鯉の滝登り

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TRICERATOPS - AFTER PARTY 日比谷野外音楽堂

7/23。ついにこの日が来てしまった。

TRICERATOPS20周年ツアー「ROAR×20」が一昨日の豊洲公演で一段落し、その総括とも言えるAFTER PARTY。日比谷野外音楽堂で行われた。

 

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入口のツアービジュアルで既に泣きそうになる。ついに集大成。

20周年って本当にすごい。改めておめでとうございます。

 

 

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FCチケット。番号隠したけどAブロック林さん側。野音はこれまでに何度か訪れているけれどCブロックでしか観たことなかったから、ステージの近さにそわそわ。林さんのマイクまで3mくらい。

いつもライブのときはネイルをイメージカラーにして行くけど、文字とか入れると流石にイタいかなあと思ってずっと単色かバイカラーしかできてなくて。今回グラデーションで嬉しい。

 

 

 

早速約3時間、伝説の一夜を振り返る。

 

 

 

17:00少し過ぎたあたりでスモークが焚かれはじめてStay with Meがかかり、3人が下手から登場。

 

わだしょ→キャメルスーツ、グレーの柄シャツ、茶革靴
林さん→紺スーツ(赤の細ストライプ)、ボルドーの柄シャツ、ボルドー靴下、茶ブーツ
佳史さん→黒スーツ、半袖シャツ、黒スリッポン(下の方白い)

 

やっぱりスーツかっこいい。

わだしょ「オウイェ」連発。3人ともちょっと緊張してたかな、でもいい表情。

 

 

"King Of The Jungle""Shout!"の流れは今ツアーそのまま。この始まり方本当に好き。開演前雨も少しぱらついたけどこの頃はもう降っていなくて、晴れ間すら見えていた。

 

 

和田「日比谷〜!みんな元気〜?」

これ豊洲公演で言ってた「語尾がア行だと言いやすい」のくだりをなぞってるよね。ちょっと含みを持たせた笑顔でわだしょがオーディエンスに呼びかける。

 

和田「TRICERATOPSです!AFTER PARTYへようこそ。雨やんだね!AFTER PARTYってついてるからお酒飲みながらこうヘラヘラやって終わりだと思ってるでしょ。違いますよ。ゴリゴリのロックンロールをお届けするからね」

みたいなこと言って"SECOND COMING"へ。ツアーでは"TATTOO"だったからセトリ同じというわけではないんだな、と認識。"GOTHIC RING""Groove Walk"とツアーでやってきた曲で3人のグルーヴを見せつけながら、次の曲。"トランスフォーマー"である。

5年前、15周年の時にはエンドロールとして使われたこの曲。先日DINOSAUR ROCK'N ROLL 7 (http://xxkanakoxx.hatenablog.com/entry/dinosaurrocknroll7)でUNISON SQUARE GARDENとセッションしたのも記憶に新しい。今回ツアーのセットリストには入っていなかったので、ここでやってくれる特別感を噛み締める。また野音で聴けて嬉しい。

 


佳史さん林さんがステージからはけ、ピアノや椅子の用意がされている間にわだしょが上手側で歌なしの"Over The Rainbow"を弾いて魅せてくれる。豊洲公演ではここで少しアクシデントがあったから、今回は何事もなく一安心。心地よい音色とセミの鳴き声のハーモニー。そのまま"Fly Away"もソロ+ピアノで歌い上げる。
そして2人がステージに戻ってきての"if"。林さん足組んでベース弾くのかっこよすぎたなあ。《もしもこの手が君を包むために》のところの三声に酔いしれる。林さんが目を閉じたり手を胸に当てたり「堅さん」みたいにして音とってたのがセクシー。

 

 

林「ここから観てるとさ、皆さん結構うちわとか扇子とかお持ちなんですね」

前のお姉さま2人が「そりゃ持ってるわよ〜」って言ってたんだけど、本当に年上の方って扇子とか携帯しているんだよね。その奥ゆかしさわたしも身につけたい。

和田「みーんなパタパタしてるんだから。俺たち3人とももう40代だけど目だけはいいんだよ」

林「そう。だからさ、20年もやってると毎回来てくれてる人の顔覚えちゃうんだよね笑」

さわおさんみたいなこと言っててにやけた。林さん一回目合うとずっと見てるもんなあ。

 

アイドルのコンサートでよくあるうちわを持ってきてた人をわだしょが見つける。

和田「(指をさしながら)ほらあれ!『唱』って書いてある!あーいうのアイドルっぽくていいよね、ありがとうありがとう。俺らKinKi Kidsとデビュー日一緒なんだよね。ほら、俺らも昔アイドルだったから。ヒップホップ→アイドル→ロックバンドっていう」

佳史さんめっちゃ笑ってた。うちわを裏返すと「林」の文字が

吉田「なんで俺のはないの?!」

拗ねる佳史さんかわいい

離れた席に「幸治」「佳史」で表裏になってるうちわを持った人が。

和田「君たち友達なのにそんな席離れてるの?笑 まあいいや」

 

 

トライセラマニア」のくだりをやって"ラストバラード"へ。野音ではさすがに外れると思っていたので聴けて嬉しかった。野外で聴くのもまた一興。

 

 

和田「次はゲストをお呼びして一緒にやりたいと思うんですけども、以前もご一緒させていただいた方で。大人になったらこんな大人になりたい、という人です。紹介します、仲井戸"CHABO"麗市!」

以前12-BarのゲストだったCHABOさん。緑のベレー帽をかぶって満面の笑みを浮かべながら下手から登場。3人とグータッチ。

CHABO「どうも、シークレットゲストです。でも秘密は嫌いです。もう2.3日前から言いたくて言いたくて。やっと言えます。改めてTRICERATOPS、20周年おめでとう!」

和田「ありがとうございます!こちらこそCHABOさん、我々のライブに駆けつけてくださってありがとうございます」

CHABO「俺が出る前にさあ、客とうちわの話始めたでしょ?俺そのとき『CHABOさんそろそろスタンバイお願いします』って言われて袖で待機してたら話長くて...嫌になっちゃったよね笑」

和田さん「全部見られてたんだ!笑」

CHABO「佳史も変な所で拗ねやがって」

吉田「すいません笑」

CHABO「ステージ入るとき林がさあ、こいついっつもクールじゃん?だから入ってきても無表情なんだけど、今日は笑顔で出迎えてくれた」

仲の良さが滲み出る。

和田「前来てくれたときはアコースティックだったけど、みんな、CHABOさんのエレクトリックなライブ聴きたいよね?」

大歓声。

以前アコースティックコラボした"GIBSON"をバンドスタイルで披露した後、"New World"はわだしょとCHABOさんのギター合戦でオーディエンスを圧倒してくれた。CHABOさんとわだしょが背中合わせになって弾いてた時お互い内側の脚でのってたのがさらにかっこよさ引き立ってた。

こんな豪華なステージが見られるなんて...CHABOさんありがとうございます。

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(https://www.barks.jp/news/?id=1000144928#utm_source=feed_news&utm_medium=feed&utm_campaign=feed

 


再び3人になって"SMOKE""ロケットに乗って"ではイントロで跳ねてた林さんのベースストラップがぷつんと切れてしまうアクシデントが。スタッフさんが駆けつけるも元に戻らず、新しいストラップを持ってきてもらう。膝立ちでベースの機体を抑えながら引き続けるすごさを見せつけるが、思わず笑ってしまう林さん。可愛い。焦るスタッフさんを横目にわだしょと佳史さんはニヤニヤ。新しいストラップに無事つけ代わり、林さん少し照れた表情。

 


今度はわだしょがステージからはけて、"Hayashi & Yoshifumi Groove!!"。林さんがステージ中央まで出てオーディエンスを煽る。ツアーのとほぼ同じだったけど、佳史さんソロが長くなってたような...?気のせい?キメのところで佳史さんが右のこめかみをポンポン叩くのが可愛かった。

 

林幸治吉田佳史!」と言いながらわだしょが戻ってくる。するとすぐに2人がはけ、「また1人になっちゃった」とわだしょ。アコギに持ち変える。


和田「次はね、自分のルーツの曲をやります。一人じゃなくて、友達を呼んでます!最近よく冬に会う友達です。...友達なんて言いましたが、大先輩です」
小田和正さんでした。髪型短くなってた。昔の電話が描いてある白Tシャツで登場。

一昨年の"クリ約"のマイケルメドレーを再現すると言って披露した"Heal The World""The Girl Is Mine"。わだしょが「she is mine」って言った瞬間矢継ぎ早に「nonono, she is mine」って小田さんが返してて取り合いみたいになってたのちょっと笑ってしまったけどやっぱり洋楽カバーは嬉しいな。

終わりしな林さん佳史さんが戻ってくる。

 

小田「当時監督してた映画(緑の街)のシナリオを作ってたときトライセラのアルバムをずっと聴いてて。ああ日本にもこんなバンドがいるんだって思ったの覚えてるよ」

12-Bar中野サンプラザ公演と同じMC。

和田「ありがとうございます」
小田「いや俺は本気で言ってんだよ」
和田「本気でありがとうございます!笑 小田さん野音で演奏するのは何年ぶりくらいなんですか?」
小田「40年ぶりくらいかなあ。その時はCHABOや内田裕也さんとか...チューリップとかも。その時のトリは...最後にやったのはガロでしたね。すごい人気だったなあ」
和田「へぇー。ちなみにそのライブ見たよって人、いる?」

いなかった。やっぱり40年は伊達じゃない。

和田「次は我々の曲を一緒にやっていただこうと思うのですが...小田さんが新しいメロディをつけてくださいまして。それがもうね、小田節炸裂で本当かっこいいのよ」
小田「大袈裟だよ。軽ーく、なんとなく聴いてくれれば」


"Fever"。小田さんアコギ×わだしょエレキが最高だったなあ。これは圧巻としか言い様がなくて、4人の上手さにやられた。わだしょが擦り寄っていっても全く意に介さない小田さんも可愛かったなあ。

小田さんと桜井和寿さんをシークレットゲスト予想にしていたのでまさか小田さんCHABOさんが同じ日に見られるなんて。ゲストでこのメンツ、やっぱりTRICERATOPSは強い。

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(https://www.barks.jp/news/?id=1000144928#utm_source=feed_news&utm_medium=feed&utm_campaign=feed)

 

 

再び3人に戻って"スターライト スターライト"。ベースライン好きすぎ問題。ラブアンドピースもできて満足。
"赤いゴーカート"、ツアーでは"Jewel"との交換枠だったのかな、聴けてなかったので嬉しかった。《夜明けの空で赤く点滅してるビルのライト達》のところで周りのビル見上げて野音にいることを感じさせてくれた。

"GOING TO THE MOON"も安定のかっこよさ。前回の野音でトップバッターだったの思い出してた。林さんがコーラスしてるの見過ぎてわだしょが踏んでるのいつも見れてなかったので、この日は徹底して足元見ました。かっこよかったっていうそれだけなんですけどね。

 

本編はここで終了。既に終わりたくない気持ちが強すぎる。

 

アンコールで再登場してくれた3人。

わだしょ→メンバーイラストTシャツグレー
林さん→メンバーイラストTシャツ白
佳史さん→ツアーTシャツ

順番にランウェイして決めポーズ。林さんのときドラム台に座ったわだしょと佳史さんがひそひそ話しててなんだか微笑ましかったな。

最後は佳史さんを中心にお花みたいなポーズ。両手でめっちゃ手振るやつもまたやってたなあ。

 

わだしょと佳史さんのワンツースタートの"Believe The Light"。思い返しても贅沢なセトリ。

「今日初めてTRICERATOPS観に来たよって人!」のくだり今日はここでやってたなあ。いろんなタイミングで好きになってくれた人がいると思うけど、みんなにありがとうと。

 

今ツアー1番グッときたMCは、

和田「なんで僕・私が こんな目に遭わなくちゃいけないの?ってことがこれからもたくさんあると思う。でもそういうときにトライセラの音楽をぜひ使って!また次会うときは笑顔で」

ってやつ。音楽を「使ってくれ」と言える強さと信頼関係。次会うときは笑顔で3人に会えたらいいな。

 

和田「しばらくライブはないです...いやちょくちょくイベントは出るんだけどね、ツアーはまだ先かな、っていうのもツアーまわってるとき曲書けないのよ!」

田淵智也さんは書けますけどね(挑発)

それぞれバンドのペースがあるからねえ。

和田「またCDとか出せると思うんで、楽しみにしててください!」

 

からの"Raspberry"。今ツアーはいつもとは立ち位置が違うなあと思った。大体キラーチューンというか、BUMP OF CHICKENでいう"天体観測"のような、UNISON SQUARE GARDENでいう"シュガーソングとビターステップ"のような、お名刺的役割が多かったと思うけれど、今回はやはり20周年を印象づける意味合いが大きかったように感じる。デビュー当時から1人も欠けることなく駆け抜けてきたスリーピースロックバンドの誇りがその1曲に込められているような、威厳と確立されたロックンロールを放った"Raspberry"だった。

 

 

本当に圧巻の3時間でした。

 

音楽を好きな自分、TRICERATOPSを好きな自分に感謝したい。《愛して愛し抜いた時知れる喜びがあると知った》とはこのことかしら。

わだしょがしきりに「俺たちの音楽は所謂JPOPとは少しずれてるけど」とか「JPOPを王道というなら俺らの音楽は真逆にいるんだけど」とか言っていたけど、そこに凛と立っている素晴らしい音楽を見つけ出せた自分のことは誰に自慢するでもなくひっそりと誇りに思うことにする。

 

TRICERATOPS20周年本当におめでとうございます。日本が誇れるスリーピースロックバンドだとわたしは思っています!

 

 

 

 

TRICERATOPSを教えてくれた父と行きたくてチケットを2枚取っていたのだが、持病もあって野外は厳しいということで諦めた。その代わりに父と同じくらい音楽観の信頼できる人に声を掛けて一緒に行ってもらった。ライブ中は世界に入り込みたいし、終わったら感想を言い合いたい。かなりわがままだが、その温度感を理解してくれる人でよかった。


父は林さんの誕生日にわたしの目の前で倒れた。今も予断を許さぬ状況ではあるが、父はこのライブの感想を楽しみにしてくれていたのでなんとか書き上げねばならぬと思った。

 

 

最後の最後で個人的な話になってしまいましたが、ここまで読んでくださったすべての方々に感謝致します。

次のライブが楽しみです! 

 

 

 

TRICERATOPS TOUR「ROAR×20」AFTER PARTY@日比谷野外音楽堂 セットリスト

1.King Of The Jungle
2.Shout!
3.SECOND COMING
4.GOTHIC RING
5.Groove Walk
6.トランスフォーマー
7.Over The Rainbow(SHO SOLO)
8.Fly Away(SHO SOLO)
9.if
10.ラストバラード
11.GIBSON(w/仲井戸"CHABO"麗市)
12.New World(w/仲井戸"CHABO"麗市)
13.SMOKE
14.ロケットに乗って
15.Hayashi & Yoshifumi Groove!!
16.マイケルジャクソンメドレー (Heal The World~The Girl Is Mine)(w/小田和正)
17.Fever(w/小田和正)
18.スターライト スターライト
19.赤いゴーカート
20.GOING TO THE MOON

en.
21.Believe The Light
22.Raspberry