鯉の滝登り

好きなものを、好きなように、好きなだけ。

博士と牛の異常な日常

 

2017年に入ったというものの、いまだライブに行けていなくてとてもうずうずしている。音楽がなくなったらわたしは生きていけるのだろうか。どこぞの黄色地に赤字のCDショップじゃないけれど、NO MUSIC, NO LIFE.とはどうやら本当らしい。

 

さて、UNISON SQUARE GARDENは2016年7月に6枚目のアルバムである"Dr.Izzy"をリリースし、それを引っ下げる形で48本というバンド史上最長ツアーを行った。昨年の話だしなんならCDJよりもレディクレよりも前だが、このツアーを割と引きずっている。だって本当に楽しかったんだもん。

 

 

7月15日(金)東京都 オリンパスホール八王子
7月18日(月・祝)岡山県 岡山市民会館
7月20日(水)広島県 JMSアステールプラザ大ホール
7月22日(金)静岡県 静岡市清水文化会館(マリナート)
7月23日(土)岐阜県 岐阜市民会館
7月29日(金)石川県 金沢市文化ホール
7月31日(日)東京都 昭和女子大学人見記念講堂
8月2日(火)大阪府 オリックス劇場
8月3日(水)大阪府 オリックス劇場
8月5日(金)奈良県 奈良県文化会館国際ホール
8月8日(月)神奈川県 神奈川県民ホール
8月15日(月)東京都 中野サンプラザホール
8月16日(火)東京都 中野サンプラザホール

 

9月10日(土)新潟県 新潟LOTS
9月11日(日)福井県 福井まちなか文化施設 響のホール
9月16日(金)鹿児島県 CAPARVO HALL
9月18日(日)長崎県 DRUM Be-7
9月19日(月・祝)熊本県 熊本B.9 V1
9月22日(木・祝)秋田県 Club SWINDLE
9月23日(金)岩手県 Club Change WAVE
9月25日(日)青森県 青森Quarter
10月1日(土)茨城県 水戸LIGHT HOUSE
10月5日(水)福岡県 DRUM LOGOS
10月7日(金)高知県 X-pt.
10月8日(土)愛媛県 新居浜 Jeandore
10月10日(月・祝)鳥取県 米子 AZTiC laughs
10月18日(火)愛知県 Zepp Nagoya
10月20日(木)大阪府 なんばHatch
10月21日(金)大阪府 なんばHatch
10月27日(木)東京都 Zepp DiverCity TOKYO
10月28日(金)東京都 Zepp DiverCity TOKYO
10月30日(日)山梨県 甲府Conviction
11月2日(水)北海道 帯広MEGA STONE
11月3日(木・祝)北海道 Zepp Sapporo

 

11月18日(金)福島県 郡山市民文化センター 中ホール
11月21日(月)神奈川県 よこすか芸術劇場 ※追加公演
11月23日(水・祝)宮城県 東京エレクトロンホール宮城
11月25日(金)長野県 ホクト文化ホール 中ホール
11月26日(土)群馬県 桐生市市民文化会館シルクホール ※追加公演
11月28日(月)福岡県 福岡国際会議場
11月30日(水)香川県 サンポートホール高松
12月1日(木)愛知県 日本特殊陶業市民会館
12月5日(月)兵庫県 神戸国際会館こくさいホール ※追加公演
12月6日(火)京都府 ロームシアター京都メインホール
12月9日(金)埼玉県 大宮ソニックシティ
12月11日(日)栃木県 栃木県総合文化センター
12月16日(金)千葉県 市川市文化会館
12月24日(土)沖縄県 ミュージックタウン音市場 ※追加公演

 

各公演のレポならば、遠征の猛者たちのツイートを見るといい。毎公演一言一句違わずMCを記憶している猛者やファッションをレポートしてくれる猛者まで様々だ。

 

今回は牛さんツアーを通して持った感想たちを成仏させる回です。

 

 

*セットリストがちびちび違った話

ツアー期間中、Twitterでよくお見かけした「セトリパターンまとめ」。岡山公演で変更があった時点で既にパターンを追うのをやめた身であるので、まとめている猛者たちは本当にすごいなあと感心していた。

今回ツアーのセットリストを微妙に変更したのは仰っていたように「長いツアーで自分たちが飽きぬように」が最たるところなのだと思う。

以前の全国どの公演に来ても同じ体験が出来るようにツアーのセトリは変えない、というようなスタンスはとても好きだった。今ツアー序盤では「あー変えるのか」とは思っていたけど、セトリに変化があってもなくてもおそらく行けるならば複数回行くと思うし実際に行っていた。今回のツアーで言えば"like coffeeのおまじない"が聴けたらいいな!だとか私情はあったものの、セトリ変更があることでさらに行く回数を増やそうとは思わなかった。つまりは単に彼らのライブやそのアクトが好きで観に行っている感覚が自分の中で認められたということだ。3人が楽しくやってくれれば勝手に観に行くよ、という気持ち。

 

 

*演出の話

最初の鉄骨と幕の役割は最後までわからなかったけど、慣れてくると"アトラクションがはじまる(they call it "NO.6")"のイントロと共にあれらがなくなる過程に爽快感すら覚えてるようになっていた。むしろ地方の小さい箱だとあの演出がなかったため気恥ずかしさすらあった。

 

照明がとても良かった。"君はともだち"のラララ部分と"桜のあと(all quartets lead to the?)"の大サビの部分で客席にもライトが当たったり、"マジョリティ・リポート"の《青い珊瑚礁》で照明も青くなったり、"mix juiceのいうとおり"ではカラフルに曲を彩ったり。アクトの邪魔は決してしないが最大限に引き出す手助けをする、という意味で本当に最高だった。照明のスタッフさんおつかれさまでした。

 

 

*ホールかライブハウスかの話

どちらも好きだが、選ばなければならないとすればホールの方がいい。

学校、会社、試験、大会、面接。何かをがんばった帰りに向かうライブというのがとても好きだ。ホールならば荷物量や服装を気にする必要が無い。自分だけのスペースを確保出来ることも本当に大切だし、貴雄のドラムがちゃんと観れるというのも嬉しい。席の位置はあまり気にしないし、いろいろな場所で観ることで思わぬ発見がある。

しかしライブハウスが嫌いというわけでもない。地方の300-400くらいのキャパの箱は本当に近くて眩暈がするほどだ。スラップだって目の前で観れる。

ただ押し合うのはやっぱり好きじゃない。地域や客層によるなあと強く思ったが特にそれに関してわーわー言うつもりもない。人に迷惑かけないように好きに楽しもうね。

 

 

*本編最後の曲の話

"シャンデリア・ワルツ"終わりが1番好きでした。現場からは以上です。

 

 

*公演数と複数公演行くことの話

今回はすごく細かく回ってくれたと思う。帯広公演に行ったときに、「こんなところまで来てくれて、札幌じゃなくてこっちまで来てくれて本当にありがとう」という話を開演前から終演後までしきりに言っている方が本当にたくさんいた。都民ですら住んでいる所に近い場所でライブをしてくれた公演の日は本当に嬉しかったので、地方に住んでいる方ならその喜びは計り知れないだろう。

一方今回近くでライブが行われず、断念した人もいるかもしれない。このバンドの理想はまだまだ追いかけ続けてくれるのかな。

 

そして事あるごとに問題になるやつ。

その地域の人は絶対に行けるというのは前提として、今回のキャパの切り方は余裕があったと思う。

チケットが多少余っても観たいやつが観れるならそれでいいとおっしゃるベーシストもいるが、観る側としてはやはりソールドアウトしているのを見ると嬉しくなる。

複数回行ってても目を瞑って貰えませんかね。自分の働いたお金だけで行くので。席も整番も後ろで良いので。

複数回行ける状況にあって地方へ行く際は配慮するという最低限のマナーは持っていると思うので。

 

 

 

2017年の彼らはどんなライブを魅せてくれるだろう。いくつかの対バンや自主企画を控えている。タイアップも決まった。新曲もきっとわんさかあるのだろう。

個人的なことであるが、今年は勝負の年である。上半期は本当に忙しくなりそうだ。その合間にライブに足を運んでは背中を蹴られて来ようと思う。

 

 

やっと書けたー!

長くなりましたがお付き合いいただきありがとうございます!今年もUNISON SQUARE GARDENのライブにたくさん行きたいです。

 

 

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