鯉の滝登り

好きなものを、好きなように、好きなだけ。

UNISON SQUARE GARDEN TOUR 2017-2018「One roll, One romance」@Zepp Osaka Bayside Day2

※ツアーが来年の1月まで続くことを考慮し、セットリストのネタバレを避けて書かせていただきました。想像が出来ない程度の表現で、〇曲目、などと記していこうと思います。MCで少しわかってしまう部分もあると思うので、まだ行っていない方は回れ右をおすすめします。いつもありがとうございます。

 

 

 

おおよそ半年ぶりの大阪である。前回訪れたのも同じ会場であった。気軽に行けるのはやはり北へは仙台・西は名古屋あたりまでであろうか。それ以上距離をのばすと本格的な「遠征感」が増す。大阪は絶妙な位置だなあ。終演が早ければ日帰りが出来るから。

 

国内上位のキャパを持つZepp Osaka Bayside。大きい会場はそこまで愛着が湧かないものだけど、ここと豊洲PITは本当に好き。照明が鮮やかであることも含め、自分のライブ体験としていい思い出ばかりだからかもしれない。

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半年ぶりに訪れたところ、セブンイレブンや立体駐車場、新しいホテルなど建物が増えていて、だんだん拓けてきたなという印象。ユニバーサルシティまで行かなくとも待機ができる大型ショッピングモールみたいなのあったらいいのにな。幕張や豊洲みたいに。

 

 

さて、本題。

12月に入りツアーの本数も残り少なくなってきました。今回はZepp Osaka Bayside公演2日目について少しだけレポートします。

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時間

18:00 開演
19:36 本編終了
19:59 全編終了

 

 

服装

【本編】
斎藤:内側が白・肩から腕が黒のシャツ、黒ネクタイ、黒スキニー
田淵:紋章Tシャツ、ズタボロブラックデニム、オレンジ紐スニーカー
鈴木:白刺繍セットアップ、白インナー(バッジ×2)、茶ブーツ

 

【アンコール】
斎藤:音楽隊Tシャツ
田淵:78Tシャツ
鈴木:そのまま

 

 

MCなんとなく

 ・ぜっぷおーさかべいさいど
Zepp Osaka Bayside...Zepp Osaka Bayside...!いやー2日目となるともう慣れたもんですよ。こっち(田淵)はコンタクト入れてます。こっち(貴雄)は今ね、靴下を履いて…今履いた。
あのSE…僕らの出囃子が流れた時に、『あっ!コンタクト入れてない!』って。…そんなことある?笑」

 

・イカ
「(スゥ)10月の頭に……あれ?歌い出したかと思ったって笑?10月〜から歌い出す曲ってあったっけな…新曲かと思ったでしょ笑。
10月の頭...?かな?そのあたりからこのツアーをまわらせてもらってるんですけど、ドラムの貴雄がスプラトゥーン2にどハマりしてて。スプラトゥーンってニンテンドースイッチ用ソフトで、インターネットを使ってオンライン対戦ができるゲームなんですけど。
僕らツアー中基本ビジネスホテルに泊まるんですよ。で貴雄はホテルのWi-Fiが弱い弱いってずっと愚痴言ってるんですけど。ある日僕がホテルの繋がらないなって別のWi-Fi探してたらね、"TKO.net"っていうのが出てきて。おそらく自分の持ってるんでしょうね。でそれがほんといつ何時でも出てくるんですよ。真夜中でも、それこそ朝日がちょっと昇ってんじゃないかって時間にも。いつ練習してんだろうって感じじゃん?でも本番はこうやって…ガシガシやるじゃない。すごいよねー...何も言えないよね笑。もし酷いドラムとかだったら俺ウォーキングデッドを1から全部ダウンロードしてやろうと思います。TKO.netで。ちなみにパスワードは"tkotkotko"らしいです……自己主張すごくない?」

 

・チングルのチン曲

「今回1枚"チングル"を出してのツアーだったのに......(会場爆笑、宏介さん「やっべ」みたいな感じで1回下唇噛む).....え?関西じゃ"チングル"って言わないの?東京だとみんな"チングル"って言うんですけど...もしかしてこっちじゃエスカレーターも右側?まあじゃあこっちの言い方に合わせて..."シングル"を出して...笑。

でこのツアーの前に1枚シングルがリリースになって、なんとその後にもう2枚シングルを出しまして、ちょっと皆さんを混乱させてしまったかもしれないんですけど、3月にもシングルが出ます。で今日で大阪最後だから特別ちょっとネタバレするね。今回のシングル3曲構成なんだけどね?1曲目、めちゃくちゃかっこいい。2曲目...めちゃくちゃかっこいい。そして3曲目は.....めちゃくちゃかっこいい。

いやでも本当に毎回新しく曲が出来るたびにかっこいいかっこいいって言いながらやってるんです。大阪今回は今日で最後なんだけど、また来年もバンバン来るだろうし、その度にこうやって顔を突き合わせていいライブをするっていうそれ以上でもそれ以下でもない面白味のないバンドなんですけど、3人がそれをかっこいいと思って続けていくうちはライブをやっていくので、また大阪で、会いましょう。

じゃあ本編でやってない方の"チン曲"...あ、こっちで言うと"新曲"か。もう1個の新曲を、やりたいと思います。今日はありがとうございました!」

 

 

 

感想あれこれ

大阪って荒いとか言われがちだけど今日は本当に快適でした。場所もほとんど移動することなく(モッシュは起きてたけど)、見晴らしもよく、過ごしやすい空間。

 

やっぱりBaysideは照明が本当に綺麗。光線の濃淡まで感じられるのが嬉しい。あの箱であの曲聴けるのはいつになるやら...

 

田淵さんペットボトル下手袖に投げてた。スタッフさんがナイスキャッチしてるのが見えました。

 

ミスタースプラトゥーン・TKOさんは今日もたくさんアレンジしてたなあ。今までもやってたかもしれないけど、1曲目のアレンジがアツかったなあ。相変わらずあの曲の2サビ前クレッシェンドが好きすぎる。

 

宏介さん今日めちゃめちゃ表情豊かでゾクゾクした。MCはチングル以外にもだいぶ甘噛みしてた(恐らく関東圏だとスルーしてるレベル。関西人はやっぱり鋭いというか、見逃さないですよね笑。素敵です)けど、声は調子良かったなあ。

 

某バラードのコーラスが行った中では最っ高にキレイで、思わず左耳の耳栓外してしまった(ほんとは良くない)。すごく胸に響いたんですよね。思わず涙してしまいました。

 

あと本当に田淵さんかっこよかったんです。何がとは言わないけど、やっぱりめちゃめちゃかっこいい。

 

3人が同時に見えるビューというのは結構大切かもしれない。全体を俯瞰すると「わたし今最高にかっこいいロックバンドを目撃してる」ってより一層思えるんですよね。

 

 

 

ざっくり以上です。

 

名古屋、札幌、ピロウズカウントダウン。年内のライブも少なくなってきた。毎回を大切にしたい。

年明けにはヒトリエとの対バンやシングルリリースが控えている。ヒトリエとは本当に対バンしてほしかったので嬉しい限りだ。BLITZでチケットが取れるか少し怖いところではあるが、非常に楽しみである。

 

3月のライオンの新OPを担当することになった彼ら。個人的に思い入れがありすぎる漫画・アニメである。発表されたとき田淵さんのコメントを読んで本当に号泣してしまいました。今も書いてて泣きそう。いつも通りのいい曲、期待してます。

 

 

さて、帰ろう 世界へ。

 

東京スカパラダイスオーケストラ - 白と黒のモントゥーノ feat.斎藤宏介(UNISON SQUARE GARDEN)

11/29、UNISON SQUARE GARDENの斎藤宏介をゲストボーカリストとして招いたニューシングル「白と黒のモントゥーノ feat.斎藤宏介(UNISON SQUARE GARDEN)」がリリースとなった。

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スカパラとユニゾンは事務所の先輩後輩で、最近で言うと今年の4-6月に行われたUNISON SQUARE GARDENの自主企画「fun time HOLIDAY6」の愛知公演(Zepp Nagoya)のゲストバンドにスカパラを呼んだ。付き合いとしてはユニゾンが今のレコード会社に所属するかどうかという頃からだと言うから今回のコラボは"ようやく"実現した、というところであろう。

 

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タワーレコード渋谷店。B'zが同じ発売日だったのですごいプッシュだったけど、ちゃんとコーナーもありました。なんだかんだ「DINOSAUR」も購入してしまったけど。

 

 

表題曲の"白と黒のモントゥーノ"について少しだけ。

このコラボをするときから沖さんが作曲をするというのは決まっていたようだ。ここ最近のツアーで公演を切ったブラジルやアルゼンチンなどのミュージシャンとの交流を反映させたメロディに、谷中さんの色気をはらんだ歌詞が光る1曲。

 

宏介さんを「ゲストボーカリスト」と称したが、正確に言うと「ギターボーカリスト」としてこの曲での役割を果たしている。そのためか、スカパラの得意とする...というかもはやお家芸でもあるラテンスカの空気感にロックがしっかりと溶け込んでいて、一つのバンドサウンドとして成立しているのには思わず唸る。

 

スカパラのメロディを宏介さんが歌うと甘さが増すかなと思っていたけど、想像以上にスリリングで、妖しさに厚みが増している。さすがサイトゥーノ。「騙されそうなほどの魅力」「鑑定書要らずの宝石」「高性能な才能を持った好青年」スカパラメンバーに絶賛されるのも頷ける。

UNISON SQUARE GARDENの楽曲はほとんどベースの田淵さんが作っているが、本作ではそれらの曲たちを歌うときとはまた違った魅力が引き出されている。絶妙な3人のバランスで成り立っているユニゾンの音楽はてんこ盛りプレイがスタンダードみたいなところがあるので(もちろんそれが最高にカッコイイ)、他で歌うときは「長く持たせた音符にどれだけ斎藤宏介を表現できるか」が勝負になってくると思う。しかし彼は表現の引き出しが多いなあ。大好きなギターボーカルです。

最近でいうとソロ自主企画の「SK's Session」をはじめとして自分自身の音楽を表現する場を増やしている宏介さん。ユニゾンに還元できる部分もかなり大きいと思うので、制作含め積極的にやっていってほしい。

そしてこのCDにはinstrument ver.も収録されているので、是非聴き比べてもらいたい。いろんな発見がある。

 

 

リリース日前日の11/28、LINE LIVEで東京スカパラダイスオーケストラのメンバーと宏介さんが1時間にわたってトークを繰り広げた特別番組が放送された。12/3まではアーカイブも残っているようなので、こちらも要チェック。

 

年末、関西ロックの大忘年会FM802 RADIO CRAZY」にて、このコラボで出演することが決定した。今年は圧倒的にレディクレのブッキング力が勝ちましたねえ。スピッツやB'zなど豪華な顔ぶれが揃うフェス、行かれる方楽しんできてください!

 

 

スカパラも本当に長いこと音楽を続けている人たちだけど、それだけいろんなことを乗り越えて来たんですよね。特にギムラさんや青木さんのことがあって、どうしても彼らの音楽を純粋な耳で聴けていませんでした。でも今回のシングルでやっぱり自分を恥じましたね。常に現在の音楽と向き合っていく耳も必要で、過去に縛られて素敵な曲に出会えないのは勿体ないなと強く感じました。視点のアップデート、大事。

 

 

【はじめてのBluetooth】TaoTronicsを買ってみた

それは5/3、fun time HOLIDAY6新潟公演の帰り道。andropよかったなあUNISON SQUARE GARDENよかったなあ、明日ビバラだ、1日空けてスガフェスだ!なんて浮かれていたら

 

 

スマホを落としました

 

 

失くしたわけではなく、物理的に落下させました。もちろん画面も割れました。もうそれはバッキバキに。割れ方が細かくて気持ち悪い...

Apple careに加入してはいましたが、2年以上使っていたので無効。とりあえずApple Storeに持っていくも、画面替えて電源付かなくなったら本体交換で3万取られると言われる。だったら6回ライブ行くわ。おかんむりやでほんま。

 

 

いろいろ検討した結果、やはり替えるのが1番良いのでは...ということで機種変更。

今までiPhone6を使っていたので、6sあればいいなあと思っていたらなんと在庫なし。

 

結局7になりました。容量もかなり増えたので嬉しい

 

 

しかし困ったことが

 

 イヤホンジャックがない!!

 

いやわかってたんですけどね、やっぱりないと不便ですよね。一応聴くことはできるけど、充電する穴が塞がれてしまうので「充電しながら何かを聴く」というのが不可能になってしまったわけです。

音楽プレイヤーは別にあるから良いんだけど...YouTubeとか観たいときあるじゃないですか...ちなみにフジファブリックのMVをYouTubeで観始めると止まらないんですけどあの現象にどなたか名前付けて下さい。

 

...話が逸れましたが、

そんなこんなでやっとワイヤレスイヤホンに手を出してみようと思ったわけです。興味はあったもののどうしても有線に信頼を置いているのでなかなか変えようとも思えず終いだったのですごく良いきっかけになりました。

 

 

早速ネットで検索。とりあえず安いやつ...(あんまりこだわりない)

 

コスパ最強」の文字に惹かれてタワレコで購入したのがこちら。

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TaoTronicsBluetoothイヤホン!

確かアメリカの会社ですね(資本は中国かも)。

 

お値段なんと税込で¥2.999!安!

 

前使ってた有線イヤホンより安い...!

 

 

はじめてのBluetoothなので、ちゃんと接続できるかも不安な状態でとりあえず連れて帰る。

 

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はじめてオンにした

 

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fake town babyかけてみる...

 

 

なったー!!!

 

 

いやそりゃ鳴るんですけどね、文明に積極的に付いていかないタイプなので結構感動的でした。

充電も6時間くらいもつし、ワイヤレスだから邪魔にならないし、なにより音がめっちゃ良い...コーラスとベースとてもくっきり聴こえる...

 

コスパ最強と噂のBluetoothイヤホン「TaoTronics」、最高です。気持ち フォルテシモ ピアニシモって感じです。ありがとうございます。

 

 

以上、買ったワイヤレスイヤホンが安くて音質よかったっていう話でした。

 

 

Shiggy Jr. - SHUFFLE!!E.P.

Shiggy Jr.、音源は追っていながらもライブを観たことがないのですが、今回ディスクレビューを書いてほしいと受注をいただきましたので素人文で恐縮ですが少しだけお付き合いください。また素敵な1枚に出会えました。

 

 

 

11/22、ビクターエンタテインメント移籍第1弾となる「SHUFFLE!! E.P.」をリリースした。

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ジャケットかわいい。

 

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タワーレコード渋谷店。リリースから1週間経ったけど、結構立ち止まる人多かったです。

 

 

 

J-POP of J-POP、ポップを余すところなく敷き詰めた1枚目のアルバム「ALL ABOUT POP」から約1年ぶりのリリース。結成5周年、冒頭で少しだけ触れたように事務所をキューブ、レーベルをビクターエンタテインメントに移籍して初の作品である。ドラマタイアップ曲を含みながら、カラフルな感情をより鮮やかに彩っていく5曲が揃った。1曲ずつ見ていきたい。

 

 

M1.誘惑のパーティー

CSドラマ「過ちスクランブル」の主題歌となったこの曲。ディスコベースのちょっと懐かしいサウンド。アレンジめちゃめちゃ凝ってたから最初聴いたとき本当に驚いたんだけど、岡村靖幸さんのマニピュレーターもやってる白石元久さんがアレンジャーとして参加してると聞いて納得。80年代っぽさも出ていて、思わず踊り出したくなるような自由な雰囲気が好き。個人的にイメージしていたシギーは明るいカラフルだったんだけど、この曲はネオン感もあって新しい一面を見た気分になる。

 


M2.僕は雨のなか

フジテレビドラマ「ぼくは麻理のなか」主題歌。歌謡感漂う旋律に散りばめられたポップなアレンジが印象的。歌詞だけ読むと結構「暗」だなあと思うけど、シギーらしい光の見える編曲と、池田ちゃんのスキップするような前向きで優しい歌声が楽曲全体を明るく照らしている。

ハードコア出身の諸石さんがやりたいようにやれている感じが出ていて嬉しかった。このバンドで手数増やしても上手くまとめられるという自信になったのでは。

 


M3.二人のストーリー

なんと言っても池田ちゃんと原田さんの掛け合いが美しい。原田さんに関してはラップ初挑戦だったようだけど、楽曲にフィットしていて良かった。歌ってるの聴くのも"サンキュー"ぶりなんだけど、他にも歌ってるのかしら(調べてなくてすみません)。

ちゃんとパートを分けて歌って、サビでハーモニーに辿り着くという正統派の歌謡曲デュエットっぽさがより胸に響く。切なさがこみ上げるけど、聴いたあと清々しいのが不思議だ。

 


M4.Juuuump!!

池田ちゃんがギター持ったっていう話だけ聞いてた。ポップはポップなんだけど洋楽オマージュが色濃いなとも感じるような、ロック要素が光るナンバー。池田ちゃんのポップクイーンたる歌声と諸石さんのハードロックなドラムが拮抗していて心地よい。でも絶対Led Zeppelinいる笑。

 


M5.約束

バンド初期からあったようだけど諸石さんがシギーに入るきっかけになったことでリアレンジされた、ある意味「再出発」を象徴するような1曲。シギーは学歴から見てもアレンジを聴いてもすごくクレバーな印象があるんだけど、この曲のバカラックのようなアカデミックさと計算されたハーモニーが身体に凄く響いた。

 

 

 

曲順がまだいまいち馴染まないというかピンと来ていないんだけど、これも「SHUFFLE」の魔法なのかしら。全く新しいShiggy Jr.を提示した、バンド史において非常に重要な1枚になった。

 

 

UNISON SQUARE GARDEN TOUR 2017-2018「One roll, One romance」@川崎CLUB CITTA'

※ツアーが来年の1月まで続くことを考慮し、セットリストのネタバレを避けて書かせていただきました。想像が出来ない程度の表現で、〇曲目、などと記していこうと思います。いつもありがとうございます。

 

 

 

10% roll, 10% romanceのリリースライブ(http://xxkanakoxx.hatenablog.com/entry/10roll10romance_towerrecords)以来の川崎CLUB CITTA'。

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今回のツアーで恐らくこの公演が最も倍率が高かったと思う。関東でアクセス良くて1日開催でキャパ1300なら無理もない。チケットお譲り頂いた方本当にありがとうございました。

 

 

さて、その川崎公演をざっと振り返る。

 

 

 

時間

19:00 開演
20:36 本編終了
20:57 全編終了

 

 

服装

【本編】
斎藤:腕が黒のシャツ、右尻白丸黒スキニー
田淵:紋章Tシャツ、ズタボロデニム、オレンジ紐靴
鈴木:ベージュセットアップ、白インナー、茶ブーツ

 

【アンコール】
斎藤:音楽隊Tシャツ
田淵:シャリーフ林檎Tシャツ
鈴木:10%Tシャツ

 

 

MCなんとなく

・静寂と喧騒の間で(冒頭ブロック終了後)
「曲中は楽しそうにし、曲がないときは静かにし、いい人たちだねえ…うん、いい人たちだ。最近はライブが僕の癒しとなりつつあります。神奈川お久しぶりです。UNISON SQUARE GARDENです。最後まで自由に楽しんでってくださいよろしく!」

↓そのあと機材調整してるとき客席めっちゃ静か

「...あれ、さっきの気にさせちゃった?いいんだよ?周りの人と喋ったりしてもいいから…だからと言って喋って欲しいというわけではない、というこの塩梅がね難しいんですよ。ユニゾンのライブは自由にというけど難しいとこなんですよ。んー、難しい!人間って難しい!」

 

・宏介さんiPhone機種変更
「ちょっとどうでもいい話なんですけど、僕昨日iPhoneを機種変したんですよ。でね、容量が大きいのって高いじゃないですか。だから書くやつ...あの契約書みたいなのに年収を書く所があるんだよね。みんな知ってた?知ってた?もしかしたら学生さんは年収とか書かされないから知らないか。で昨日その年収書くってなったときに、見栄を張って少し盛って書いたことをここに懺悔します!」

 

・アンコールMC
「...いや、ここ通った時田淵がすごい顔だったんですよ。しかも俺にしか見えてないっていう。あれ面白かったなあ...脳裏に焼きついてるからしばらく思い出し笑いしそう。今日楽しすぎて笑いハイみたいになってる」

ここの「笑いハイ」は表記としてWARAI-HIにした方がいいのかなってどうでもいいことでだいぶ悩みました。この田淵事件については後述。

 

「あ、アンコールありがとうございます!今回はシングルのツアーということで。ツアーの間にも2個シングルが出て、もう出ましたね。ツアー中なんですけどその間にもボコボコ新曲を作ってまして...しかも全部かっこいいの。メンバーの邪魔をするだけじゃなくてちゃんと曲も作ってるんですよ。これで妨害してるだけだったらあれだけど、ちゃんと曲作ってくれてるから。でね、その曲たちも出来上がるたびに『あーかっこいいー!』『早くみんなに聞かせてぇー!』ってなって。僕らがユニゾンをかけがえのないものとして好きでい続ける限りは、いい曲作ってみんなの住んでる街に届けて...っていう活動をしていくので、またライブでお会いしましょう!神奈川また来ます、今日はありがとうございました!

あー、脳裏に焼きついてるから思い出し笑いしちゃいそうだな...田淵。真顔して。...よし」

真顔で浄化しようとする宏介さんと素直に応じる田淵さん。ただの仲良しさんでとても微笑ましかったです。

 

 

斎藤歌えなくなる事件

本編ラスト曲で事件は起きました。

2番入ってのそのそと上手に向かう田淵さん。宏介さんのマイク前を通るものの、若干屈みながら歩くという気の使いよう。ここまでは良かったんだ。

そろそろサビだ!コーラスだ!戻るぞ!と思ったとき、田淵さんいきなり宏介さんのマイク前を横歩き(ステージを背にして)→宏介さんが吹き出して歌えない→田淵さん満足気な表情でコーラス という事件が。

 

宏介さんが歌えなくなっちゃうなんて相当だよね。今日こそカメラ入ってて欲しかった笑。

あんなにたくさん人がいる中で2人の秘密なんて!ずるいぞ!

 

その後アンコールですぐさまやり返しにいく宏介さん。田淵さんを押し倒すような形で顔面に向かってギターを弾き鳴らす。もうフロアそっちのけ。田淵さんも満更でもない表情。ほんとただの仲良しだし、そもそも何を見せつけられているんだ我々は。

 

 

その他思ったこと

仙台での反省を踏まえてなのか、田淵さん今日は真横にペットボトル蹴ってました。袖にいるスタッフが取ったのか、嬉しそうに指差す田淵さん。

 

本編5曲目とアンコール2曲目の照明が同じ色なのは意図的なのか否か。考えすぎかしら

 

某オンドラムスで貴雄さんが両スティック投げたあとすぐ別のスティック出して叩き始めたのかっこよかったなあ。

 

貴雄さんのアレンジドヤ顔めっちゃ好きなんですよね。某曲の2番サビ前のクレッシェンドが本当に好きすぎて。

 

あとアンコール1曲目、興奮しすぎた宏介さんが気持ち走り気味になってしまってたんですけど、貴雄さんがすごく慈愛に満ちた視線を送りながらドラムで修正してったのめちゃめちゃよかったな。本当に気付かないくらいの走り方だったけど、宏介さんがあれだけテンション上がるの久々に見た気がする。

 

終演後宏介さんは「また来ます」って言ってたし、田淵さんも肉声で「また来るぞ」って言ってた。神奈川よかったんだな。

 

 

 

今回はこれくらいのライトなレポで終わります。何かお役に立てれば幸いです。

 

 

ツアーも後半に入りました。幕張もだんだん近づいてきたなあ。寂しいような、緊張するような...それでもなんだかんだ楽しいのはわかっている。

 

 

Suchmos F.C.L.S.@豊洲PIT

Suchmosのツアー「F.C.L.S.」ファイナルを観てきた。

 

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場所はチームスマイル・豊洲PIT。圧倒的に大好きな箱の一つである。3000超名が入れる日本最大キャパのライブハウスでありながら、どこで観ても見やすい。パーソナルスペースを確保しやすい。音響・照明のクオリティが高い。スタッフさんがとても優しい。最高じゃないか。

 

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彼らはこのツアーを軒並みソールドアウトさせた。動員者数約25000人。しかも東京3daysなんて勢いに乗っている...と言いたいところだが、メディアに取り上げられるようになってから現在まで派手さとは少し違うところで堅実に自分たちの音楽を積み上げていたように思う。

 

個人的に彼らのワンマンを観るのは新木場以来だし、アクトも最後に観たのはビバラだった。あれから何がどう変わっただろうか。豊洲の夜を少しだけ振り返りたい。

 

 

 

11/19。日曜のためO17:00/S18:00。一番後ろのブロックの最下手側の柵をゲット。整番はまあまあだったため、次々と入ってくるお客さんのポジショニングを観察。どのライブも意外に前が空いてるもんなんだな。入る扉も重要だなあと再認識。

 

18:05、一度暗転し、ほのかに灯るステージ。SEと共に5人が入場すると、フロアは大歓声に包まれる。そして最後にYONCEがフロントへ。深々とお辞儀をし、「ハーイ!」と挨拶するとPITのボルテージは急上昇。見とれる暇もなくスターティングナンバー、"A.G.I.T."へ。イントロだけでわかる、確実に音が厚くなっている。鳥肌が止まらない。

 

続いて"YMM"。

YONCE「Welcome to "TOUR FIRST CHOICE LAST STANCE" final!」

ああ、ファイナルなんだ。今回のツアーはこの公演しか行っていないけれど、豊洲に来るまでに長い旅をしてきたんだなあと思うとぐっとくる。ピンクの照明がすごくよく似合っていた。

 

YONCE「豊洲!俺目悪いから全然見えないんだけど...後ろの方も元気?今日は地元の仲間と一緒に過ごすように、くつろいだ時間を過ごしてください」

 

それでくつろがせてくれないのがこのバンド。"PINKVIBES""Burn""WIPER""STAY TUNE"というてんこ盛りの展開。特に"STAY TUNE"、今までは看板曲の立ち位置だったけれど、加えて間奏にメンバーのソロも魅せつけてくれた。バンドとして新たな余裕が見えたように思う。

 

YONCE「地元の歌です。一緒に揺れよう、豊洲

新曲を挟んでからの"Pacific"。YONCEの歌声が更に色気を帯びていたのがこの曲で顕著に表れていた。"MINT"は題にちなんだミントグリーンの照明に包まれステージもフロアも各々に身体を揺らす。

YONCE(サビ)「恥ずかしがらないで、歌声聴かせて。好きだよ豊洲豊洲BABY」

 

そして新曲KCEEのスクラッチが際立つクールな楽曲。あんまり覚えていないけど新鮮さもあった。そして"BODY"。今や定番となってしまったYONCEの「踊ってるほうがかわいいよ」、今回は照れずにキメられてたので満点です。

 

YONCE(イントロ)「ツアーF.C.L.S.ファイナル、豊洲豊洲、寂しいね。すごく寂しいね。あっと言う間の旅だった。でもまたすぐ次の旅で会おうよ

豊洲が好き、煙草が好き...」

 

アドリブからの"TOBACCO"。YONCEが寂しいねとか言うからこちらまで寂しくなってしまった。それでも彼らはスピードを緩めない。


"FACE"。YONCEはそれまで着ていた水色のブルゾン(adidas?)を脱ぎ、縦横無尽にステージを動き回る。OLD JOE時代はギターボーカルだったYONCEだけど、Suchmosではボーカルに専念できているからすごく自由に表現出来ているなあと強く思う。安定の2Lペットボトル。

 

ヒリヒリする"SNOOZE"からHSUさんの焦らしにやられた"DUMBO"。みんなこの曲が来るってわかっているのに、あの瞬間の3000人はHSUさんではHSUさんの手のひらで転がされた。うん、悪くない。

 

YONCE「Show me your groove!」

本編のラスト"GAGA"では演者・オーディエンス問わず各々自由に空間を揺らしていた。TAIKINGHSUさんもステージ前方に出てきて我々に見せつけるように弾き倒し、会場のテンションを上げて上げて本編を締めた。

 


YONCE「熱気で奥まで見えないな。こんなスモークを作り上げたのは君たちだよ!

音楽は聴く人によって感想も違うし、抱く思いもまったく違うと思ってて。誰かと物事を共有するっていうのはあやふやで、もしかしたら今隣にいる人と性別も肌も年齢も考え方も違うかもしれない、でもきっと分かり合える、多様性を認め合える。今日ここにいるみんながそういう気持ちを持ち帰って広げていってくれたら嬉しいと思っています。今日は本当にありがとうございます。

音楽やっててほんとよかったなって思ってます。音楽が作ったあなたたちとのつながりを大切にしていきたい。これからもよろしくお願いします、Suchmosでした。じゃあもう3曲だけ」

熱く語ってくれたYONCE。ツアーもうすぐ完走!という場面、思うところもあったのだろう。

 

新曲"Alright"。すごく魂のこもったアンコール。食い入るように見つめるフロア。

 

YONCE「あっと言う間の2時間だった。ツアーの記憶がほぼありません。今回は何公演?(TAIHEIに尋ねる)...そっか、いやもうほんと一瞬だったから。でもめちゃくちゃ楽しかった...なんか今日あんまり話せないな、本当にありがとうございました」

 

ラストナンバーは"OVERSTAND"。《Far Away I&I Overstand》の繰り返しが印象的だった。眩しいほどの光の中に包まれ、6人の旅は幕を閉じた。

 

 

 

簡単にライブの流れでした。

大きいところでやりたいと口癖のように言っていた反面、各々の役割をしっかり見出して音を磨いてきたんだなあと強く感じるアクトだった。これからが更に楽しみだ。

 

 

まだ次のライブ予定は決まっていないが、「次の旅で会おう」と言っていた、その言葉を信じて待っていよう。その先に見える景色もきっと素晴らしい。

 

 

 

Suchmos TOUR F.C.L.S. 豊洲PIT セットリスト

01. A.G.I.T.
02. YMM
03. PINKVIBES
04. Burn
05. WIPER
06. STAY TUNE
07. 新曲
08. Pacific
09. MINT
10. 新曲
11. BODY
12. TOBACCO
13. FACE
14. SNOOZE
15. DUMBO
16. GAGA

en.
17. 新曲
18. Alright
19. OVERSTAND

 

 

UNISON SQUARE GARDEN TOUR2017-2018「One roll, One romance」@仙台PIT

※ツアーが来年の1月まで続くことを考慮し、セットリストのネタバレを避けて書かせていただきました。想像が出来ない程度の表現で、〇曲目、などと記していこうと思います。いつもありがとうございます。

 

 

 

ツアー前半最終公演12本目、宮城県仙台市

本当は行かないつもりだったけど、日帰りできるとわかってからは速かった。父の実家が岩手県なので、今度はライブも兼ねて帰省できたらいいなと思ってます。

 

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チームスマイル・仙台PIT。大好きな豊洲PITの系列の箱。最近キャパ変更があって1400名くらい入るようになった。キャパに対するロッカー数が多いなという印象。開場20分前に着いたけれど、かなり空きがあった。余裕があるのはいいことですね。

チケットお譲りしていただく方をだいぶお待たせしてしまったのにめちゃめちゃ寛容で良い人でした...本当にありがとうございます!!!

 

 

中は本当に豊洲PITを小さくしたイメージ。柵の感じも、ステージ横のスピーカーも、横幅に対するステージの広さもよく似てる。チームスマイルなんだから当たり前なのかもしれないけど、それだけで嬉しい。

 

 

 

では仙台公演に関してなんとなくまとめようと思います。主観で書いてますので信憑性もろもろ悪しからず。

 

 

 

時間

18:01 開演
19:36 本編終了
19:56 アンコール終了

 

服装

【本編】
斎藤:真ん中黒プリーツシャツ、黒ネクタイ、右尻白丸黒スキニー
田淵:紋章Tシャツ、ズタボロデニム、オレンジ紐靴
鈴木:刺繍セットアップ、白Tシャツ、水色ナイキスニーカー

 

【アンコール】
斎藤:音楽隊Tシャツ
田淵:Scope moonTシャツ
鈴木:着替えなし

 

 

 

MCなんとなく

・冒頭ブロック終了後

「宮城のみなさんお久しぶりです、UNISON SQUARE GARDENです。今日めちゃくちゃ楽しみにしてきました!どうかみなさん最後まで自由に楽しんでってください、よろしく!」

 

バルミューダ
「最近ライブする度にこの話してるんですけど、この前の公演から田淵くんの希望でオーブントースターを持ち回ってて。バルミューダっていう高級メーカーの2万5000円もするやつなんですけど...僕と鈴木くんもきっちり3000円ずつカツアゲされて。それを彼はたいそうお気に召してるようで、今日も入ってきてスタッフさんに『パン食べません?パン食べません?』って聞いて回ってて。で、最近その矛先が僕に向いてきたんですよね。顔見るやいなや『斎藤くんパン食べるー?』って笑。でね、最初は食パンだったんだけど、バルミューダって色々モードがあるんですよね。"クロワッサンモード"とか。それを田淵はいろいろ試したいらしくて、『斎藤くん、クロワッサン食べるー?』『斎藤くん、チョコクロワッサン食べるー?』...そしてついに今日は『斎藤くん、ピザシラストースト食べるー?』って笑。…美味しかったです…!

でもね、バルミューダが来る前に田淵から『まじでこれで焼いたパン食べたら人生変わるから』みたいに言われて散々ハードルを上げられてたからか、いざ食べてみたら『うーん、確かに美味しい…けど、俺これなくても別に生きてはいけるな』って思いました笑」

 

・アンコールMC

「貴雄ちゃんと上着返してもらった?え?ちょっと誰パクったの!あれ結構高そうだよ?」

貴雄さんが投げた上着が客席に行くというアクシデントがありまして。本編終了後ちゃんと回収してたけど、アンコール出てきた時着てなかったからね笑。

「アンコールどうもありがとうございます。今回はシングルのツアーということでマストでやらなきゃいけない曲が少ない分セットリストに幅を持たせられて。カップリングとかアルバムの隅っこに追いやられてる曲でも、ライブでやるとめちゃくちゃかっこいいのがUNISON SQUARE GARDENなんですよね。

で今回のツアーはツアー中に新たに2個新曲が出て。陽の当たらない部屋でレコーディングして、陽の当たらない所で宣伝活動をして、今回の曲は〜って話して。そういうのも大事なんだけど、聴いてくれる人の街まできて演奏してやっと『出した〜!』って実感するね。宮城、また来ます。今日は本当にありがとうございました!」

 

 

その他思ったこと

田淵さんが毎回ペットボトル蹴るやつ、今回少し軌道を誤ったのか客席に行ってしまってちょっと微妙な空気に。いつかやると思っていたけど田淵さんの意図には反してそう。真横に頼む。

 

8曲目だったかな、貴雄さんが片方のスティックくわえながらスタッフに上指したりして指示出してたのがかっこよかった。その間も動き続ける足ともう片方の手。

 

最近梅さんがベースの調整してないのどうしてなのかな、あの試し弾きのメロディでライブへのスイッチ入れてたのにな...。

 

宏介さんの歌声が最近更に魅力を増しているのは高音を以前より楽に出せてるからだと思っていたけど、今日聴いてたら低音の安定感もアップしてた。ゾクゾクした。

 

特に田淵さんなんだけど、バラードでラスト1音締めてもその場から微動だにせず拍手が鳴り止むのを待ってから動き出すの素敵すぎる。ちゃんとこちら側のリアクションを正面向いて受けてくれるの嬉しかった。

 

 

 

 

自分の思い出にしまっておきたいことが多すぎてこれくらいしか書けません。アホブロガーですみません。

仙台、めちゃめちゃ素敵な公演でした。観客も素敵です。箱もよかった。UNICITY Vol.1.5のときと同じく、本当にまた行きたいなと思う土地です。

 

 

次は川崎。リリースライブの思い出の地。楽しみだなあ。

UNISON SQUARE GARDEN TOUR 2017-2018「One roll, One romance」@Zepp Tokyo(2days)

※ツアーが来年の1月まで続くことを考慮し、セットリストのネタバレを避けて書かせていただきました。想像が出来ない程度の表現で、〇曲目、などと記していこうと思います。いつもありがとうございます。

 

 

 

11/15.16。早いものでもう東京公演である。

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今回はZepp Tokyoで2日間に渡ってのライブ。Zeppも好きだけど、いつか豊洲PITをツアーに組んでくれ〜徳福みたいなイベントじゃなくて、ワンマンで頼む。

 

 

両日ほぼ定刻開演だったのでありがたし。日に分けて少しだけレポートします。

 

 

Day1(15.Wed)
服装

【本編】
斎藤:臙脂襟シャツ、臙脂ネクタイ、右尻白丸黒スキニー
田淵:紋章T、ズタボロデニム、オレンジ紐靴
鈴木:ベージュセットアップ、白Tシャツ、茶色ブーツ

 

【アンコール】
斎藤:音楽隊Tシャツ
田淵:DIESEL黒 手+花Tシャツ
鈴木:10%Tシャツ

 

 

MCなんとなく

・冒頭ブロック直後
「東京お久しぶりです。UNISON SQUARE GARDENです。久しぶりすぎてここの所(襟足あたり触りながら)が外れてるのが気になっちゃって…よし、ささった!じゃあ最後まで自由に楽しんでってくださいよろしく!」

 

バルミューダ
「久しぶりのライブっちゅーことで、今回から田淵くんたっての希望で今日から新しい機材とツアーを回ることになりました。その機材とは…オーブントースターです!『これ楽屋にあったら絶対いいから!』って推されて僕と鈴木くんはそれぞれ3千円ずつ取られました。でさっき楽屋でそのトースターでパンを焼いて食べました…美味しかったです(貫禄のある声で)」

・アンコールMC
「もうツアーも中盤なんですけど僕らにしては珍しく2週間ライブがあいてて。2週間何をしてたかというと決して休みだったわけではなく、ちゃんと働いてました笑。この2週間の間に新曲も2枚リリースになって。どうせその新曲の宣伝活動をしてたんでしょって思うかもしれませんが...更なる新曲を作ってました!みんなにはちゃんとした形で聴いてもらいたいから今日はその曲はやらないけど。(観客:えー!)うるさいっ!こっちにはこっちの都合があるんじゃい!大人の事情とかいろいろ!!いやでもね、制作活動も楽しいけどライブをするとあー帰ってきたなって気分になるんですよ、ほんとに...ただいま!

じゃあもうちょっとやります。今日は本当にありがとうございました!」

 

 

感想あれこれ

某オンドラムスで田淵さん最初は真剣に貴雄さんの方見て聴く→段々にやける→腰あたりで両手グーにしてがんばれ!みたいな動き→笑いが止まらない田淵さん。

 

さいとうたぶちが向き合って弾いた(田淵さんが向き合いに行った)とき、一通り引き倒した後いつも貴雄さんが立ち上がるんですけど、それをわかっていた宏介さんがちゃんと貴雄さんに身体を向けてキメを合わせてたのがすごくよかった...宏介さんのパーソナリティをアクトで見た感じ。

 

ドラムの台に上手側から宏介さんが乗りこむ→ドラムとギターの間に田淵さん乱入→宏介さん苦笑い、すぐ何事も無かったかのように下手側に移動→田淵さんおっかしいなーみたいな顔しながらなおノリノリ

 

本編ラストでガウンを放り投げた貴雄さん。捌ける時にステージ中央にあるそれを足で蹴り上げてサッと回収してたのがクール。

 

某ドラムパートでテンションMAXな貴雄さんがドラムスティックを飛ばす→勢いよく斎藤さんの脇をかすめて客席に飛行

貴雄「宏介かすった?大丈夫?」
斎藤「大丈夫大丈夫!飛んだねえ笑」

ライブで久々に聞いた貴雄さんの声。

  

今日はいろんな関係者の方がいらしてたけど、1番衝撃的だったのはthe pillows山中さわおさんがいらしてたことですかね...さわおさん年末よろしくお願い致します。あとツアーのチケット(東京)取れないのなんとかしてください。

 

 

 

Day2(16.Thu)

服装

【本編】
斎藤:内側黒いシャツ、白ネクタイ、右尻白丸黒スキニー
田淵:紋章Tシャツ、ズタボロデニム、オレンジ紐靴
鈴木:刺繍セットアップ、白インナー、水色スニーカーだった気がするけどちょっと自信ない

 

【アンコール】
斎藤:音楽隊Tシャツ
田淵:0078Tシャツ(たぶん)
鈴木:10%Tシャツ

 

すぐ書かないとダメですね、忘れてしまうよ。間違ってるなあと思って許してください。

 

 

 

MCなんとなく

・冒頭ブロック直後
「東京の皆さまお久しぶりです。UNISON SQUARE GARDENです。僕ら今絶賛ライブ楽しい期なんで、今日のライブもめちゃくちゃ楽しみにしてきました。今日も最後まで自由に楽しんでってください、よろしく!」

 

バルミューダ
「ツアーも中盤で、田淵くんたっての希望で昨日からバルミューダっていうオーブントースターと持ち回ってるんだよね、なんか2万5000円くらいして高いやつなんだけど。僕と鈴木くんもきっちり3000円ずつ取られて。でね、田淵くんがそのトースターをたいそうお気に召したらしくて、田淵が今日待ち合わせに遅刻してきてどうしたのかと思ったら『ごめん、パン買ってたぁ〜!』って笑。ライブハウスに着くなり会うスタッフさん会うスタッフさんに『パン食べます?』って聞いて回ってて。おかげで楽屋裏はめちゃめちゃいい匂いです笑」

 

・アンコールMC
不審な動きをする田淵さん。

「怪しすぎない?この人笑。

アンコールどうもありがとうございます。もうツアーも中盤で、まあ本数把握してないですけど。今回シングルのツアーってことでシングルを出して、で更にそのあとにまた2枚新曲が出まして。東京2日間までライブがない2週間の間に新曲が2枚も出てその宣伝活動をしてたかと思いきや、なんと、更に新曲を作ってました。しかも1曲や2曲じゃないっていう。しかもめちゃくちゃかっこいいっていう。こんなこと言うと何言ってんだと思うかもしれないけど、僕らって言わばUNISON SQUARE GARDENの天才の集まりっていうか、ユニゾンを1番好きな3人がこうピンポイントで集まってやってるみたいなところがあって、3人が飽きずにかっこいいライブをしたいと思っているうちはずっと続けていくんだろうなあと思ってます。新曲が出来る度に毎回毎回『うわー!俺らめちゃくちゃかっこいい〜!!!』ってなるんだよね。

なんかどんどんハードル上がってるけど。なんかあれみたいだね、トースターで焼いたパンが美味しい美味しいってどんどんハードル上がっていざ食べた時に『うん、美味しいけど…?』ってなったやつみたいだね笑。じゃあ、次の曲はそこそこの演奏でお送りします笑!」

田淵さんのハードル上がるアクションが可愛かった。

 

 

感想あれこれ

カメラ入ってた。全編撮ってたか見てなかったけどいろんなところにあったなあ。DVD期待。リリースライブとの2枚組でお願いしたい。

 

宏介さんが"UNISON SQUARE GARDENの天才の集まり"って言った後に1拍おいてたぶちが「おっ」みたいな表情してたのよかった。ずっと真顔で聞いてたのにそこで顔緩むのはずるいなあ。

 

さいとうたぶちが向かい合って弾くところで宏介さん真剣にギター鳴らしてるなって思ってたら一瞬だけ田淵さんの方見てニコってしたのすごく良かった...その後すぐ真顔に戻って弾き倒してたのもまた一興。

 

やっぱり大箱は照明が綺麗ですね。本当に演出の1つとして大役を担っているのが伝わってきました。息を飲むほど美しかった。

 

 

 

 

東京は東京でやっぱり特有の雰囲気はあるけど、相変わらず彼らのライブは本当に楽しかったです。一つとして同じライブはないから、毎回を大切に目撃したいなあ。

 

 

米津玄師 - fogbound 大宮2日目(11/9)

※米津玄師 TOUR 2017-2018「fogbound」大宮2日目の簡単なライブレポですが、ネタバレを含みます。ツアーも序盤ですのでこれから行かれる方は見ずに参加することをオススメします。いつもありがとうございます。

 

 

 

自身4枚目のアルバムBOOTLEG(http://xxkanakoxx.hatenablog.com/entry/kenshiyonezu_bootleg)がリリースされてすぐにまわり始めたツアー「fogbound」。11/9、大宮ソニックシティ2日目の公演を観てきた。

 

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米津玄師、初のホールツアーである。
今年7月に東京国際フォーラムホールAで「RESCUE」と題したワンマンライブを2daysで行ったが、今回は全国15都市20公演、プラス、武道館2days。ツアーの数をそこまで多くは行ってきていないにもかかわらず既にこの規模で切れるというすごさ。彼自身がここ数年で随分と遠いところまで来た証でもある。

 

 

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グッズのガチャ。とりあえず4回やってみたけど可愛すぎやしませんか。全8種、コンプ欲がそそられる。今回出なかったけどねこちゃんがしてる赤白マフラー、BUMP OF CHICKENのニコルっぽいなー、 なんて。

 

 

さて、今回は大宮公演2日目に関してざっくりだが書き留めておこうと思う。ライブ中にメモとか取れないタイプなので(レポのためにライブに行っているわけではないから)、正確性に欠けるところは多々ございますがご容赦ください。

 

 

公演時間

19:00 定刻開演
20:25 本編終了
20:32 再登場
20:48 全編終了

 

本編は約1時間半。以前のツアーも確か同じくらいの時間・曲数で、2時間やるには声がもたないのかなあという印象があったが、今回は最後の1曲まで力強く感情をこめて歌いあげてくれた。次回は本編1時間45分を期待。

 

 

 

セットリストについて

セットリストは記事の最後につけたのでご参照ください。アルバムBOOTLEGの曲たちを軸に仕上たセットリスト。

 

1曲目はこのところトップバッター常連の"ナンバーナイン"ではなく、アルバムスターティングナンバーの"飛燕"でもなく、ツアータイトルと同じ曲名を持つ"fogbound"であった。アルバムツアーだとその曲順にロマンを持って冒頭3曲同じ順で入れてくるなんてよくあることだけれど、これはBOOTLEGの再構築に相応しい幕開けだった。

 

ツアーはいつも来る人も初めての人もいるということを理解した上で言うけれど、今ツアーは"アイネクライネ"を外せる結構なチャンスだったんじゃないかなと。もちろんこの曲はすごく好きだから聴けて嬉しかったけれど、ここまで素晴らしい世界を提示した中で少し浮いている気がした。ライブで感じた唯一の違和感。

 

アンコールが当たり前になっているという状況がそもそも好きではないのだが、アンコールで披露した2曲がどっちもカップリングという事実だけで軽率に微笑んでしまう。本編で100%だけど、物好きだけ見ていってねと言われているような、そんな印象。そういえば以前のライブで「アンコールはやらせだ」って言ってたっけ。

 

MCを2回しか挟まず畳み掛けるように曲たちを披露してくれたが、あたたかい気持ちになったり、ノリノリだったり、哀愁漂ったりと、パート分けがすごく良く出来ていた。最後までオーディエンスの感情を引き付けながらも開放していた。

 

 

 

演出

毎度のことだが映像や照明が本当に素敵で、それはホール公演になってより顕著に表れていた。彼のライブを一つの作品として捉えざるを得ないのは、これも大きな理由だと思う。

"かいじゅうのマーチ"のときのオレンジ色は本当に綺麗だったし、"アイネクライネ"のサビ前の色の切り替えは1枚1枚写真を見ているようだった。床にもスクリーンが続いていて、オイルペインティングのような流動的な映像もすごく素敵だったな。"orion"では幻想的な星空が彼らのアクトをより煌めかせた。

 

"love""ゆめくいしょうじょ"では米津さんの前にスクリーンが降りてきて、「RESCUE」のときと同じ映像が4人と彼らが奏でる音楽を包み込んだ。あのライブ、本当にかなりの倍率だったから、行けなかった人たちへの救済にもなったのでは。

 

 

 

サポメンあれこれ

今回もギターは中ちゃんこと中島宏士、ベースはすってぃーこと須藤優、ドラムは堀正輝。大宮1日目はベースがまふまふさんだったらしくて(すってぃーはゆずのライブのサポートしてたらしい)、どうなるかなと思っていたけど2日目はお馴染みの3人でした。

 

配置もいつも通りで右から中ちゃん、堀さん、すってぃーだったんだけど、米津さんを見ながらというよりは3人で息を合わせるようにして弾いてたのがとても印象的だった。米津さんには最大限自由にやらせてる感じがあって頼もしい。

 

途中で中ちゃんとすってぃーがお互い指をさしあったり、すってぃーと堀さんが向き合って弾いたりしていた。UNISON SQUARE GARDEN斎藤宏介のソロ企画「SK's Session」などでも一緒にやっている人たちだから、あまり気負うことなくできるんだろうなあ。

 

"爱丽丝"のAメロあたりで悠長にエフェクター踏んでたと思ったら慌てて何かを調整していた中ちゃん。飲み仲間の曲なのに。そして髪色に驚く。

 

すってぃー足でリズムとるのかっこよかった。手を上げたりクラップしたりはいつも彼が先導をとるけれど、強制感がないというか無駄な煽り感がなくて凄く好きなんだよなあ。やりたいときだけやってます。

 

あと今回2階の最前ど真ん中で見てたんだけど、堀さんの照明の当たり方が神々しくてよかった。いつもちょっと上手側向いて叩くの好きです。

 

 

 

感想あれこれ

"かいじゅうのマーチ"ですごく衝撃を受けた《あなたと一緒がいい》という歌詞、字面のあたたかさとは裏腹にライトな感じであまり伸ばすことなく歌ってたのが涙腺にきた。

 

"ナンバーナイン"の2番出だしは歌わないってことでFAなんだね。

 

数少ないBOOTLEG外の曲の中でも"ゴーゴー幽霊船"は盛り上がった。以前よりも米津さんが煽り調子じゃなかったのがさらにかっこよかったなあ。


"Moonlight"
、予想通りのライブ映え。今作でのお気に入り曲です。


"灰色と青"
を歌い上げて颯爽と去っていく本編の締め方がよかった。2番の菅田将暉パートも米津さんが歌っていたけど、同じ歌詞でもやっぱり印象が違うなと思った。インタビューで米津さんは菅田くんについて「暴力的」「自分と真逆」であることを選出理由として挙げていたけど、なんだか頷けたな。

この曲でもう一点述べるとすれば、プリズマイザーがものすごい存在感を発揮していたことかなあ。ボーカルエフェクトはそこまで詳しくないんだけど、Francis and the lightsが発明して海外アーティストがこぞって使用しているこれ。

イントロではゴスペルを思わせるコーラスのように使われているのに、落ちサビではコーラスとも伴奏とも取れるような使われ方をしていて鳥肌が立った。ライブだとそこがすごく強調されていて、改めてこれは名曲だなあと思った。

 

"Neighbourhood"はカップリング曲でありながら、米津玄師をくっきりと象徴している楽曲。この曲で締められたらそりゃグッときちゃいますよ。ライブで感じたいろんなことを根こそぎ持っていかれた感覚があった。

 

 

 

MCなんとなく

*自己紹介

「どうも米津玄師です今日はよろしくぅ」

よろしくぅ?↑って感じでした。

 

*ボソボソ喋ってたのに同意求めるときだけ声大きくなる米津玄師

「『fogbound』っていうツアーが始まって...今 5とか6公演目?まだ前半なんだけどね。『BOOTLEG』っていうアルバムができて、その発売と同時にツアーがスタートするっていうのは実は初めてなんだよね。アルバムの曲たちもを実際に演奏してやっとこういう曲なんだ!って発見することもあるし、自分の中で段々とこう...肉体性を帯びてきてるんだよね。こうやって出したアルバムをライブで再構築していくのもすごい楽しいし、皆でこう作っていくのも、それはそれで面白いなって…...…ねっ?!

 

*いつものやつをとりあえずやっておきたい米津玄師

「ここから速い曲をどんどんやってこうと思うんだけど...みんな付いてこれんのかなあ?!付いてこれんのかなあ?!

 

*中ちゃん

米「中ちゃん、今日は情熱と冷静の狭間に居られた?」
中「結構いい感じに居られたと思う。でも途中結構熱くなっちゃったからなあ笑」
米「それはなんで?」
中「楽しかったから!!!!」
米「...楽しかったからって冷静さを失っちゃいけないんじゃないの?」
中「そうだけど笑...熱くなっちゃった部分もあったけど、でも結構冷静でいられたよ!」
米「笑。さっき熱くなっちゃったって言ってたじゃん笑。なんで言ってること変えんの?笑...まあ情熱と冷静の狭間に居られたということで」
須「そうだね」
米「ほら、堀さんも拍手してる」
堀「よかったと思います笑」
中「ありがとうございます笑」

 

*遠くへきた

「今日なんか2500人とか2000人とかの人が見に来てくれてて...なんか当たり前に思っちゃいけないなって。これだけ沢山の人が自分のために1時間とか2時間とか割いてくれて、お金も払ってきてくれて...本当にありがたいよね、当たり前だと思っちゃいけないなと思う。そうやってホールツアーをまわれるくらい遠いところまで来たんだなあって。来年の武道館で一区切りですけど、まあそんな武道館に思い入れはないんだけど笑。

徳島の片田舎に住んでて、毎日つまんないなつまんないなと思って家出て色んなとこフラフラしたけど、つまんなくしてるのはやっぱり自分自身で、自分の心で、自分の頭で、どこに行ったとしてもつまんなくて、自分が変わらないとどうしようもなくて。遠くへ行きたいっていうのは物理的な距離じゃないんだよね。それでも徳島から出てきて、本当に遠くまで来たなあと、そんなことを思いました」

 

 

*ライブへの思い

「ライブというものがあまり好きではなくて。今でもなかなか楽しめないときがあって......いや今日とかはすごい楽しかったけどね笑。自分が好きなアーティストのライブに行ったときも、周りの人と一緒になって拍手したり手をあげなきゃいけないっていう強迫観念がすごくあって。そういう中に溶け込めないというか、自分はどこか蚊帳の外で。自分とは関係ないところで起きてるんだなって思っちゃってて...大縄跳びでずっと入れないみたいなね。

だから拍手する人も、イエーイって人も踊り散らす人も、ぼーっとただ突っ立ってる人もいていいって思ってるし...ぼーっと突っ立ってるって言い方悪いか笑。何て言うんだろ…皆好きな形で…って思いました。今日は本当にどうもありがとう」

"フローライト"のMVで米津さんが大縄回してた謎が解けましたね。

 

 

オマージュ

大宮1日目のレポを読んで知ったが、彼が口にしたらしい「2000対1というよりも1対1のつもり」というのは完全に藤原基央を初めとしたBUMP OF CHICKENのメンバーの口癖。今日の「自分のために時間割いてくれて」も藤くんよく言うよね。BOOTLEGという作品でオマージュを全面に出してきた彼が、ここまで徹底してやってたとは。《本物なんて一つもない でも心地良い》とはまさにこのことか。

 

好きなバンドのオマージュほど厳しい目で見てしまうけど、米津さんはオマージュの仕方が誠実で、すごく心地よい。キャスでもBUMP OF CHICKEN"ダイヤモンド"歌ってたけど、全然つっかかってなかったもんなあ。

 

 

 

本当に素晴らしいライブをありがとうございました。スタンスが本当に好きです。ライブでストレスが少ないアーティストって意外に少ないけど、米津さんはその数少ない1人だなあと強く思います。

 

来年1月の武道館公演、2日目が当たったので行って参ります。少し緊張するけど、またわたしたちを圧倒してくれるだろうという期待を携えて。

 

 

 

米津玄師 TOUR 2017-2018 「fogbound」セットリスト

1.fogbound
2.砂の惑星
3.ナンバーナイン
4.飛燕
5.かいじゅうのマーチ
6.アイネクライネ
7.orion
8.LOSER
9.ゴーゴー幽霊船
10.爱丽丝
11.ドーナツホール
12.ピースサイン
13.Nighthawks
14.love
15.打上花火
16.春雷
17.Moonlight
18.灰色と青

en.
19.ゆめくいしょうじょ
20.Neighbourhood

米津玄師 - BOOTLEG

11/1、米津玄師が自身4枚目のアルバムとなるBOOTLEGをリリースした。ソニーミュージックに移籍してからは初のアルバム作品。

 

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(写真はブート盤。レコードの大きさほどもあるジャケット。先着特典は同じ柄のファイル。内容は本当に豪華だったが割愛する)

 

 

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山手線渋谷駅1番ホーム(新宿方面)にて。全面米津玄師。

 

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タワーレコード渋谷店。思えば作品を出すごとに展開の規模が大きくなっているように思う。彼の生み出すものに対する期待の膨らみが顕著に表れている。

 

 

 

3枚目のアルバム「Bremen」のリリースからおおよそ2年。彼を取り巻く環境は大きく変化していったように思う。

 

まずタイアップがとても多かった。多いというのはオファー自体も受ける数も、である。「Bremen」にも収録されている4thシングル"アンビリーバーズ"はMIZUNO「WAVE ENIGMA 5」のCMソングに起用された。映画「何者」の主題歌である中田ヤスタカの楽曲"NANIMONO"には「feat.米津玄師」として参加した。

そして今回のアルバムに収録されている"orion""ピースサイン""打上花火"、ハチ名義の"砂の惑星"はすべてタイアップがついている。これだけ並べてみても同じアルバムに収録されているピースとしてあまりに豪華だ。

 

加えて、音楽を構築していくに当たって今までにないくらい人と関わることが多くなったな、とリスナー視点でも強く感じる。

彼はかつて一匹狼というか、それもまた彼の良い所なのだが、曲書けます打ち込みできますMV作れます被写体にもなれます、といったように「完璧な人」というイメージが強かったし(本人が全くもってそう思っていない所が愛らしい)、実際今もその通りである。

 

1人の世界観を纏ったままでも遠くへと進んでいけそうだったが、この2年間は積極的に他者と関わり、時には巻き込んで音を鳴らしてきた。RADWIMPSのツアー「10th ANNIVERSARY LIVE TOUR RADWIMPS胎盤に参加したり、中田ヤスタカやDAOKOとコラボレーションしたりという活動に加え、今作の+(プラス)アーティストの多さからもそれは明確だ。一通りこのアルバムを聴いてみても、過去の作品と比べてあらゆる部分に「他者」の存在をより強く感じた。

 

 

「Bremen」という自分の中の理想郷に辿りついた彼が、今作において米津玄師という音楽を社会に解放した。それは彼が自身の「多様性」や「独創性」を表現できる感性を持っているからこそ成せたことでもあるし、関わった他者が架け橋となって広がった世界でもある。

たった1枚で、様々な価値観が次々と塗り替えられていきそうなほどの革新的な勢いを提示した。1曲ずつ見ていきたい。

 

 

 

*収録曲

01.飛燕

風の谷のナウシカの漫画を読みながら書いたという1曲目。ここ最近の、それこそ「Bremen」以降の米津玄師を端的に表すナンバーとなった。

自分を解放していくことで、自分とは違うものがどんどん入ってくる。これはただの「相乗効果」 を指しているのではなく、彼は米津玄師という1人のアーティストを他者に託していこうとしている。その人たちが米津玄師を、彼の音楽を、どこまで連れて行ってくれるのかということに、米津自身も興味津々な様子が窺える。

 


02.LOSER

ポップをやりたいけどその器じゃない、自分はどこか暗い人間だ。米津玄師レベルでもそうなのか、と言いたくもなるが、このアイデンティティが根底にあるからこそわたしたちは彼の音楽を愛せるのだと思う。

《俺は負け犬》というネガティブなポジショニングを直視した上で、《ただどこでもいいから遠くへ行きたいんだ》とポジティブな地点まで目先を運んでいったところにぐっとくる。

MVではダンスにも挑戦している。自身を表現するとは言っても、こんなに色気を放出してくるとは思わなかった。

 


03.ピースサイン

最新シングルの表題曲。アニメ僕のヒーローアカデミア第2期第1クールののOPに起用された。

以前のレビューにも書いた記憶があるが、幼少期の自分と対話するような気持ちで作ったと語っていた。きっと彼の中でこういう書き方ができるようになったのは、ずっと遠くへ行きたいと思っていた米津少年を「他者」として認識できるようになったからだと考えている。過去を別のものとして考えているのではなく、作品を客観視するための術だ。

 
《もう一度 遠くへ行け遠くへ行けと僕の中で誰かが歌う どうしようもないほど熱烈に》

このフレーズがどうしようもないほど好きだ。

 


04.砂の惑星(+初音ミク)

恥ずかしながらボーカロイドを通ることなく生きてきたので初音ミクにもハチにも精通していないのだが、この楽曲がその界隈に論争を巻き起こしたということは知っている。

初めて聴いたのが「RESCUE」だったので、彼の声で音源化をと願っていたら叶った。

 

ボーカロイドで音楽を作る「ハチ」という名義を別に持っている米津。物理的に同一人物で間違いないのだが、彼は米津玄師とハチに対話をさせた。ある意味自分を解放し、「他者」である自分がいた場所を背負いながらやれることを模索した結果である。

2つの顔を持っていることで悩んだことも多くあるようだが、それに関して素人目では納得のいくところに着地したようにも思える。

 


05.orion

アニメ3月のライオンのエンディングテーマとして書き下ろされたこの曲。

ずっと好きなバンドのメンバーにこう言われてどんな心境だったのだろう。やはりBUMP OF CHICKENが日本の音楽シーンに与える影響というのはとてつもなく大きく、影響を受けたアーティストとして米津も例外ではなかった。特にこの漫画・アニメとBUMP OF CHICKENの結び付きは他者を寄せ付けないほどのものだったこともあり、このビッグバンド(本人たちは今もへなちょこ4人組だと思っているが)の後を担うというのは容易なことではなかったはずだ。

それでも彼はこの作品と、さらに作者である羽海野チカと向き合い、彼女が生み出す繊細なストーリーやキャラクターを楽曲に反映させた。脆い、儚い、だから美しい。

 


06.かいじゅうのマーチ

「ROCKIN' ON JAPAN」2015年8月号から12月号にて掲載されていた米津玄師の連載をまとめた「かいじゅうずかん」のために作っていた楽曲のリアレンジ版。やっと腑に落ちたため収録に至ったようだ。

彼はきっと「かいじゅう」というアイコンに対して物凄くシンパシーを感じている。「かいじゅう」は奇妙に思われて敬遠されがちだけど、実は攻撃なんてしないかもしれない。人間の方が恐ろしい動物かもしれない。実は自分たちだって「かいじゅう」なんじゃないの。

 

このテーマの曲において《あなたと一緒がいい》という歌詞が出てきたことに感動した。かいじゅう目線の言葉で、「他者」を求めるフレーズがあることでこんなに心があたたまるなんて。

 


07.Moonlight

アルバムの中で一番最後に出来た曲。この曲があるのとないのとでは全体の印象が相当違うだろうな、と強く感じたナンバー。ポップというよりはR&B的なサウンドだが、等身大の米津玄師を一番的確に象徴している。

 《本物なんて一つもない でも心地いい》というのはまさにこの作品を作っているときに実感したことなのだろう。今作にはオマージュも意図的にたくさん織り込まれている中で、何が本物かなどということもないだろう、ただ美しくあれば十分だ、と。

 


08.春雷

7月、2日間に渡って東京国際フォーラムで行われたワンマンライブ「RESCUE」で本編ラストを飾っていた曲。普段ライブ中にメモとかは絶対しないので終わってから思い出していくんだけど、春雷のところには「早口だけど柔らかい」と書き残されていた。ざっくりすぎて呆れる。でも口当たりが良いのは確かだ。

ちゃんと音楽を聴いてみると本当にフェニックス。さらにいうとこの頃のフランスのバンドミュージックってこういう感じだったなと思い出す。

「春」に対して「雷」。相反するものの絶妙なバランスの中にオマージュの美しさが映える1曲。

 


09.fogbound(+池田エライザ)

リリース日からスタートするワンマンツアーのタイトルと同じ題の曲。

池田エライザとこの曲を作ると知って、彼女のことはすごく好きなのだけど、音楽となるとどうだろうと半信半疑ではあった。

 

結果、彼女はこの曲に不可欠な存在だった。

 

ある種池田エライザへのオマージュとも取れるし、この雰囲気は彼女の歌声なしでは「BOOTLEG」に仲間入りできる美しさを構築出来なかったであろう。歌詞からは「diorama」期のテイストも感じられる。

 


10.ナンバーナイン

2016年にリリースされた。"LOSER"との両A面シングル。

ルーヴル美術館特別展「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」公式イメージソングとして制作された。

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この絵の前で音声案内99番リピートしましたよねわかります。

このタイアップは米津玄師が本当に最も相応しいと思う。ここまで漫画という文化を背負って高いクオリティで曲を書ける人は他にいないだろう。

漫画が歩んできた歴史に敬意を表し、「古いもの」「新しいもの」という真逆の2つに美しさを見出した。

 

 

11.爱丽丝

飲み仲間でバンド結成。

いつものワンマンでは(アルバムの制作にも携わっているが)中島宏士、須藤優、堀正輝の3人がサポートに入っているから、このメンツは新鮮だ。なにより元パスピエの矢尾拓也がドラムを叩いているのが衝撃。DANDANANDDNAのファイナル公演に米津玄師が見に来ていたのは知っていたが、このような形で一緒に音楽を作り上げてくれたのはなんだかほっとする。

やはり全員バンドマンだから、それぞれのバンドの要素を少しずつ持ち寄って音楽を構築したような印象。飲み会を覗いているような気持ちになる。

 


12.Nighthawks

BUMP OF CHICKENRADWIMPS、更に遡るとU2やコールドプレイのサウンドに対するオマージュであることが公言されている。2サビが終わったところでBUMP OF CHICKENの"天体観測"のリフを入れようと思ったが許可を取る時間がなくて断念した、なんて話もあって心が高鳴る。RADWIMPSは対バン経験があるから、いつかBUMP OF CHICKENとやってほしいなと思うのがファン心理ではある。

自分の中でずっと駆け巡っていた音楽に手伝ってもらいながら、過去の自分を慈しむような、励ますような、そんな1曲。

 


13.打上花火

自身が作詞・作曲・楽曲プロデュース・ボーカルとして参加したDAOKOの3rdシングル"打上花火"のセルフカバー。劇場アニメ「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?」の主題歌に使用された楽曲である。

アレンジを変えていても米津玄師の曲だな、という印象はいい意味であまり変わらなかった。コラボしているときはDAOKOを自分の音に乗せているような印象であれも素敵だったのだが、やはりフルで彼が歌うとより米津色を強く感じる。

ちなみに少し話が逸れるがDAOKOが岡村靖幸とコラボした"ステップアップLOVE"、DAOKOがちゃんと岡村イズムと遊んでいて鳥肌が立った。

 


14.灰色と青(+菅田将暉)

ずっと(+?)と書かれており、なかなかビッグゲストなんだろうなと思っていた中での菅田将暉。「feat.菅田将暉」にしなかったところがなんだか嬉しい。歌い手としての米津玄師と菅田将暉が100%並列して存在している。

冒頭にはFrancis and the lightsが発明したボーカル・エフェクトであるプリズマイザーが使用されている(多分)。これも去年とか今年の話だったと思うから、そう考えると革新的な試みだ。

"打上花火"に関しても同じような感想を抱いたが、半分を菅田将暉に歌ってもらって思ったのが「米津玄師の曲は誰が歌っても米津玄師の音楽になる」ということ。それはもちろん「米津玄師が歌わなくても」ということでもある。彼が現在の音楽シーンに張っている根は、見えないところで想像以上に多く、太く、長いのかもしれない。

 

 

 

 

60分超のアルバム、すぐに聴き終えてしまった。

 

「他者」という言葉を多く用いたが、オマージュもたくさん散りばめられている。本物か偽物かなんてどうでもよくて、作品が100%美しくあれば良いという確固たる意志を貫いている。

 

彼はオリジナルファックだとよくいうけれど、あまりそうは思わない。どんなアーティストにも影響を与えた先人や音楽というものはあって、そこからインスパイアされたりオマージュしたりを経て自分のオリジナルが出来上がる。

みんなオリジナル=全くの唯一無二だなんて思っていなくて、影響を受けた要素を合わせて自分のスタンダードを構築した結果がオリジナルなのではないだろうか。この先米津玄師がどんな方法で作品を作っていったとしても、誰に頼ったとしても、すべて米津玄師の「オリジナル」のはずだ。捉え方の違いかな。

 

 

 

「美しい作品を作る」ということに対してすごく才能と意欲のある人だと改めて強く感じた。米津玄師の進化が怖い。それでも彼の音楽に魅せられてしまうのは、本人の芯が強いからだと思う。リスナーが衝撃を受けるような作品を生み出しても、肝心の生みの親はどこか客観的に自分を見つめている。この飄々とした視線がたまらない。

どこか社会に対して劣等感や居心地の悪さを抱いている人に響いていく音楽だ。かつて彼自身がそういった感情で反発しながら生きてきたからかもしれない。寄り添うとも背中を押すとも違うようなシニカルな応援歌が、今の時代を生きるひとりひとりの中に流れていく。

 

 

 

 

米津玄師「BOOTLEG

01.飛燕
02.LOSER
03.ピースサイン
04.砂の惑星(+初音ミク)
05.orion
06.かいじゅうのマーチ
07.Moonlight
08.春雷
09.fogbound(+池田エライザ)
10.ナンバーナイン
11.爱丽丝
12.Nighthawks
13.打上花火
14.灰色と青(+菅田将暉)