鯉の滝登り

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Shiggy Jr. - SHUFFLE!!E.P.

Shiggy Jr.、音源は追っていながらもライブを観たことがないのですが、今回ディスクレビューを書いてほしいと受注をいただきましたので素人文で恐縮ですが少しだけお付き合いください。また素敵な1枚に出会えました。

 

 

 

11/22、ビクターエンタテインメント移籍第1弾となる「SHUFFLE!! E.P.」をリリースした。

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ジャケットかわいい。

 

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タワーレコード渋谷店。リリースから1週間経ったけど、結構立ち止まる人多かったです。

 

 

 

J-POP of J-POP、ポップを余すところなく敷き詰めた1枚目のアルバム「ALL ABOUT POP」から約1年ぶりのリリース。結成5周年、冒頭で少しだけ触れたように事務所をキューブ、レーベルをビクターエンタテインメントに移籍して初の作品である。ドラマタイアップ曲を含みながら、カラフルな感情をより鮮やかに彩っていく5曲が揃った。1曲ずつ見ていきたい。

 

 

M1.誘惑のパーティー

CSドラマ「過ちスクランブル」の主題歌となったこの曲。ディスコベースのちょっと懐かしいサウンド。アレンジめちゃめちゃ凝ってたから最初聴いたとき本当に驚いたんだけど、岡村靖幸さんのマニピュレーターもやってる白石元久さんがアレンジャーとして参加してると聞いて納得。80年代っぽさも出ていて、思わず踊り出したくなるような自由な雰囲気が好き。個人的にイメージしていたシギーは明るいカラフルだったんだけど、この曲はネオン感もあって新しい一面を見た気分になる。

 


M2.僕は雨のなか

フジテレビドラマ「ぼくは麻理のなか」主題歌。歌謡感漂う旋律に散りばめられたポップなアレンジが印象的。歌詞だけ読むと結構「暗」だなあと思うけど、シギーらしい光の見える編曲と、池田ちゃんのスキップするような前向きで優しい歌声が楽曲全体を明るく照らしている。

ハードコア出身の諸石さんがやりたいようにやれている感じが出ていて嬉しかった。このバンドで手数増やしても上手くまとめられるという自信になったのでは。

 


M3.二人のストーリー

なんと言っても池田ちゃんと原田さんの掛け合いが美しい。原田さんに関してはラップ初挑戦だったようだけど、楽曲にフィットしていて良かった。歌ってるの聴くのも"サンキュー"ぶりなんだけど、他にも歌ってるのかしら(調べてなくてすみません)。

ちゃんとパートを分けて歌って、サビでハーモニーに辿り着くという正統派の歌謡曲デュエットっぽさがより胸に響く。切なさがこみ上げるけど、聴いたあと清々しいのが不思議だ。

 


M4.Juuuump!!

池田ちゃんがギター持ったっていう話だけ聞いてた。ポップはポップなんだけど洋楽オマージュが色濃いなとも感じるような、ロック要素が光るナンバー。池田ちゃんのポップクイーンたる歌声と諸石さんのハードロックなドラムが拮抗していて心地よい。でも絶対Led Zeppelinいる笑。

 


M5.約束

バンド初期からあったようだけど諸石さんがシギーに入るきっかけになったことでリアレンジされた、ある意味「再出発」を象徴するような1曲。シギーは学歴から見てもアレンジを聴いてもすごくクレバーな印象があるんだけど、この曲のバカラックのようなアカデミックさと計算されたハーモニーが身体に凄く響いた。

 

 

 

曲順がまだいまいち馴染まないというかピンと来ていないんだけど、これも「SHUFFLE」の魔法なのかしら。全く新しいShiggy Jr.を提示した、バンド史において非常に重要な1枚になった。