鯉の滝登り

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LIVE HOLIC extra Vol.2 (USGのみ)

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LIVE HOLIC extra(Vol.1)ぶりの新木場STUDIO COAST。お元気ですか。

 

さて、LIVE HOLICはもうシリーズものみたいになっているけれど、今回はその特別編。4バンド+ゲスト3バンドを一度に観ることの出来る絶好の機会である。

 

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今回はUNISON SQUARE GARDENに関してのみのレポートです。

 

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yonigeのアクト終了後、フロア下手側の特設ステージでゆりっぱがトークコーナーを繰り広げる中、USGの機材が運ばれてくる。

調整終了後、1番はじめにステージに出てきたのは貴雄さん。チャカチャカドスドス、スタッフさんと話しながら調整とリハを進める。

 

ローディーさんの確認が終わってから田淵さんと宏介さんが登場。出るなり田淵さんはマイクスタンドが相当低かったらしく調整。宏介さんは髪の毛の一部がぴょこんとはねてたけど、後で登場したら直ってた。いつの間にか黒の上着脱いでた貴雄さん。

 

徐に始まるユニゾンのリハセッション。リハで1曲やるバンドは結構多いのだけどわたしはここで気持ちが冷めてしまうことが多くて、ああユニゾンはどこまでかゆい所に手が届くバンドなのだろうと毎回思う。以前R&R Band Wagonでリハの美学を語っていた回があり、自分の曲をリハでやるのはダサいというなんともシンプルな理由を伝えてくれて嬉しかった。フロアが既に圧倒されていて、こちらが誇らしい気持ちになる。

 

個性の強すぎる3人が、UNISON SQUARE GARDENという1点において交わる瞬間は本当に美しい。宏介さんがマイクチェックする中で目立たないように「ああ、あ、あ」ってチェックする田淵さん。

 

 

1分前に下手袖にはけていく3人。19:00をやや過ぎたところで上手上方にあるスクリーンにライブ映像とUNISON SQUARE GARDENの文字が登場すると、歓声が上がる。

 

いつものようにいつものSEをかけていつもの順で登場する3人。

 

【服装】
斎藤:肩から腕にかけて黒いシャツ、黒タイ、右尻白〇黒スキニー
田淵:78Tシャツ、ズタボロジーンズ、オレンジ紐靴、黒リスバン
鈴木:刺繍セットアップ、白Tシャツ

 

 

フェードアウトではなく完全にSEが止まったところで"Cheap Cheap Endroll"を鳴らす。前回のLIVE HOLICではアンコールで何も言わずにこの曲を弾き始めたのを鮮明に覚えている。いきなりエンドロールにしてしまう斬新さと軽快さが凄すぎた。

"オリオンをなぞる"は久々に田淵さんがAメロクラップに首を傾げるアクションしてた。攻撃的セットリスト仕様だからかな。

"BUSTER DICE MISERY""fake town baby"のリズム振り回しラインも最高。"BUSTER〜"は聴くたびにキメが洗練されてるし、"fake〜"は2番に入ってからのフロアのざわつきがすごかった。

 

 

今回はMCあり。
斎藤「どうも、UNISON SQUARE GARDENです。LIVE HOLIC、今回は先輩バンドとしてゲストに呼んでもらったということで、ちょっと先輩風を吹かせつつ、こう...肩で風を切りながら楽屋に入ったら、まさかの大先輩であるNothing's Carved In Stoneさんと同じ部屋でした。(肩で風を切った手を前に回して)このまま『おはようございます!!』って挨拶しました笑」

爆笑するベーシスト、微笑むドラマー。ナシスとユニゾンが同じ部屋だなんて、一瞬見せていただいていいですか...

斎藤「なので僕らまだチヤホヤされていません。打ち上げで後輩バンドとたくさん写真撮って、SNSにあげてもらおうと思ってます。

おっし、じゃあ新曲やります!」

 

 

ライトな曲フリから"君の瞳に恋してない"!関東では初披露。先日YouTubeで珍しくフルMVが公開されたとはいえ、アルバム曲でここまで盛り上がるって本当にすごい。田淵さんがぱぱぱぱっぱっとリズム口パクをしてたんだけど、貴雄さんに向けてやるときだけ口のリズムが違ってて(手は合ってる)、わざとやったのかなと思ったり。Twitterでそのリズム書いたのに反応が薄くて笑、ただ間違って書いた人みたいになってしまった。

間奏のギターソロを聴くたび、宏介さんギターほんとに上手いなと何度も思う。

間髪入れずに"Invisible Sensation"で高らかに空気空気両手に掴む。貴雄さん楽しそうすぎだし遊びすぎ。田淵さんはお気に入りの歌詞のところでわかりやすく表情変えすぎ。

ラストは"天国と地獄"。フェスやイベントにおいては定番曲とも言えるけれど、毎回細かい部分の表情が違っていて、それに気付いてからは毎回が楽しい。勢い余った貴雄さんは「駄々騒ぎー!!」ってシャウトしてましたね。曲の締めで床に置いたベースを踏みつける田淵さんが最高にかっこよかった。


斎藤「バイバイっ!」

 

 

約35分のアクト、本当にあっという間だった。

 


斎藤「LIVE HOLICどうもありがとうございましたUNISON SQUARE GARDENでした!(下手袖を指しながら)次はSHE'Sです!」

 

両手上げながら割と早めに去っていく田淵さん、フロアを眺めながら歩いていく宏介さん、客がぞろぞろと外に流れていく中ちゃんと全体を見渡して笑顔でお辞儀してくれた貴雄さん。

今夜も最強にかっこいい時間をありがとうございました。

 

 

 

入場時に目当てのバンドを聞かれてスタッフさんがそのバンド名の袋にチケットの半券を入れるという作業をしていたのだけど、明らかにUNISON SQUARE GARDENが多くて思わず他のバンド名を言いそうになった。集客力はバンドの実力を簡単に示せる1つの指標ではあるが、あまり突き抜けすぎるとイベントに呼ばれづらくなるという懸念もある。

今回はゲストでの登場だったからそれでもまだ許容範囲だと思うけれど、イベントの主催バンドよりはるかに売れてるだとか先輩より集客力があるだとか、いろいろ難しくなってくるだろうなあ。

まあそんなことは本人たちが1番よくわかっているだろうからあまり心配しないことにする。現在の無敵感も客観視しているようだし、これからも着々とかっこいいロックバンド道を突き進んでいってほしい。

 

 

 

LIVE HOLIC extra Vol.2 UNISON SQUARE GARDEN セットリスト 

01.Cheap Cheap Endroll
02.オリオンをなぞる
03.BUSTER DICE MISERY
04.fake town baby
05.君の瞳に恋してない
06.Invisible Sensation
07.天国と地獄

 

 

 

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