきも言ってたけど...アフロいじってもらえたね笑。2015年にユニゾンの企画に呼んでもらったときライブがあまりにかっこよくて、そのあと武道館も見に行きましたよ。で終わったあと、関係者が集まる所があって、メンバーが一言ずつとか言ってたんだけど、なんか『僕たちなりのロックをこれからも鳴らしていきます』みたいな。パクりたいよね。俺らは俺らで、俺らなりのファンクを続けていきたいと思います!」
そんなかっこいいこと言ってたんかい。ユニゾンマニアは724ネタに弱い。
"スキャット・ビート"は最初ワンフレーズ独唱。ここまで歌い上げられるボーカル力、震えますね。ライブ映えもすごくてさらにダイナミックになってた。
そして"スパイシーマドンナ"。亮輔さんのコーラス色気ありすぎよ。スパイシーリーダーのギターソロかっこよ!というか聡一さん髪切って黒くなっててさらにセクシーリーダー。
聡一「浜松の皆さんこんばんはBRADIOです!2年ぶりとかかな?こうしてユニゾンと来ることが出来て嬉しいです。あのー、わたくしテンションが上がると自分のバンド名をデカい声で叫びたくなるという癖がありまして。何でやるのかとか難しいことは考えずに、人生そんなに深く考えなくていいことばっかりですから。ちょっとやらせてもらっても良いですか。浜松今回9公演目なんですけれども、ここ3回くらいベースがいいムード出してくれるようになりまして。後ろの皆さんもね。初回なんてこのコーナーになった途端2人はけてたからね」
貴秋「このコーナー毎回やるの笑」
聡一「やるよ笑。貴秋は難しく考えすぎなんだよ。じゃあ皆さん、僕がバンド名を叫んだらW、H、O、O、WHOO⤴︎ と返して下さい!お願いします!」
ムーディーなサウンドに載せて、「BRADIO!」「WHOOOOO!」を2セット。
貴秋「この後やりづら笑」
聡一「(無言で親指立てて笑顔)」
貴秋「イェーじゃないんだよ笑。ほんとやりづらい笑...コールアンドレスポンスをやりたいと思います!」
からの"Feel All Right"。コールアンドレスポンスそこまで好きじゃないけど、BRADIOのは楽しいんだよなあ。
《ようこそどうぞ はじめまして》で震えた"感情リテラシー"。まさかこのツアーで聴けるとは思っていなかった。亮輔さんがちょっと食いしばり気味に自分の音に酔いしれるのかっこよすぎて直視出来ない。
聡一「なんか貴秋が『今日だけ俺のこと"若"って呼んで!』って。なんなのそのテンション笑」
観客から「若ー!」の声援を貰った貴秋さんですが、柄シャツの向かって左側の襟がジャケットの内側に入っちゃっててスタッフさんが直しに来ました。
そして袖に鼻をかみにいく貴秋さん。
聡一「(亮輔さんに向かって)え?もしかして..."若"?笑」
亮輔「(俺?みたいな表情)...えー、ありがとうございます笑。貴秋と聡一はさ、面白いこと言えるじゃん、ハードル上がるんだよね」
聡一「いやお前も十分面白いよ笑」
亮輔「なんかね、気持ちを表現出来ない。嬉しい、ありがとう、以上。みたいな笑」
聡一「...え?気持ちを表現出来ない?病院行こっか笑」
亮輔「いや出来ないことはないんですけどね。しずおけけ...静岡県の皆さん、今日は本当にありがとうございます。2年ぶりとかなんじゃないかな。しかもこんなにゆっくり浜松で過ごせるのも初めてだし。静岡といえば...」
貴秋さん丁度いいところで帰ってきて亮輔さん苦笑い。口下手だけど色気ありすぎるグルーヴマスター、好きすぎる。
"きっと遠く キミともっと遠く"もワンフレーズ独唱。演奏力とともに高い歌唱力もこのバンドの大きな魅力だから、こうやって聴かせて染み込ませてくれるのが嬉しい。
「久々にやる曲です、ゆったりとした気持ちで聴いてください」と"Thanks"。他の公演のセットリストがわからないけど、これ固定だったらすごいな。聴き惚れてしまった。「京都きもの友禅」のCMタイアップで着物姿の4人を思い出す。
貴秋「UNISON SQUARE GARDEN本当にかっこよかったね。そんなユニゾンにリスペクトを込めて、彼らの曲のカバーをやってみたいと思います。僕が一番最初に出会ったユニゾンの曲で、今日彼らがやっていない曲です。1コーラスだけ」
なんと"オリオンをなぞる"の1番を披露してくれました。アレンジというより、ひたすらに上手い"オリオンをなぞる"でした。好きなアーティストであるほどカバーに邪な気持ちが入ってしまうけど、これは文句なしでかっこよかった。貴秋さん本当にすごいな。
このセトリに"Flyers"が入ってたのが嬉しい。YESは結構高音を聴かせる曲が多かったから、ハスキーボイスと高音両方の魅力を楽しめる過去曲の良さも感じる。ギターソロ引き倒してたなーかっこよすぎた。
"BOOM! BOOM! ヘブン"の文句なしの楽しさよ。これもうちょっと長めの固定の振り付けあってもいい気がした。それくらい楽しい。自分が知らないだけかもしれないけど。
最後に長い語り。人生のすべてにYESを。間違った選択も、今ここにいるんだからそれは間違いじゃない。自己肯定って大事だな。
"人生はSHOWTIME"、いいラストナンバーでした。
貴秋「あなたの人生のSHOWTIMEでBRADIOに出会ってくれてありがとう」
本当にこちらこそです。
アンコールに再登場してくれた3人はグッズのTシャツにお着替えしてました。「もう少し夢の続きにお付き合いください」と"Shout To The Top"、"Back To The Funk"の2曲を披露してくれました。"Back To The Funk"で踊りたかったので本当に嬉しかった。レクチャータイムもあったし、それでいて強制感のない空気がいいよね。
最後に写真撮影したときに"きらめきDancin'"がかかっていて、そういえばセトリに入ってないなとやっと気付いた。それくらい濃くてあっという間のアクトでした。本当に楽しかった!絶対やると思ってたYESの曲たちが尽く入ってなくてそれもまた良かった。
あんまり方向性やライブスタイルが違うとか口に出したくない。それぞれ自分たちのやり方に誇りを持って、お互いを尊敬しているのがひしひしと伝わってきたから。素敵な夜をありがとうございました。
窓枠のDチケ可愛くてすき。500円据え置きありがとう
亮輔さんのインスタです。酒井亮輔×田淵智也、好きなベーシスト×好きなベーシスト。ありがとうございます!!!!!!!
こちらは聡一さんのインスタ。集合写真を観客がいないうちに取るUNISON SQUARE GARDENが好き。今日に関しては終演後早めに帰るからだと思ったけどどうなんだろう。ダイナソーのときがイレギュラーだったのは間違いない
この2組、今年のSCOOBIE DOのクアトロマンスリーシリーズに呼ばれてるんですよ。ああ嬉しい。もちろん両日チケット買いましたとも。どちらの対バンも楽しみすぎてワクワクが止まらない。
そしてまたいつかどこかでBRADIOとUNISON SQUARE GARDENが交わることを願って。
YES Release tour 2018~ORE to OMAE de BOOM BOOM BOOM~ セットリスト
UNISON SQUARE GARDEN
01.君の瞳に恋してない
02.サイレンインザスパイ
03.10% roll, 10% romance
04.蒙昧termination
05.fake town baby
06.静謐甘美秋暮抒情
07.マジョリティ・リポート(darling, I love you)
08.天国と地獄
09.シュガーソングとビターステップ
10.シャンデリア・ワルツ
BRADIO
01.Funky Kitchen
02.スキャット・ビート
03.スパイシーマドンナ
04.Feel All Right
05.感情リテラシー
06.きっと遠く キミともっと遠く
07.Thanks
08.Flyers
09.BOOM! BOOM! ヘブン
10.人生はSHOWTIME
(cover:オリオンをなぞる 1コーラス)
en1. Shout To The Top
en2. Back To The Funk
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