鯉の滝登り

好きなものを、好きなように、好きなだけ。

今日の1曲

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今日の1曲:パーフェクト・アイディア / the pillows

 

「NOOK IN THE BRAIN TOUR」で初聞きになるだろうな、と楽しみにしていた矢先の披露だった。2017年4月21日、UNISON SQUARE GARDENの自主企画「fun time HOLIDAY6」札幌公演。

 

わたしが今までに見たどの"パーフェクト・アイディア"よりもこのときが1番セクシーだった。主にさわおさんが、なんだけど...北海道だったからかな...

 

《地球のトレンドから 落ちぶれた宝石達 気にしないで輝いてよ》ってとても好き。トレンドに乗っていなくたって、輝こうと思えばどこでも輝ける。だって宝石なんだから!

 

この曲を聴きたくなったのは、想像していた自分の像と違う方向に人生向かっているな、と急に泣きたくなったから。《想像と違う未来でも楽しむだけ》、このフレーズに元気を貰いに来た。さわおさんいつもありがとう。

背中を押すとか蹴るとかじゃなく、有無を言わさず手を引いていってくれるのが良い。しかもおどけながら励ましてくれるのが最高です。

 

アイデンティティーは自分に託されているらしい。

 

 

 

 

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今日の1曲

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今日の1曲:口笛 / Mr.Children

 

2000年ってまだ8cmCDだったっけ。縦長のジャケットが愛おしい。皇帝〜!

 

ファン投票で1位になるくらいの名曲なのに(だから、と言った方が正しいのだけど)、なぜか桜井さんはライブになるとこれを客に歌わせる。あれはあれで好きなんだけどさ、わたしはあなたの歌が聴きたいのに。

 

ミスチルで好きな曲は何かと尋ねられてもまず1つには絞れないけれど、この曲は確実に浮かぶ。

ミスチルはそんなに好きじゃないけどこの曲だけは好き」という人、嘘じゃなく今までに4人出会った。そんなに好きじゃないと言われても、本当にそれだけで嬉しい。

 

この曲がリリースされた頃のミスチル(アルバムで言うと「Q」あたり。「Atomic Heart」以降でオリコン1位を取れなかったのはこのアルバムだけだった気がする。それでも2位)ってバンド史で見るとそんなに絶頂期でもなかった。だからこそかなり重要な役割を持って生まれた楽曲だと強く感じる。

 

風景や人物の描き方が美しくて、キラキラしていて、あったかい。くすぐったいくらいの甘いメロディがより彩りを与えている。《その香り その身体 その全てで僕は生き返る》って桜井さんが歌うのすごく良い。

 

自分の思い出を振り返るときにBGMにしたい曲。歌詞の様々な場面と重ね合わせながら。

 

 

https://itunes.apple.com/jp/album/%E5%8F%A3%E7%AC%9B/1374931436?i=1374931449&uo=4&at=10l8JW&ct=hatenablog

 

 

 

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今日の1曲

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今日の1曲:割る!/ 岡崎体育÷JINRO

 

「SAITAMA」を物凄い勢いで聴きまくっている中で、久々に過去曲も聴いてみたらやっぱり好き。

 

JINROのタイアップにこの曲を携え、初めてCMに出演したのはもう2年半前のこと。あのときからこのクオリティで曲作ってたのは改めて本当に凄いなと思うし、そこに目を付けていたJINROの人々も凄い。

 

ホーン×ラップにお酒の匂いがすごい。コミカルになりきれる彼がこうやって色気を見せてくるとすぐ落ちてしまう。

 

「韻なんてもんはダジャレだ」の精神でラップを作っていると以前のツイートに書いてあったけど、これダジャレの域じゃない...

 

割る! こだわるミュージックはルーレットでゆっくり回(ま)
わる仲間たちと シッポリ or ドンチャン
割る! 奥に座(す)ちょいワルオヤジも一緒に割る!
わることなく さぁ!
割る! JINRO

サビはこんな感じでたくさん韻踏んでて楽しいんだけど、CMで使わないであろうサビ以外の部分の凝り方もすごい。

何度も聴いてまた新しい発見がある。これこそまさに彼の語る「盆地テクノ」の核だなあと思う。

 

JINRO飲みながらMV見ると岡崎体育がめちゃくちゃかっこよくて、毎回ドキドキしてしまうのは秘密。え?酔ってるだけ?

 

 

割る!

割る!

 

 

 

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今日の1曲

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今日の1曲:キング&クイーン / ポルノグラフィティ

 

シングルとしてリリースされてまだ1年半くらいなのに、ちょっと懐かしいのはなぜだろう。聴いた瞬間に前向きな涙が出てくる。本当に苦しいときでもまだがんばれるかもしれないと勇気を貰えるから不思議だ。

 

ポルノの代表曲と呼ばれるものには歌謡っぽくて色気のある楽曲が多いけど、個人的にはこういうシンプルにキラキラした曲も好き。もはや全部好き。

 

昭仁さんの圧倒的な歌唱力にひれ伏す。こんなに安定感のある人、本当になかなかいないんですよ。歌詞普通に間違えるけどそんなの慣れっこです。何年ファンやってると思ってるの。

彼の「ん」の発音の仕方が好きなんですけどわかってくれますか。この曲で言うと《新しい自分になれる》の「ん」が1番グッときます。

 

作詞晴一さんだと思ってたけど昭仁さんなのね。いつもより晴一さんっぽさある。《無邪気に喜びが爆ぜる》っていうフレーズ、美しくて好き。背中押される1曲です。

 

筆者の母は「ポルノを好きなわたし」が1番好きなようで(たぶん小さい頃から昭仁さんと結婚したいなどとはしゃいでいたから)、「あなたは昭仁さんみたいな顔と声が好きなのね」とニコニコしています。それは間違いない。

 

 

 

 

 

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今日の1曲

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今日の1曲:からだ / 岡崎体育

 

この「今日の1曲」シリーズにおいてその日書けるのは1曲までと決めているのですが、出来ることならこの1枚を書きたい。それくらいどれを選ぶか悩んだ。

 

先日リリースされた岡崎体育のアルバム「SAITAMA」の2曲目。この後"PTA"に繋ぐ流れも最高なのだけどここでは割愛する。とにかく買ってくれ〜!!!

 

"Open"のような、岡崎体育のスタートダッシュを後押しする1曲。さいたまスーパーアリーナでのワンマンライブはこれをトップバッターにしてほしいなと思う。

 

《爆発だ(Bomb)ライク ア ウォーキングデッド》からサビへの流れが本当に好き。口当たりも良いし、「さいたま」という場所を意識せずにはいられなくなる。夢の場所が現実として近づいてきていることへの高揚感に巻き込まれているようで嬉しい。

ただ1番好きな歌詞は《かかってこい かかってこいオラ 地元の先輩呼ぶぞ》です。

 

《1MC&0DJ》と《つまんねぇシーンは捨てろ GET AWAY》で韻踏んでるのすごすぎて笑う。MUSIC☆HEROで岡崎体育の特集組まれた時にCreepy Nutsのお二人が「岡崎体育EMINEMと同じことをやっている」と絶賛していたけど、新譜を聴く度にそのセンスに唸る。あんまりラップとかヒップホップ詳しくないけど、普通に韻踏むならフレーズの最後だけとかだと思ってた。岡崎体育は他の曲でもフレーズまるごとかけててもうとにかくすごいんだ。そんなのどこで学んできたんだろう、同志社かな(すっとぼけ)。

 

もっと彼の音楽にワクワクしたい。6/9、S席取りましたからね!楽しみにしています。

 

 

からだ

からだ



 

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今日の1曲

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今日の1曲:LADY MADONNA 〜憂鬱なるスパイダー〜 / LOVE PSYCHEDELICO

 

いつ聞いても彼らは唯一無二だな、と思う。

 

幼少期を海外で過ごした筆者は、日本語を覚えるのに相当苦労しました。今この言語で文章を書いてネットに放っているのが不思議なくらい。

 

LOVE PSYCHEDELICOは父の影響で聴き始めました。英語と日本語がシームレスに繋がるようなKUMIさんの滑らかな歌い方が心地よくてすぐに気に入りました。THE BAWDIESを好きな人にも馴染みがありますよね。

日本語はすべての文字に母音が付いているけど、英語はそうじゃない。KUMIさんには英語的な発音が染みついていて、その感覚のまま日本語を混ぜるからあんな風になるのかなと思っています。あのスタイルを2019年になっても誰も後追いしない、できないという事実。

 

"LADY MADONNA〜"はデリコの1stシングルです。ビートルズ好きにはたまらないタイトル。ギターリフもまんまビートルズ(もっと言うとBarrett Strong)ですね。

歌詞見るとふざけてる感じあるけど、聴くとかっこいいという矛盾。

 

洋楽っぽいよねとはよく言われるものの、そのルーツとなるジャンルは多岐に渡る。元々これはヒップホップベースにビートルズを掛け合わせたみたいな曲だけど、他を見るとR&Bのグルーヴだったり、カントリーっぽかったり、またあるときにはブルース。俯瞰してみるとJ-popに帰結していることも多い。なのにデリコだなってすぐわかる。

 

こういう自然かつ大胆な掛け合わせが90〜00年代の洋楽に対するステレオタイプみたいなものにじんわりとメスを入れてきたんでしょうし、"LADY MADONNA〜"がその一翼を担ったのは間違いないと思います。

 

今も褪せない名曲。

 

 

 

 

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THE KEBABS襲来(下北沢GARDEN・渋谷WWW X)

ついにTHE KEBABSがやってきた。

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1/7、下北沢GARDEN。そして1/15、渋谷WWW X。1つ目は襲来、2つ目はその追加公演として。

参加された皆さまも、参加できなかった皆さまも、参加しなかった皆さまも、それぞれいろいろ感想はお持ちでしょうけども、筆者なりにも感じたことをそのまま書き連ねて行きたいと思います。

 

 

 

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1/7、下北沢GARDEN。

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キャパはおよそ500名。ザ・クロマニヨンズこけら落とし公演を行い、serial TV dramaが解散した場所。意図的であろうとなかろうと、縁を感じずにはいられない。

 

今回グッズとして販売されたのは、デモCD、Tシャツ、缶バッジ。ロゴTシャツって初期じゃないとなかなか手に入らないから嬉しい。可愛いので一式購入。

チケットを持っている人・持っていない人で販売時間が分かれていた。ちゃんと個数制限があって、売り切れない量が用意されていた(Tシャツの大きめサイズは多少売り切れていたけど)。ファンにはありがたい。

 

山中さわおさん(the pillows)と鈴木貴雄さん(UNISON SQUARE GARDEN)、ロッキング・オン社総編集長の山崎洋一郎さんがお見えでした。

 

 

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1/15、こちらは渋谷WWW X。半年前髭とピロウズが対バンして上裸のさわおさんがフロアに飛んできたのは記憶に新しいですね。

 

同じくキャパ500...だけどもう少し入れてたと思う。筆者は整番500超えでしたから。

 

この日はTシャツがソールド、追加生産分が21時到着とのアナウンスあり。ここまでして売ってくれる人々本当に素敵だなあ。その心意気が嬉しいですね。

 

斎藤宏介さん(UNISON SQUARE GARDEN)、キョウスケさん(爆弾ジョニー)、HISAYOさん(a flood of circle・tokyo pinsalocks etc.)、ナガイケジョーさん(SCOOBIE DO)、UNISON SQUARE GARDEN等のローディー梅さんもお見えでした。

 

 

両公演ソールドアウト。

 

 

 

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田淵さんがUNISON SQUARE GARDENのライブでは着ていないTシャツを着ていたり、佐々木さんが革ジャンではなくスカジャンを着ていたり、見た目の感じでは棲み分け出来てるなあという印象。キングさんもなんか髪短くなった?新鮮。

最近ではコーラスと引きずり回すことにしか使用しないマイクを、話すことに多用していた田淵さんが印象的でした。ただ、シリアルの解散ライブがGARDENっていうのはあの場で言わなくてもよかったな。新井さんが「それは言わなくていいよ」って言ってくれたのが救いだった。人によるだろうけど、個人的には知ってる人は知ってる、くらいでよかったと思う。だってこれTHE KEBABSのライブだし。

ピック弾きのベーシストもなかなか新鮮。何度か咥えててこの図も新鮮。

 

 

 

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忙しいメンバー揃いなのに、これだけの曲数をあれだけのクオリティで出してきたのが本当にすごいなと思います。各プレイヤーのスキルの高さと作曲スピードの速さは元々保証されていたようなものですが、また新たに見せつけられた感覚です。

 

THE KEBABSはパンクバンドだ、みたいな発言をどこかで聞きましたが、パンクかと言われるとそうでもない気はします。それよりも自由で楽しいロックバンドって感じだった。個人的には好きなアーティストばかりなのでもちろん好みの楽曲揃い。各々のバンドよりも多少粗削りなところもあって、それもまた魅力的だなと。

曲名もさることながら歌詞もはしゃいでて好き。田淵さんがMCで「『You are my sweet main dish』ってコーラスしてる部分がある("Cocktail Party Anthem")」って仰ってたり、《ちょうどええ明るさにして離れて見てほしい》みたいな歌詞があったり。ふざけてるようで癖になるフレーズがたくさん盛り込まれていました。"ピアノのある部屋で"、ちょっとピロウズっぽかったなあ。

 

WWW Xの方でしかやっていませんでしたが"ホラー映画を観よう"という曲が印象的。他の曲たちと雰囲気が全く違っていて、何よりも佐々木さんがめちゃくちゃセクシー。曲後佐々木さんがお辞儀するまで拍手が起きなかったけど、みんな圧倒されていたんだと思います。

 

 

 

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これも1/15のみ。アンコールにて「実はもう1曲作ってる、完成してないんだけど」と"THE KEBABSがやってくる"という曲を披露する流れに。

「ドラムからのイントロ、ABサビ、まあまあなギターソロ、ABサビ、すごいギターソロ、ABサビ2回繰り返してとんでもないギターソロ!」「お、プロデューサーがきた笑」「間奏のギターソロいる?!」「サビ入る前にキメが欲しいよね」「いんじゃないそんな感じで」「フラッドのリーダーがこんな感じでよく成り立ってるね、すごいな笑」「いや俺別にリーダーじゃない笑」「てかこのバンドギターソロ多いな!」などと早稲田×法政×日藝。キングさんはマイクを使うことはなかったものの、話し合いをよく聞いてイメージを膨らませているようでした。ドラムはキメ以外ほぼ決まってたのかな。

 

凄いとわかっていたつもりの田淵Pの才能を改めて再確認した。あんなにヘラヘラしてた佐々木さんも歌い始めると豹変。キングさんも余裕で叩き始め、3人の様子見て合わせつつも楽しんでいた。そしてハードルを上げられまくっていたにも関わらず、それを余裕で超えてくる新井さんのギターソロに陥落。何あの人めっちゃ上手い(知ってた)。全体としてもなんとか弾いてる感はまったくなくて、話し合いの過程含め素晴らしいものを見てしまいました。ここ数年のライブの中でも忘れられない出来事になりました。

 

 

 


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これだけ褒めておいて下げたくないけど、新しいバンドの活動において各々が所属しているバンドの持ち曲をやるのはちょっとダサいと思うんです。彼らは「カバー」と言っていたけど、カバーともちょっと違う気がする。本人いるし。

ART-SCHOOLはキングさんが脱退しただけで母体はまだあるから多分触れなかったんだと思うけど、"シュガーソングとビターステップ"、"Dancing Zombiez"、"徹頭徹尾夜な夜なドライブ"("まばゆい"とLiSAちゃんのところは後で触れます)...やらなくても良かったのでは、と個人的な見解。

もちろん好きなバンドの好きな曲を好きなアーティストが歌うというのは嬉しいし、まだ曲数がワンマン1本に足りなかったというのもわかる。でもせっかく新しいバンドをやるというのなら、所属しているバンドを引きずるべきではないと思うのです。メンバーが参加していない曲(共通で好きな曲とか)をカバーする方が良かったなあ。

1/15のMCで「もうカバーはやらないよ」と言ってくれた田淵さん。1/7の時点ではそんなこと微塵も考えている様子を見せていなかったけれど、この言葉はシンプルに嬉しかった。

なんでそこまでこだわるかって、持ち曲に頼らなくたってTHE KEBABSの楽曲がめちゃくちゃかっこいいからなんですよね。ライブ時間が短くたって、"THE KEBABSのテーマ"を5回くらい繰り返したっていいから、そこは貫き通して欲しい。

 

 

 

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都合が良いけどこれに関しては例外扱いしたいというちゃんとした理由がある。

所属バンドの持ち曲を持ち込むのは一貫して好きじゃないと言い切れるけど、これはずるいよなあ。serial TV dramaの名曲"まばゆい"。

THE KEBABSがこれをもじった"まばゆい part2"という曲を制作・披露していたのだけど、"まばゆい"には全然似ていなかったのでここは笑い話で終わるんだろうなと思った直後。THE KEBABSによる"まばゆい"ですよ。こわいね。

筆者がこれだけは許せた、むしろ泣いたくらい嬉しかったのは、シリアルが解散していてこういう形でないと一生ライブで聴くことが出来ない楽曲だからなのだと思います。ユニゾンやフラッドはまだ現在進行形で活動しているし、各々オリジナルメンバー(フラッドにはあまり使いづらい言葉だけど)がいる。

感動したなあ...新井さんも「このメンバーで"まばゆい"が弾けるなんて!」と嬉しそうでしたね。思わず「ロックは好きですかー!」って叫びそうになったよね(いつぞやのロッキン)。

 

 


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筆者がTHE KEBABSの中で1番長く活動を見ているメンバーが佐々木さんなのですが、相変わらずめちゃくちゃかっこいい。住んでいた国やそこで通っていた学校など共通点も多くて、勝手に誇らしくなってしまいます。

特に1/7はさすがの田淵さんもちょっと浮き足立ちすぎだな、それは違うよね、と思う場面が散見されたのですが(個人的見解です)、佐々木さんが飄々としていて終始落ち着きを保っていたのがものすごく救いだったなと改めて思います。

田淵さんと仲良しなのは長いこと知っていたけど、《出待ちに関わらない 気安く煽らない》で田淵さんを指しつつMCでプチ反抗してたの最高でしたね。そういう染まらない佐々木さんが好き。

前方行くと軽率に恋するので注意。彼はとてもジェントルマンですから。

 

 

 

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日藝を挟み込む法政と早稲田。本当は各々について書きたかったんだけどどうしてもパロディのタイトル付けたかったのでこの形で。

ここも仲良しなのは知ってたけど、MCの掛け合いがとても良い。というか田淵さんが普通にライブで喋るの、まあまあ久々に見るスタイルですよね。

田淵くんの仮歌俺結構好きだよ、ダブルボーカルの曲せっかく作ったんだから田淵くんも歌えばいいじゃんと唆す新井さん。おおそうかと乗っちゃう田淵さん。でも本当は歌いたくない田淵さん。新井さんにはちょっと養いたくなるような、母性本能をくすぐられるような魅力がありますよね...乗せられてしまうのもわかる。

2人とも「喋りたくない」「喋るのはボーカルだけでいいんだよ」と言いつつ、佐々木さんを置き去りにしてめちゃくちゃ喋る。当人は飲み物飲んだり譜面パラパラしててマイペース。MCもするけど、そういう所が最高。佐々木さんに甘くてごめん。

そういえば田淵さんが無邪気に「serial TV drama好きー!」ってはしゃいでたとき、新井さんがマイク通さずに「俺も」って言ってたの皆さん聞きましたか、言ってたんですよ。1/7のときGARDENの話ふったらあんまり乗り気じゃなかったので(筆者もあれは要らないと感じたけど)触れられたくないのかなと思っていましたが、今回は嬉しそうだったので何より。

演奏中新井さんと田淵さんが各々の立ち位置に突っ込んでいってたけど、2人ともなかなか突撃してて笑った。髪の毛わしゃわしゃズなのでだいぶグリグリブンブンでした。

 

 


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LiSAちゃんのサポートや斎藤宏介さんのソロ・SK's Session 3などでお姿を拝見していたキングさん。頑なにマイクに向かわなかったのがらしいなと思いました。田淵さんと新井さんがあれだけ喋っていてキングさんまで加わったらとんでもないことになりそうだし、変わらずバランスキーパーなところはさすがドラマー。

リズム隊の意思の疎通が取れているバンドは上手いと感じることが多いのですが、彼らも然り。ユニゾンでは貴雄さんと息を合わせながら楽しそうに叩いている田淵さんと、サポートで周りの空気感を読むことに長けているキングさん。何度も目を合わせてはしゃいでいた2人が素敵でした。

ドラム台あったのかどうかさえわからないほど低くて見づらかったのが少し残念。次回に期待。

 

 


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1/7のシークレットゲストについて。ここがエネルギー1番使うので、こう思った人もいたんだなくらいに思って読んでほしい。批判・否定する必要も悩む必要もないです。自戒の意味も込めて。

先に保険かけておくけど、筆者はLiSAちゃんのことがとても好きです。ワンマンも行くし、CDもほとんど持ってる。だから本当は書きたくない。でも書かせて欲しい。

 

何度も考えたけど、やはり初回シークレットゲスト出演に関しては否と言いたい。これはLiSAちゃんじゃなくても、例えばさわおさんがステージに上がっていたとしても、それはちょっと違うよと思ってしまう。

 

このメンツでLiSAちゃんが噛んでいない、なんてことはないだろうなとは思っていたから、スタジオ入り初回からいたとか、8畳間で~とか、結成過程のエピソードを語られても特に驚きはなかった。

 

ごちゃごちゃ言っても仕方ないので、筆者がなぜ「それは違う」と思ったのか、箇条書きにしておこうと思います。

 

・新バンド結成の初回はその人たちオリジナルのライブが見たい

カバー曲の話にも言えることですが、「襲来」と名付けたライブにおいて4人だけを100%見られなかったのはものすごく勿体なかったなと思いました。1/15は本当に楽しかったから。量としてもちょっと歌いすぎだし、それこそ持ち曲歌ってるし、おまけに"シュガーソングとビターステップ"や"Dancing Zombiez"まで...

ただこれ、LiSAちゃんが悪いというよりそういうノリにしてしまったメンバーの問題でもあると思います。1/7の後半はめちゃくちゃ上手いカラオケ大会みたいだった。セットリストの半分も歌われてしまって今でも2,000円返してほしいと少しだけ思ってる。ダブルボーカルの曲を書きすぎたから、というのは理由になっていない。オーデュボンの祈りの桜みたいにズドンといきそうでした。

 

・混ざり方の程度

好きな人たちが交わるのはこの上ない幸せだけど、機会と期間を読むのは大事だなと感じました。

ここを書くのは本当に難しい。対バンなら許せる、むしろ嬉しいような関わりも、ゲストとなるとなかなか難しいものがある。バンドという枠を壊してやることだから、相応の機会がなくてはなかなかやれないはずだ。

好きな人たちには好きにやって欲しいし、客の言うことはそんなに聞かなくていいと思っています。だからこそ、ファン側の自分の「好き」が混ざりすぎないように上手く機会を選んできたつもりでした。その塩梅はファンが100人いれば100通りの境界線があって、どれもきっと正解なんだろうと思います。

自分が混ぜたくないと思っている「好き」達が混ざった状態を唐突に見てしまった。事前にわかっていれば避けられた状況から逃げられなくなってしまった。

もちろん事前に告知するなんてことは彼女の人気からすれば無理な話です。それはわかっています。だからこそ、そんな簡単にステージに上げてほしくなかった。

 

・嫉妬もある

ここはもう否定できる要素がないです。全くそんな理由はない、と言ったら嘘になってしまう。煽ったから辞めさせられちゃう?のくだりとか、そんなニャンニャン今見たくない〜って思ってしまいましたからね。普段はあざといLiSAちゃんが好きだけど、それは彼女を見に行ったときに見たいものであって好きなバンドと一緒に見たいものではなかったみたいです。めんどくさくてごめんね、LiSAちゃんが悪いわけではないのに。楽しんでいないという姿勢をステージに向けてしまったこと、反省しています。でも1/15の方が最高に楽しかったのも否めない。

 

 

あとこれはシークレットゲストが嫌だった話からは少し逸れてしまうのだけど、「テツのアレやってよ!」と田淵さんがLiSAちゃんにパロディを振ったのは正直信じたくなかった。今でも信じたくない。

内輪ノリ、本当にサムい。フラッドのファンならあのシーンがわかるけど、知らない人にとっては本当に無駄な時間だし、知っててもあのステージでやるものじゃないなと思った。

例えば同じイベントにフラッドが出ていて、テツくん本人がそこにいて、あとからネタ回収できるような雰囲気なら面白いし良いと思うけど、あの日はそうじゃなかった。それにあの場所にいるのはフラッドのファンだけじゃない。さすがに笑えなかったです。佐々木さんが「ここにいない人の話をするなよ笑」と明るく諭してくれて良かった。

 

あの日はなんだからしくない雰囲気だったなと、敢えてここに書いておきます。

 

 

 

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結成について書いた記事はこちら。

 

いろいろ心配したもののやっぱり最高にかっこよくて楽しかったので、バンドという夢を壊してくれさえしなければどんどんやって欲しいなと心から思いました。所属しているバンドがある人達はバランス見ながらお願いします。まあそのあたりは心配なさそう。

近い将来東京以外に行く計画もあるようで、ふんわり楽しみにしておこう。

 

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1/15の公演後、5月に渋谷CLUB QUATTROにて対バンが決定。相手バンドのヒント、「ファミリーじゃない」「YouTubeで見てた」「佐々木と田淵が何このバンドちょーかっけえと声を揃えた」...わからん

最初ズーカラデルかなと思ったけど先日田淵さんがライブに足を運んでいたのを拝見したので違いますかね...「全然知らない、関わりない」みたいなこと仰ってたからなあ。チケット当たらなかったけど、どんなバンドが選ばれたのか楽しみ。

曲作るスピードが速いのもよくわかったので、そのうちアルバム出してほしいですね。

 

 

 

THE KEBABS、とてもかっこいいバンドだと思います。彼らのこれからと新井さんのもっとすごいギターソロに期待を寄せて。

 

 

 

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1/7 THE KEBABS襲来@下北沢GARDEN セットリスト

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1/15 THE KEBABS襲来@渋谷WWW X セットリスト

※THE KEBABSのオフィシャルTwitterにセットリストが掲載されておりますが、この記事では当日実際に披露した順で記載してありますので一部異なります。ご了承ください。

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今日の1曲

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今日の1曲:Alright / GRAPEVINE

 

来月リリースされるGRAPEVINEのアルバム「ALL THE LIGHT」の収録曲の中から先駆けて配信・MV公開がされている1曲。

 

alrightと付く楽曲は数多あれど、さすがGRAPEVINEだなという作品がまた現れた。ギラギラしたホーンの音色とは裏腹にどこか虚ろに遠くを見つめているような歌詞。そんな曖昧さの中にも希望があって、全体に漂う気だるげな高揚感も魅力的。

 

《それは言わぬルールかい》《そればかりは言いっこ無しよ》《それは言わない約束だ》という歌詞を入れ込む田中さんが本当に好き。自分の中でいろんな問いかけが渦巻いてもなんとなく「みなまで言うな」と言い聞かせ、物わかりの良いように《it's gonna be all right》と唱えるんですよね、とりあえず。

 

歌詞にall rightとある曲ははつらつとしているものが多く、それも背中を蹴られる感覚があって好きなのですが、また新たなall rightを提示してもらったような気がしています。Suchmosみたいなパターンもありますが。

 

前向きとは言い難いけれど後ろ向きでもない、ちょっとふらふらしながら歩いている様が清々しい。何も考えたくないときに聴くと、何も考えなくていいんだなと妙に安心します。

 

圧倒的な演奏力と歌唱力にも舌を巻きました。最近このあたりの強さをより一層感じているのがGRAPEVINENICO Touches the Wallsですね。半端なリスナーではいられないなと刺激を貰えるバンドです。

 

来月リリースのアルバムがどんなことになっているのか、また1つ楽しみを貰えました。

 

 

Alright

Alright

 

 

 

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今日の1曲

普段のレポやレビューとは別に、今日自分が1番好きな曲を紹介する小記事を更新していこうと思います。いつリリースされたとか廃盤になったとか関係なく思いついたままにつらつらと。毎日書くことを目標にがんばりますので、お時間あるときだけでも是非お付き合い頂けますと幸いです。

 

 

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今日の1曲:キャッチボール / Northern Boys

 

 

菅原龍平さんとTRICERATOPSのベーシスト・林幸治さんによって結成されたNorthern Boys。この曲は昨年11月にリリースされた1stミニアルバム「Music On The Radio EP」の1曲目に収録されています。

 

このEPは全体としても完成度高くて好きなんですけど、特に1曲目が最高。電車で聴いてて思わずノリノリになってしまう。

 

歌詞の韻の踏み方が心地よいのですが、どうやらネットにはないようなのでCD買って歌詞カード見てください...林さんとガーラさんの写真もたくさん載ってるので是非。《打球音》を「だっきゅうおん」、《折衷案》を「せっちゅううぉん」みたいに、ちょっと発音で捻り効かせてるのが耳触りの良さをアップさせてるなあと思いました。伸ばしたりはねたりするタイミングが上手い。

 

林さんのツルッとした穏やかな歌声とガーラさんのカサカサな色っぽい歌声のコントラストにやられます。筆者はトライセラが好きなので林さんの歌声はリードでも何度も聴いたことがありましたが、ガーラさんと交わるとこんな風になるんだと新しい発見。

トライセラだと自由な歌い方をする唱さんに対して正確に心地よくコーラスを重ねているイメージだけど、Northern Boysでは自ら遊びも織り交ぜている感じがして新鮮ですね。

 

そしてガーラさんの歌声本当に好き...Northern Boysの活動が始まって初めて彼の存在を知ったのですが、その歌声の艶っぽさに射抜かれてさあ大変。最初は林さん目当てだったのに今では2人とも同じくらい大好きです。

 

爽やかだけど、《未来は君次第 さあ走り出せよ》という歌詞に背中押される。日々に疲れている人にこそ聴いて欲しい1曲です。

 

 

キャッチボール

キャッチボール

  • Northern Boys
  • ロック
  • ¥255

 

 

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SCOOBIE DO - あなたが決める!年忘れリクエスト・ベストテン!2018@モーション・ブルー横浜

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年末のお話を少しだけ。12/29、DO納め。

 

SCOOBIE DO「あなたが決める!年忘れリクエスト・ベストテン!」に参加してまいりました。前回は家のこともあって忙しかったので初参加。

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11月から行われているツアー「スクービーとスクービー」の会場において曲投票が行われており、40曲に絞られました。この中からさらに当日の参加者が1人3曲に投票し、FUNKY4が10位から順番に演奏してくれるシステムです。

 

 

場所は横浜、モーション・ブルー。赤レンガ倉庫2号館の3階にあり、100人程入れる全席指定のライブレストラン。

 

事前に調べたところ敷居高い雰囲気だったので、2018年1番のお洒落をして向かう。好きなワンピースに好きな靴、好きなイヤリング、好きなネイル。自己満足でもたまのお洒落って大事ですね。自分が楽しい。

 

余談ですがこの日着ていったワンピース、買いに行った時にはMサイズしか在庫がありませんでした。高身長がっちり体型の筆者は諦めようと思ったのですが、店員さんに勧められ試着。なんと着ることができました。通販もいいけどトライ出来るのはお店の良いところですよね。全部が全部ZOZOみたいにはならないし。

 

 

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話が逸れましたがまずは第1部。

受付を済ませ、クロークに上着を預ける。整理番号の札とアンケート用紙を受け取る。

 

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整番タグ。これで会計まで出来ちゃうシステム。前日に予約したので最後の整番でした。第2部は88。

 

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投票用紙。3つにマルして入場時に回収されるシステム。1人ずつウェイターさんが付いてくれて、席の希望まで聞いてくれる。至れり尽くせり!

 

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第1部は上手側、バーカウンターへ。スクービーを上手側から見たことが無かったので新鮮。会場内のアダルト感半端ない。

写真撮るの忘れたけど林檎と洋梨のカクテル「フォーリング・グレース」を注文。

 

 

16:50、前説。芸人の長嶋智彦さん(ダーリンハニー)が登場。

山手線の新しい駅「高輪ゲートウェイ」にちなんで、既存の駅名にスクービーの曲名を合わせたらどうなる?というネタを披露されてました。ほとんど組合せ忘れちゃったけど面白かった。

 

 

17:00、下手後方からFUNKY4の登場。

ディナーショーみたいな会場だけど、彼らは割と通常営業の印象。

 

"Tighten Up"バックにシュウさんが軽くイントロダクションMC。集計中なので1曲、と昨年1位の"きまぐれ天使"を1番だけ披露。

 

10位から発表。長嶋さんが毎度ステージまで封筒を持ってくるシステム。

なんといきなり同率9位で"ミラクルズ"、"ゆうべあのこが"。リーダーに順番を尋ねるシュウさん、「ミラクルズからじゃない?」とリーダー即決。リーダーの言うことは絶対ですから。

"ミラクルズ"もっと上かと思ってたけど、ランクイン嬉しい。"ゆうべあのこが"、何回聴いても入り方好き。

 

いきなり同率で乱されながらも8位を...と思いきやまたも同率、しかも3曲。"Cold Dancer"、"アウェイ"、"最終列車"。今度は「ナガイケ、どうする?」とジョーさんに決めさせるシュウさん。

とりあえず"最終列車"は最後。MOBYちゃんから生声で「同期...」と声が上がるとジョーさんも同じことを考えていたようでヘッドホンのジェスチャー。相変わらずロールキャベツ呼ばわりされるMOBYちゃん同期バージョン、横から見たら確かにロールキャベツでした。真横から見られることなかなかない。

 

"Cold Dancer"はそのポテンシャルの高さに改めて酔いしれた。女性コーラスがアダルトな雰囲気を出してるし同期もあるから今日みたいな着席ライブに合うし、各パートは割とゴリゴリだからライブハウスにも馴染む。"アウェイ"はいつものライブと同じようにシュウさんが結構煽っていて、観客のノリも大きくなる。そして聴かせる"最終列車"、完璧な配列。

 

気を取り直して5位...と思いきや3位3曲。並びが多すぎて笑いが止まらない。"December Song"、"Private Lover"、"さよなら私の"。

シュウさん「今日は最初から乱されまくってるよ。何曲ずつやろうとか決めてて...1-3位に関しては曲名言わないで演奏しようと思ってたのにもう食いこんじゃった笑。そして"さよなら私の"。わかってるねえ。ボーカルをこのナガイケジョーが務め、ライブ盤CDにしか入っていない楽曲ですね。ガチ勢かっ!...若い言葉使ってみた笑。
さて、どれからやろうか。ナガイケ最初がいい?笑」

照れ笑いジョーさん

シュウさん「やっぱ最後にしよっか笑。リーダーどっちからやる?」
リーダー「"December〜"かな」
シュウさん「わかった、DPSね。いつものやつね」

シュウさんがわかってる風に相槌を打つと、リーダーは「やったことないけどね笑」と苦笑い。

"December Song"も"Private Lover"もときめいたけど、投票した"さよなら私の"がまさかのランクイン。終始照れてるジョーさんが可愛すぎた。ありがとうございました。

 

そして2位。さっき1-3位は曲名言わずに弾き始めるって言ったばかりなのに「第2位!恋は魔法!」って堂々と読み上げちゃうシュウさんお茶目かよ。「単純明快、恋は魔法!」の曲紹介でスタート。


タイムアンドマネーアンドソウルのフレーズをわたしたちにくれた後、1位こそは曲名を言わずに弾き始めたと思えば"ファンキー獣道"。曲名を見たリーダーが今日1番の笑顔を見せたのはそういうことかー!アルバムの「アウェイ」が好きなので嬉しかった(投票はしてないリーダーごめんね)。

 

 

 

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お会計を済ませ、一度外に出て第2部。

 

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次は下手側。マップに席がないけどピンクの丸のところ。最壁側、MOBYちゃんと同じライン。ジョーさんまで1m。近。


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ビール!左側の黒いのが壁です。本当に端。近。

 

19:50、再び長嶋さんが壇上へ。

1stも来た人が多いことを確認すると、「じゃあさっきのネタは使えないですね」と苦笑い。

その代わりにメンバーから見た各メンバーのトリセツをアンケート調査してきて下さったとのこと。「こうすると喜ぶ悲しむ」の一覧ですどうぞ。


MOBY
リーダー:美味い蟹味噌をあげる/花粉
シュウさん:美味いホヤをあげる/乾燥
ジョーさん:美味い日本酒をあげる/B型3人(ジョーさん以外のメンバー)に振り回される

〇ジョーさん
リーダー:甘いものをあげる/なんでもリーダー任せにする
シュウさん:原辰徳の話をする/次のスーツの色を話し合う(シュウさんは白スーツ固定)
MOBY:ドラム以外の話をする/運転を頼む

〇シュウさん
リーダー:かっこいいブレイクビーツの入ったファンクチューンを聴かせる/名前を変な所で区切る(例 マツキタ・イジロウ)
ジョーさん:ベースプレイを褒める/名前を変な所で区切る(例 ナガイ・ケジョー)
MOBY:美味しそうなものの写真を撮る/財布から黙ってお金を抜く

〇リーダー
シュウさん:声が良いと褒める/ライブのあと後の最初の曲間で喋り面白いよ!と言う
ジョーさん:ベースが上手いと褒める/食が細いねと伝える(さっきケータリングもりもり食べてたよ!という長嶋さんからのフォロータレコミ)
MOBY:趣味が多いねと言う/最近走ってないねと言う

 

言う方も言われる方もキャラが滲み出てて可愛いありがとうございます。

 

そしてメンバーのトリセツの質問以外にSCOOBIE DOとはなんですか?」
という質問をしたが、記述があったのはリーダーのみ(さすがです)。その模範解答がこちら。

「人柄の良さと誠実さ、いい塩梅の適当さで20年以上続くバンド」

泣いちゃう。好き。リーダーありがとう。

 

 

20:00、第2部がスタート。1st同様に"Tighten Up"にのせてイントロダクション、集計中に昨年2ndの1位"また逢う日まで"を披露。ジョーさんの右足裾の後ろ側が靴にインしちゃっててとても気になった。このビューならではの気付き。

 

10位は"キミとオレ"。1曲のみの幸先良い駆け出し。いきなり聴きたかった曲でニヤニヤ(投票はしてない)。

 

9位...と行きたいところだったけど同率8位、"勝手にしやがれ"と"真夜中のヒーロー"。

シュウさん「リーダーどっちからにする?」
リーダー「"勝手〜"からじゃない?」
シュウさん「"勝手〜"、"真夜中〜"ね、KMね、KM。やっぱりな〜!リーダーそうしがちなんだよな〜!リーダーいっつもKMなんだよな〜」
リーダー「KYみたいに言うな笑」

《俺正しくないぜ 俺は正しくない》ってとても好きなんだよなあ。

 

7位を、と思いきや6位が2曲のため、6→4位は一気に発表(本来の流れに食い込む)。6位はくもり空のベイビー"と"アフィルグ"、5位は"ガレキの上のジェットコースター"、4位は"The Chance"。この選曲をみてシュウさん思わず苦笑い。

シュウさん「1部は結構メロウでしっとり踊れる感じの曲が多かったけど、ここに来てカロリー高めのが来たね笑。みんなわかってんなあ!」

 

どの曲だったか忘れたんだけどジョーさんが最壁側女のわたしにまでベースばきゅんしてくださって泣いた...好きです...(ちょろい)

 

カロリーラインを経て、今回の投票で最下位だった曲の発表。"Oh Yeah!"だったけど、会場内は「え〜意外!」みたいな空気になったのでシュウさんが「お前らが選んだんだぞ!」って笑ってた。投票数少ないのに聴けるっていうレア感。最下位なのに盛り上がる矛盾。いや別に嫌いなわけでは全くないんだよな、むしろ逆っていう人は多いはず。

 

今度こそ3位からは言わずに、と封筒の中身をリーダーとジョーさんにチラ見せ。まさかのMOBYちゃんが忘れられてて、「え?なになに?」って顔してたの可愛かった。気付いたシュウさんが苦笑いしながらチラ見せ。紙面見て満足気なMOBYちゃん。"悪い夢"でした。


2位は"ロングスカートベイビーブルース"!ギターソロ中にジョーさんとシュウさんが向き合って、低めの中腰で一緒にステップ踏んでたの可愛すぎた。セリフたちが面白すぎて笑ってしまうんですが、今日はアダルトな雰囲気だったので黄色い歓声多め。

 

1位の前にMC。タイムアンドマネーアンドソウル、本当にこちらこそありがとうと思う。

長嶋さんについても触れていて、20年くらいの付き合いだそう。今回も仕事が入りそうだったのに「スクービーとの仕事があるんで!」と全て断って来てくれたんだってー。胸アツ。本当に大役おつかれさまでした。


そして1位はイントロと共に歓声、"つづきのメロディー"。泣きそうになったなあ。

 

1部もそうだったんだけど最後4人が前に出てきて一緒にお辞儀。ジョーさんが曲に合わせてめちゃくちゃステップ踏んでてニヤけた。

...と思いきや、長嶋さんが何やら封筒を持ってくる。

 

シュウさん「なになに?『 来年もぜひモーション・ブルー・ヨコハマに来てください!最後に我々からのリクエストです』」

 

"ラストナンバー"は完璧すぎて泣く。ウェイターさんで1人めちゃくちゃスクービー好きなんだろうなって方がいて、業務も忘れたように(ちゃんとお仕事はされてました笑)歌って踊ってたのが印象的でした。素敵な音楽ってそうなるよね。全体としても非常にスクービー愛のある空間でした。

 

4人がはけても鳴り止まない拍手。アンコールはなしでお開き。"つづきのメロディー"→"ラストナンバー"の流れが完璧すぎて、これ以上はないな、ここで終わりたいなと素人感覚でも思いました。

 

 

美味しいお酒に美味しいご飯、素敵な音楽とFUNKY4。何これ最高すぎる。本当に楽しかったし幸せでした。年忘れと題しているのに忘れられないライブになってしまいました。2019年もあるなら何としてでも行きます。

彼らのスキルの高さにも改めて圧倒されました。長くやっているとはいえ、いきなり曲出されてあの場で20曲以上弾くってさすがとしか言えない。これからも大好きです。

 

 

 

そして遅くなりましたが皆さまあけましておめでとうございます!本年もどうぞよろしくお願い致します。軽めな記事を多く書くことを目標にがんばりたいと思いますので、引き続きあたたかい目で見守っていただけますと幸いです。

 

 

 

12/29 SCOOBIE DO - あなたが決める!年忘れリクエスト・ベストテン!2018@モーション・ブルー・ヨコハマ セットリスト

第1部
01.Tighten Up〜きまぐれ天使〜Tighten Up
02.ミラクルズ(9位)
03.ゆうべあのこが(9位)
04.Cold Dancer(6位)
05.アウェイ(6位)
06.最終列車(6位)
07.December Song(3位)
08.Private Lover(3位)
09.さよなら私の(3位)
10.恋は魔法(2位)
11.ファンキー獣道(1位)

 

第2部
01.Tighten Up〜また逢う日まで〜Tighten Up
02.キミとオレ(10位)
03.勝手にしやがれ(8位)
04.真夜中のヒーロー(8位)
05.くもり空のベイビー(6位)
06.アフィルグ(6位)
07.ガレキの上のジェットコースター(5位)
08.The Chance(4位)
09.Oh Yeah!(最下位)
10.悪い夢(3位)
11.ロングスカートベイビーブルース(2位)
12.つづきのメロディー(1位)
13.ラストナンバー(モーション・ブルー リクエスト)

 

 

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