衝撃の出会いから1週間、上の記事を書きながらアルバム買いたい衝動が抑えられず、仕事を半ば投げ出す形で渋谷へ。
TSUTAYAに行くと通常盤しか置いてない。見つけられて良かったけどどうせなら初回盤買いたいな。というのも初回盤には洋楽カバーも収録されているとのことだったので(後述)。
タワレコに行ったら藤井風の欄は空っぽ。どこかに在庫あったのかもしれないけど見つけられず、こんなご時世なので店員さんに聞くのも気が引けたので一度退店。
どうしても初回盤が諦めきれない私はTwitterで「タワレコ 藤井風」と検索。
【#藤井風】
— タワーレコード吉祥寺店 (@TOWER_Kichijoji) 2020年5月27日
大変お待たせいたしました😭
爆売れの「HELP EVER HURT NEVER」
初回盤が再入荷です😭!
100名限定ライブの応募期間は終了してしまいましたが、全国ホールツアーの応募は6月9日まで!
最高のアルバムです!
(は)#タワレコメン pic.twitter.com/m8u5CCrnT9
神かな
衝動に任せて来たもんだからポイントカードを家に忘れてしまったのだけど、お姉さんが「レシートに付けておくので3ヶ月以内にお近くの店舗で加算手続きしてくださいね」と。神かな
そんなこんなでお昼休みのうちにゲット出来ました。後で知ったことだけどかなりの売れ行きで欠品が続いてたとか。世の中のセンスのある人々はどうやってこういう才能を見つけ出しているんだろう、本当に凄い。
余計な情報をあまり吸い込まないうちにアルバムを聴きたかったのでルーツについても確かなことはよくわかっていないのだけど、昭和歌謡やブラックミュージック、70年代ソウルミュージック、ジャズ、2000年代J-POP、ここ数年の邦楽...多様な音色に迷子になりそう。だけど迷子にならないのは彼の編曲能力の高さゆえだと思う。
幅広く吸収した音楽を自分の手で自分の音楽としてまとめあげる才能に優れていると感じました。サウンドとして革命的・真新しいと感じる部分は少ないからこそ込み上げる懐かしさ、圧倒的なメロの良さ、柔軟で繊細な歌唱力、洒落たワードセンスと脳内を駆け巡るフレージング、絶妙な音ハメ力。これはブーム来る。
と、1枚目を聴いて「おお凄い」くらいに感じていたのが2枚目のカバー集でひっくり返った。むしろこっちが本体なのでは...?
初回盤だけにしか付いていないのが本当に勿体ない。サブスクもないし。レア感あるけど色んな人に聴いてもらいたいという矛盾。
ラインナップは以下の通り。
01. Close To You
02. Shape Of You
03. Back Stabbers
04. Alfie
05. Be Alright
06. Beat It
07. Don’t Let Me Be Misunderstood
08. My Eyes Adored You
09. Shake It Off
10. Stronger Than Me
11. Time After Time
カバー集ながらアルバムの構築美がすごい。「ピアノ弾き語り」が彼の中でしっかり根を張っているからこそ醸し出される深みが本当に素晴らしいです。ホーンとか入れるのが悪いわけでは全くないけれど、やっぱり続けてきたからこその強さを感じます。
筆者はEd Sheeranが好きなのですが、"Shape Of You"のカバーは痺れました。本家にこのアレンジで歌って欲しい。
"Back Stabbers"も良すぎて笑ってしまった。イントロの泰葉感と時々垣間見える平井堅感が最高。あとItの"t"が強めな"Beat It"も。
このカバー集めちゃくちゃ楽しい。更にいろんな考察出来そうだし、藤井風を感じるのに一番適しているのではと思ってしまいます。
ツアーのシリアル先行も申し込んじゃったなー。なかなかの倍率になりそうだけど、一度はライブを観てみたい。いつかモーションブルーやブルーノートでも観られたらいいなと思ってます。
オリラブのカバーして欲しいと思ったけど既にアップされてた。センスの使い方が強い。個人的にはゴダイゴのカバー聴きたい。
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