鯉の滝登り

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東京スカパラダイスオーケストラ - 白と黒のモントゥーノ feat.斎藤宏介(UNISON SQUARE GARDEN)

11/29、UNISON SQUARE GARDENの斎藤宏介をゲストボーカリストとして招いたニューシングル「白と黒のモントゥーノ feat.斎藤宏介(UNISON SQUARE GARDEN)」がリリースとなった。

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スカパラとユニゾンは事務所の先輩後輩で、最近で言うと今年の4-6月に行われたUNISON SQUARE GARDENの自主企画「fun time HOLIDAY6」の愛知公演(Zepp Nagoya)のゲストバンドにスカパラを呼んだ。付き合いとしてはユニゾンが今のレコード会社に所属するかどうかという頃からだと言うから今回のコラボは"ようやく"実現した、というところであろう。

 

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タワーレコード渋谷店。B'zが同じ発売日だったのですごいプッシュだったけど、ちゃんとコーナーもありました。なんだかんだ「DINOSAUR」も購入してしまったけど。

 

 

表題曲の"白と黒のモントゥーノ"について少しだけ。

このコラボをするときから沖さんが作曲をするというのは決まっていたようだ。ここ最近のツアーで公演を切ったブラジルやアルゼンチンなどのミュージシャンとの交流を反映させたメロディに、谷中さんの色気をはらんだ歌詞が光る1曲。

 

宏介さんを「ゲストボーカリスト」と称したが、正確に言うと「ギターボーカリスト」としてこの曲での役割を果たしている。そのためか、スカパラの得意とする...というかもはやお家芸でもあるラテンスカの空気感にロックがしっかりと溶け込んでいて、一つのバンドサウンドとして成立しているのには思わず唸る。

 

スカパラのメロディを宏介さんが歌うと甘さが増すかなと思っていたけど、想像以上にスリリングで、妖しさに厚みが増している。さすがサイトゥーノ。「騙されそうなほどの魅力」「鑑定書要らずの宝石」「高性能な才能を持った好青年」スカパラメンバーに絶賛されるのも頷ける。

UNISON SQUARE GARDENの楽曲はほとんどベースの田淵さんが作っているが、本作ではそれらの曲たちを歌うときとはまた違った魅力が引き出されている。絶妙な3人のバランスで成り立っているユニゾンの音楽はてんこ盛りプレイがスタンダードみたいなところがあるので(もちろんそれが最高にカッコイイ)、他で歌うときは「長く持たせた音符にどれだけ斎藤宏介を表現できるか」が勝負になってくると思う。しかし彼は表現の引き出しが多いなあ。大好きなギターボーカルです。

最近でいうとソロ自主企画の「SK's Session」をはじめとして自分自身の音楽を表現する場を増やしている宏介さん。ユニゾンに還元できる部分もかなり大きいと思うので、制作含め積極的にやっていってほしい。

そしてこのCDにはinstrument ver.も収録されているので、是非聴き比べてもらいたい。いろんな発見がある。

 

 

リリース日前日の11/28、LINE LIVEで東京スカパラダイスオーケストラのメンバーと宏介さんが1時間にわたってトークを繰り広げた特別番組が放送された。12/3まではアーカイブも残っているようなので、こちらも要チェック。

 

年末、関西ロックの大忘年会FM802 RADIO CRAZY」にて、このコラボで出演することが決定した。今年は圧倒的にレディクレのブッキング力が勝ちましたねえ。スピッツやB'zなど豪華な顔ぶれが揃うフェス、行かれる方楽しんできてください!

 

 

スカパラも本当に長いこと音楽を続けている人たちだけど、それだけいろんなことを乗り越えて来たんですよね。特にギムラさんや青木さんのことがあって、どうしても彼らの音楽を純粋な耳で聴けていませんでした。でも今回のシングルでやっぱり自分を恥じましたね。常に現在の音楽と向き合っていく耳も必要で、過去に縛られて素敵な曲に出会えないのは勿体ないなと強く感じました。視点のアップデート、大事。