鯉の滝登り

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TRICERATOPS - GLITTER & MIRACLE

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5/9、TRICERATOPSが両A面シングル「GLITTER/MIRACLE」をリリースした。前作「Shout!」からはなんと約3年ぶり。両A面シングルのリリースは「ROCK MUSIC/赤いゴーカート」以来かなあ。

 

先日Zepp DiverCity TOKYOでツアーを終えた彼らだが、今ツアー開始前の2/28にはYouTubeでドキュメントムービーを公開。新曲たちにアレンジを重ねるレコーディング映像に加え、動画の最後には"緊急告知"と題しツアー会場先行リリースもサプライズ発表されたのは記憶に新しい。

 

 

"GLITTER"は本当にトライセラらしいグルーヴ感というか、ああこれは得意分野だなあと一聴目でわかるサウンド。一瞬"LOONY'S ANTHEM"を思い出したけど、あれよりも色気増しすぎてる...ジミヘンコードもいい感じ。ツアー行ったばかりなのに早くも踊りたくなる。

 

Hey Music アゲてくれ 一気に銀河の果てまでも
そしたらうまくいく 今なら それでうまくいく
Hey Music 飛ばしてくれ 一気に夢の果てまでも
そしたらうまくいく 今なら それでうまくいく

これってもしかして

ラズベリー踊ろうよ 全て忘れ身をゆだねて
ラズベリー踊ろうよ それで全てうまくいく

"Raspberry"のオマージュ?いずれにせよトライセラ流の魔法の言葉。本当にうまくいくような気がしてくる。

 

昔からあるけどフェードアウト終わりは正直あまり好きじゃないんですよねえ...個人的には!せっかくかっこいい曲だからバシッと終わって欲しかったけど好きなサウンドだから許してしまう。

 

 

CDショップなどのレビューを見ていると"MIRACLE"は「新境地」と称されていることが多いし、実際本人たちもそう語っていた。言いたいことは何となくわかるけど、やっぱり根本的なところ、芯の部分はトライセラだなあと思わせてくれる1曲だと思う。

ビートはしっかり刻まれているのにいろんな思い出が蘇ってきてちょっぴり哀愁も漂っている。それでいて唱さんの歌い方に慈愛も感じるから、思わず目が細くなる。

トライセラが3人で21年の道のりを歩んでこれたことがMIRACLE、佳史さんが辞めなかったこともMIRACLE、唱さんが樹里ちゃんと結婚したこともMIRACLE、TRICERATOPSに出会えたことがMIRACLE。全部MIRACLE。

ツアーに行った方はもう体感されたと思うけど、こんな綺麗なハーモニーでMIRACLEとか言われたら本当に全部奇跡のように思えてきますよね。本当に鳥肌立った。

 

 

 

20周年を経て、本当に選ばれしバンドしか歩めない域に入ってきていると思う。決して順風満帆ではないし、めちゃめちゃ売れているわけでもない。それでも彼らの音楽は求められているし、あの色気と茶目っ気には誰もかなわない。新たな楽曲を生み出すたびに、その唯一無二感に磨きがかかっていく。

 

 

トライセラの音楽は楽しい。それで全てうまくいく。

 

 

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