鯉の滝登り

好きなものを、好きなように、好きなだけ。

UNISON SQUARE GARDEN TOUR 2017-2018「One roll, One romance」@Zepp Sapporo

※ツアーが来年の1月まで続くことを考慮し、セットリストのネタバレを避けて書かせていただきました。想像が出来ない程度の表現で記していこうと思います。いつもありがとうございます。

 

 

 

名古屋公演2daysの記事も書いてほしいというメッセージを何人かの方に頂いたのですが(本当にありがとうございます)、ライブレポについていろいろ考えていたので見送りました。追って書くこともないと思いますがブログは続けますのでどうぞよろしくお願い致します!

 

 

 

さて、10月から始まったこのツアー。早いものでライブハウス公演最終日である。

 

12月に北海道公演を切るなんてなかなか強気だなあと思っていたが、さすが晴れバンド。前日入りしたが、飛行機は何の問題もなく飛んだし例年ほど寒くない。

 

 

北海道札幌市。街はイルミ中。

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個人的なことだが、長いこと住んでいた街である。トータル10年くらい。思い入れもなかなかに深い。「札幌に住んでいた」よりも「札幌で育った」の感覚に近いかもなあ。イギリスやベルギーと往復してました。

新千歳空港に降り立ったその瞬間からもうあちこちに思い出が転がっていて...この話はやめましょう。センチメンタルにピリオドが打てなくなりそうです。

 

 

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ミュンヘン・クリスマス市。札幌とミュンヘン姉妹都市なので毎年この時期に開催されています。大通公園2丁目ってところがコアな感じ出ていて好きなんですよね。個人的には雪まつりよりオススメです。ホットワインうまし。左のCITSジャケットみたいなワインの入れ物、底にはめ込まれたライトがビカビカ光ってて笑ってしまった。

お酒ダメな人もホットチョコレートやノンアルコールドリンクと美味しい料理で楽しめます!ぜひ。

 

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北海道神宮。円山のはずれに住んでいたので、このあたり散歩コースでした。この日は天皇誕生日だったため、行事の準備が進められていた模様。

2枚目の写真は六花亭の「判官さま」という神宮限定の焼きまんじゅう。そば粉を使用しているので香ばしさがすごい。無料で配ってるのすごくないですか(100円の日もある)。

近くにドライブスルーのスタバが出来てた。

 

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ひたすらに可愛い円山のエゾリスちゃん!やあ また会えたね こんばんは いやこんにちはだっけ

 

お昼はスープカレーを。

fun time HOLIDAY6札幌公演のときにSuage+を訪れたので、今回はBUMP OF CHICKENをなぞるSOUL STORE。12時前に行ったのに4組待ちという人気っぷり。

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勘で「チキンと野菜のカリー」を頼んだら図らずもチャマの投稿と同じものが。やったね。

めちゃめちゃ美味しかったです。野菜がたっぷりで、スープの質(さっぱり/濃厚)や辛さも選べて楽しかった!チキンの柔らかさが最高。

 

 

 

書き足りないけど長くなるので本題に戻りますね。Zepp Sapporo公演の簡単な感想です。

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時間

17:30 開演
19:06 本編終了
19:27 全編終了

 

 

防寒

今回はウルトラライトダウン+Tシャツ(ヒートテックなし)でトライしてみましたがめちゃめちゃ良かったです。札幌も極寒の日では無かったけれど、通用しました。この策にはいい点が3つありまして、まず圧倒的にあったかいんですね。ダウンってやっぱり強いよね。

そして中でかさばらないのが嬉しい。付属の袋に入れたら本当に小さくなるんですあれ。最近はBUMP OF CHICKENサコッシュを常備してるので、その紐に通すとお腹のあたりにスポンと収まる。素敵。普通の上着はやっぱり中のロッカーに入れた方がいいと思います。

さらに中で暑くならない!東京で見る時はヒートテック+Tシャツだったけれど、動くとすごく熱くなっちゃうんですよね。それも解消されて快適に過ごせました。

 

 

服装

【本編】
斎藤:内側が黒の白シャツ、黒ネクタイ、黒スキニー
田淵:紋章Tシャツ、ズタボロブラックデニム、オレンジ紐スニーカー
鈴木:ベージュセットアップ、白インナー、靴見えなかった

 

【アンコール】
斎藤:音楽隊Tシャツ
田淵:ScopemoonTシャツ
鈴木:上着脱いで他はそのまま

 

 

MCなんとなく

・久しぶり
「えー札幌のみなさんお久しぶりです、UNISON SQUARE GARDENです。北海道でワンマンって久しぶりだーよーねー...?いや、すまんかった笑!ということで今日はとても楽しみにしてきました。最後まで自由に楽しんでってくださいよろしく!」

 

・バッチバチに仲悪い
「皆さんご存知の通りUNISON SQUARE GARDENって3人バッチバチに仲悪いじゃないですか。でも札幌のおかげなのかな、昨日は珍しく3人一緒で、スタッフさんたちといくらを食べに行きました。あの『おいさー!』っていうお店。知ってる?あ、みんな知ってるんだ?そこで食べたいくらが美味しすぎて帰り際3人それぞれお正月用にいくら買いました。まあ東京に着いた途端ひとっことも喋らなくなるんですけどね。でも札幌にいる間は、メンバーを敬い、その有り難みと絆を感じて過ごしたいと思います!」

 

・時事ネタ(詳細は次章)
「アンコールどうもありがとうございます!いやーしかし田淵はさすがだね。演奏中にも時事ネタを取り入れててすごいなって思った。演奏しながら相撲をとるっていう笑。まあ僕も反応しない...無反応を決め込むっていう貴乃花親方の真似をしてたんですが...皆さま、伝わりましたでしょうか」

田淵さん爆笑してた。詳細は後ほど。

 

・来年
「いやー来年は楽しいニュースがたくさんあるといいですね。2017年最後のワンマンライブ、無事に楽しく迎えられています!今回のツアーは残すところ来年の1本で、1ヶ月くらい空くけどね、でそれまでにも2枚新曲が出てて...えーと今回は"10% roll, 10% romance"のツアーだったんだけど、ツアー中に更に新曲が2枚出るというみんなにはちょっと申し訳ない感じになってしまって、で更に来年の3月にも新曲が出ます!そのシングルの曲も作りながら他にもたくさん新曲を作ってて。その新曲がどれもめちゃくちゃかっこいいんです。なので来年もそのかっこいい新曲を皆さんの前で演奏できるように、また来ます!
…(田淵に)なんかいいお客さんだったね...あ、ごめんなさい内輪の話で」

 

・最後
「ありがとうございましたUNISON SQUARE GARDENでした!来年もまた来ます!…風邪ひくなよ!!」

 

 

斎藤田淵 はっけよいのこった

本編ラスト曲で宏介さんの背後にまわった田淵。まさかのギター下辺りにベースを通し、宏介さんの太ももあたりを抱え込みながら演奏。田淵さんは宏介さんの左から顔を出してた。楽しそうで良かったけど、意に介さず引き続ける宏介さんに軍配。それでさっきのMCですよ。本当に頭の回転早いなあ。

でこの話には2つおまけの話があって。

1つ目、上に書いたものが終わって田淵さんがコーラスに戻るとき、後ろ歩きしながら宏介さんにお祈りしてました。某会場でやってた手のひらを合わせるやつじゃなくて、指を組むタイプの。尊かったのかしら。札幌マジック。

そして2つ目。本編終わってはけるときに田淵さんのマイク前あたりで田淵さんと宏介さんがぶつかりそうになったんだけど、直後宏介さんがいたずら顔で田淵の腰あたりに手を回してタックルしてた。これが相撲の伏線だったんですね。素晴らしい取り組みでした。

 

 

感想あれこれ

アンコール登場時に指笛鳴らしてるお客さんがいて、なぜか宏介さんがこれに対抗。しかしシューシューしてるだけ笑。スタンバイしてまた何度かチャレンジするけど結局鳴ってなかった。そういえばちょうど1年前の沖縄公演でのMCで指笛の話ありましたよね。アンコールMCでは一切触れてなくて、なかったことになってたのがめちゃめちゃ面白かったです。

 

貴雄さんのセッションでの雄叫びパート、新しくなってて笑った。書くとギリギリネタバレな気もするので書きませんが、可愛くなってました笑。

 

ギターなのかエフェクターなのか詳しいことはよくわからないけれど、ギターの音の調子がすこぶる悪い気がした。出てない音があって田淵さんがん?って顔してたり、宏介さんが顔を歪ませながら足元かちゃかちゃしたり。かっこよかったけどね。

 

田淵さん恒例のペットボトル投げ。本編ラスト曲前にペットボトルの水を飲み切って下手袖に投げるのがお決まりだったけど、今回は残ってた水の量が多かったようで一気飲みを断念。宏介さんの方に歩いて行きながらなんとか完飲、バックに投げる形でペットボトルが袖の方へ。スタッフさんがしっかりキャッチし、お互いにっこり。

 

Zepp Sapporoのローカルルールが痺れる。今回整番が早めだったからあまり弊害はなかったけど、...40.60.80.100と呼んでいきなり200ですもんね。しかも「正しい順番で並んでいる体」なのでだんだん整番呼ばれなくなるんですよね。恐ろしい!

あとブロック封鎖も名物ですよね(今回はあったかわからない)。開場から一定時間経つと前のブロックに行けないように封鎖してしまうんです。柵をくぐって前に行く人がいるのはそういう文化からきてるのかもしれない。

それでも今回は本当に視界良好、パーソナルスペースも確保出来て快適に観ることができました!

 

本州と離れているということもあってか、北海道公演は「大好きなロックバンドか自分の街に来てくれた」感を本当に強く感じる。去年の帯広・札幌公演でも同じことを思った。ライブハウス公演ファイナルであることも手伝って、ものすごくいい空気感の年内ラストワンマンでした。

 

 

アレンジとかアクションとか、いろいろお伝えしたいのですがなんせネタバレが怖くて笑。全公演終わったら思い出しつつ書きたい。

 

 

 

いよいよラスト1公演を残すのみとなった。幕張メッセ、本当に特殊な場所である。ただキャパを大きくというだけならいくらでも場所はあるけど、その中でも幕張が選ばれている。

田淵さんが雑誌であんなふうに言っていたのだから、セットリストは23公演とほぼ変わらないのだろう。あくまで千葉公演ですしね。

 

 

「大好きなロックバンドを目撃出来たか」

 

幕張公演終了後、自分に問いかけたいセンテンスはこれかなあ。幕張なので「いつも通り」というのは物理的に不可能だと思うし、24公演の1ピースと言えどライブハウスにおけるライブの常識が通じないことも多いと思います。

それも踏まえた上で、わたしは大好きなロックバンドを幕張で目撃出来たかどうか自分自身に問いたい。贔屓目は捨てて、自分の感覚を大切に。

幕張何度も行ってるはずなのにすごい緊張するなあ。

 

 

年越しはピロウズのカウントダウンに行きます。皆さまメリー本日!そしてよいお年を。

 

 

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UNISON SQUARE GARDEN TOUR 2017-2018「One roll, One romance」@Zepp Osaka Bayside Day2

※ツアーが来年の1月まで続くことを考慮し、セットリストのネタバレを避けて書かせていただきました。想像が出来ない程度の表現で、〇曲目、などと記していこうと思います。MCで少しわかってしまう部分もあると思うので、まだ行っていない方は回れ右をおすすめします。いつもありがとうございます。

 

 

 

おおよそ半年ぶりの大阪である。前回訪れたのも同じ会場であった。気軽に行けるのはやはり北へは仙台・西は名古屋あたりまでであろうか。それ以上距離をのばすと本格的な「遠征感」が増す。大阪は絶妙な位置だなあ。終演が早ければ日帰りが出来るから。

 

国内上位のキャパを持つZepp Osaka Bayside。大きい会場はそこまで愛着が湧かないものだけど、ここと豊洲PITは本当に好き。照明が鮮やかであることも含め、自分のライブ体験としていい思い出ばかりだからかもしれない。

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半年ぶりに訪れたところ、セブンイレブンや立体駐車場、新しいホテルなど建物が増えていて、だんだん拓けてきたなという印象。ユニバーサルシティまで行かなくとも待機ができる大型ショッピングモールみたいなのあったらいいのにな。幕張や豊洲みたいに。

 

 

さて、本題。

12月に入りツアーの本数も残り少なくなってきました。今回はZepp Osaka Bayside公演2日目について少しだけレポートします。

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時間

18:00 開演
19:36 本編終了
19:59 全編終了

 

 

服装

【本編】
斎藤:内側が白・肩から腕が黒のシャツ、黒ネクタイ、黒スキニー
田淵:紋章Tシャツ、ズタボロブラックデニム、オレンジ紐スニーカー
鈴木:白刺繍セットアップ、白インナー(バッジ×2)、茶ブーツ

 

【アンコール】
斎藤:音楽隊Tシャツ
田淵:78Tシャツ
鈴木:そのまま

 

 

MCなんとなく

 ・ぜっぷおーさかべいさいど
Zepp Osaka Bayside...Zepp Osaka Bayside...!いやー2日目となるともう慣れたもんですよ。こっち(田淵)はコンタクト入れてます。こっち(貴雄)は今ね、靴下を履いて…今履いた。
あのSE…僕らの出囃子が流れた時に、『あっ!コンタクト入れてない!』って。…そんなことある?笑」

 

イカ
「(スゥ)10月の頭に……あれ?歌い出したかと思ったって笑?10月〜から歌い出す曲ってあったっけな…新曲かと思ったでしょ笑。
10月の頭...?かな?そのあたりからこのツアーをまわらせてもらってるんですけど、ドラムの貴雄がスプラトゥーン2にどハマりしてて。スプラトゥーンってニンテンドースイッチ用ソフトで、インターネットを使ってオンライン対戦ができるゲームなんですけど。
僕らツアー中基本ビジネスホテルに泊まるんですよ。で貴雄はホテルのWi-Fiが弱い弱いってずっと愚痴言ってるんですけど。ある日僕がホテルの繋がらないなって別のWi-Fi探してたらね、"TKO.net"っていうのが出てきて。おそらく自分の持ってるんでしょうね。でそれがほんといつ何時でも出てくるんですよ。真夜中でも、それこそ朝日がちょっと昇ってんじゃないかって時間にも。いつ練習してんだろうって感じじゃん?でも本番はこうやって…ガシガシやるじゃない。すごいよねー...何も言えないよね笑。もし酷いドラムとかだったら俺ウォーキングデッドを1から全部ダウンロードしてやろうと思います。TKO.netで。ちなみにパスワードは"tkotkotko"らしいです……自己主張すごくない?」

 

・チングルのチン曲

「今回1枚"チングル"を出してのツアーだったのに......(会場爆笑、宏介さん「やっべ」みたいな感じで1回下唇噛む).....え?関西じゃ"チングル"って言わないの?東京だとみんな"チングル"って言うんですけど...もしかしてこっちじゃエスカレーターも右側?まあじゃあこっちの言い方に合わせて..."シングル"を出して...笑。

でこのツアーの前に1枚シングルがリリースになって、なんとその後にもう2枚シングルを出しまして、ちょっと皆さんを混乱させてしまったかもしれないんですけど、3月にもシングルが出ます。で今日で大阪最後だから特別ちょっとネタバレするね。今回のシングル3曲構成なんだけどね?1曲目、めちゃくちゃかっこいい。2曲目...めちゃくちゃかっこいい。そして3曲目は.....めちゃくちゃかっこいい。

いやでも本当に毎回新しく曲が出来るたびにかっこいいかっこいいって言いながらやってるんです。大阪今回は今日で最後なんだけど、また来年もバンバン来るだろうし、その度にこうやって顔を突き合わせていいライブをするっていうそれ以上でもそれ以下でもない面白味のないバンドなんですけど、3人がそれをかっこいいと思って続けていくうちはライブをやっていくので、また大阪で、会いましょう。

じゃあ本編でやってない方の"チン曲"...あ、こっちで言うと"新曲"か。もう1個の新曲を、やりたいと思います。今日はありがとうございました!」

 

 

 

感想あれこれ

大阪って荒いとか言われがちだけど今日は本当に快適でした。場所もほとんど移動することなく(モッシュは起きてたけど)、見晴らしもよく、過ごしやすい空間。

 

やっぱりBaysideは照明が本当に綺麗。光線の濃淡まで感じられるのが嬉しい。あの箱であの曲聴けるのはいつになるやら...

 

田淵さんペットボトル下手袖に投げてた。スタッフさんがナイスキャッチしてるのが見えました。

 

ミスタースプラトゥーン・TKOさんは今日もたくさんアレンジしてたなあ。今までもやってたかもしれないけど、1曲目のアレンジがアツかったなあ。相変わらずあの曲の2サビ前クレッシェンドが好きすぎる。

 

宏介さん今日めちゃめちゃ表情豊かでゾクゾクした。MCはチングル以外にもだいぶ甘噛みしてた(恐らく関東圏だとスルーしてるレベル。関西人はやっぱり鋭いというか、見逃さないですよね笑。素敵です)けど、声は調子良かったなあ。

 

某バラードのコーラスが行った中では最っ高にキレイで、思わず左耳の耳栓外してしまった(ほんとは良くない)。すごく胸に響いたんですよね。思わず涙してしまいました。

 

あと本当に田淵さんかっこよかったんです。何がとは言わないけど、やっぱりめちゃめちゃかっこいい。

 

3人が同時に見えるビューというのは結構大切かもしれない。全体を俯瞰すると「わたし今最高にかっこいいロックバンドを目撃してる」ってより一層思えるんですよね。

 

 

 

ざっくり以上です。

 

名古屋、札幌、ピロウズカウントダウン。年内のライブも少なくなってきた。毎回を大切にしたい。

年明けにはヒトリエとの対バンやシングルリリースが控えている。ヒトリエとは本当に対バンしてほしかったので嬉しい限りだ。BLITZでチケットが取れるか少し怖いところではあるが、非常に楽しみである。

 

3月のライオンの新OPを担当することになった彼ら。個人的に思い入れがありすぎる漫画・アニメである。発表されたとき田淵さんのコメントを読んで本当に号泣してしまいました。今も書いてて泣きそう。いつも通りのいい曲、期待してます。

 

 

さて、帰ろう 世界へ。

 

 

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東京スカパラダイスオーケストラ - 白と黒のモントゥーノ feat.斎藤宏介(UNISON SQUARE GARDEN)

11/29、UNISON SQUARE GARDENの斎藤宏介をゲストボーカリストとして招いたニューシングル「白と黒のモントゥーノ feat.斎藤宏介(UNISON SQUARE GARDEN)」がリリースとなった。

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スカパラとユニゾンは事務所の先輩後輩で、最近で言うと今年の4-6月に行われたUNISON SQUARE GARDENの自主企画「fun time HOLIDAY6」の愛知公演(Zepp Nagoya)のゲストバンドにスカパラを呼んだ。付き合いとしてはユニゾンが今のレコード会社に所属するかどうかという頃からだと言うから今回のコラボは"ようやく"実現した、というところであろう。

 

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タワーレコード渋谷店。B'zが同じ発売日だったのですごいプッシュだったけど、ちゃんとコーナーもありました。なんだかんだ「DINOSAUR」も購入してしまったけど。

 

 

表題曲の"白と黒のモントゥーノ"について少しだけ。

このコラボをするときから沖さんが作曲をするというのは決まっていたようだ。ここ最近のツアーで公演を切ったブラジルやアルゼンチンなどのミュージシャンとの交流を反映させたメロディに、谷中さんの色気をはらんだ歌詞が光る1曲。

 

宏介さんを「ゲストボーカリスト」と称したが、正確に言うと「ギターボーカリスト」としてこの曲での役割を果たしている。そのためか、スカパラの得意とする...というかもはやお家芸でもあるラテンスカの空気感にロックがしっかりと溶け込んでいて、一つのバンドサウンドとして成立しているのには思わず唸る。

 

スカパラのメロディを宏介さんが歌うと甘さが増すかなと思っていたけど、想像以上にスリリングで、妖しさに厚みが増している。さすがサイトゥーノ。「騙されそうなほどの魅力」「鑑定書要らずの宝石」「高性能な才能を持った好青年」スカパラメンバーに絶賛されるのも頷ける。

UNISON SQUARE GARDENの楽曲はほとんどベースの田淵さんが作っているが、本作ではそれらの曲たちを歌うときとはまた違った魅力が引き出されている。絶妙な3人のバランスで成り立っているユニゾンの音楽はてんこ盛りプレイがスタンダードみたいなところがあるので(もちろんそれが最高にカッコイイ)、他で歌うときは「長く持たせた音符にどれだけ斎藤宏介を表現できるか」が勝負になってくると思う。しかし彼は表現の引き出しが多いなあ。大好きなギターボーカルです。

最近でいうとソロ自主企画の「SK's Session」をはじめとして自分自身の音楽を表現する場を増やしている宏介さん。ユニゾンに還元できる部分もかなり大きいと思うので、制作含め積極的にやっていってほしい。

そしてこのCDにはinstrument ver.も収録されているので、是非聴き比べてもらいたい。いろんな発見がある。

 

 

リリース日前日の11/28、LINE LIVE東京スカパラダイスオーケストラのメンバーと宏介さんが1時間にわたってトークを繰り広げた特別番組が放送された。12/3まではアーカイブも残っているようなので、こちらも要チェック。

 

年末、関西ロックの大忘年会FM802 RADIO CRAZY」にて、このコラボで出演することが決定した。今年は圧倒的にレディクレのブッキング力が勝ちましたねえ。スピッツやB'zなど豪華な顔ぶれが揃うフェス、行かれる方楽しんできてください!

 

 

スカパラも本当に長いこと音楽を続けている人たちだけど、それだけいろんなことを乗り越えて来たんですよね。特にギムラさんや青木さんのことがあって、どうしても彼らの音楽を純粋な耳で聴けていませんでした。でも今回のシングルでやっぱり自分を恥じましたね。常に現在の音楽と向き合っていく耳も必要で、過去に縛られて素敵な曲に出会えないのは勿体ないなと強く感じました。視点のアップデート、大事。

 

 

 

 

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【はじめてのBluetooth】TaoTronicsを買ってみた

それは5/3、fun time HOLIDAY6新潟公演の帰り道。andropよかったなあUNISON SQUARE GARDENよかったなあ、明日ビバラだ、1日空けてスガフェスだ!なんて浮かれていたら

 

 

スマホを落としました

 

 

失くしたわけではなく、物理的に落下させました。もちろん画面も割れました。もうそれはバッキバキに。割れ方が細かくて気持ち悪い...

Apple careに加入してはいましたが、2年以上使っていたので無効。とりあえずApple Storeに持っていくも、画面替えて電源付かなくなったら本体交換で3万取られると言われる。だったら6回ライブ行くわ。おかんむりやでほんま。

 

 

いろいろ検討した結果、やはり替えるのが1番良いのでは...ということで機種変更。

今までiPhone6を使っていたので、6sあればいいなあと思っていたらなんと在庫なし。

 

結局7になりました。容量もかなり増えたので嬉しい

 

 

しかし困ったことが

 

 イヤホンジャックがない!!

 

いやわかってたんですけどね、やっぱりないと不便ですよね。一応聴くことはできるけど、充電する穴が塞がれてしまうので「充電しながら何かを聴く」というのが不可能になってしまったわけです。

音楽プレイヤーは別にあるから良いんだけど...YouTubeとか観たいときあるじゃないですか...ちなみにフジファブリックのMVをYouTubeで観始めると止まらないんですけどあの現象にどなたか名前付けて下さい。

 

...話が逸れましたが、

そんなこんなでやっとワイヤレスイヤホンに手を出してみようと思ったわけです。興味はあったもののどうしても有線に信頼を置いているのでなかなか変えようとも思えず終いだったのですごく良いきっかけになりました。

 

 

早速ネットで検索。とりあえず安いやつ...(あんまりこだわりない)

 

コスパ最強」の文字に惹かれてタワレコで購入したのがこちら。

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TaoTronicsBluetoothイヤホン!

確かアメリカの会社ですね(資本は中国かも)。

 

お値段なんと税込で¥2.999!安!

 

前使ってた有線イヤホンより安い...!

 

 

はじめてのBluetoothなので、ちゃんと接続できるかも不安な状態でとりあえず連れて帰る。

 

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はじめてオンにした

 

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fake town babyかけてみる...

 

 

なったー!!!

 

 

いやそりゃ鳴るんですけどね、文明に積極的に付いていかないタイプなので結構感動的でした。

充電も6時間くらいもつし、ワイヤレスだから邪魔にならないし、なにより音がめっちゃ良い...コーラスとベースとてもくっきり聴こえる...

 

コスパ最強と噂のBluetoothイヤホン「TaoTronics」、最高です。気持ち フォルテシモ ピアニシモって感じです。ありがとうございます。

 

 

以上、買ったワイヤレスイヤホンが安くて音質よかったっていう話でした。

 

 

 

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Shiggy Jr. - SHUFFLE!!E.P.

Shiggy Jr.、音源は追っていながらもライブを観たことがないのですが、今回ディスクレビューを書いてほしいと受注をいただきましたので素人文で恐縮ですが少しだけお付き合いください。また素敵な1枚に出会えました。

 

 

 

11/22、ビクターエンタテインメント移籍第1弾となる「SHUFFLE!! E.P.」をリリースした。

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ジャケットかわいい。

 

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タワーレコード渋谷店。リリースから1週間経ったけど、結構立ち止まる人多かったです。

 

 

 

J-POP of J-POP、ポップを余すところなく敷き詰めた1枚目のアルバム「ALL ABOUT POP」から約1年ぶりのリリース。結成5周年、冒頭で少しだけ触れたように事務所をキューブ、レーベルをビクターエンタテインメントに移籍して初の作品である。ドラマタイアップ曲を含みながら、カラフルな感情をより鮮やかに彩っていく5曲が揃った。1曲ずつ見ていきたい。

 

 

M1.誘惑のパーティー

CSドラマ「過ちスクランブル」の主題歌となったこの曲。ディスコベースのちょっと懐かしいサウンド。アレンジめちゃめちゃ凝ってたから最初聴いたとき本当に驚いたんだけど、岡村靖幸さんのマニピュレーターもやってる白石元久さんがアレンジャーとして参加してると聞いて納得。80年代っぽさも出ていて、思わず踊り出したくなるような自由な雰囲気が好き。個人的にイメージしていたシギーは明るいカラフルだったんだけど、この曲はネオン感もあって新しい一面を見た気分になる。

 


M2.僕は雨のなか

フジテレビドラマ「ぼくは麻理のなか」主題歌。歌謡感漂う旋律に散りばめられたポップなアレンジが印象的。歌詞だけ読むと結構「暗」だなあと思うけど、シギーらしい光の見える編曲と、池田ちゃんのスキップするような前向きで優しい歌声が楽曲全体を明るく照らしている。

ハードコア出身の諸石さんがやりたいようにやれている感じが出ていて嬉しかった。このバンドで手数増やしても上手くまとめられるという自信になったのでは。

 


M3.二人のストーリー

なんと言っても池田ちゃんと原田さんの掛け合いが美しい。原田さんに関してはラップ初挑戦だったようだけど、楽曲にフィットしていて良かった。歌ってるの聴くのも"サンキュー"ぶりなんだけど、他にも歌ってるのかしら(調べてなくてすみません)。

ちゃんとパートを分けて歌って、サビでハーモニーに辿り着くという正統派の歌謡曲デュエットっぽさがより胸に響く。切なさがこみ上げるけど、聴いたあと清々しいのが不思議だ。

 


M4.Juuuump!!

池田ちゃんがギター持ったっていう話だけ聞いてた。ポップはポップなんだけど洋楽オマージュが色濃いなとも感じるような、ロック要素が光るナンバー。池田ちゃんのポップクイーンたる歌声と諸石さんのハードロックなドラムが拮抗していて心地よい。でも絶対Led Zeppelinいる笑。

 


M5.約束

バンド初期からあったようだけど諸石さんがシギーに入るきっかけになったことでリアレンジされた、ある意味「再出発」を象徴するような1曲。シギーは学歴から見てもアレンジを聴いてもすごくクレバーな印象があるんだけど、この曲のバカラックのようなアカデミックさと計算されたハーモニーが身体に凄く響いた。

 

 

 

曲順がまだいまいち馴染まないというかピンと来ていないんだけど、これも「SHUFFLE」の魔法なのかしら。全く新しいShiggy Jr.を提示した、バンド史において非常に重要な1枚になった。

 

 

 

 

 

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UNISON SQUARE GARDEN TOUR 2017-2018「One roll, One romance」@川崎CLUB CITTA'

※ツアーが来年の1月まで続くことを考慮し、セットリストのネタバレを避けて書かせていただきました。想像が出来ない程度の表現で、〇曲目、などと記していこうと思います。いつもありがとうございます。

 

 

 

10% roll, 10% romanceのリリースライブ(http://xxkanakoxx.hatenablog.com/entry/10roll10romance_towerrecords)以来の川崎CLUB CITTA'。

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今回のツアーで恐らくこの公演が最も倍率が高かったと思う。関東でアクセス良くて1日開催でキャパ1300なら無理もない。チケットお譲り頂いた方本当にありがとうございました。

 

 

さて、その川崎公演をざっと振り返る。

 

 

 

時間

19:00 開演
20:36 本編終了
20:57 全編終了

 

 

服装

【本編】
斎藤:腕が黒のシャツ、右尻白丸黒スキニー
田淵:紋章Tシャツ、ズタボロデニム、オレンジ紐靴
鈴木:ベージュセットアップ、白インナー、茶ブーツ

 

【アンコール】
斎藤:音楽隊Tシャツ
田淵:シャリーフ林檎Tシャツ
鈴木:10%Tシャツ

 

 

MCなんとなく

・静寂と喧騒の間で(冒頭ブロック終了後)
「曲中は楽しそうにし、曲がないときは静かにし、いい人たちだねえ…うん、いい人たちだ。最近はライブが僕の癒しとなりつつあります。神奈川お久しぶりです。UNISON SQUARE GARDENです。最後まで自由に楽しんでってくださいよろしく!」

↓そのあと機材調整してるとき客席めっちゃ静か

「...あれ、さっきの気にさせちゃった?いいんだよ?周りの人と喋ったりしてもいいから…だからと言って喋って欲しいというわけではない、というこの塩梅がね難しいんですよ。ユニゾンのライブは自由にというけど難しいとこなんですよ。んー、難しい!人間って難しい!」

 

・宏介さんiPhone機種変更
「ちょっとどうでもいい話なんですけど、僕昨日iPhoneを機種変したんですよ。でね、容量が大きいのって高いじゃないですか。だから書くやつ...あの契約書みたいなのに年収を書く所があるんだよね。みんな知ってた?知ってた?もしかしたら学生さんは年収とか書かされないから知らないか。で昨日その年収書くってなったときに、見栄を張って少し盛って書いたことをここに懺悔します!」

 

・アンコールMC
「...いや、ここ通った時田淵がすごい顔だったんですよ。しかも俺にしか見えてないっていう。あれ面白かったなあ...脳裏に焼きついてるからしばらく思い出し笑いしそう。今日楽しすぎて笑いハイみたいになってる」

ここの「笑いハイ」は表記としてWARAI-HIにした方がいいのかなってどうでもいいことでだいぶ悩みました。この田淵事件については後述。

 

「あ、アンコールありがとうございます!今回はシングルのツアーということで。ツアーの間にも2個シングルが出て、もう出ましたね。ツアー中なんですけどその間にもボコボコ新曲を作ってまして...しかも全部かっこいいの。メンバーの邪魔をするだけじゃなくてちゃんと曲も作ってるんですよ。これで妨害してるだけだったらあれだけど、ちゃんと曲作ってくれてるから。でね、その曲たちも出来上がるたびに『あーかっこいいー!』『早くみんなに聞かせてぇー!』ってなって。僕らがユニゾンをかけがえのないものとして好きでい続ける限りは、いい曲作ってみんなの住んでる街に届けて...っていう活動をしていくので、またライブでお会いしましょう!神奈川また来ます、今日はありがとうございました!

あー、脳裏に焼きついてるから思い出し笑いしちゃいそうだな...田淵。真顔して。...よし」

真顔で浄化しようとする宏介さんと素直に応じる田淵さん。ただの仲良しさんでとても微笑ましかったです。

 

 

斎藤歌えなくなる事件

本編ラスト曲で事件は起きました。

2番入ってのそのそと上手に向かう田淵さん。宏介さんのマイク前を通るものの、若干屈みながら歩くという気の使いよう。ここまでは良かったんだ。

そろそろサビだ!コーラスだ!戻るぞ!と思ったとき、田淵さんいきなり宏介さんのマイク前を横歩き(ステージを背にして)→宏介さんが吹き出して歌えない→田淵さん満足気な表情でコーラス という事件が。

 

宏介さんが歌えなくなっちゃうなんて相当だよね。今日こそカメラ入ってて欲しかった笑。

あんなにたくさん人がいる中で2人の秘密なんて!ずるいぞ!

 

その後アンコールですぐさまやり返しにいく宏介さん。田淵さんを押し倒すような形で顔面に向かってギターを弾き鳴らす。もうフロアそっちのけ。田淵さんも満更でもない表情。ほんとただの仲良しだし、そもそも何を見せつけられているんだ我々は。

 

 

その他思ったこと

仙台での反省を踏まえてなのか、田淵さん今日は真横にペットボトル蹴ってました。袖にいるスタッフが取ったのか、嬉しそうに指差す田淵さん。

 

本編5曲目とアンコール2曲目の照明が同じ色なのは意図的なのか否か。考えすぎかしら

 

某オンドラムスで貴雄さんが両スティック投げたあとすぐ別のスティック出して叩き始めたのかっこよかったなあ。

 

貴雄さんのアレンジドヤ顔めっちゃ好きなんですよね。某曲の2番サビ前のクレッシェンドが本当に好きすぎて。

 

あとアンコール1曲目、興奮しすぎた宏介さんが気持ち走り気味になってしまってたんですけど、貴雄さんがすごく慈愛に満ちた視線を送りながらドラムで修正してったのめちゃめちゃよかったな。本当に気付かないくらいの走り方だったけど、宏介さんがあれだけテンション上がるの久々に見た気がする。

 

終演後宏介さんは「また来ます」って言ってたし、田淵さんも肉声で「また来るぞ」って言ってた。神奈川よかったんだな。

 

 

 

今回はこれくらいのライトなレポで終わります。何かお役に立てれば幸いです。

 

 

ツアーも後半に入りました。幕張もだんだん近づいてきたなあ。寂しいような、緊張するような...それでもなんだかんだ楽しいのはわかっている。

 

 

 

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Suchmos F.C.L.S.@豊洲PIT

Suchmosのツアー「F.C.L.S.」ファイナルを観てきた。

 

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場所はチームスマイル・豊洲PIT。圧倒的に大好きな箱の一つである。3000超名が入れる日本最大キャパのライブハウスでありながら、どこで観ても見やすい。パーソナルスペースを確保しやすい。音響・照明のクオリティが高い。スタッフさんがとても優しい。最高じゃないか。

 

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彼らはこのツアーを軒並みソールドアウトさせた。動員者数約25000人。しかも東京3daysなんて勢いに乗っている...と言いたいところだが、メディアに取り上げられるようになってから現在まで派手さとは少し違うところで堅実に自分たちの音楽を積み上げていたように思う。

 

個人的に彼らのワンマンを観るのは新木場以来だし、アクトも最後に観たのはビバラだった。あれから何がどう変わっただろうか。豊洲の夜を少しだけ振り返りたい。

 

 

 

11/19。日曜のためO17:00/S18:00。一番後ろのブロックの最下手側の柵をゲット。整番はまあまあだったため、次々と入ってくるお客さんのポジショニングを観察。どのライブも意外に前が空いてるもんなんだな。入る扉も重要だなあと再認識。

 

18:05、一度暗転し、ほのかに灯るステージ。SEと共に5人が入場すると、フロアは大歓声に包まれる。そして最後にYONCEがフロントへ。深々とお辞儀をし、「ハーイ!」と挨拶するとPITのボルテージは急上昇。見とれる暇もなくスターティングナンバー、"A.G.I.T."へ。イントロだけでわかる、確実に音が厚くなっている。鳥肌が止まらない。

 

続いて"YMM"。

YONCE「Welcome to "TOUR FIRST CHOICE LAST STANCE" final!」

ああ、ファイナルなんだ。今回のツアーはこの公演しか行っていないけれど、豊洲に来るまでに長い旅をしてきたんだなあと思うとぐっとくる。ピンクの照明がすごくよく似合っていた。

 

YONCE「豊洲!俺目悪いから全然見えないんだけど...後ろの方も元気?今日は地元の仲間と一緒に過ごすように、くつろいだ時間を過ごしてください」

 

それでくつろがせてくれないのがこのバンド。"PINKVIBES""Burn""WIPER""STAY TUNE"というてんこ盛りの展開。特に"STAY TUNE"、今までは看板曲の立ち位置だったけれど、加えて間奏にメンバーのソロも魅せつけてくれた。バンドとして新たな余裕が見えたように思う。

 

YONCE「地元の歌です。一緒に揺れよう、豊洲

新曲を挟んでからの"Pacific"。YONCEの歌声が更に色気を帯びていたのがこの曲で顕著に表れていた。"MINT"は題にちなんだミントグリーンの照明に包まれステージもフロアも各々に身体を揺らす。

YONCE(サビ)「恥ずかしがらないで、歌声聴かせて。好きだよ豊洲豊洲BABY」

 

そして新曲KCEEのスクラッチが際立つクールな楽曲。あんまり覚えていないけど新鮮さもあった。そして"BODY"。今や定番となってしまったYONCEの「踊ってるほうがかわいいよ」、今回は照れずにキメられてたので満点です。

 

YONCE(イントロ)「ツアーF.C.L.S.ファイナル、豊洲豊洲、寂しいね。すごく寂しいね。あっと言う間の旅だった。でもまたすぐ次の旅で会おうよ

豊洲が好き、煙草が好き...」

 

アドリブからの"TOBACCO"。YONCEが寂しいねとか言うからこちらまで寂しくなってしまった。それでも彼らはスピードを緩めない。


"FACE"。YONCEはそれまで着ていた水色のブルゾン(adidas?)を脱ぎ、縦横無尽にステージを動き回る。OLD JOE時代はギターボーカルだったYONCEだけど、Suchmosではボーカルに専念できているからすごく自由に表現出来ているなあと強く思う。安定の2Lペットボトル。

 

ヒリヒリする"SNOOZE"からHSUさんの焦らしにやられた"DUMBO"。みんなこの曲が来るってわかっているのに、あの瞬間の3000人はHSUさんではHSUさんの手のひらで転がされた。うん、悪くない。

 

YONCE「Show me your groove!」

本編のラスト"GAGA"では演者・オーディエンス問わず各々自由に空間を揺らしていた。TAIKINGHSUさんもステージ前方に出てきて我々に見せつけるように弾き倒し、会場のテンションを上げて上げて本編を締めた。

 


YONCE「熱気で奥まで見えないな。こんなスモークを作り上げたのは君たちだよ!

音楽は聴く人によって感想も違うし、抱く思いもまったく違うと思ってて。誰かと物事を共有するっていうのはあやふやで、もしかしたら今隣にいる人と性別も肌も年齢も考え方も違うかもしれない、でもきっと分かり合える、多様性を認め合える。今日ここにいるみんながそういう気持ちを持ち帰って広げていってくれたら嬉しいと思っています。今日は本当にありがとうございます。

音楽やっててほんとよかったなって思ってます。音楽が作ったあなたたちとのつながりを大切にしていきたい。これからもよろしくお願いします、Suchmosでした。じゃあもう3曲だけ」

熱く語ってくれたYONCE。ツアーもうすぐ完走!という場面、思うところもあったのだろう。

 

新曲"Alright"。すごく魂のこもったアンコール。食い入るように見つめるフロア。

 

YONCE「あっと言う間の2時間だった。ツアーの記憶がほぼありません。今回は何公演?(TAIHEIに尋ねる)...そっか、いやもうほんと一瞬だったから。でもめちゃくちゃ楽しかった...なんか今日あんまり話せないな、本当にありがとうございました」

 

ラストナンバーは"OVERSTAND"。《Far Away I&I Overstand》の繰り返しが印象的だった。眩しいほどの光の中に包まれ、6人の旅は幕を閉じた。

 

 

 

簡単にライブの流れでした。

大きいところでやりたいと口癖のように言っていた反面、各々の役割をしっかり見出して音を磨いてきたんだなあと強く感じるアクトだった。これからが更に楽しみだ。

 

 

まだ次のライブ予定は決まっていないが、「次の旅で会おう」と言っていた、その言葉を信じて待っていよう。その先に見える景色もきっと素晴らしい。

 

 

 

Suchmos TOUR F.C.L.S. 豊洲PIT セットリスト

01. A.G.I.T.
02. YMM
03. PINKVIBES
04. Burn
05. WIPER
06. STAY TUNE
07. 新曲
08. Pacific
09. MINT
10. 新曲
11. BODY
12. TOBACCO
13. FACE
14. SNOOZE
15. DUMBO
16. GAGA

en.
17. 新曲
18. Alright
19. OVERSTAND

 

 

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UNISON SQUARE GARDEN TOUR2017-2018「One roll, One romance」@仙台PIT

※ツアーが来年の1月まで続くことを考慮し、セットリストのネタバレを避けて書かせていただきました。想像が出来ない程度の表現で、〇曲目、などと記していこうと思います。いつもありがとうございます。

 

 

 

ツアー前半最終公演12本目、宮城県仙台市

本当は行かないつもりだったけど、日帰りできるとわかってからは速かった。父の実家が岩手県なので、今度はライブも兼ねて帰省できたらいいなと思ってます。

 

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チームスマイル・仙台PIT。大好きな豊洲PITの系列の箱。最近キャパ変更があって1400名くらい入るようになった。キャパに対するロッカー数が多いなという印象。開場20分前に着いたけれど、かなり空きがあった。余裕があるのはいいことですね。

チケットお譲りしていただく方をだいぶお待たせしてしまったのにめちゃめちゃ寛容で良い人でした...本当にありがとうございます!!!

 

 

中は本当に豊洲PITを小さくしたイメージ。柵の感じも、ステージ横のスピーカーも、横幅に対するステージの広さもよく似てる。チームスマイルなんだから当たり前なのかもしれないけど、それだけで嬉しい。

 

 

 

では仙台公演に関してなんとなくまとめようと思います。主観で書いてますので信憑性もろもろ悪しからず。

 

 

 

時間

18:01 開演
19:36 本編終了
19:56 アンコール終了

 

服装

【本編】
斎藤:真ん中黒プリーツシャツ、黒ネクタイ、右尻白丸黒スキニー
田淵:紋章Tシャツ、ズタボロデニム、オレンジ紐靴
鈴木:刺繍セットアップ、白Tシャツ、水色ナイキスニーカー

 

【アンコール】
斎藤:音楽隊Tシャツ
田淵:Scope moonTシャツ
鈴木:着替えなし

 

 

 

MCなんとなく

・冒頭ブロック終了後

「宮城のみなさんお久しぶりです、UNISON SQUARE GARDENです。今日めちゃくちゃ楽しみにしてきました!どうかみなさん最後まで自由に楽しんでってください、よろしく!」

 

バルミューダ
「最近ライブする度にこの話してるんですけど、この前の公演から田淵くんの希望でオーブントースターを持ち回ってて。バルミューダっていう高級メーカーの2万5000円もするやつなんですけど...僕と鈴木くんもきっちり3000円ずつカツアゲされて。それを彼はたいそうお気に召してるようで、今日も入ってきてスタッフさんに『パン食べません?パン食べません?』って聞いて回ってて。で、最近その矛先が僕に向いてきたんですよね。顔見るやいなや『斎藤くんパン食べるー?』って笑。でね、最初は食パンだったんだけど、バルミューダって色々モードがあるんですよね。"クロワッサンモード"とか。それを田淵はいろいろ試したいらしくて、『斎藤くん、クロワッサン食べるー?』『斎藤くん、チョコクロワッサン食べるー?』...そしてついに今日は『斎藤くん、ピザシラストースト食べるー?』って笑。…美味しかったです…!

でもね、バルミューダが来る前に田淵から『まじでこれで焼いたパン食べたら人生変わるから』みたいに言われて散々ハードルを上げられてたからか、いざ食べてみたら『うーん、確かに美味しい…けど、俺これなくても別に生きてはいけるな』って思いました笑」

 

・アンコールMC

「貴雄ちゃんと上着返してもらった?え?ちょっと誰パクったの!あれ結構高そうだよ?」

貴雄さんが投げた上着が客席に行くというアクシデントがありまして。本編終了後ちゃんと回収してたけど、アンコール出てきた時着てなかったからね笑。

「アンコールどうもありがとうございます。今回はシングルのツアーということでマストでやらなきゃいけない曲が少ない分セットリストに幅を持たせられて。カップリングとかアルバムの隅っこに追いやられてる曲でも、ライブでやるとめちゃくちゃかっこいいのがUNISON SQUARE GARDENなんですよね。

で今回のツアーはツアー中に新たに2個新曲が出て。陽の当たらない部屋でレコーディングして、陽の当たらない所で宣伝活動をして、今回の曲は〜って話して。そういうのも大事なんだけど、聴いてくれる人の街まできて演奏してやっと『出した〜!』って実感するね。宮城、また来ます。今日は本当にありがとうございました!」

 

 

その他思ったこと

田淵さんが毎回ペットボトル蹴るやつ、今回少し軌道を誤ったのか客席に行ってしまってちょっと微妙な空気に。いつかやると思っていたけど田淵さんの意図には反してそう。真横に頼む。

 

8曲目だったかな、貴雄さんが片方のスティックくわえながらスタッフに上指したりして指示出してたのがかっこよかった。その間も動き続ける足ともう片方の手。

 

最近梅さんがベースの調整してないのどうしてなのかな、あの試し弾きのメロディでライブへのスイッチ入れてたのにな...。

 

宏介さんの歌声が最近更に魅力を増しているのは高音を以前より楽に出せてるからだと思っていたけど、今日聴いてたら低音の安定感もアップしてた。ゾクゾクした。

 

特に田淵さんなんだけど、バラードでラスト1音締めてもその場から微動だにせず拍手が鳴り止むのを待ってから動き出すの素敵すぎる。ちゃんとこちら側のリアクションを正面向いて受けてくれるの嬉しかった。

 

 

 

 

自分の思い出にしまっておきたいことが多すぎてこれくらいしか書けません。アホブロガーですみません。

仙台、めちゃめちゃ素敵な公演でした。観客も素敵です。箱もよかった。UNICITY Vol.1.5のときと同じく、本当にまた行きたいなと思う土地です。

 

 

次は川崎。リリースライブの思い出の地。楽しみだなあ。

 

 

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UNISON SQUARE GARDEN TOUR 2017-2018「One roll, One romance」@Zepp Tokyo(2days)

※ツアーが来年の1月まで続くことを考慮し、セットリストのネタバレを避けて書かせていただきました。想像が出来ない程度の表現で、〇曲目、などと記していこうと思います。いつもありがとうございます。

 

 

 

11/15.16。早いものでもう東京公演である。

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今回はZepp Tokyoで2日間に渡ってのライブ。Zeppも好きだけど、いつか豊洲PITをツアーに組んでくれ〜徳福みたいなイベントじゃなくて、ワンマンで頼む。

 

 

両日ほぼ定刻開演だったのでありがたし。日に分けて少しだけレポートします。

 

 

Day1(15.Wed)
服装

【本編】
斎藤:臙脂襟シャツ、臙脂ネクタイ、右尻白丸黒スキニー
田淵:紋章T、ズタボロデニム、オレンジ紐靴
鈴木:ベージュセットアップ、白Tシャツ、茶色ブーツ

 

【アンコール】
斎藤:音楽隊Tシャツ
田淵:DIESEL黒 手+花Tシャツ
鈴木:10%Tシャツ

 

 

MCなんとなく

・冒頭ブロック直後
「東京お久しぶりです。UNISON SQUARE GARDENです。久しぶりすぎてここの所(襟足あたり触りながら)が外れてるのが気になっちゃって…よし、ささった!じゃあ最後まで自由に楽しんでってくださいよろしく!」

 

バルミューダ
「久しぶりのライブっちゅーことで、今回から田淵くんたっての希望で今日から新しい機材とツアーを回ることになりました。その機材とは…オーブントースターです!『これ楽屋にあったら絶対いいから!』って推されて僕と鈴木くんはそれぞれ3千円ずつ取られました。でさっき楽屋でそのトースターでパンを焼いて食べました…美味しかったです(貫禄のある声で)」

・アンコールMC
「もうツアーも中盤なんですけど僕らにしては珍しく2週間ライブがあいてて。2週間何をしてたかというと決して休みだったわけではなく、ちゃんと働いてました笑。この2週間の間に新曲も2枚リリースになって。どうせその新曲の宣伝活動をしてたんでしょって思うかもしれませんが...更なる新曲を作ってました!みんなにはちゃんとした形で聴いてもらいたいから今日はその曲はやらないけど。(観客:えー!)うるさいっ!こっちにはこっちの都合があるんじゃい!大人の事情とかいろいろ!!いやでもね、制作活動も楽しいけどライブをするとあー帰ってきたなって気分になるんですよ、ほんとに...ただいま!

じゃあもうちょっとやります。今日は本当にありがとうございました!」

 

 

感想あれこれ

某オンドラムスで田淵さん最初は真剣に貴雄さんの方見て聴く→段々にやける→腰あたりで両手グーにしてがんばれ!みたいな動き→笑いが止まらない田淵さん。

 

さいとうたぶちが向き合って弾いた(田淵さんが向き合いに行った)とき、一通り引き倒した後いつも貴雄さんが立ち上がるんですけど、それをわかっていた宏介さんがちゃんと貴雄さんに身体を向けてキメを合わせてたのがすごくよかった...宏介さんのパーソナリティをアクトで見た感じ。

 

ドラムの台に上手側から宏介さんが乗りこむ→ドラムとギターの間に田淵さん乱入→宏介さん苦笑い、すぐ何事も無かったかのように下手側に移動→田淵さんおっかしいなーみたいな顔しながらなおノリノリ

 

本編ラストでガウンを放り投げた貴雄さん。捌ける時にステージ中央にあるそれを足で蹴り上げてサッと回収してたのがクール。

 

某ドラムパートでテンションMAXな貴雄さんがドラムスティックを飛ばす→勢いよく斎藤さんの脇をかすめて客席に飛行

貴雄「宏介かすった?大丈夫?」
斎藤「大丈夫大丈夫!飛んだねえ笑」

ライブで久々に聞いた貴雄さんの声。

  

今日はいろんな関係者の方がいらしてたけど、1番衝撃的だったのはthe pillows山中さわおさんがいらしてたことですかね...さわおさん年末よろしくお願い致します。あとツアーのチケット(東京)取れないのなんとかしてください。

 

 

 

Day2(16.Thu)

服装

【本編】
斎藤:内側黒いシャツ、白ネクタイ、右尻白丸黒スキニー
田淵:紋章Tシャツ、ズタボロデニム、オレンジ紐靴
鈴木:刺繍セットアップ、白インナー、水色スニーカーだった気がするけどちょっと自信ない

 

【アンコール】
斎藤:音楽隊Tシャツ
田淵:0078Tシャツ(たぶん)
鈴木:10%Tシャツ

 

すぐ書かないとダメですね、忘れてしまうよ。間違ってるなあと思って許してください。

 

 

 

MCなんとなく

・冒頭ブロック直後
「東京の皆さまお久しぶりです。UNISON SQUARE GARDENです。僕ら今絶賛ライブ楽しい期なんで、今日のライブもめちゃくちゃ楽しみにしてきました。今日も最後まで自由に楽しんでってください、よろしく!」

 

バルミューダ
「ツアーも中盤で、田淵くんたっての希望で昨日からバルミューダっていうオーブントースターと持ち回ってるんだよね、なんか2万5000円くらいして高いやつなんだけど。僕と鈴木くんもきっちり3000円ずつ取られて。でね、田淵くんがそのトースターをたいそうお気に召したらしくて、田淵が今日待ち合わせに遅刻してきてどうしたのかと思ったら『ごめん、パン買ってたぁ〜!』って笑。ライブハウスに着くなり会うスタッフさん会うスタッフさんに『パン食べます?』って聞いて回ってて。おかげで楽屋裏はめちゃめちゃいい匂いです笑」

 

・アンコールMC
不審な動きをする田淵さん。

「怪しすぎない?この人笑。

アンコールどうもありがとうございます。もうツアーも中盤で、まあ本数把握してないですけど。今回シングルのツアーってことでシングルを出して、で更にそのあとにまた2枚新曲が出まして。東京2日間までライブがない2週間の間に新曲が2枚も出てその宣伝活動をしてたかと思いきや、なんと、更に新曲を作ってました。しかも1曲や2曲じゃないっていう。しかもめちゃくちゃかっこいいっていう。こんなこと言うと何言ってんだと思うかもしれないけど、僕らって言わばUNISON SQUARE GARDENの天才の集まりっていうか、ユニゾンを1番好きな3人がこうピンポイントで集まってやってるみたいなところがあって、3人が飽きずにかっこいいライブをしたいと思っているうちはずっと続けていくんだろうなあと思ってます。新曲が出来る度に毎回毎回『うわー!俺らめちゃくちゃかっこいい〜!!!』ってなるんだよね。

なんかどんどんハードル上がってるけど。なんかあれみたいだね、トースターで焼いたパンが美味しい美味しいってどんどんハードル上がっていざ食べた時に『うん、美味しいけど…?』ってなったやつみたいだね笑。じゃあ、次の曲はそこそこの演奏でお送りします笑!」

田淵さんのハードル上がるアクションが可愛かった。

 

 

感想あれこれ

カメラ入ってた。全編撮ってたか見てなかったけどいろんなところにあったなあ。DVD期待。リリースライブとの2枚組でお願いしたい。

 

宏介さんが"UNISON SQUARE GARDENの天才の集まり"って言った後に1拍おいてたぶちさんが「おっ」みたいな表情してたのよかった。ずっと真顔で聞いてたのにそこで顔緩むのはずるいなあ。

 

さいとうたぶちが向かい合って弾くところで宏介さん真剣にギター鳴らしてるなって思ってたら一瞬だけ田淵さんの方見てニコってしたのすごく良かった...その後すぐ真顔に戻って弾き倒してたのもまた一興。

 

やっぱり大箱は照明が綺麗ですね。本当に演出の1つとして大役を担っているのが伝わってきました。息を飲むほど美しかった。

 

 

 

 

東京は東京でやっぱり特有の雰囲気はあるけど、相変わらず彼らのライブは本当に楽しかったです。一つとして同じライブはないから、毎回を大切に目撃したいなあ。

 

 

 

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米津玄師 - fogbound 大宮2日目(11/9)

※米津玄師 TOUR 2017-2018「fogbound」大宮2日目の簡単なライブレポですが、ネタバレを含みます。ツアーも序盤ですのでこれから行かれる方は見ずに参加することをオススメします。いつもありがとうございます。

 

 

 

自身4枚目のアルバムBOOTLEG(http://xxkanakoxx.hatenablog.com/entry/kenshiyonezu_bootleg)がリリースされてすぐにまわり始めたツアー「fogbound」。11/9、大宮ソニックシティ2日目の公演を観てきた。

 

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米津玄師、初のホールツアーである。
今年7月に東京国際フォーラムホールAで「RESCUE」と題したワンマンライブを2daysで行ったが、今回は全国15都市20公演、プラス、武道館2days。ツアーの数をそこまで多くは行ってきていないにもかかわらず既にこの規模で切れるというすごさ。彼自身がここ数年で随分と遠いところまで来た証でもある。

 

 

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グッズのガチャ。とりあえず4回やってみたけど可愛すぎやしませんか。全8種、コンプ欲がそそられる。今回出なかったけどねこちゃんがしてる赤白マフラー、BUMP OF CHICKENのニコルっぽいなー、 なんて。

 

 

さて、今回は大宮公演2日目に関してざっくりだが書き留めておこうと思う。ライブ中にメモとか取れないタイプなので(レポのためにライブに行っているわけではないから)、正確性に欠けるところは多々ございますがご容赦ください。

 

 

公演時間

19:00 定刻開演
20:25 本編終了
20:32 再登場
20:48 全編終了

 

本編は約1時間半。以前のツアーも確か同じくらいの時間・曲数で、2時間やるには声がもたないのかなあという印象があったが、今回は最後の1曲まで力強く感情をこめて歌いあげてくれた。次回は本編1時間45分を期待。

 

 

 

セットリストについて

セットリストは記事の最後につけたのでご参照ください。アルバムBOOTLEGの曲たちを軸に仕上たセットリスト。

 

1曲目はこのところトップバッター常連の"ナンバーナイン"ではなく、アルバムスターティングナンバーの"飛燕"でもなく、ツアータイトルと同じ曲名を持つ"fogbound"であった。アルバムツアーだとその曲順にロマンを持って冒頭3曲同じ順で入れてくるなんてよくあることだけれど、これはBOOTLEGの再構築に相応しい幕開けだった。

 

ツアーはいつも来る人も初めての人もいるということを理解した上で言うけれど、今ツアーは"アイネクライネ"を外せる結構なチャンスだったんじゃないかなと。もちろんこの曲はすごく好きだから聴けて嬉しかったけれど、ここまで素晴らしい世界を提示した中で少し浮いている気がした。ライブで感じた唯一の違和感。

 

アンコールが当たり前になっているという状況がそもそも好きではないのだが、アンコールで披露した2曲がどっちもカップリングという事実だけで軽率に微笑んでしまう。本編で100%だけど、物好きだけ見ていってねと言われているような、そんな印象。そういえば以前のライブで「アンコールはやらせだ」って言ってたっけ。

 

MCを2回しか挟まず畳み掛けるように曲たちを披露してくれたが、あたたかい気持ちになったり、ノリノリだったり、哀愁漂ったりと、パート分けがすごく良く出来ていた。最後までオーディエンスの感情を引き付けながらも開放していた。

 

 

 

演出

毎度のことだが映像や照明が本当に素敵で、それはホール公演になってより顕著に表れていた。彼のライブを一つの作品として捉えざるを得ないのは、これも大きな理由だと思う。

"かいじゅうのマーチ"のときのオレンジ色は本当に綺麗だったし、"アイネクライネ"のサビ前の色の切り替えは1枚1枚写真を見ているようだった。床にもスクリーンが続いていて、オイルペインティングのような流動的な映像もすごく素敵だったな。"orion"では幻想的な星空が彼らのアクトをより煌めかせた。

 

"love""ゆめくいしょうじょ"では米津さんの前にスクリーンが降りてきて、「RESCUE」のときと同じ映像が4人と彼らが奏でる音楽を包み込んだ。あのライブ、本当にかなりの倍率だったから、行けなかった人たちへの救済にもなったのでは。

 

 

 

サポメンあれこれ

今回もギターは中ちゃんこと中島宏、ベースはすってぃーこと須藤優、ドラムは堀正輝。大宮1日目はベースがまふまふさんだったらしくて(すってぃーはゆずのライブのサポートしてたらしい)、どうなるかなと思っていたけど2日目はお馴染みの3人でした。

 

配置もいつも通りで右から中ちゃん、堀さん、すってぃーだったんだけど、米津さんを見ながらというよりは3人で息を合わせるようにして弾いてたのがとても印象的だった。米津さんには最大限自由にやらせてる感じがあって頼もしい。

 

途中で中ちゃんとすってぃーがお互い指をさしあったり、すってぃーと堀さんが向き合って弾いたりしていた。UNISON SQUARE GARDEN斎藤宏介のソロ企画「SK's Session」などでも一緒にやっている人たちだから、あまり気負うことなくできるんだろうなあ。

 

"爱丽丝"のAメロあたりで悠長にエフェクター踏んでたと思ったら慌てて何かを調整していた中ちゃん。飲み仲間の曲なのに。そして髪色に驚く。

 

すってぃー足でリズムとるのかっこよかった。手を上げたりクラップしたりはいつも彼が先導をとるけれど、強制感がないというか無駄な煽り感がなくて凄く好きなんだよなあ。やりたいときだけやってます。

 

あと今回2階の最前ど真ん中で見てたんだけど、堀さんの照明の当たり方が神々しくてよかった。いつもちょっと上手側向いて叩くの好きです。

 

 

 

感想あれこれ

"かいじゅうのマーチ"ですごく衝撃を受けた《あなたと一緒がいい》という歌詞、字面のあたたかさとは裏腹にライトな感じであまり伸ばすことなく歌ってたのが涙腺にきた。

 

"ナンバーナイン"の2番出だしは歌わないってことでFAなんだね。

 

数少ないBOOTLEG外の曲の中でも"ゴーゴー幽霊船"は盛り上がった。以前よりも米津さんが煽り調子じゃなかったのがさらにかっこよかったなあ。


"Moonlight"
、予想通りのライブ映え。今作でのお気に入り曲です。


"灰色と青"
を歌い上げて颯爽と去っていく本編の締め方がよかった。2番の菅田将暉パートも米津さんが歌っていたけど、同じ歌詞でもやっぱり印象が違うなと思った。インタビューで米津さんは菅田くんについて「暴力的」「自分と真逆」であることを選出理由として挙げていたけど、なんだか頷けたな。

この曲でもう一点述べるとすれば、プリズマイザーがものすごい存在感を発揮していたことかなあ。ボーカルエフェクトはそこまで詳しくないんだけど、Francis and the lightsが発明して海外アーティストがこぞって使用しているこれ。

イントロではゴスペルを思わせるコーラスのように使われているのに、落ちサビではコーラスとも伴奏とも取れるような使われ方をしていて鳥肌が立った。ライブだとそこがすごく強調されていて、改めてこれは名曲だなあと思った。

 

"Neighbourhood"カップリング曲でありながら、米津玄師をくっきりと象徴している楽曲。この曲で締められたらそりゃグッときちゃいますよ。ライブで感じたいろんなことを根こそぎ持っていかれた感覚があった。

 

 

 

MCなんとなく

*自己紹介

「どうも米津玄師です今日はよろしくぅ」

よろしくぅ?↑って感じでした。

 

*ボソボソ喋ってたのに同意求めるときだけ声大きくなる米津玄師

「『fogbound』っていうツアーが始まって...今 5とか6公演目?まだ前半なんだけどね。『BOOTLEG』っていうアルバムができて、その発売と同時にツアーがスタートするっていうのは実は初めてなんだよね。アルバムの曲たちもを実際に演奏してやっとこういう曲なんだ!って発見することもあるし、自分の中で段々とこう...肉体性を帯びてきてるんだよね。こうやって出したアルバムをライブで再構築していくのもすごい楽しいし、皆でこう作っていくのも、それはそれで面白いなって…...…ねっ?!

 

*いつものやつをとりあえずやっておきたい米津玄師

「ここから速い曲をどんどんやってこうと思うんだけど...みんな付いてこれんのかなあ?!付いてこれんのかなあ?!

 

*中ちゃん

米「中ちゃん、今日は情熱と冷静の狭間に居られた?」
中「結構いい感じに居られたと思う。でも途中結構熱くなっちゃったからなあ笑」
米「それはなんで?」
中「楽しかったから!!!!」
米「...楽しかったからって冷静さを失っちゃいけないんじゃないの?」
中「そうだけど笑...熱くなっちゃった部分もあったけど、でも結構冷静でいられたよ!」
米「笑。さっき熱くなっちゃったって言ってたじゃん笑。なんで言ってること変えんの?笑...まあ情熱と冷静の狭間に居られたということで」
須「そうだね」
米「ほら、堀さんも拍手してる」
堀「よかったと思います笑」
中「ありがとうございます笑」

 

*遠くへきた

「今日なんか2500人とか2000人とかの人が見に来てくれてて...なんか当たり前に思っちゃいけないなって。これだけ沢山の人が自分のために1時間とか2時間とか割いてくれて、お金も払ってきてくれて...本当にありがたいよね、当たり前だと思っちゃいけないなと思う。そうやってホールツアーをまわれるくらい遠いところまで来たんだなあって。来年の武道館で一区切りですけど、まあそんな武道館に思い入れはないんだけど笑。

徳島の片田舎に住んでて、毎日つまんないなつまんないなと思って家出て色んなとこフラフラしたけど、つまんなくしてるのはやっぱり自分自身で、自分の心で、自分の頭で、どこに行ったとしてもつまんなくて、自分が変わらないとどうしようもなくて。遠くへ行きたいっていうのは物理的な距離じゃないんだよね。それでも徳島から出てきて、本当に遠くまで来たなあと、そんなことを思いました」

 

 

*ライブへの思い

「ライブというものがあまり好きではなくて。今でもなかなか楽しめないときがあって......いや今日とかはすごい楽しかったけどね笑。自分が好きなアーティストのライブに行ったときも、周りの人と一緒になって拍手したり手をあげなきゃいけないっていう強迫観念がすごくあって。そういう中に溶け込めないというか、自分はどこか蚊帳の外で。自分とは関係ないところで起きてるんだなって思っちゃってて...大縄跳びでずっと入れないみたいなね。

だから拍手する人も、イエーイって人も踊り散らす人も、ぼーっとただ突っ立ってる人もいていいって思ってるし...ぼーっと突っ立ってるって言い方悪いか笑。何て言うんだろ…皆好きな形で…って思いました。今日は本当にどうもありがとう」

"フローライト"のMVで米津さんが大縄回してた謎が解けましたね。

 

 

オマージュ

大宮1日目のレポを読んで知ったが、彼が口にしたらしい「2000対1というよりも1対1のつもり」というのは完全に藤原基央を初めとしたBUMP OF CHICKENのメンバーの口癖。今日の「自分のために時間割いてくれて」も藤くんよく言うよね。BOOTLEGという作品でオマージュを全面に出してきた彼が、ここまで徹底してやってたとは。《本物なんて一つもない でも心地良い》とはまさにこのことか。

 

好きなバンドのオマージュほど厳しい目で見てしまうけど、米津さんはオマージュの仕方が誠実で、すごく心地よい。キャスでもBUMP OF CHICKEN"ダイヤモンド"歌ってたけど、全然つっかかってなかったもんなあ。

 

 

 

本当に素晴らしいライブをありがとうございました。スタンスが本当に好きです。ライブでストレスが少ないアーティストって意外に少ないけど、米津さんはその数少ない1人だなあと強く思います。

 

来年1月の武道館公演、2日目が当たったので行って参ります。少し緊張するけど、またわたしたちを圧倒してくれるだろうという期待を携えて。

 

 

 

米津玄師 TOUR 2017-2018 「fogbound」セットリスト

1.fogbound
2.砂の惑星
3.ナンバーナイン
4.飛燕
5.かいじゅうのマーチ
6.アイネクライネ
7.orion
8.LOSER
9.ゴーゴー幽霊船
10.爱丽丝
11.ドーナツホール
12.ピースサイン
13.Nighthawks
14.love
15.打上花火
16.春雷
17.Moonlight
18.灰色と青

en.
19.ゆめくいしょうじょ
20.Neighbourhood

 

 

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