鯉の滝登り

好きなものを、好きなように、好きなだけ。

RUNNERS HIGH REPRISE 解決編

UNISON SQUARE GARDENの最新シングル「10% roll, 10% romance」がリリースされて早いもので2ヶ月以上が過ぎ、ワンマンツアーももうすぐ1/3が終わろうとしております。本当にあっという間ですね。

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ちなみに先月の9/30に発売されたROCKIN' ON JAPAN、読んでいただけましたでしょうか。「JAPAN REVIEW」というコーナーに鯉の滝登り名義で"10%〜"のディスクレビューを載せていただいておりますので、ぜひご一読ください。米津さんが表紙の号です。

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さて、今回はライブレポでもディスクレビューでもなく、最新シングルのカップリングである"RUNNERS HIGH REPRISE"について好き勝手語る回です。

 

記事のタイトルでなんとなくお察しかと思いますが、UNISON SQUARE GARDENthe pillows両方好きなわたしがついに解剖した内容を公開しようと決意しました。完全無欠ではないのは自分でもわかっているのですが、もうそろそろギブアップなので書きます。他にも見つけたよという方、こっそり教えてください。

 

 

そもそもすぐに書けばいいものをこんなに溜めたのには理由があります。単純につまらないかなあと思ったからです。

好きなものや事柄に関しては自分で調べたいという方も多いと思います。何度もthe pillowsのCDを聴いて探して照らし合わせて...なんて素敵な時間を過ごしているうちに「解剖しましたー!」なんて記事がリリース後すぐに出たらもやもやする方もいるはずです。わたしがまさにそうで、恐らく最後まで自力で探しますがモチベーションは下がると思います。

 

そんなことを書きながら今回はその解剖しましたー!な記事をついに公開しますが、絶対に完璧ではないので安心してください。ここまで読んでいただいてやっぱり自分で調べる!な方は閉じていただいても全く問題ないです。

 

 

 

前置きが長くなりましたが、少しずつ見ていきたいと思います。

 

 

 

この曲は 皆さんご存知the pillowsの名曲"RUNNERS HIGH"がベースになってます。イントロとか本当にそのまま。ピロウズのライブではここでクラップするので、せっかくならばとわたしもバスターズ精神をユニゾンのライブに持ち込んでます。フロア側からの全力のオマージュでしょうか。いいえ、自己満足です。

 

 

 

*歌詞編

まずは発見しやすい歌詞から。

先述した曲の基礎となっている"RUNNERS HIGH"からいくつか入ってました。

 

《Just, runners high!》

これはもうそのまんまですね。


《Silly my way》

後半部分は《Dizzy my future Silly my way》の繰り返しなのでここからだと思います。

余談ですが「Dr.Izzy」の由来がdizzyに似てる+dizzyを治すドクターみたいな意味があるって深読みしてました。意味は無いって言ってたので違ったみたいです。また田淵さんに「ユニゾンのファンはすーぐ深読みするから」って言われてしまう笑。


《鼓動はちゃんと聞こえたから 同じ様に響かせて今日まで来た》《鼓動はちゃんとこの胸で鳴り響くから 刻み込み今日を急げ》

→《息をとめてずっと走り続けた 鼓動が聞こえるか》へのアンサー。初めて今年の1月に聴いた時、ここの部分がすごく鮮明に聴こえて思わず泣いてしまいました。エモーショナル。

 

 

お次は"RUSH"

《誰かの呼吸リンクするなら 何度もドアを叩くだろう》

→《閉ざされた彼女のドアを 壊れる程何度もノックした》かしら。最近リンクも多いね、《リンクしたってしばらく内緒にしよう》とか。

 

 

上の二つは"LITTLE BUSTERS"の《同じドアをノックしたい この声が聞こえたら 飛び出して》にも関連がある感じがしますね。

 

 

あとこれはちょっと「そうだったらいいな」という期待なんですけど"About A Rock'n'Roll Band"
《君の奏でた文字が重力を操り凸凹道をフラットにする》

→《今夜もロックンロールの引力は万能で道なき道を切り開いて行くんだ》かなあと。空気感的にはフィットしません?

 

 

*なぜかピロウズじゃない編

歌詞編の延長ですが、ちょっと事件ですね。ソングライターTomoya Tabuchiさんはピロウズの要素10曲分くらい入れた」って仰ってましたよね。ピロウズじゃないの入ってるんですけど。

 

THE PREDATORSというバンドをご存知でしょうか。さわおさん、GRAYのJIROさん、ELLEGARDENの高橋さんで構成されたスリーピースロックバンド。2010年あたりまではストレイテナーのシンペイちゃんが叩いてました。

 

彼らが2005年(たぶん)にリリースした"爆音ドロップ"という曲があるのですが、《'神に誓って'って 神を知らない》という一節がありまして...これは《神は知らないよ 見えないからね》と捉えていいと思うのですがいかがでしょうか。

 

そしてこの曲、後のプレイ編にも登場するので少し頭の片隅に置いておいてください。しかし田淵さんの徹底したさわおギャル感には参りました。本当に好きなんだなあ。

 

 

 

*コーラス編

この曲、特徴的なコーラスがいくつかありますね。まずはAメロ。《意味がない》 Ah-Ah のコーラスは"Back seat dog"をイメージしたものかなと。この曲はピクシーズの"Here Comes Your Man"という曲のオマージュなので、もしこれが正解ならばピクシーズのオマージュをしたピロウズのオマージュをユニゾンがした」っていうめっちゃ興味深い事象の誕生です。ハッピーバースデイ。

 

"サリバンになりたい"も入ってますね。後奏って言うんですかね、宏介さんがRunners highを連呼するところの裏のコーラスがあの曲イメージなのかなと思いました。

 

 

*フレーズ・コード編

 《時計は23時半の5分前で そう、永遠の様に止まる 人類がこの地球残し消えさった海よりも静かに》の裏でなっているベースラインは"MY FOOT"ですね。

 

サビのコード進行は"ノンフィクション"かなあ。歌ってみて一番しっくり来るんですよね。《Please Please me》のあたりで《Just, runners high!》がハマる感じがして笑。

 

間奏(2:10)あたりから鳴るベースは"サードアイ"のイントロをアレンジしてます。原曲はギターですが。その直後のギターはちょっと"tiny boat"っぽいなあと思ったのですがそんなに音が似てるわけではないので感覚的な問題ですね。

 

ラストサビ前は"Funny Bunny"のオマージュかなあ。

 

 

*プレイ編

そして先ほどの"爆音ドロップ"
《偽善者は誰だ》のところ、「誰だーあーあーあーあーーあーーっ」って歌うじゃないですか。あれは完全に狙ってますね。からの《神は知らないよ》だなんて!繋ぎまで完璧。

 

宏介さんの最後の最後に出す《Just, runners high!》のフレーズの締め方はさわおさんよくやるけど、思い当たるのは"Fool on the planet"かなあ。トリビュートで参加してるしね。

 

ラストの貴雄さんの締め方、シンちゃんっぽいといえばめちゃめちゃシンちゃんっぽいんですけど、いうなら"ONE LIFE"かな。

 

 

 

RUNNERS HIGH
RUSH
LITTLE BUSTERS
About A Rock'n'Roll Band
爆音ドロップ
Back seat dog
サリバンになりたい
MY FOOT
ノンフィクション
サードアイ
tiny boat
Funny Bunny
Fool on the planet
ONE LIFE

 

 

わたしはもうこれでひとまずFAですね。気付けたのに書き忘れたとかあるかもしれないけど、自分でわかってると思うのでメモ読み返しはしません(ごめんなさい)。

他にもいろいろ思うんですよ、《容疑者を炙れ》 が"Hang a vulture!"っぽいな!とか。でも今回はある程度確証を持ったものだけ出してみました。正解はどれくらいあるかしら。

 

 

これだけピロウズ愛に溢れたラブレターを作る時も、《時計は23時半の5分前で》なんてちゃんとUNISON SQUARE GARDENのファンも置いていかない(本人はそこまでは言わないだろうけど)セルフオマージュも用意されている。ツンツンしているようで、本当に愛のある人たちだなあ。

 

 

ピロウズのファンにも浸透している田淵智也ピロウズ愛。こんな形でリスペクトを表してくれたことが本当に嬉しかった。

 

いつか逆オマージュやってくれないかな。RUNNERS HIGH REPRISEをthe pillowsが歌うっていう。それかピロウズ×テナー×ユニゾンのRUNNERS HIGH対バンでもいいです。期待してます。

 

 

UNISON SQUARE GARDEN TOUR 2017-2018 「One roll, One romance」@高崎club FLEEZ

※ツアーが来年の1月まで続くことを考慮し、セットリストのネタバレを避けて書かせていただきました。想像が出来ない程度の表現で、〇曲目、などと記していこうと思います。いつもありがとうございます。

 

 

 

ツアーも4本目。既に1/6が終わったという事実、なんだか実感がないが、彼らは着々と各地をまわっている。

 

10/17、高崎club FLEEZ。

以前は前橋にあったこの箱。高崎でのこけら落とし公演は↑THE HIGH-LOWS↓が務めたというのだから何か不思議な縁も感じる。

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一昨年club FLEEZにUNISON SQUARE GARDENが来たときは試験があって行けなかったので、今回訪れることが出来て本当に嬉しい。

 

普段は東京に住んでいるけれど西側だからZeppは遠いし、最近はもはや埼玉の家にいることの方が多いので、「お近くの会場」ではある。ZeppもCLUB CITTA'もclub FLEEZも実際同じくらいの移動時間なんだよなあ。嬉しいことでもあるけれど、地元がある人やその地元に来てくれる公演があるというのはなんとも羨ましいことね。それに加えて生まれた国が違うからどの地方MCも絶妙に共感できないのが悲しい。純日本人だし、日本大好きなんだけどね。

苦し紛れに言うならば、以前Zepp Sapporoの(まあまあ)近くに住んでいたことがあったので、そこが一番お近くの会場感があるかなあ。

 

 

前置きが長くなりました。今回もネタバレなしで書いていこうと思うので、お付き合い頂ける方はよろしくお願い致します!

 

 

 

*時間

18:20 開場

19:05 開演

20:40本編終了

20:59アンコール終了

 

 

*服装

【本編】

斎藤:黒襟白シャツ、黒ネクタイ、黒スキニー(右尻に白丸)

田淵:紋章Tシャツ、ボロボロデニム、オレンジ紐スニーカー、リストバンド

鈴木:白セットアップ、UNICITYバッジ(たぶん)、白Tシャツ、水色NIKE

 

【アンコール】

斎藤:音楽隊Tシャツ、他同様
田淵:サメTシャツ、他同様
鈴木:そのまま

 

 

*MCなんとなく

・お久し群馬

「どうも、群馬お久しぶりです。UNISON SQUARE GARDENです!えー久しぶりのワンマン、そして久しぶりのフリーズで出来るのが本当に嬉しいです。今日は最後まで自由に楽しんでってくださいよろしく!」

 

・MCネタ探しと井森美幸のダンス

「いやー...MC喋ることないな笑。ライブでは毎回MCをさせてもらってるんだけど、群馬には...特に高崎はね、もう何回も来てて、ネタに困るんですよね。MCは正直なくてもいいかなとも思うんですけど、そうなるとこう...みんな引いちゃうじゃないですか笑。でね、今日僕が楽屋で困ってたんです。そこのね(ステージ後方を指す)。

そしたら2人が優しいから、ウィキペディアで群馬って調べてくれて。そしたら群馬県観光大使井森美幸さんなんですって。だから僕YouTubeで検索して、井森美幸さんのね、みんな井森体操って知ってる?その井森さんがやってるエアロビのダンスを踊ったんです。そしたら2人固まっちゃって、地獄のような雰囲気になって、でも側で踊り続けたの、しんどいけど、こうやって」

↓宏介さん、結構本気で井森体操披露。終わり際田淵も少しだけ真似する。向かい合って踊ってる図がなんとも可愛かった。

「2人は知らなかったみたいで。エアロビのやつ。みんな知ってます?知ってるよね?...ほら知ってるって!笑」

↓再び踊る。その後のMCにて

「最悪だよ。井森体操やったからギターのここの所(レバーを指して)がクッてなって角度変わっちゃった。ここ変わると結構音がズレちゃうんだよね。だから前半かなり音ズレてました!全部井森美幸のせいです!もう二度と真似するもんか!ギター持ってるときは絶対やらない!」

 

 

*Aメロデクレッシェンド事件

出雲のとき間違えたあの曲はちゃんとこなしていたけど、今回は12曲目でした。1番Aメロの歌詞が途中で混ざってわからなくなってしまい、徐々に小声になる宏介さん。何度もいうけど普段涼しい顔で歌いこなしてる方がすごいんだよね...とはいってもやっぱり自分に厳しそう。次こそ!

 

 

*あの曲にクラップを入れたい

完全に要望というか、もっとやってる人が多いと思ったんですよね正直。普段は「とりあえずクラップやめろ」とか「フェスだからって手拍子してればいいってもんじゃないぞ」とか散々言ってますけど、これだけはやり続けたい。みんなでやろうとかそんな気持ち悪いことは言いません。ただわたしは幕張で誰ひとりとしてやっていなくても叩く所存でございます。ちらちらやってる人はいるけどね。

 

 

*斎藤宏介

ピックくわえてるの久々に見た。

井森体操がだいぶ可愛かった。あれ楽屋でやってると思うとめっちゃ癒される。

宏介さんがスピーカー?台?に立つ時間が長くて驚いた。すごくいい表情で後ろのお客さんまで眺めてたなあ。やっぱりフリーズはステージが低いので前の方のお客さんに隠れてしまうから、みんなの顔見たかったんだろうなあ。

田淵と向かい合って弾くところで田淵にギターをべんべんいたずらされてはにかむ表情もまた一興。

 

 

田淵智也

ワンマンでしか見せないあの表情はなんなんだい本当に。口悪いベーシストと同一人物なのかい。

MCで爆笑した時の生声が響き渡ってた。終始楽しそうだったな。

上手まで行ってたらコーラス微妙に間に合ってないところあった笑。

宏介さんのエフェクター切り替えるやつまたやってた。やっぱりそういう流れなんだね。かっこよすぎてそこだけ映像化してほしい。

本編ラストとアンコール2曲目の笑顔度合いが半端じゃなかった。

 

 

*鈴木貴雄

最後の最後にドラムセット倒し未遂してた。昂ったままの人だったんだろうね。ちょっとあせってて可愛かった。

田淵に振り向かれた時のニコッが優しすぎてつらい。
全編終了後はける前にスピーカー?台?に登ってみんなに挨拶しようと思ったらうわっと集まってびっくりしてた。シッシッみたいなジェスチャーしながらも笑ってた彼素敵すぎやしませんか。

そして今回は音も冷静に聴けたんだけど、全体的にアレンジ激しすぎて笑いが止まらなかった。大好き。

 

 

 

ワンマン本当に楽しい。3人だけで作り上げる音や空間のすごさがひしひしと伝わってくるライブだ。また早く観たいけど、終わってほしくない。贅沢な悩みだ。

 

 

BIGMAMA 武道館

BIGMAMAの音楽が本当に好きだ。CDは擦り切れるほど聴いた。でもBIGMAMAのスタンディングライブは本当に苦手だった。もっと正しく言うとBIGMAMAのお客さんのノリが苦手であった。そしてそれは今も変わらない。

 

リフトやらダイブやらがもっと起きるバンドは他にも知っているし、安全性が保障されていればそこは咎めるべきではないけれど、何よりもステージに背を向けているお客さんが許せなかった。BIGMAMAの音楽ではあなたにとってBGMなのか。その人にとってはそうかもしれないが、わたしの認識は違う。ライブにおいて彼らの音楽は主役であってわたしたちの背後で鳴っているただの音ではない。

しかしやはりBIGMAMAのライブというのは批判を承知で表現すると「あまり治安の良くないライブ」なので、目の前で鳴らしている5人と自分の「1対1の糸」が、音に合わせた身体的接触によって場を楽しむ人々によってどうしても切られてしまう。メンバーもメンバーで糸をのばそうとするリスナーを特別大切にするような姿勢は見せてこなかったし、それは平等性のある彼らの素敵な所だと思っていた。あれが所謂内輪ノリならば、わたしがBIGMAMAのスタンディングライブから身を引こうと決意した。

 

その後昨年の6月に大阪でUNISON SQUARE GARDENとの対バン「You Are The SPECIALS」が開催され、やはりこの組み合わせはどうしても観たかったので行ってきた。2日間とも素晴らしいアクト、素晴らしいセットリストではあったが、わたしにはUNISON SQUARE GARDENのライブスタンスが合っていたし、BIGMAMAのスタンディングライブは時を経ても苦手なままだった。比べるものではないけれど、自分にとってはその事実しかなかった。

 

 

だからこそBIGMAMAを武道館で観れると知った日には泣いた。

嫌な思いをすることなく彼らのアクトだけを目に焼き付けられる機会。行かないわけがない。

 

 

 

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公表されてから約8ヶ月経った10/15、BIGMAMAが武道館でワンマンライブを行った。今のメンバーになって10年のお祝いである。

 

 

13:00になろうかという頃に1度会場を訪れたのだが、ちょうどメンバーが出て来るときとかぶってしまった。アイドル並の大歓声に驚く。

 


用事を済ませてから開演予定時間ギリギリに九段下に戻り、着席。1階席であったが、全体が見やすい。

 

 

さすがに記念となる日のライブともあって、UNISON SQUARE GARDENTHE ORAL CIGARETTES(しげちゃん不明)、9mm Parabellum Bulletの卓郎さん、リトルブラック彩ちゃん、the telephonesPOLYSICSのハヤシさん、NICO Touches the Wallsの古くんと板倉さん、ストレイテナーのシンペイさんはおそらく見た。だからなんだという話でもないのだけれど、やはり同じ世界でがんばっている人は見方が違うのだろうなと思う。あと金井くんのブログでお父様がいらっしゃるって言ってたね。本当に特別な日。

 

 

やっとのことで指定席。自分だけの場所で、BIGMAMAの生音を聴ける日がようやく訪れた。

初期のファンの方には今回の武道館には「行けない」と言っている方も多く見かけた。もちろん人それぞれだ。きっとお祝いの気持ちを持ちながらも複雑な心境で足を運んだ人もいるだろう。

 

 

 

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UNISON SQUARE GARDENからのお花。

他にもハリセンボンの春菜さん、住野よる先生、BLUE ENCOUNTTHE BACK HORN、LiSA、sumika、THE ORAL CIGARETTES安めぐみさん、[Alexandros] 、HY、Shout it Outなどからお花が来ていた。

そういえばTwitter検索してたら「UNISON SQUARE GARDENを好きというくらいでBIGMAMA武道館行かないで」みたいな論調が目立ったけど、両方好きな人の気持ちも考えてくれ。UNISON SQUARE GARDENのことは好きだし、BIGMAMAのことも好きだ。今日はBIGMAMAのお祝いの日。That's it.

 

 

17:30開演だったけれどそこそこ開演が押した。しかしそんなものは武道館あるあるだから全く問題ない。

 

 

いつもならここから曲順に追ったり適当なレポート入れたり、項目別に書いていく所だけど、今日中に表出したかったので感想だけで許して欲しい。名の知れたライターさんがこぞって訪れていたので、詳しいレポートはそちらを見ていただければと思う。

 

 

金井くんは第一声に「似合ってるかな?」と問いかけた。彼はこういう空気感だとか相応しさを物凄く気にする人だなあと思う。

ベストを除いた最新アルバム「Fabula Fibula」(http://xxkanakoxx.hatenablog.com/entry/2017/04/06/210501)でも曲ごとに街を作り、それぞれの世界観やストーリーを大切に扱っていた。

また、昨年のCDJ1617で"Make Up Your Mind~運命に着火する~"を披露したときも、イントロから「ここに似合うと思うんだよね」という言葉と共にコールアンドレスポンスを要求していた。あの文章の「ここ」はいまだにわからない。CDJなのか、GALAXY STAGEなのか、単にフェスを指したのか。

今回に関しては「僕たちが」「武道館に」という質問でほぼ間違いないと思う。結論から言うとそれはもう非常に似合っていた。わざとらしい言い回しをすると、初めてとは思えないほどの貫禄があった。今回はお祝いを兼ねた特別なワンマンであり、演出や特攻、音の面でも普段よりも豪華にはなっていたが、それでも「特別な1回」という感覚はなかった。きっともっと早くチャンスがまわってきていたらこうはならなかっただろう。頃合いを見計らい、九段下に思いを募らせて来た人たちだけがたどり着ける「通過点」である。

 

20分にわたる金井くんのMCはここに書けるほど覚えてはいられなかった。しかし不要なMCは減らし音楽に集中したからこそ、あの長さにすべてが込められているようにも感じた。

 

 

金井くんはいつもより怯えていた。かっきーはいつもより落ち着いていた。まおちゃんはいつもより凛としていた。リアドはいつもより緊張していた。安井さんはいつも通りだった。安井さんで落とすつもりはなかったけど、なんだかそんな感じ。

 

 

BIGMAMAにはBIGMAMAにしかできない音楽がある。これはどのバンドにも当てはまるようで案外当てはまらない。

彼らには先駆けとなるバンドが存在しないと思う。新しいことをやっている、と表現してしまうとチープな感じがするので避けるが、5人にしか鳴らせない音楽というのは確かに存在している。

厳密に言うと結成当初からずっとメンバーが同じだった訳ではないし、楽して水面に上がってこれたバンドでもない。武道館からのフロア、ずっと観たかった景色であろう。彼らの鳴らしたい音楽が5人をあの場所へ連れて行ってくれた。

 

 

来年はUKPROJECTからユニバーサルミュージックへの「お引越し」があると発表された。移籍だと思っていたけどそういうわけではないのかしら?いずれにせよ活動の幅が広くなっていくことは間違いない。ツアーも控えている。

 

わたしはまたしばらくBIGMAMAのライブには足を運ばないと思う。それでもずっと応援している。5人が連れて行ってくれる、その先の景色を期待しているから。

今日ライブが終わった瞬間に、これからもBIGMAMAというバンドに身を委ねていこうと決めた。

 

 

BIGMAMA 武道館 セットリスト

01. No.9
02. the cookie crumbles
03. #DIV/0!
04. Paper-craft
05. Make Up Your Mind
06. Swan Song
07. 最後の一口
08. ダイヤモンドリング
09. alongside
10. Neverland
11. (50) days of flower
12. 春は風のように
13. awasekagami
14. 君想う、故に我在り
15. かくれんぼ
16. SPECIALS
17. CRYSTAL CLEAR
18. 荒狂曲"シンセカイ"
19. BLINKSTONEの真実を
20. 秘密
21. CPX
22. ファビュラ・フィビュラ
23. Sweet Dreams
24. MUTOPIA
25. 愛はハリネズミのように

en1. We have no doubt
en2. HAPPY SUNDAY
en3. 神様も言う通りに
en4. until the blouse is buttoned up

en2-1. 新曲
en2-2. I Don't Need a Time Machine

 

UNISON SQUARE GARDEN TOUR 2017-2018 「One roll, One romance」@出雲APOLLO

※ツアーが来年の1月まで続くことを考慮し、セットリストのネタバレを避けて書かせていただきました。ただし、本ツアーがシングル「10% roll, 10% romance」を引っさげたツアーであることから、表題曲である"10% roll, 10% romance"はセットリストに必ず含むという了解の元で文章を進めますのでご承知おきください。いつもありがとうございます。

 

 

 

やっとのことでワンマンである。

2時間まるまるUNISON SQUARE GARDEN。本当の意味での「3人と自分の1対1」がようやく楽しめる。

 

 

10/10の夜からバスで14時間かけて島根県出雲市へ。起きたときには誕生日を迎えており、なんだか不思議な気持ちで降車した。

 

 

とりあえずお風呂を、と思い出雲市駅南口出てすぐの「らんぷの湯」へ。

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図らずしてこの温泉もお誕生日だったようで、不思議な縁を感じた。さすが縁結びの神が居らっしゃるところである。

お湯は茶色く濁っているのが特徴だそうだ。1人用の浴槽が数個置かれていて、竹林を眺めながら入る露天風呂も最高だった。

 

 

そしてバスに30分ほど揺られて着いた先は出雲大社

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平日の昼間にもかかわらず観光客で賑わっていた。きちんと「二拝四拍手一拝」でお参りしてきた。

 

 

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お昼は「出雲割子そば」。3段になっていて、残った汁を次の段にかけながら食べるのが決まりらしい。たかがそば、されどそば。本当に美味しかった。次訪れたときも必ず食べたい。

 

 

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スタバ店員魂に火がついてコンセプトストアのスタバにも。2階めちゃめちゃ素敵。

 

 

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出雲はぜんざい発祥の地らしくて(「ぞんざい」が語源とかなんとか)冷製ぜんざいもいただいてきた。

 

 

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そしてライブハウスの最寄り駅、高浜。

ここから30分くらい歩いたのもよしとしておこう。

 

 

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さあさあお待たせしました。やっと到着でござるよ。

 

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10/8.9に本ツアーの高知公演が行われたが、会場となったクロスポイントのスタッフさんがパネルを作ってくださったらしい。無事に島根まで辿り着いてましたよ。これからの公演へも無事に運ばれますように。

 

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出雲APOLLO。キャパは250で今ツアー最小。入ったら本当に狭くてびっくり。

UNICITYからのバースデープレゼントだとそれはもう大変勝手に思っているのだけど、整番が7だったので最前に行ってきました。最下手側一番前、あまりの近さにおののく。スピーカーもマイクもさわれる距離。絶対さわらないけど。

 

 

今回はネタバレなしなので項目別に書いていきますね。

 

 

 

*服装

 【本編】
斎藤:白ストライプシャツ、黒スキニー(右尻に白丸)、足の甲がちょっとクシャっとなる黒靴
田淵:紋章Tシャツ、ボロボロデニム、オレンジ紐黒スニーカー、リストバンド
鈴木:刺繍セットアップ、白Tシャツ、えんじ色のタンクトップ、水色NIKE

【アンコール】
斎藤:音楽隊Tシャツ、他同様
田淵:黒DIESEL(手+花)Tシャツ、他同様
鈴木:そのまま

 

 

*MCなんとなく

・最初の方

「ようこそぉ!」「こんばんは島根!」

 

・暑かった宏介さん

「暑いから扇風機の強さ大にしちゃうもんね」

↓しゃがんで足元の扇風機を抱き抱える

「扇風機の強さ中から大にしちゃうもんね!!これで今日はT.M.Revolution styleでやります!!」

↓風に煽られる西川さんのモノマネ

「あれ、意外と風強くなかった笑」

 

・島根お久しぶり

「いやー島根お久しぶりです!ワンマンしばらく来れてなくて...松江は来てたんだけどね、考えると出雲って初めてなんだよね!いや、桃鉄では何度も来たことあるんですよ、真っ先に抑える物件だからね。出雲そば屋は1000万円で100%だから。1000万で100%はすごいよ」

 

出雲そば

「せっかく出雲に来たからお蕎麦を食べようと思って。ホテルに置いてある蕎麦マップみたいなのを見て、でここにしよう!って思って行ったわけ。着いて暖簾見たらでっかく『らーめん』って書いてあって。蕎麦食べに行ったんだけど、結局ラーメンを食べました笑」

↓フロアからのブーイング

「いや待って、聞いて!笑 初めて行くお店だからさ、味とかわかんないわけよ。俺が初めて食べた出雲そばがもしまずかったらさ、俺のイメージそうなって広まっちゃうじゃん、出雲そばは美味しくない!って。でラーメンとそばを比べたときに、もし不味かったとしてもラーメンの方がきっと点数高くなるなって、ダメージが少ないなって思って。結果、ラーメンすごい美味しかったです笑。これが言いたかったんだけどね!」

結局お蕎麦食べられたのかしらって思ってたら終演後同じようなこと言ってる人多くて笑った。

 

・"10% roll, 10% romance"事件

次の見出しにて。

 

 

*"10% roll, 10% romance"事件

宏介さんです。歌い出しからあちこちの街角がざわついちゃいました。持ち直そうとするもまた間違えて、思わずたぶちの方を見て苦笑い。その直後に「斎藤くん大丈夫?!え?!」って感じで詰め寄るたぶち。No problem.と言わんばかりに右手で制する宏介さん。一連の流れを見てにやける貴雄。

 

その後アンコールMCで釈明会見。

「今回のツアーはさっきやった"10% roll, 10% romance"っていうシングルを軸にまわらせてもらってて、1番を間違えるっていうコンセプトでやらせてもらってまして」

↓フロアは大爆笑・拍手喝采。一方2人は真顔。貴雄はシャンシャン煽り始め、たぶちは「他に言うことあるんじゃないの?」みたいな視線。

「大変申し訳ありませんでした」

↓深々とお辞儀

「俺出雲でのライブ一生忘れないわ!これがあったから!」

みんなはあたたかく見守ってたし、そもそもクレイジーな曲だからとは思うけど、本人は結構悔しかったんだろうなあ。次回、期待してます!

 

 

エフェクター

最前だと足元が見れて良いね。

機材パッパラパーなので事象を110%理解しているとは言い難いんだけど、某曲で宏介さんが上手側前方でギターを引き倒してるときにたぶちが足踏みしながら上手側行ったの。そしたらその足で宏介さんのエフェクター踏んでしれっと帰ってきて!!アイコンタクトとか全くしないの。驚いた。宏介さんが踏み忘れたわけではないと思うから...って考えるとめっちゃかっこよくないですか。

あとたぶちの足元にスイッチが横に3つ並んでて、開演前梅さんはいろんなスイッチ試してたんだけど、結局使用してたのは真ん中だけでした。たぶちの踏み方ほんとかっこよかった。

 

 

*その他足元事情

周知の事実かもしれないけどたぶちが靴にボトムスインしてるの知らなかった。内側のチャック両方2cmくらい下ろしてた。

あと宏介さん、手もうるさいけど足もなかなかうるさかった(褒めてる)。踵で四つ打ちみたいにのったり、つま先と踵交互に打ったり、靴の中で指折り曲げてリズム取ってたり。

貴雄はバラードのキック数が想像以上だった。というか今回貴雄のアレンジえげつなさすぎる。ぜひ目撃してください。

 

 

*ライブの感想あれこれ

まず宏介さんの歌とギターが本当に凄かった。あの細い身体で伸びやかに歌い上げる姿、極限まで引き倒す姿、本当にかっこよかった。ドヤ顔したり、楽しそうに笑ったり、めっちゃ真剣な顔したり、2人の様子みて微笑んだり。

 

たぶちは相変わらず楽しそうだった。某曲Aメロで上手から貴雄の方見ながらじりよってきたりドラムの周り反復横飛びしたり。

 

最前でスピーカーの目の前だったんだけどたぶちがそこに足掛けて弾いたのが5回くらいあって。スピーカーでステージが見づらい人たちや後列の人たちへの気遣いなんだろうなと思って嬉しくなったけど、まあ近いの。わたしの顔とたぶちのすねが。さわらなかったの褒めて欲しいくらい。去り際に見下ろしてニヤリを残していくのずるいなーと思いつつ、間近でベース弾いてるところ見れたからラッキーでした。

 

セットリスト本当に最高。楽しいと感動、それだけ。セトリおじさんの才能に恋してるなあと再認識。 

これから行かれる方、本当に期待して良いと自信を持って言えます。必ずそれを超えてくるので。

 

 

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大好きなロックバンドのおかげで素敵な誕生日でした。ライブ後お祝いもしてもらって本当に忘れられない1日になりました!!

 

 

 

余談ですがライブ翌日、朝ごはんにと思って行った「cafe naka蔵」というカフェがすごくお洒落で落ち着いていてめちゃめちゃ美味しかったので、出雲を訪れた際にはぜひ。

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最終公演の幕張が本当に楽しみ。

 

SCANDALの対バンツアー(w/UNISON SQUARE GARDEN) @Zepp Tokyo

一口に「対バン」と言っても、開催に至る経緯は様々だ。

 

学生時代から憧れていたバンドをお誘いしてやっと叶った対バン。

同期同士ライバルのような関係を長く続けてきた上での久々の対バン。

バンドの色は真逆のように見えるけれど、メンバーの強い意志で実現した対バン。

他のアーティストも多く出演するようなイベントで意気投合して臨む対バン。

 

ファン待望の組み合わせもあれば、予想外の新鮮なものもある。みんなちがってみんないい。

 

 

 

10/6(金)、Zepp TokyoにてSCANDALの対バンツアー」の東京公演が行われた。ツアー初日のお相手はUNISON SQUARE GARDEN

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会場に入って圧倒的男性の多さに驚く。最前ブロックの最後列、田淵マイク前あたりで待機。

 

先に断っておくけれど、今回久々に片方があんまり詳しくないバンドでした。曲は大体わかるしメンバーもわかるしフェスにいたら観るんだけど、ワンマン経験はないしちゃんとライブハウスで観るのは初なのです。あまりにも無知なので今回SCANDALパートは書かないことにしました。ご承知おきください。

でもね、SCANDALめちゃめちゃかっこよかったんですよ。他の方のレポでぜひ。

 

 

19:00、ほぼ定刻で暗転。UNISON SQUARE GARDENのアクト。

いつものSE"絵の具"が流れる中、青く光ったステージに鈴木→田淵→斎藤の順でメンバーが登場。宏介さんは中央で止まり、右手を大きく上げて歓声に応える。

 

【服装】

斎藤:中央が黒のシャツ+白ネクタイ+黒スキニー+(靴見えなかった)
たぶち→ScopeMOON Tシャツ+ボロボロデニム+リスバン+オレンジ紐靴
貴雄→白刺繍セットアップ+白インナー+(靴見えなかった)

 

3人のアクトは"セレナーデが止まらない"からスタート。宏介さんのシャウトがキマってる。そこまで久々という感じがしなかったのは今年岐阜(http://xxkanakoxx.hatenablog.com/entry/2017/02/19/135415)で聴いたからかな。2年前の今頃立て続けに披露してたイメージがあるので勝手に10月の曲だと思ってたけど、冷静に考えてそうとは限らないよね。

フェス並にコールとクラップがすごかった。おそらくSCANDALのファンのスタンダードなので特に文句とかはない。

 

息付く間もなく"桜のあと(all quartets lead to the?)"。長いこと対バン・フェスのド定番に君臨している曲だけど、相変わらずトップオブポップスだなあという爽やかさ。


食い気味に続いたのは"オリオンをなぞる"。貴雄があんまり見えなくて残念だったんだけど、いい顔してたかなあ。

最後の《ココデオワルハズガナイノニ》、田淵は最近ちゃんと止まって横にグー出したりニヤッとしたりしてたんだけど、今日はマイク近くを上手に向かって歩きながら聴いてたなあ。

 

少しの暗転を経て、

斎藤「UNISON SQUARE GARDENですよろしく!」


聴いたことのあるドラム..."Miss.サンディ"。昨年行われた全国ツアー「Dr.Izzy」ではセットリストに入っていたため、もう今年は聴けないものだと勝手に思っていたし、なんなら来年も怪しいなと踏んでいたけど見事に裏切ってくれた。

ベースのインのタイミングが2フレーズくらい遅かったけど、わざとなのか音が出なかったのかは不明。

歌い出しフレーズの伸ばすところで田淵が右人差し指を立てる→横に流す というのをやっていてまるでボーカリストのようだった。

ツアーのときは《わがまま》でめっちゃ跳ねてたけど今日はなめらかに歌ってた宏介さん。


そして最新シングルの"10% roll, 10% romance"。生で聴いたのが今回で3回目だったのだけど、回を追うごとに進化していて恐ろしい。ツアーがより楽しみになった。

最後の最後の《right!》でたぶちが左に首傾げたんだけど、そのときの表情が過去見た中でトップ3に入るくらい慈愛に満ちた優しい表情をしていてときめいた。

最後の《だからさ》をためるのは今回もやってたんだけど、SCANDALのファンの人たちがそこで拍手しててなるほど...と思いました。

 

チューニングしながらのMC。途中でピックをさりげなくスタンドから取ってて不覚にもときめいた。

斎藤「どうも、UNISON SQUARE GARDENです!...SCANDAL...SCANDALね…フェスとかイベントとかで何度かご一緒させていただいたことはあるんだけど、こういう対バンみたいな形でガッツリやるのは初めてで。なので今回呼んでいただいて本当に嬉しいです。SCANDALはね、一見華やかなんだけど、ロックで、泥臭くて、バンド然としていて、でも華やかで...すごくいいバンドだと思います。...いや、偉そうに言ってるけど向こうのがデビュー先だからね笑

で、SCANDALと言えば...ちょっとよさ話なんですけど、僕ら去年MelodiXっていう番組に出させていただいて、そのときちょうどSCANDALと収録が一緒だったんだよね。去年の7月かな、『Dr.Izzy』っていうアルバムを僕ら出しまして、でちょうど同じ頃SCANDALがシングルを...確か"テイクミーアウト"だよね?(田淵に確認。田淵頷く)

その『Dr.Izzy』っていうアルバムは12曲入りなんだけど、アルバムを作っていくうちに1曲だけどうしてもアルバムの色に合わないねって外されて、お蔵入りになった曲があって。MelodiXの収録の時にSCANDALが隣のスタジオで演奏してたから観に行こうぜってみんなで見に行ったら、そのお蔵入りになった曲とめっちゃ似てる曲が演奏されてて笑。今からちょっと頭だけその曲をやってみます」
パッパッパラー言ってた。がっつり"テイクミーアウト"やん。演奏し始めた時のSCANDALファンのリアクションが"RUNNERS HIGH REPRISE"初披露時のBUSTERSのリアクションと似てて懐かしさすらあった‬。
斎藤「みんなよくわかったね、すごいね。似てるでしょ?危うくパクリ疑惑が出る所だった笑。しかもこの曲ね?タイトルが"シンパシーを感じる"って言うんですよ笑」

もうちょっと弾く3人
斎藤「(田淵と貴雄に)よく合わせられたね笑!でもこれはさすがに似すぎてるなってことでこれの代わりにアルバムに入った曲があるんですけど...次はその曲をやります」

宏介さんギター構えてたし以前SCANDALメンバーが好きだって言ってたから"マイノリティ・リポート(darling, I love you)かと思えば"フライデイノベルス"。ツアーで育ち過ぎたこの曲、ポップさはそのままでどんどんゴリゴリさが増してる。田淵の首振りは顕在。何回聴いても《曲がり角 見覚えのある足音》って名歌詞すぎる。

 

続く"シュガーソングとビターステップ"知名度だけでは測りきれない多幸感があるよね。

間奏では緑の照明の中、ギターをどんどん張り上げていくところで宏介さんが右肩をだんだん上げてて、頬についたらさらに後ろに仰け反って口開けてた。かっこよかった。

ツアーのセトリに入っていて欲しい気持ちが強い。

 

嫌な予感(いい意味で)がしたと思ったら"ガリレオのショーケース"。最高でしかない。

田淵が安定のやりたい放題。突然脚伸ばしたまま歩き出したり、アンプに座ったまま駄々捏ねたり、ベース銃撃ったり、ライトスタンドに激突したり。

「がっそう!」のところ、マイク内側からそり返る感じでコーラスしてたんだけど、めちゃめちゃにこにこしててこっちまで笑顔になってしまった。

かぶり貴雄も登場。

 

斎藤「ラスト!」
おなじみのセッションから"天国と地獄"。"ガリレオ〜"と逆では?と思ったけど楽しかったからよしとする。

1番サビ前、田淵が右手を銃のようにして頭に突きつけてたときの表情がかっこよかった。

そして貴雄ソロのときの色気ある表情よ。

 

斎藤「UNISON SQUARE GARDENでした!お次はSCANDALです」

 

安定して楽しかったですありがとうございました。

そしてSCANDALパート書けずでごめんなさい。

 

 

明日からワンマンツアーがスタートしますね。わたしはまず出雲へ行ってまいります。緊張と期待を携えて、いざ。

 

 

SCANDALの対バンツアー@Zepp Tokyo セットリスト

UNISON SQUARE GARDEN

01.セレナーデが止まらない
02.桜のあと(all quartets lead to the?)
03.オリオンをなぞる
04.Miss.サンディ
05.10% roll, 10% romance
06.シンパシーを感じる(MC中)
07.フライデイノベルス
08.シュガーソングとビターステップ
09.ガリレオのショーケース
10.天国と地獄

 

SCANDAL

01.瞬間センチメンタル
02.テイクミーアウト
03.お願いナビゲーション
04.STANDARD
05.Rising Star
06.Flashback No.5
07.太陽スキャンダラス
08.恋するユニバース
09.LOVE SURVIVE
10.会わないつもりの、元気でね
11.SCANDAL BABY

氣志團万博 【UNISON SQUARE GARDEN】

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台風が接近する中行ってきましたよ氣志團万博2日目。

シャトルバス駐車場から会場までかなり歩いたので大変でした。既に田んぼ状態だったからね。さすがに去年のラブシャほどではなかったけれども。

 

2日目。氣志團はもちろんのこと、MIYAVIや岡崎体育山下達郎米米CLUBまで観れて大満足の1日。

 

大本命、MOSSAI STAGEトップバッターのUNISON SQUARE GARDENのアクトだけレポートします。

 

 

10:30、MOSSAI STAGE到着。両脇のスクリーンにYASSAI STAGEで行われているゴールデンボンバーのパフォーマンスが映し出されていました。めっちゃ面白かった...彼らのような歌えるパフォーマンス集団は引っ張りだこだろうなあ。

 

 

ステージの後ろ半分はビニールハウスがたてられ、スタッフさんと機材はギリギリまでそこで待機。

11:00くらいになって梅さんが登場。いつものサウンドチェックやってたんだけど、田淵マイクの足元で何かいじってるときにやっちまったみたい。何かはわからなかったけど。近くにいたスタッフの方が「あ〜梅さーん」って言ってるのが口パクでわかりました。

ベース2台目が下手から出てくる。でもとりあえず無事修復できたようなので何より。

 

11:10。突然"シュガーソングとビターステップ"のイントロが。先ほどまでゴールデンボンバーを捉えていたスクリーンに"シュガー〜"のMVが映し出される。オープニング映像!

 

氣志團團長の綾小路翔さんが映る。

翔「ユニゾンはうち(SMA)の稼ぎ頭ですから。もうすごい輝いてて、後輩の中でも群を抜いてる。俺らの先輩っていうとユニコーンスカパラPUFFYとか大御所ばっかりだからそこに取り入るのも難しくなってきたのね。だから今後は後輩に行くしかないと」

 

"ヤンキーの世界は上下関係が厳しい。そんな世界と真逆の所で生きてきた3人。作詞作曲を担当するベース・田淵智也はこう語る"


田淵「基本的に上下関係とかと全く無縁のまま大人になってしまったので、そういう先輩後輩とかもあんまり...」
貴雄「田淵は先輩したら可愛くないんだよね。だって田淵はヨイショしないじゃん」

翔「UNISONさん...いや、UNISON兄さんと呼ばせていただきたい」

 

斎藤「そんな僕らみたいな下っ端にもすごく優しく接してくださって」
鈴木「メールの返信めっちゃ早いからね!送るとホントすぐ返ってくる」
斎藤「え、貴雄メル友なの?笑」
鈴木「笑。下手すりゃそのへんの友達より早いからね」

 

翔「UNISONとUNION(結合)したい。来年からはUNISON万博になってるかも」


"媚びを売る團長" "騙されるUNISON"みたいなテロップ。ストーリー性があっていいね。

 

あと「新しきメロディの殿堂」みたいなこと言われてたけど、MADISON SQUARE GARDENの別称が「プロレス·格闘技の殿堂」だからなのかな。

 

最後にこの絵が出てた。UNISON SQUARE GARDENにかけての庭師さんモチーフ。四角庭って書いてあるー!


そして絵の具。上手から鈴木→田淵→斎藤の順で登場。宏介さんはギター首に掛けたまま出てきてた。

【服装】
斎藤:白シャツ黒縦線黒袖+黒タイ+黒スキニー+黒靴
田淵:オレンジ白花の黒T+迷彩パンツ+オレンジ紐靴
鈴木:刺繍セットアップ+白T+黒インナー+水色ナイキ

 

先日のリリースライブと同じように、いや少し荒々しかったかな、貴雄のカウントで"場違いハミングバード"がスタート。宏介さんの前髪は雨のせいで既にセンター分けに。

斎藤「UNISON SQUARE GARDENです!」

 

続いて"オリオンをなぞる"。こんな天気でも貴雄は楽しそう。2サビ前、田淵が今までにないキメ顔しててめちゃめちゃかっこよかった。

リンクは貼らないけどWOWOWにも少しだけ動画が載ってたのでぜひ。


そして最新シングル"10%roll,10%romance"を披露。2Bメロ、「さあ純情コーディネート"ちょっと着替えたら"いや、真実なんかはない」になっちゃってたけど田淵動じず。最後の《だからさ》のタメでオーディエンスがすごく盛り上がってた。

 

そしてなんと"crazy birthday"。フェスで少しだけ振り回してくれるセトリの組み方が嬉しい。それでいて「バカー!」をちゃんと誘導してくれる田淵の優しさよ。本人は自覚あるのはわからないけど、先日のリリースライブではやってなかったもんね。
「おしまい...はこの曲!」→"シュガー" の流れを想定していたのに、まさかの
斎藤「サンキュー!」

 

貴雄がヘッドホン装着。


斎藤「なんかもう逆に楽しいね笑

次で最後の曲です、最後まで楽しんでってください!」

 

"シュガーソングとビターステップ"でした。やっぱりこの曲強いなあ。田淵の動きがいつもより少し控えめな気はしたけど。貴雄のラストのやりきった感のある表情を見ただけで、今日来てよかったなと思いました。

 

斎藤「バイバイ!」

 

今年ほとんどフェスに出なかった彼らだが、その中でも唯一のアクトを観ることが出来てよかった。わたしはやっぱり出来るだけ雨の中ずぶ濡れで観たくないので、「濡れてるかー!」みたいな、「雨でも関係ないぜー!」みたいなのはちょっと「うっ」と来てしまうんですね。だからこそ、「なるべくなら雨の降らない方がいい」「お客さん寒いから」と、いつもは冷たいくせに来てくれる人たちのことを考えてくれているスリーピースバンドが大好きです。

 

氣志團万博、晴れてたらもっともっと楽しかっただろうなあ。初めてだったけど、最後まで充実した1日でした。

1番嬉しかったのは、やまたつがコーラスに奥様を連れてきたこと。両親の影響でどちらの音楽もたくさん聴いてきたので、感無量でした。

 

 

UNISON SQUARE GARDENのワンマンの足音も徐々に近付いてきている。夏、ライブのない時期が本当に長く感じた。いよいよである。

 

 

 

氣志團万博2日目 UNISON SQUARE GARDEN セットリスト

01.場違いハミングバード
02.オリオンをなぞる
03.10%roll,10%romance
04.crazy birthday
05.シュガーソングとビターステップ

BUMP OF CHICKEN - PATHFINDER 幕張1日目

※この記事はBUMP OF CHICKEN TOUR 2017-2018「PATHFINDER」のネタバレを含みますが、冒頭はネタバレを踏まないよう留意しました。お気を付けてお読みください。いつもありがとうございます。

 

 

 

彼らがこれだけ定期的にワンマンツアーを続けてくれているのはただひたすらにありがたい。今までどんな潜伏期間だって待ち続けることが出来たけど、やはり彼らに会って音楽を共有できるのは嬉しい。「バンドは生モノ」とどこぞのアーティストも言っていたように、生きた音楽を肌で感じるのが最高だ。

 

 

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9/16、ついにBUMP OF CHICKENのツアー「PATHFINDER」がスタートした。先日再追加公演として久々のライブハウスとさいたまスーパーアリーナなどが加わり、さらに盛り上がりを見せている。

ツアーの皮切りである幕張メッセ国際展示場1-3ホールでのアクト1日目を観てきたのでレポートします。記憶力が低いのでお手柔らかに。MCのタイミングが本当に覚えられないのですみません。間違ってるなあと笑い飛ばしてやってください。

 

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13:00に物販列に並び始め、15:30には買い終えた。なんと円滑なことか。7時間とか並んでた時代が嘘のようだわ。BUMP OF CHICKENの物販に関わるすべての方々に感謝です。物販と待機スペースで4-6ホール使えるバンドって何。

ガチャは全然並んでなかった。両替列が停滞していたので、500円玉のBUMP OF CHOKINが功を奏しました。

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念願の「オーとイェーとヘイとアハーン」×2。

 

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ツアートラック×3。

 

駅前で腹ごしらえしてから再び会場へ。今回スマチケにしてみたんだけどありがたいことに前方ブロックのチケットをいただけました。思い返すとBUMPのライブはそんなに前で見たことがないし、ライブハウスでも好んで後ろを取ってたなあ。

 

 

4ホールで呼び出しがはじまる。ブロック毎にゲートが分かれていて、番号がスクリーンに映し出される。身分証を結構厳重に確認していたようでわたしも手元に準備していたのに1度も確認されなかった。

 

入場時にPIXMOBが配布される。

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中に入る。広い。いつもの9-11よりもはるかに広い。CDJのEARTH STAGEと同じだけど、オールフラットだから本当に広く感じる。もはや果てしない。今回は約32000人入れたらしい。

 

 

開演前SEが好みだったのですがあまりノっている人が見られなくて残念。Bruno Marsはさすがに有名だったようだけど。

17:40、ドラムからサウンドチェックがスタート。バスドラの響きに胸が高鳴る。

17:43、ベースとギターの音が続けて会場に響き渡る。いよいよだ、と思いながらもまだ実感がなかった。

18:00になろうかというところで場内放送が。PIXMOBの説明や諸注意、撮影が入ることなど。

 

※ライブの内容に入りますので、これからこのツアーに行かれる方はここで閉じることをおすすめします!ありがとうございました!

ネタバレ可な方、引き続きお付き合いください。ちなみに今回セットリストがめちゃめちゃ変わるようです。

 

 

 

そして18:03、暗転。

左右のライトが紫色に光る中、OPムービーがはじまる。おそらく東市さん(A4A)たちの作品だと思う。

言葉で上手く説明出来ないけれど、暗闇に白のスクエアが浮かび上がったり、白の点線の並が揺れて、それが集まって球体を作ったり。素粒子みたいだったな。美しいという言葉が相応しい映像。SEはQuickOneでもなくボレロでもなく...藤くん作ったのかな。詳細は不明です。

 

 

そして4人が登場。近い。ヒロがめっちゃ近い。 ファーストインプレッションは「ヒロ大きいな」

 

【本編衣装】

藤くん:カーキジャケット、白Tシャツ、黒スキニー、黒レザーの紐靴

チャマ:黒Tシャツ、チェックシャツ(腰巻き)太い赤ラインのジャージ、緑×白のスニーカー

ヒロ:黒Tシャツ(ツルツルした黒で模様)、黒スキニー、ベージュの靴

秀ちゃん:迷彩Tシャツ、黒ズボン、黒靴

 

これ。米津感あるジャケット

 

4人ともかっこいいからナポレオンジャケットだって似合うんだけど、彼らはやっぱりシンプルでいてほしい。今回はその点ですごく良かった。

秀ちゃんが来ていた迷彩Tシャツ、去年日産直前の木曜に都内で秀ちゃんを目撃したときと同じだったので間違いなく私服です。急いでタクシー探してるようだったから声かけなかったけど、全然変装してなかったなあ。

 

タトゥーシールもそれぞれ付けていて、見えたのは

藤くん:左耳直下の首にキラキラ、右手の甲にPFの四角

チャマ:首右前にPFの四角、右手の甲にPF

ヒロ:右手の甲にPFの四角

後は見えず...藤くんの首にあるキラキラが1番セクシーだったなあ。今度真似しよう。

リストバンドは藤くんとヒロが右手首に黒を、チャマはベースストラップに同じく黒を付けてました。秀ちゃんは見つけられなかったな。

 

 

 

アルバム「Butterflies」の1曲目"GO"からスタート。コンフェッティと紙吹雪が舞う。前回のツアー「BFLY」のときからこの曲を1曲目にやってほしいなと思っていたので、やっと理想が叶ったなあ。やっとBUMP OF CHICKENのライブに来ている実感がわき出して、思わず涙。

噛み締めるように何度も小さく頷きながら歌ってた藤くん。間奏後の《とても素晴らしい日になるよ》で両手をばっと広げたのがめちゃめちゃかっこよかった。

藤「こんばんは、BUMP OF CHICKENです!会いたかったぜ幕張!」

わたしも会いたかった。


続いて聞き覚えのあるイントロ前セッションから"天体観測"。アンコールで使われることが多いこの曲を早々に出してきたあたり、今ツアーは少し違うぞと感じる。Aメロの煽り、チャマは拳でリズム取ってたけど、ヒロは拳突き上げっ放しだった。銀テープが放たれる。


そして出島(後述)に出てきながらの"ray"。ベースソロの音がめっちゃ綺麗に鳴ってた。BUMP OF CHICKENの新しいアンセムと言われるだけあって最近のライブでは定番曲になっているけど、こんなに早く入れてくるのはこれもまた意外だった。ヒロがやっとチャマを見ずに手振り出来るようになってて感慨深い。途中知らないうちにヒロとチャマの立ち位置が反対になってたなあ。

ヒロのギターソロ後、藤くんの歌い出しか遅れててヒロが笑いこらえてたんだけど、ヒロが何したかは見えず。邪魔だったのかな。
最後の藤くんソロって今まで青のレスポールで弾いていたような?今回はそのまま黄色の通常レスポールだった...元からそうだっけ?ちょっと自信ない。

 

 

直「どうもー!BUMP OF CHICKENでーす!ツアー PATHFINDERへようこそ!みんな!会いたかったぞー!!BUMP OF CHICKENのライブ初めての人はいっ!おぉー。初めまして〜。僕らBUMP OF CHICKEN、男4人でやってます。全員幼なじみで、千葉県佐倉市出身です。メンバーの4分の3が末っ子長男、以後お見知り置きを!

久々のオールスタンディングのLIVEなんで、気分悪い人は周りの人に助けてもらって最後まで楽しんで行ってください!

ここでメンバー紹介してもいいですか!さっきからめっちゃ喋ってる俺、俺はーまず金髪担当、ベース担当、グッズ担当、ツイッター担当...あとお喋り担当!BUMP OF CHICKENのチャマでーす!

そしてお隣が、藤原担当、作詞作曲担当、ボーカルギター藤原基央
みんな、せーので、せーので藤くーん!って呼んでね、いくよ、せーの!」

客 「藤くーん!!」
藤くん両腕交互に横に突き出してへにゃへにゃ


直「続きましてBUMP OF CHICKENのギター担当、唯一の、本当の長男、1番背が高い、最近もまた少しずつ背が伸びている...努力の賜物だねえ。増川弘明ー!みんな、せーので、ヒロー!って呼んで、いくよー、せーの!」
客「ヒロー!」
ヒロちょっと照れてて可愛い。背が伸びている、のところで自分の頭上を右手ですすすっと動かしてた。

 

直「そしてそしてー、唯一の大卒、うちのインテリジェンス、意外とインテリジェンス、英語ペラペラ、多国籍な顔立ち、割と間違えられる、ドラム、升秀夫ー!みんなでせーので、秀ちゃーん!ね、せーの!」
客「秀ちゃーん!」

秀ちゃん手フリフリ

盛り上げるつもりでギターを鳴らすもコードが悲しくなってしまった藤くん
直「悲しいコード!なんでセブンス?笑」
藤「秀ちゃんはジミヘン笑」

 

直「ツアーが2月まで長いですが、メンバーのみんな、最後までよろ...」
藤「そういうのいいよ!笑」
直「あは笑 よろしくお願いします」

4人でお辞儀し合う可愛さよ。

 

直「そして一緒にまわってくれるスタッフの皆さんも、2月までよろしくお願いします!そしてなにより聴いてくれる皆さん、よろしくお願いします!
次はみんなで声出して欲しいんですけど、声出せますか!」
客「いぇー!!」
直「じゃあ、後ろ!いぇー!」
客「いぇー!」
直「いいねえ。じゃ次中盤らへん!いぇっ!」
客「いぇー!」
直「今自分が中盤か前の方が分からないけどとりあえずいぇー!って言った人最高!笑
じゃあ前の人たちいぇー!」
客「いぇー!」
直「いいね、このわっ!て言うと間髪入れずに返ってくる感じ。じゃ最後。ここにいる全員いぇー!」
客「いぇー!!!」
直「最高!」

 

次は"トーチ"。比較的最近の曲なのに、やっぱりBUMPはどんどん進化しているんだなしているんだなと印象づけるアクト。濃すぎる3曲の後ろに付いても薄れることなく、何より4人が楽しそうに弾いてたのが印象的だった。最後の《会いたい》のところでスクリーンに映った藤くんの横顔と切実な歌声が120点。締めの音めっちゃ良かったね。《見ていて欲しい 僕の中 さよならの場所から》が抜けてたりとかいろいろあったけどそんなの気にならない。

 

そして事件です。"メロディーフラッグ"。大号泣だよね。中学時代のわたしを助けてくれた大切な曲。歌い出しから会場がざわめく。メンバーが本当に慈愛に満ちた表情で演奏していて、その優しさに包まれた空間で涙が止まらない。まさかセットリストに入ってくれるなんてね。

 

そしてライブでは初披露の"記念撮影"。この曲のリリックMVがスクリーンに映し出されてた。

藤くん舌で唇をペロペロしすぎ問題。セクシーすぎる。数えてたよっていう方いらっしゃったらこっそり教えてください。

《その昨日の下の 変わらない景色の中から ここまで繋がってる》で会場を半周指差し。《君は笑っていた》で何度か指差し。《僕だって そうだった》のところは右手で左胸をグッと掴んでた。新曲なのに懐かしさすらあるアクト。
曲終わりには「ありがとう」

 

 

直「幕張!本当に会えて嬉しいよ!!今日のために生きてきたようなもんだ!! さっき僕らのLIVE初めて来たって人もいて、で今回のツアーはね、割と昔の曲もやったりするんですけど、初めての人とか曲分かんないかもしれないけど新曲気分で聞いてもらって笑。知らなくてもとりあえずこうね、この曲なになに〜?いぇーっ!て隣の人とかのノリ真似したりして、楽しんでいってください。いぇっ!いぇっ!いぇっ!いぇっ!なんだっ!この曲っ!知らねぇっ!つってノってもらって笑」

めちゃめちゃノリノリのチャマ。

 


そして再び事件が。幻の"pinkie"ですよ。泣き崩れるよね。藤くんギターかけたままハンドマイクで歌い出し、ヒロと向き合う。入りのフレーズ歌い終わったところでヒロの右胸を優しくグーパン。お互いはにかむ。何かとわかりあえる2人、見せつけてくれるなあ。そのまま藤くんは出島へと歩き出す。いつも丁寧だけど、本当に壊れ物を扱うように大切つむいて紡いでいたのが印象的だった。左手で調子とってたのもなかなかレアだった。音源+同期のアレンジがあった(ような気がした)。


"友達の唄"。PIXMOBが黄色に光る。いつ聴いても心があたたかくなる。
《きっと思い出してね》で首を傾げるあざと藤。直後再び舌ペロを繰り出すあざとすぎ藤。

2サビで気付いたときにはPIXMOBはオレンジ色になっていた。

 

長めの暗転を経て"三ツ星カルテット"。出島にドラム移動してたからかな。
メンバー自由に動き回る。音源よりちょっとエレキ強め。

以前Fujikiでこの曲に仕掛けがあると語っていたけど、その部分凄い誇らしげに歌っていてにやけた。気付いてほしかったんだね。

 

藤「ピック多いな...みんなでチャマのこと呼んであげて。いくよ、せーの」
客「チャマー!」
直「ありがとーう!後ろの方まで見えてるぞーい!」
チャマが自分の紹介をサラッと終えたのをわかっていた藤くん。何でもお見通しですね。思わず照れるチャマ。
藤「さっきチャマがこの日の為に生きてるって言ってたけど、こいつ美味しいお肉食べたときにも同じこと言ってっから」
直「言う笑。誰かの誕生日でも『何歳になったの?いい歳じゃん!!』って言う笑
あと藤くん、昨日アクネのTシャツ勝手に着てごめんね」
藤「ああ笑。昨日、そう、一緒に飯食ってて、目の前にこいついて、あれ俺のシャツにすげえ似てるなぁ...同じやつ買ったのかな?って10分くらい温めてて笑。『俺のと同じの買ったの?』ってやっと聞いたら、『は?藤くんのだよ?』って笑。なんで俺が『は?』って言われんの笑」
直「いやーしっくりきちゃって笑。ちゃんと洗ったから笑」
藤「いや全然着て良いけど笑」
直「はは笑。...(ヒロに)どうですか」
増「はい?!」
直「ツアーPATHFINDER、どう?笑」
増「ざっくりだな...笑。楽しいです!
なんつーの、この...出島?出島でいっか。なんか俺たちが20mくらい?こう歩いてきて出島に来たからゴマ粒から米粒に昇格したかなって?
最高に楽しんでます!」
拍手
直「秀ちゃんどう?」
...
直「今めっちゃ鼻声で、ちっちゃい声で『最高!』って笑」

 

そのまま出島に残って"You were here"。WILLPOLIS2014の東京ドーム公演以来なんとなく聴くのを避けていて、というのも個人的な位置付けとしては「あの日と共にある曲」だったんだよね。でも今日聴けたことで、なんだかよりこの曲が愛おしくなりました。
チャマは出島に腰掛け、藤くんは途中からハンドマイクに。マイクのコードがマイクスタンドに巻き付けられてる→歌いながらコードを解く→なんとか解ける→ピース。かわいい。

そのまま歌いながらおもむろに歩き出したと思ったらヒロに近づいてヒロの頭を撫でる。可愛い...ヒロ照れないで。可愛すぎるから。
会場中を見渡しながら歌ったり、《君の》でたくさんの「君」を指さしたり。


そして"アンサー"。イントロのギターは少し苦戦してたけど、今回ヒロのギターが本当に上手くて感動してしまった。過去のあれこれを知ってる人はきっと同じ感情を抱いたであろうが、今日下手側にいたのは間違いなく「ギタリスト・増川弘明」だった。めちゃめちゃかっこよかったなあ。

 

そして"分別奮闘記"。いつも聴くと隠しと勘違いしちゃう。まさか今日聴けるとは...何回も言ってるけど。

2番のサビ前、「持って行かれてないぜ?紙が貼ってあるぜ?!」って感じで楽しそうに歌ってた。《なんてこともない》のリズムに乗せた首の動きが軽快。チャマとヒロは出島で向かい合って演奏。めっちゃ笑顔。
アウトロアレンジがありました。途中で藤くんのギターソロを加えたアウトロ繰り返し。

 

"アリア"。去年の夏を思い出す。出島へ進みながらオーディエンスのシンガロングを煽る。ウェイに出てきて周りを煽りながら進み出島へ。ちょっとだけミスチル桜井さんを感じた。

曲後の暗転と同時に走ってメインステージに戻る藤くん。レアなもの見たなあ。

 

"Butterfly"は最近らしいエレクトリックな照明とサウンド。前回のツアーの軸となったこの曲は、今回も圧倒的な存在感を魅せた。

2番になると、チャマがランウェイを歩き出し出島へ、サビでヒロも出島へ。藤くんはメインステージを縦横無尽に歩き回る。

最後の「ダンスタイム」はなかったです。「BFLY」の円盤の特典映像で藤くんが言及してたの思い出して笑ってしまった。

 

藤「楽しんでますか?俺らもめちゃめちゃ楽しませてもらってます。体調悪い人いないですか?大丈夫?アハーン?一歩下がるやつやる?大丈夫?

ねぇ、もうね、そろそろ...あと何曲かで終わりますよ。やだねぇそうだよねぇ、俺も同じだよ...でもそのえーって気持ちを払拭するくらいの演奏をするんで、ばっちり聴いてください。体調悪い人いないですか?大丈夫ですか?体調悪い人いたらね、あともう少しで終わるんで、我慢してください笑。

次の曲、一緒に歌おう!一緒に歌ってください!」

 

またまた事件です。"fire sign"。これ書いてるだけで思い出して泣きそう。本当に嬉しい。
オーディエンスとの合唱部分は、メインギターはアウトして、チャマとヒロは出島へ行って一緒に歌ってくれた。チャマのベースソロ→ヒロのギターソロが交互になっていて、最近のBUMPではなかなか実現できなかった掛け合いに感動。最後は藤くんも出島へ出てきて大合唱。ここに参加できたことが本当に幸せでした。


そして20周年を記念する"リボン"
スクリーンに映るモノクロのメンバーがMVを思わせる。藤くんは終始目を閉じて、素敵な時間の終わりを噛み締めるように歌っていた。

本当はCMソングには使って欲しくなかったけれど、4人がそれでいいならいいかなあ。

 

手を振り、お辞儀をして去っていく4人。


en.

【グッズ】

藤くん:PATHFINDERロゴ黒Tシャツ、白タオル

チャマ:ルーズTシャツ、黒タオル

ヒロ:PATHFINDERネイビーTシャツ、黒タオル

秀ちゃん:PATHFINDER黒Tシャツ、白タオル

 

直「アンコールどうもありがとう!ここで皆さんにお願いがあるんですけど...写真を撮っても良いですか?」
客「いーよー!」
直「断られたら死んじゃ〜う♡じゃあ、古溪さん、お願いします!」

後ろにいた女の子たちが「誰?タケさん?」って言っててわたしの腹筋が崩壊しました。

 

 

撮影後、起き上がって服についた紙吹雪やコンフェッティを払い合う藤くんとヒロ。藤くんはメインステージに戻りながらも右手のひらについた紙がなかなか取れず悪戦苦闘。撮影前に文字が見えるように払ってくれてたからね。

 

 

直「あれだね、本当に久しぶりだね。みんな顔テッカテカだよ笑。危ないね。そのまま帰ったら逮捕されちゃうかもしれない。『お兄さんテッカテカなんでちょっといいですか』って。危ないから、物販でタオルでも買って拭くといいかもしんない。汗かいちゃった人はTシャツでも買って着替えるといいかもしんない...お願いしまーす(笑)」
藤「例年よりなんか、あっさりしてたね笑」
直「だってこれ以上みんなに嫌われたくなーい笑」
藤「誰も嫌いなんて言ってねえよ笑。あのー、物販で売ってるもの、このかっこいいタオルとか、全部チャマがデザイン・プロデュースしてくれるんで、ぜひ物販覗いてってください。」
直「...藤くんこれで次の曲行きにくくなった」
藤「全然そんなことないよ笑」

 


"ハルジオン"。わたしが初めて買ったBUMP OF CHICKENのシングル。言葉になりません。
黄色レスポールだったことしか覚えてない。覚えてないというか、この感情は自分の中に取っておきたいな。

 

 

藤「僕たちのキャリアの中でツアーというものは何度もあって、何度もリハしたり時には4人で話し合って、時にはスタッフに助言をもらったりして...こういう話いいか?笑」
客「えー!」
藤「大丈夫?笑 でそうやってスタッフとかと話し合って話し合って今日を迎えるんですけど、どうしてもツアー初日っていうのは慣れないですね。慣れることが出来ないですね笑。簡単に言うとさ、なんかこうばーって来てわーって来るじゃん、すげえ嬉しいんだよね笑
ずっと会いたかったです。初日のお客さんがあなたたちでよかった。なんかもうファイナルみたいな感じだけど今日がまだ初日なんだよね。だから今日来てくれた君たちからパワーをもらって全国まわってきます。…まあ明日も幕張なんですけど笑。
じゃあ最後にもう1曲、聴いてください」

 

 

ラストは"ガラスのブルース"。もうお馴染みっちゃお馴染みだけど、これだけ心拍数高まるセトリを上手くまとめてくれたなあと思う。

《僕は今を叫ぶよ》→《君と今日を叫ぶよ》の歌詞替え。ヒロのギターソロ前の「ギター・増川弘明!」が聴けて嬉しい。 ギターソロに合わせてヒロは出島へ向かっていた。
合唱に4人が耳を傾ける。幸せな空間に金のテープが舞う。

 

アンコール終了後、水やらピックやらリストバンドやら投げる4人。ヒロが出島へ向かいながらポケットの中とか必死に探すも何もなし。残念がってるヒロに藤くんが駆け寄り、腰をポンポンしながら一緒にステージに戻る。かいわれ仲良すぎる...

 

直「本当に会いたかった!ツアー初日にこうしてみんなに会えて良かった!
僕、ふざけてるように見えるかもしれないけど、上半身裸だし。でも、言っていることは全部本当です。ありがとう!」

いつの間にかTシャツ脱いでたチャマ。投げたのかな、見てなかった


増「みんな、ありがとう!最高の初日をありがとう!またね!」

これで許されるの本当にヒロくらいだから!

 

藤「今日は本当にどうもありがとうございました」

長めのお辞儀してくれる藤くん。こちらこそ本当にありがとうございました。


藤「なんだろうね…今年、デビュー?あ、結成?何年?教えて?結成21年。もうね忘れちゃうんだよね、何年とか。年齢も39か40か…40は流石にないな、よく39と間違えちゃうんです。
あれ、俺何の話しようとしてたんだっけ?笑
何年やっても、大人の貫禄とか全然なくて…さっきチャマも何か言ったり、増川くんのテンションも相当なものだったと思うんですけど...もうなんかね、嬉しい!ってなっちゃう笑。
そういう喜びとか、何度も何度もみんながわからせてくれるんです。今日、みんなの前で出来て本当に良かった。なんか、ツアー終わるみたいになっちゃってるけど、明日も幕張だけどさ笑、ここで貰ったものをツアーにもっていくんで。
本当にどうもありがとう。
今日はたくさん汗かいたと思うんでね、汗拭いたりとか…汗、拭いたりとか笑、着替えたりして、うち帰ってお風呂入ったりして、ね、そういうことをしてください笑。風邪ひかないようにね、気を付けて帰るんだよ、じゃね、またね、ばいばい、おやすみ」

 

 

 

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BUMP OF CHICKEN TOUR 2017-18 PATHFINDER 9/16 幕張メッセ国際展示場1-3ホール セットリスト

01.GO
02.天体観測
03.ray
04.トーチ
05.メロディーフラッグ
06.記念撮影
07.pinkie
08.友達の唄
09.三ツ星カルテット
10.You were here
11.アンサー
12.分別奮闘記
13.アリア
14.Butterfly
15.fire sign
16.リボン
en.
17.ハルジオン
18.ガラスのブルース

 

UNISON SQUARE GARDEN 「10% roll, 10% romance」 リリース記念ライブ@川崎CLUB CITTA'

抽選とは基本的に運である。いろんな手を使って当選確率を上げることも出来るだろうが、それすら出来ずにただ待たねばならないときもある。仕事でいくら徳を積もうが外れる人は外れるし、他人の彼氏ばかり狙いたがるような狡賢い女性が連続当選することもある。どんな人だって日々良いことも悪いこともしているだろうが、当選にも落選にもそれなりの理由をつけないと気が済まない。結局はそのときの運に過ぎないとわかっていてもだ。

 

わたしは本当にCDというものが大好きで、幼い頃からひたすらにCDと向き合っていた。帰国子女というバックグラウンドからかもしれないが、帰国時には日本のCDをまとめて買い、行く先行く先でそれらを聴いた。祖父母に送ってもらうこともあった。

今でも月に10〜20枚、すべて必ずタワーレコードで購入する。以前からこのブログを読んでくださっている方々はおわかりかと思うが、渋谷店には本当によく訪れている。音楽のことだけ考えていられるので、自分にとっては癒しの場でもある。

 

今回のイベントに当たったのは紛れもなく運だ。個人的にチケット運などはない方であるので、本当にまぐれだったのだと思う。

それでもわたしはこの当選に「長年タワーレコードで多くのCDを購入してきたから」という自己満足な理由を付けたい。これだけタワレコに片想いして貢いできたのがやっと報われたんだ、と。上には上がいるけれど、タワーレコード愛はいろいろな形で示してきたつもりだ。これは素直に喜びたい。当たって嬉しい。

 

そして当然のこと、当選者がいれば落選者もいる。すでに8/30にこのイベントの大阪公演(心斎橋JANUS)が行われていたが、倍率は約5倍であったそうだ(後に記すが今回は3倍)。

下北沢CLUB Queプレミアムライブでの言葉を思い出す。

 

田淵「今日は選ばれた君たちは本当にラッキーな人たちだと思います...その代わり今日来れなかったやつがいっぱいいる。やっぱり頑張って応募したけど当たんなかったやつもいるだろうし、そういうやつにもすごい申し訳ない気持ちもあるので...ラッキーだったなっていう気持ちを受け取ってもらってあまり出しゃばらず、偉そうにすることなく、これからも気持ち良く我々と付き合ってもらえたら嬉しいと思う」

 

こういうとき当選者を悪者扱いする風潮はおかしいと思うけれど、当選したからといって調子に乗らず、全力で楽しみ、目撃し、わたしに限ってはこのブログで「伝える」ことが行ける人の義務であると感じた次第である。

 

 

前置きが長くなった。端的に言うと、早くUNISON SQUARE GARDENのライブレポートが書きたくて仕方なかった。はてなブログさんから「前回の記事(SK's Session)から1ヶ月経ちますけどそろそろ次のやつ書きません?」って連絡が来たくらいだからね。

 

 

9/5、川崎CLUB CITTA'。UNISON SQUARE GARDEN×TOWER RECORDS10% roll, 10% romance」リリース記念イベントが行われた。

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チッタのキャパシティは1300名。TRICERATOPSのツアー以来約2年ぶりに訪れた。

川崎って明らかに東京とは違う空気が漂っていて、なんかお洒落なんだよなあ。気取らない上品さというか。ヤンキーのイメージもあるけど、道行く人々が凛としていて好きです。

 

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16:00〜、身分証明書+応募券+メールで本人確認を済ませる。腕に紙製のリストバンドが巻かれる。しょくぱんくん並に無愛想なリストバンド。結構嫌いじゃないけどもUNICITYのときみたいな文字の印刷はないのね。

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ネイルは当初ジャケットのブルーにしようと思っていたけどひねりがなさすぎるから、タワーレコードイエロー×ピロウズリスペクトのオレンジにしました。

 

開場まで近くのスタバで暇潰し。スタバ店員であることを悟られぬように注文。やっと横浜のスタバカードゲット。

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BUMP OF CHICKENのチケットの申し込みをする。ライブハウス当たったら泣くなあ。

 

18:45〜、開場。整番が後ろから数えた方が早かったため、19:13頃に入場。お久しチッタ。ドアが後ろしか開いてないけど、ステージは高くて見やすい。下手側のそこそこ前の方へ。結構空いてる。

後ろに大きいカメラ発見。

 

 

19:36暗転。青色の光。イズミカワソラの"絵の具"をSEに、鈴木→田淵→斎藤の順で登場。斎藤、右手を高く上げて一礼。この感じよ。ずっと待ってたよ(2ヶ月)(宏介さんに限っては1ヶ月)

 

【衣装】

斎藤:肩から袖が黒いシャツ、黒スキニー

田淵:0078Tシャツ(黒)、ボロボロジーンズ、いつもの靴

鈴木:デニムっぽいフード付きロングカーデ、ポップなロング白Tシャツ、グレーのサルエル

 

 

アクトは貴雄のカウントでスタート。"場違いハミングバード"である。会場のボルテージが急激に上がったのがわかる。改めてこの曲で始まるのが本当に楽しすぎた。久しぶりのUNISON SQUARE GARDENのライブともあって、演者も観客も弾け具合が尋常じゃない。宏介さんの華麗な舌打ちも顕在でした。

 

続く"BUSTER DICE MISERY"。以前やってた宏介さんのタイトルコール、今回は無かったです。ツアーを経てるしイベントでもぼちぼち組まれる曲だからやっぱり安定感がある。単純に上手い。田淵のAメロでの細やかな歩きと「ばっつぅー」の首傾げもありました。キメがしっかりハマっててかっこいい。


ここまでで既に軽くテンションMAXなのに、畳み掛ける本日の主役"10% roll, 10% romance"。イントロが鳴った瞬間フロアの気持ちが前のめりになったのがわかったけど、嬉しいのは3人も同じみたいだ。台湾のフェス(No Fear festival)でやったのを知っていたから早く聴きたくて仕方なかった。

今日は音を聴くことに注力したけれど、やっぱりこの曲難しそう。ライブでやりたくないと言っていたのも頷ける。久々のライブというハンデもあったけど、これからツアーでどれだけ成長するのか楽しみな1曲。

最後の《僕だけで十分だからさ》の「だからさ」の入りを半拍置いてた。宏介さんだけじゃなくコーラスの田淵もやってたから、ライブではこのバージョンでいくのかな。とても綺麗でした。

 

斎藤「どうもお久しぶりです、UNISON SQUARE GARDENです!

えーユニゾンにしては珍しく、約2ヶ月半のライブをやっていない期間を経て、つい先月新曲をリリースして今日のライブを迎えました!実はこの曲、今年の頭...1月とか2月にはもう出来てたのね。だから半年間は僕ら3人だけしか知らないっていう期間があって。僕らこの曲ほんと大好きで...よっしゃいいの出来た!って作って、で自信作だからずっと聴き続けるわけ。でリリースが8月でしょ?そろそろ僕らが飽きてきたっていう頃に皆さんにお届けできることをとても嬉しく思っております!

で今日は皆さんタワーレコードでCDを買っていただいて、でそのCDについてた応募券?封入券?を送って応募してくれたんだよね?で、なんと物凄い数の応募があったそうで。タワレコの人がそれはもう興奮した顔で『物凄い数来てますよ!』って言うから『倍率どれくらいなんですか?』って聞いたら、『3倍です!』って。『...ほ、ほ〜ん』。高くもなく、低くもないか...?みたいな。でもその応募券にはリリースイベントで何やるか、みたいなのは書いてなかったでしょ?だから新曲1曲だけやって後はトークイベント!とか思ってる人もいるかもしれませんが、なんと曲しかやりません!だから今日は残念ながら田淵くんとハイタッチもできませんし、鈴木くんと握手もできませんし斎藤くんとチェキも撮れません!でもいい曲しかやりませんので、それでもいいよって方は最後まで楽しんでいってくださいよろしく!」

MC中、田淵は扇風機の微調整をしたり、青のセームタオルみたいなので顔ゴシゴシしたり、宏介さんの話に笑ったり。貴雄は黄色いスポーツドリンクのんだり、太陽タオルらしきもので顔を拭いたり、髪をかきあげたり。

 

 

からの"流れ星を撃ち落せ"。イントロ貴雄が立ち上がり、フロアも沸く。《未だ坊やはロックにご執心》のところ、うやはックに執心って感じで歌ってたのが印象的。


そして"きみのもとへ"。田淵この曲すごくお気に入りなんだろうなって思うノリノリ感。ベースソロで貴雄が田淵のことスティックで指してた。何度見ても愛がある。

《諦めない勇気をくれた》で高い音を狙って出す時の宏介さんの顔傾け具合がお気に入り。

 

"マスターボリューム"は驚いた。単純に今日聴けると思っていなかった。昔の曲もセットリストに織り交ぜてくれるのが嬉しい。

貴雄のドラムアレンジが本当に凄くて、もはや違う曲なのではと思うくらい。彼の自主的な進化、他のドラマーが金輪際追いつけないところまで来ている気がする。

 

"flat song"。この時点で「あ、3曲すべて披露してくれるんだ」と感動。およそ5年前からあったこともあり、"10%〜"よりも安定感が見えた。音源で聴くよりもグッと来てしまった。前半攻撃的な楽曲が多かったからこそ、ノスタルジックな世界観に浸れる。セトリおじさんの術にまんまとハマっている気がする。

コーラスも綺麗で好きすぎる。ツアーで聴けるのも楽しみ。

 

MCかな、と思ったら続く"未完成デイジー""クローバー"じゃないところが結構ミソだよね。リリースライブでも通常のワンマン並にちゃんとしたバラードパートを組んでくれたのが嬉しい。

2月のLEGO BIG MORLとの対バン含め、今年2回目の披露。さっきも少し言ったけどバラード時のリズム隊のコーラスが本当に綺麗で痺れた。

 

斎藤「今日のライブってさ、無料なわけじゃない。だから僕らには一銭も入らないの。田淵くんなんて見て!ズボンビリビリでしょ?直すお金もないの!こうやって極貧生活を送りながらも皆さんに新曲を聴いて欲しかったわけですよ。ずっと喋ってたいんだけど、僕この後夜勤あるから、コンビニの。...こういうこというとたまに本気にされるんだよなあ。

リリースイベントとかよくやらせていただくんですけど、いつもこうお互い探り合いの状態が続くんだけど、今日はもう最初から熱気が凄いから大丈夫ですね。なんか距離感がわからないことが多くて不安で。『お気に入りのワンピースで来ました』みたいな子が最前列とかにいると『あ、ごめんごめんそういうんじゃなくて!』ってなるから。その点今日は楽しいですね。我々の普段の教育のおかげかな」

田淵笑ってるかわいい

 

貴雄からはじまる"RUNNERS HIGH REPRISE"。イントロで手拍子したけど、意外に浮いてて驚き。せっかくだから我々もバスターズのオマージュしません?笑

1/26(Shoegazer Speaker in Swanky Street)→4/21(fun time HOLIDAY6 札幌)ときて、リリースライブの大阪公演を除けば3回目の披露。音源化してからは初である。田淵の表情を見ていると自然に「含めたピロウズ要素」の答え合わせができそうだった。

ラストのドラムのまとめ方がめちゃめちゃシンちゃんだけど、ライブでも貴雄がすごく意図的にやっている表情をしていて楽しそうだった。3人が奏でる全力のオマージュ、最高です。


"天国と地獄"。謎の安心感。《余りある殿方にお任せ》、今の歌い方もかっこいいけど、音源みたいなセクシーさをはらんだ「お任せ」、これからも勝手に期待してます。


"オリオンをなぞる"は何回来ても嬉しい。誰がなんと言おうと一番の《暫定ロマン 暫定ロマン 最高ロマン》は田淵とわたしの1対1だった。リンクしたってしばらく内緒にできなかった。

この曲本当に貴雄がいい表情するんだよなあ。2番も結構仕掛けてきていて最高。


そしてラストは"crazy birthday"。リリースライブでここまでやってくれるの贅沢すぎる。田淵の「バカー!」への煽りは無かったな。あれは対バン限定なのかな。楽しすぎてあんまり細かいこと覚えていない。

斎藤「おしまいっ!」

 

ちゃんとおしまいだった。本編終了は20:36でぴったり1時間のアクト。

手拍子の後、再び登場してくれた3人。

 

en.

斎藤「えーアンコールありがとうございます!皆さんお聴きの通り、また新たに聴いてもらいたい曲が3曲も増えました。で来月からいよいよワンマンも始まります。ワンマンでも早く皆さんに聴いてほしいです。なのでお近くの会場に!ぜひ!遊びに!!来て!!!ください!!!!

じゃあ、最後に1曲だけ。UNISON SQUARE GARDENでした」

 

貴雄がヘッドホンしてたから"mix juiceのいうとおり"かなあと思っていたら、"シュガーソングとビターステップ"。ftH6でセットリストに組まれていなかったからこそ、この楽曲が最高に愛おしい。思わず泣いてしまったけれど、田淵にうんうんされて余計泣いた。

多幸感をしっかり全身で味わうことが出来た。

 

 

こんなに素敵なライブ、お金払わなくて本当にいいのかしら。もはや抽選が憎らしい。わかっていたことだけど、ここまでいいアクトしてくれるんだったら応募者全員に目撃してもらいたかったと強く思った。

 

それでも来月には待望のワンマンツアーが控えている。そこに最高の「楽しい」があることは間違いないので、わくわくしながら待っていよう。

 

 

 

UNISON SQUARE GARDEN×TOWER RECORDS10% roll, 10% romance」リリースライブ セットリスト

01.場違いハミングバード
02.BUSTER DICE MISERY
03.10% roll, 10% romance
04.流れ星を撃ち落せ
05.きみのもとへ
06.マスターボリューム
07.flat song
08.未完成デイジー
09.RUNNERS HIGH REPRISE
10.天国と地獄
11.オリオンをなぞる
12.crazy birthday

en.
13.シュガーソングとビターステップ

 

SK's Session 2

「僕が世界一大好きなバンドの曲をやります」

 

およそ1年半前、UNISON SQUARE GARDENの斎藤宏介は初のソロライブ「SK's Session」の冒頭にこう言って「開会宣言」としての"シュガーソングとビターステップ"を披露した。

 

彼の世界一大好きなバンドの詞・曲はほとんど田淵智也(B.)が制作している。布陣的にフロントマンとは言い難いが、このバンドの3本の柱の一つ・ギターボーカリストは斎藤宏介自身だ。

 

今まで宏介さんは決して自分の音楽観やルーツを語らなかった訳ではない。今年に入って対バンしたTRICERATOPSsyrup16gGRAPEVINEには大きく影響を受けライブにも足を運んでいたとよく口にしているし、Jamiroquai好きですね〜なんて洋楽の話もしている。

 

しかしそれを1人で体現するという機会がなかなか無かった。ソロ参加のイベントはあってもみんなで作り上げるものだし、もちろんバンドだって一人じゃできないし、かといって新たなコミュニティを開拓するでもない。だったら自主企画ソロをやればいいじゃない。

 

ということで前回はゲストに田中和将(GRAPEVINE)を招いて行われた。斎藤少年がずっと憧れていた人に色気や大人の雰囲気を借りながら、斎藤宏介の音楽で満たす空間を作り上げた。

その第2回である。

 

 

8/4、場所は恵比寿ザ・ガーデンホール。キャパはスタンディング時で1500名(公式発表)。第1回の日本橋よりは「フォーマルな格好しなきゃ」感はないけど、やっぱりお洒落な場所。

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内装は体育館を想起させるフラットなイベントホール。

後ろの2階席が関係者席になっていた模様。様々な方がいらしてました。俳優さんとか、ライターさんとか、ミュージシャンとか。

 

前回はグッズのピックに刻まれたロゴがそのままステージバックにあったけど今回はないみたい。

 

 

まずは下手側からSKY-HIこと日高光啓が登場。Ed Sheeranの"Shape of You"のRemixが流れてる。遠くから見てもわかる整った顔立ち。

日高「...気付いちゃいました?気付いちゃいました?今日斎藤さんを意識した髪型にしてきたの気付いちゃいました?分け目と(流す)方向もおんなじなんですよ。後で同じ髪型の2人が並ぶんで楽しみにしていてください!今日は大好きな先輩と一緒にやれるのが本当に嬉しいです!どうぞよろしく!」

と言って"ナナイロホリデー"に入る。初めて聴いたとき"Treasure"(Bruno Mars)に似てるなあなんて思っていたけど、こういう曲を生み出せる人は日本では珍しいんじゃないかなと思う。

あとDJがNONさんって気付いてテンション高まる。

 

日高「UNISON SQUARE GARDENと言えばカラオケで歌えないアーティストNo.1ですが、そんなUNISON SQUARE GARDENの曲よりも更に、もっともっと歌えないラップの曲やります」

日高くんのアクトの見どころでもある怒涛のラップメドレー。As a Sugar→Welcome To The Dungeon→Enter The Dungeon→Tyrant Island→Walking on Waterと贅沢。

そして"Silly Game"。「Silly Game!」って言った後の日高くんのドヤ顔めっちゃかっこいい。

裏拍でノリやすい曲だからこそ周りの様子みてた。どうだったとは言わないけど。上手い人は上手いなあという月並みな感想。そういえばF-3の歌詞が入ってるんだよね?深い意図とかは知らないけれど。

 

そして聴き覚えのある音に会場が沸く。"Double Down"だ。イントロをBGMに日高くんが呼びかける。

日高「えーはじめましての人ははじめまして、いつもありがとうの人はいつもありがとう。改めましてSKY-HIですどうぞよろしく!

さっきのやつ(手振り)ユニゾンのお客さんとか普段やらないでしょ。ユニゾンそういう曲ないもんね、ごめんね!次の曲もみんなにも手伝ってもらいたいんだけど、一度覚えればめちゃくちゃ楽しいから。もう帰る頃には離れなくなるよ。まずはお手本を。FLYERSのみんな行けるか?」

といつもの練習をしてから曲へ。

今年ビバラでもスガフェス!でもこの曲が聴けてとても嬉しかった。MVでHey!のタイミングで水しぶきが出るの好き。

 

日高「今日斎藤さんを意識した髪型してきたら髪の毛が大変なことになってます。この髪型はあれだね、汗に弱いんだね。この後2.3曲やりますが、次斎藤さんにお任せしてるときに髪は乾かすとして...」

キーボードの前に座るだけで黄色い声が。"クロノグラフ"をしっとりと歌い上げる。"スマイルドロップ"は繰り返される《Babe, I don't care》というフレーズがすごく好き。このMV日高くんが死んじゃってる設定なんだって知ってからちょっと聴き方変わったなあ。
ラストは"愛ブルーム"。

日高「あと1分半くらいで終わりますので!1分半ください!そしたら斎藤さん出てくるから!」

なんて言いながらトップバッターを見事に務め上げてくれた。去年喉の手術をしていたから心配したけど、それすら跳ねのけるようなパワフルなアクト。

 

 

 ステージ転換。ライトの球がたくさん。

 

 

いよいよ斎藤宏介が登場。

徐に弾き始めたのはUNISON SQUARE GARDENのライブSEでもあるイズミカワソラさんの"絵の具"。粋なことするなあ。

《一人きりじゃ行けないとこへ行こう》

武道館を思い出す。

 

斎藤「わかっちゃいます?...僕3日前に髪切ったんですよ。その時に美容師さんにSKI-HIのインスタを見せて『この髪型にしてください!』って。なんかSKI-HIって言うの慣れないな、僕の中では彼は日高くんなんだよね。というのも日高くん、高校の一個下の後輩で...高校の頃から彼は人気者でね、文化祭とかでバンドやると女の子がキャーキャー言ってて。でね、あの子できる子じゃないですか。だから勝手に...見守ってたじゃないけど、なんか上から目線で申し訳ないんですけど、動向を伺ってたわけですよ。さっきもすごいかっこよかったね」

「動向を伺う」という表現はクリープハイプに対してもしてたから、日高くんのことも尊敬しているし後輩には負けられないというライバル心のようなものもあるんだろうな。

 

斎藤「このSK's Sessionというイベントは今回で2回目になるんですけどまずこのイベントの趣旨を改めて説明した方がいいと思って。長くなるけど説明させてください。

UNISON SQUARE GARDENっていうバンドを組んでまして。でメンバーはめちゃめちゃ変なやつと、あとめちゃめちゃ変なやつの3人で、リーダーがいないんですね。3人ともそれぞれ個性が強くて替えの効かないメンバーで、僕はその3分の1を担っていて...その中で自分の立ち位置を考えたとき自分の音楽ってなんだろうと思って、自分の音楽を表現する場として前回、このイベントを立ち上げました。

で、このイベントでやりたかったことが2つあって。1つ目は自分が一緒に音楽をやりたいと思う大好きな人を呼んで、こう...濃密なセッションをやりたいということ。もう1つは、卑猥な意味じゃないんですけど、僕はこのステージ上で裸になりたいと思っていて。この裸になった自分の音楽を表現するには何がいいかなと考えた時に、やっぱり自分で曲を作るって事だったんですね。普段バンドではめちゃめちゃ変なやつがほとんどの曲の作詞作曲をしてるんですけど。そんな中今日はなんと自分で曲を作ってきました。新曲です。しかも4曲も作ってきまして。

ただ1人ではできないので今からサポートメンバーを呼びたいと思います!紹介します、ドラム・鈴木浩之!ベース・須藤優!」

キングさんとすってぃー登場。すってぃーは先月見たばかりだけど相変わらずかっこよすぎて引く。


斎藤「この3人でこれからまだ世に出ていない、誰も知らない曲を4曲立て続けにやります!
あ、途中3人だけだとやっぱり限界があるので...同期って言って音源が流れたりするんだけど、ずっと僕が引っ越したての段ボールだらけの部屋で1人で録音して作った音を流してます。全部ちゃんと僕の音なんで...全部じゃないか、2人もいるもんね。でも同期として流れるのはちゃんと僕の作った音なので安心して聞いてください」
ここからオリジナル曲の披露。

サビで「穏やかな季節になりそうだ」って言ってたり、「twilight」「あなたにこの身を捧げる」って言ってたり、「新しい自分」って言ってたり、パスピエの"とおりゃんせ"みたいな曲だったり、ブルー系からピンクに変わる妖艶な照明だったり、「〜だぜ」みたいな語尾の歌詞もあったり、SKY-HIを意識したラップ調のパートがあったり。前回披露した曲たちとも少し系統が違っていい曲揃いだった。

田淵イズムも入ってるな、って最初は思ったけれどそれは少し違うかも。詞曲を田淵が作っているとはいえ楽曲は3人で作り上げているのだから「"UNISON SQUARE GARDENの"斎藤宏介感」があると言った方がきっと正しいし、田淵から影響を受けてはいるだろうけどきっと既に自分のものになっているんだろうなと思わせる感覚があった。

話飛ぶけど田淵がよく言う「っちゅーのは」をMCで2回くらい使っていてにやけたのはわたしだけではないはず。

斎藤「あんなに練習したのにいざやってみるとあっという間だったな。楽しんでくれた?いやあ普段最初から自分で作った曲を自分で歌うってことなかなか無いからね。

えー次でラストの曲です。一旦ね。これ日高くんが時間押したからとかじゃないからね。たくさん曲をやるよりは1個1個の曲をじっくり聴いてもらった方がいいなっていう僕の考えです。だから日高くんを責めないでください。

でこれはいつも言ってるんだけど、僕のこのSK's Sessionっていうソロの活動は全てUNISON SQUARE GARDENありきで、バンドに持って帰るためだと思ってやってます。ここでやったことをバンドに持ち帰って還元できるように。だから後でツイッターで検索して『斎藤はやっぱりユニゾンで見るのがいい』とか書いてあったら結構へこむからみんな呟かないでね。

じゃあとりあえず、ありがとうございました」

 

ソロ編最後は宏介さんの作った"スカースデイル"。前回は田中さんとセッションしててかなりアレンジの効いた"スカースデイル"だったけれど、今回は原点回帰といえるだろうか、素朴に力強く歌い上げた。鳥肌立ったなあ。

斎藤「UNISON SQUARE GARDENの斎藤宏介でした、ありがとうございました!」

 

 

宏介さんが一旦はけてセットチェンジ。

待機してたらこんなアナウンスが。

?「楽しんでいただけてますでしょうか。ここで皆さまにお願いがございます。場内の撮影・録音は一切禁止となります。皆さまのご理解とご協力をお願いします。それではまもなく第2部が開演致します。ロビーにいらっしゃる方は中にお戻りください。

それではSK's Session2、略して"SK-Ⅱ"、第2部開演です。ナレーションはGRAPEVINE田中でした」

 

最高最高最高。本当に最高。

なんだか特徴的なナレーションだなあと思ってたらまさかの田中さん。前回宏介さんに「2があったら遊びに来てください、影ナレやってください」という約束をさらっと守る田中さん。めちゃめちゃかっこいい。

ステージには出なかったけどある場所で目撃してしまってドキドキが止まらない。

 

 

さて、2人が登場していよいよセッションへ。

日高くんが髪拭いたら宏介さんと方向が逆になってたようで、慌てて直してて可愛かった。


斎藤「さっきの場内アナウンスの影ナレやってくれたの、前回ゲストに出て頂いたGRAPEVINEの田中さんでした。実は今見にきてくれてます!でもステージには出ません!ほら今回は僕と日高くんが主役だから」

田中さんが気になりだす田中さんが気になりだす田中さんが気になりだす(内輪ネタですいません)


斎藤「SK's Sessionの第3回やるとき日高くんが影ナレやるんだよ」
日高「マジすか、いいっすね」
斎藤「ラップで韻踏みながらさ、来年やってね」
日高「いやめちゃめちゃ楽しそうっすね。考えておきます」

来年もSK's Sessionやってくれるってことでいいですか


斎藤「えーこれから35分くらい、僕ら2人だけで濃密なセッションをやります。あ、2人だけじゃなくてサポートの方も呼んでね」
日高「いやーめちゃめちゃ練習しました」
斎藤「もう練習なんてもんじゃないよね、特訓よ特訓」
日高「不安だったから練習しようと思って昨日もスタジオ入ったら斎藤さん来てくれて」
斎藤「そりゃ行くよ」
日高「いやーこんなことなかなか無いでしょう。みんな無いでしょ?リハでスタジオ入ったら斎藤さん来てくれるなんて」
斎藤「『ここ...ここここスタジオの〇〇にいます!』っていうから行ったら真っ暗で。見たらちょっとだけ照明ついててさ」
日高「なんか暗い方が落ち着くんですよね」
斎藤「わかる。俺もう1人そういうやつ知ってるんだよね。BIGMAMAの金井っていうんだけど」

みんなあまりに予想出来すぎててクスクスしてた

日高「あー金井さん家暗そうだなあ」
斎藤「そうなんだよ、やっぱできるやつは部屋が暗いの...ってこのままだといつまでたっても始まらないんでね。おっしゃいきますか!」

 

聴き覚えありすぎるイントロ。"天国と地獄"。日高くんはハンドマイク、宏介さんはアコギでセッション。早口だけど日高くんが歌うとめちゃめちゃはっきり聴こえてこれもまた一興というか、さすがラッパーだなあと。宏介さんは《天国と地獄を数えろ》だけ歌ってた。ハモリも綺麗。途中ラップアレンジも施されていて日高くんが自分のものにしててすごく良かった。アコギ弾き倒す宏介さんもなかなか観れないよね。


続いて日高くんの"Stray Cat"。日高くんはピアノを、宏介さんはそのままアコギで向かい合う形。雰囲気出てて良きかな。照明が宏介さんにピンク、日高くんにブルーで大人感。音源化希望。宏介さんが「傷を舐め合って」でめっちゃ張っててにやける。


そして"蒙昧termination"。編成同じく。日高くんがやるならこれかなと思ってたのでピタリ賞ありがとうございます。お洒落だなあ。日高くんが「あのね歌詞書いたの僕じゃないんで田淵さんに言っといてえ!」って、叫んでるのに先輩だからちゃんとさん付けしてるあたりすごく良かった。いつもは自分で振る「レ!レ!レ!レ!レレレレギタア」もちゃんと後輩に振ってもらえて良かったね宏介さん。

 

続いて宏介さんがハープを受け取る。日高くんドラムへ。フロアが沸く。
斎藤「日高くんがご覧の通り楽器なんでもできて、ドラムは久しぶりにやって貰うんですけど。なんか『この楽器使いたい』『じゃあ俺やります!』ってさ、無理矢理やらせてるみたいになったらたまらんなと。ってことで僕もハープを...初めてなんですけど、吹いてみようかなと」
日高「昨日スタジオにビニール持って現れたから『いつからやってるんですか?』って聞いたら『今日から!』って。『さっき渋谷で買ってきた!』って」
斎藤「楽器屋さんに買いに行ってさ、ハープってすごいのね、俺全然初心者だからさ...なんか6種類くらいあって」
日高「そりゃ楽器屋さんですもんありますよ」
斎藤「でわかんなくて説明みたら『ゆずも使ってます』って書いてあったから、あっじゃあこれにします!って」
日高「次行ったら『ゆずと斎藤宏介が使ってます』ってなってますよ」

日高くんもめちゃめちゃ賢い返し。

斎藤「次の曲は…青春時代に戻ったつもりで日高くんにドラム叩いて貰おうと思うんですけど...国分寺のライブハウス(CLUB ONE)でやって以来?12,3年ぶり?」
日高「そうですね、最後に人前で叩いたのは18(歳)とかだったんでそれぐらい前かも」
斎藤「あのときのボーカルの子なんだっけ、松本くんだっけ?松本くんだよね、その子と僕だけじゃない?日高くんのドラムで歌ったの。当時を知ってるのも僕と田淵くらいだもんね」
日高「田淵さんも同じく早実の先輩ですからね」
斎藤「今日も田淵から差し入れが来てて、なんか抹茶のねっとりしたやつだった」

差し入れ田淵可愛い

日高「当時の俺見てたって人います?さすがにいないか、〇〇(聞き取れなかった)っていうバンド。いないか。...いやードラム緊張するな、久々だから」
斎藤「いやでも昔やってたじゃん?大丈夫大丈夫、俺これ(ハープ)昨日始めたばっかりだから」
日高「まさかそれ始めたの俺を安心させるためですか!」
斎藤「そう」
日高「宏介のkはkindnessのkだったんですね」

からの奥田民生"イージュー☆ライダー"を2人でカバー。いろいろ言ってたけど2人ともめっちゃ楽しそうに吹いてたし叩いてた。宏介さんこれからもっとハープ練習してUNISON SQUARE GARDENの曲に組み込んでほしいな。

 

斎藤「次の曲は本職に戻りまして、まさにこのTシャツみたいな感じでいきたいと思うんですけど...この曲は僕がSKI-HIの曲で一番大好きな曲で。『この曲のギターを弾き倒したい!』って日高くんにお願いした曲です。ビバラロックの楽屋で」
日高「うどん食べながらね」
斎藤「そう、うどん食べながら。さっき本家がかっこよくやっちゃったんだけど、どうしても弾きたかったので...またバンドメンバーも呼んでやりたいと思います!じゃあもう1度お呼びします、鈴木浩之さんと須藤優さん!」

すってぃーに向かって日高くんが「二枚目〜」って茶化してたの可愛かったな。イケメンしかいないステージの完成。

 

4人でのDDは痺れましたね。バンドスタイルでの"Double Down"セッション。

さっきやったから観客も掴めていたし、何よりギタリストSKが最高すぎた。UNISON SQUARE GARDENでもあんなに弾き倒すの観れないよね。


日高「あー楽しかったー!なんか新しいバンド組んだみたいでした」
斎藤「バンド組む?日高くんドラムだけど」
日高「あ、ドラムだこできてる!」
斎藤「めっちゃ練習したもんね」
日高「よお久しぶりだなお前(たこを見つめながら)」

たこに話しかけてる日高くん可愛い

斎藤「俺もハープがんばってこの辺(口元指しながら)にたこ作ろっかな...猛特訓の日々も今日で終わり、次が最後の曲になります。」
日高「あんなに練習したのに…早いですね。次は大阪城ホールですかね?」
斎藤「お客さん30人くらいのね。いやでも今回めちゃめちゃ練習したよね。俺引っ越したばっかりで部屋に段ボール山積みだけど、段ボール片付けるよりまず練習しなきゃ!ってなってたからね。最後の曲、何がふさわしいかなって考えたんだけど…色々考えた結果、2人で曲を作ることにしました」
日高「ついにこの曲をこの4人以外が知るんですね」

ラストは1番の盛り上がりかも。すごくいい曲だったのに思い出せないのが悔しい。

この音源含め、斎藤宏介名義でアルバム出してほしいな。いい曲揃いなんだもん。

 

斎藤「SKY-HI!」

日高「SKY-HI!...斎藤宏介!」

最後は4人で手を繋いでお辞儀。右手をふりふりするキングさんと左手伸ばしたままのすってぃー。

顔を見合わせながら息を合わせて、肉声での

「ありがとうございました!」

こちらこそ最高の時間をありがとうございました。

 

 

様々なギター使ったのが印象的。普段は白ストラト一本だから余計にね。濃紺?青?でちょっとラメが入ったテレキャスター、めちゃ久々に見た気がする。あと白黒のストラト使ってたけど、アトリエZのやつかしら。そこまでギター詳しくないのでわからないけど。

 

アコギも良かったなあ。トライセラみたいに年1くらいでアコースティックライブやってくれたらいいのに。せめてニコ生とか笑

 

 

そう、トライセラで思い出したけど彼の書く甘い感じの歌詞も好きです。宏介さんが映える曲を書けるのは田淵智也、というのは間違いないと思うけども、自分の音楽を放出する場は設けていいと思う。

今回宏介さんは彼のパート終わりに「UNISON SQUARE GARDENの斎藤宏介でした」と言った。ユニゾンファンとしては嬉しいけれど、毎回ユニゾンを背負ってソロをしなくてもいいんじゃないかなとも感じた。

バンドを普通にやりながらソロを並行してやる人はたくさんいる。ソロの話が持ち上がるやいなやメンバーに「仲間はずれにしないでよ」なんて言う藤原基央は別としてね。長く続けるべきバンドなら、ボーカルがソロ活動をスタートさせたくらいでは揺るがないし、音楽の振れ幅が広くなるんだからバンドにとってはいいことだらけだ。

特にUNISON SQUARE GARDENはブレインがベーシストだからこそ、宏介さん独自で生み出す音楽も定期的に世に出してほしい。田淵がQ-MHzを手に入れたように三者三様の「外の活動」ができたら、あのバンドはきっともっと強くなるだろうなあと素人なりに思った。

それでも宏介さんが2人のことをMCで話したり、バンドに還元するためだと強調してファンを安心させようとしてくれたりするのは、彼の根本的なパーソナリティから来るものなんだろうな。あの人本当に人思いですよね。

今回はまだ2回目だから作った曲をやるだけで満足していたようだけど、本当によかったから音源化も検討してほしい。これは切なる願い。

 

そしてSKY-HIも最高でした。日高くんはやっぱりアイドルのイメージが強い人が多い気がするから(そりゃイケメンだからそれもいいんだけど)、彼がものすごく努力家で、センスがあって、いい曲をたくさん生み出している最上級のラッパーであることをライブで伝えていってほしいな。

日本はまだまだファンクの浸透が浅いから、ついていける客を増やすのが先かなと思うけど、彼ならきっとやってくれると信じてます。

 

SK's Session 3も楽しみ。

 

 

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Instagram

 

 

セットリスト(まちがってたらごめんね)

・SKY-HI
01.Shape of You(Remix)
02.ナナイロホリデー
03.ラップメドレー(As a Sugar〜Welcome To The Dungeon〜Enter The Dungeon〜Tyrant Island〜Walking on Water)
04.Silly Game
05.Double Down
06.クロノグラフ
07.スマイルドロップ
08.愛ブルーム

 

斎藤宏介
01.絵の具
02.新曲
03.新曲
04.新曲
05.新曲
06.スカースデイル


セッション
01.天国と地獄
02.Stray Cat
03.蒙昧Termination
04.イージュー☆ライダー
05.Double Down 
06.新曲

Mr.Children - himawari

7/26、Mr.Childrenが37枚目のシングルhimawariをリリースした。

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 今年のシングルCDは約半年前に出されたヒカリノアトリエに続いて2枚目である。1年に2枚もシングルをリリースするのは約10年ぶりだと思う。これも25周年というアニバーサリーマジックなのか。

 

 

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タワーレコード渋谷店。問答無用でセンターに君臨しているこの風格こそがMr.Children

 

 

表題作"himawari"は映画「君の膵臓をたべたい」の主題歌として書き下ろされた。公式にネタバレを喰らった方も多いと思うのでもう悪びれもせずに書くが、現在行われているツアー「Thanksgiving 25」において披露されている。わたしも東京ドーム公演で聴いてきた。

 

 

シングルというにはあまりに贅沢な収録曲たちをさらっと紹介する。

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1.himawari

このシングルを購入して、聴いて、レビューに手をつけたところでやはりタイアップ先を知らずに書くのはあまりにも無知な文章になってしまうのではないかと考え、せめてという気持ちで原作を読んだ。

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住野よる「君の膵臓をたべたい」。7/28(金)から映画も公開されている。

 

あらすじを書いたり本の感想をつらつらと述べたりすると話が逸れてしまうので多くは話さないが、印象に残ったのは膵臓を病に侵された少女・桜良の語った「生きる意味」と、最後まで名前が伏せられてきた「僕」の本名だった。

 

 

わたしの感想はいいとして、この主題歌である。

原作を読んで印象が変わったことの一つは、シングルのアートワーク。

 

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これがCDショップにおいてはわたしたちに見えるように置いてある面。

 

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こっちは手に取った人にしか見えない面。

 

 《暗がりに咲いてるひまわり》というのはダイレクトに桜良ちゃんのことを思い起こすけれど、この2面はかなり考えさせられる。自分の考えをここに記すつもりはないし恐らく答えなんてないのだろうけど、本を読む前の「病気のお話だから暗く、そんな中でも凛とした女性の象徴だから向日葵なんだろうな」なんていう自分の思考に雷が落ちた。考えれば考えるほど、物語のいろんなシーンが頭に浮かぶ。

 

もうひとつ大きく変わった印象は、タイアップそのものについてである。

好きなアーティストがタイアップを取ったとき、「ベースとしてタイアップ相手に関する知識は入れたが、完全に寄せて書いたわけではなく自分たちの書きたいことを書いたら作品と絡み合う部分があった」みたいなスタンスが好きで、がっつりとした書き下ろしは一つの解釈を残して他はすべて不正解と言われるような気がしてあまり好きではなかった。

今回はがっつり書き下ろしで、作者の住野先生も「Cメロは主人公の心情に踏み込んでいる」なんてツイートしていて八方塞がりだなあと考えていたけれど、原作を読んでから聴いてそれは杞憂だったとわかった。

おそらくこれはMr.Childrenだからできることだけれど、大衆性を失わない完璧なタイアップを体現できている。作品に飲まれることもなく、バンドが主張しすぎることもなく、共存している。

 


2.メインストリートに行こう (Hall Tour 2017 ヒカリノアトリエ)

拍手からはじまる音源。ライブ音源である。

桜井さんのこの声色よ。歌っている表情まで、その所作まで、会場の空気感さえも伝わってくるようである。

表題曲とは雰囲気は真逆だけど、この流れで聴いていくと「病気に侵されていない桜良ちゃんと『僕』はこんな風になってたかな」なんて想像してしまう。病気が無かったら彼らはこんな未来を「選択」 していただろうか、なんてね。ちょっと考えすぎね。

ちょっと使うには気恥ずかしい《ランデブー》なんて言葉も桜井さんが使うとワクワクしてくるから不思議。

「行けるか?」「行くよ後ろ!」「来い、三重?」「もう1発!」

先日ワンマンに行ったばかりなのにまた行きたいって心が叫んでる。

 


3.PIANO MAN (Hall Tour 2017 ヒカリノアトリエ)

ライブ音源なのはわかっているんだけど完成度に鳥肌が立った。

元々この曲を収録しようと思っていたのか、いいアクトだったから収録することにしたのかはわからないけれど、後者は間違いないと思う。収録曲同士の毛色がぶつかり合わないように考えられているなあという印象。

こういうちょっと突き放してくる曲がちゃんと入ってる所がミスチルの好きな部分の1つ。

コバタケの匂いが少しだけ懐かしいな、なんて。

 

 


4.跳べ (Hall Tour 2017 ヒカリノアトリエ)

この曲に関して、とても個人的なエピソードを書いておこうと思う。

5月、「スガフェス!」を訪れた際のことである。当日わたしは1人で、もちろんMr.Childrenのアクトも観た。いつも通りはじめから号泣していたのだが、"跳べ"に入る前にティッシュの持ち手がなくなってしまった。

涙を止めることはできないしどうしたものかと思案していたら近くにいた20代であろう背の高い男性が黙ってティッシュを差し出してくれた。余裕のなかったわたしはそれを受け取った。その男性は少しだけわたしに近づいてミスチルのアクトを最後まで一緒に観てくれた。

終わった後すぐお礼を言ったが、あまり話す時間も持てず人に紛れて見失ってしまった。ミスチルのグッズを身につけていたこととなんとなくの顔しか覚えていないけれど、心の中で再度お礼をした。

 

その後月日は流れ6月、ミスチルのツアーである。わたしはお昼過ぎに物販列に向かった。

そんなに並んでないな、1時間もかからず買えそうだな、なんて思いながら最後尾に着く。

ふと横を向く。

ドラマってあるんだ。

 

先日のそのティッシュをくれた方だった。

 

彼も覚えてくださっていたようで、「あのときはどうも」なんて生々しい挨拶。

物販も終わって相手のお友達が来るまでずっとお話してた。「今度飲みましょう」という社交辞令を残して去っていった。わたしもその後すぐライブを一緒に観てくれる友達が到着してテンションが上がったからそんなこと忘れていたけど。

 

その後のことを書くと長くなるので割愛するが、こんなこともあるんだなあって話。

 

このエピソードもそうだし、元々"跳べ"は自分の中でかなり思い入れのある曲なので、このシングルに入っていて嬉しい。

 


5.終わりなき旅 (2017.4.23 YOKOHAMA)

ONE OK ROCKツアーの横浜アリーナ公演にゲスト出演した際の音源だそうだ。

この2017年にこの曲のライブver.が円盤になるということがすごく嬉しい。基本的に音源が好きな身ではあるが、やはり"終わりなき旅"はライブで聴いてこそ価値があると思っている。

実際に生音でこの曲を聴く時はJENのカウントから既に泣いているからライブ音源にしてくれることで少しだけ客観的に、より壮大なスケールでこの楽曲を感じることができる。

《どこかに自分を必要としてる人がいる》を当たり前のように「あなたを」と言い換えて歌うけれど、何度聴いても、そう歌うとわかっていても、胸に刺さるフレーズだ。

 


6.忙しい僕ら

2015年のライブハウス2マンツアーで初披露され、いつ音源化されるのかな、表題曲感はないしもしかしてお蔵入り?なんて思っていたらこのタイミングでのリリースとなった。世武裕子さんのアレンジがより楽曲を美しくさせている。

わたしたちはこのまま同じでなんていられないし、同じ瞬間はずっとは続かない。永遠なんて存在しないし、何をしていても時は進んでいく。

スケジュール的な忙しさももちろんだが、心も忙しい。忙しく動かなきゃいけない。そんな毎日をどう過ごしていこうか。

生きている限り、わたしたちはずっと忙しい。

 

 

7. no sound track

あれ?このシングルCDって6tracksよね?なんで7あるの?

 

 

8.ファスナー(w/スガシカオ)

こういうサプライズは良くない。

嘘、嬉しすぎて言葉にならなかった。

 

桜井「さあ、お招きします。僕のえー、多大なる影響を与えてくれたリスペクトするソングライター、スガシカオ!」

 

一言一句、しっかりと覚えている。

「スガフェス! 」が開催されると決まった時、間違いなくスガさんはMr.Childrenを呼ぶと思っていたし、4人も彼に呼ばれると思っていただろうし、出たらコラボだってするって、わかっていたはずなのに。

"ファスナー"。選曲一つでやられる。桜井和寿の作ったメロディとワードをスガシカオが紡いでいく。感慨深さが凄い。

このフェスの当日、わたしはまだ就活が終わっていなかったし、卒論で苦戦していたし、モヤモヤ考えていたことも多かった。ちゃんと乗り越えられるもんだなと思いながら、貴重なコラボを噛み締める。

この曲本当に好きだなあ。

 

桜井「スガシカオ!」

スガ 「ありがとう!...あー嬉しい!ミスチルの演奏で歌ったよ俺!すげー嬉しいありがとう!Mr.Childrenに大きな拍手を!」

 

 

コラボで思い出したけど、ミスチルファンなら皆さまご存知Quattro Formaggiの活動の行方も気になる。SHO"Camembert"WADA、KOJI"Parmigiano"HAYASHI、YOSHIFUMI"Cheddar"YOSHIDAの3人は元気だったけど。個人的には結構待ってます。あの付属CD本当に嬉しかったんだから。

 

 

 

 

そしてDVDについても少しだけ。

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1.Documentary Of himawari
その名の通り、表題曲ができるプロセスを追ったドキュメンタリーである。

 

"himawari"の歌詞もメロディも最初は違ったこと。助詞ひとつで印象がまるで違うこと。

ムードメーカーJEN。

「優しさよりも荒ぶる気持ちがもっと欲しくて」とオーダーする桜井さん。

ガツガツ意見出し合う4人。

ナカケーの近くにあるスタバのタンブラー。

健ちゃんがeditを聴く凛とした姿。

桜井さんマスクと眼鏡しててもかっこいい。

「真夏に咲く向日葵だったら意味が無くて」「暗がりの部分とかを音で表現したい」という桜井さんの意志。

Mr.Childrenの音楽は、桜井さんだけでは作れないこと。

ビッグバンドだからこそ、一音一音に向き合っていること。妥協は一切ない。

そんな突き詰めた先に見えたワンテイクが、わたしたちの耳に届くこと。

 

 

Mr.Childrenは常にトライするバンドだと思っている。「REFLECTION」の後の規模の小さい活動にいろいろと憶測が囁かれていたが、わたしは全くそのようなことは思わなかった。

彼らがもう大きな活動をしないなんて想像ができなかったし、事実Mr.Childrenというバンドはホールツアーから「演奏の繊細さ」を手に入れてまた大きい所に戻ってきた。

 

当たり前だ、彼らはPOPSAURUSであることを自覚しながら音楽と遊んでいるんだから。

 

 

 

2.君がいた夏 (25th Anniversary Day -2017.5.10 NAGOYA-)

件の中止された公演の振り替え日であり、Mr.Childrenの記念日であり、特別な日の、特別なテイク。

Gジャンがこんなに似合う男性をわたしは他に知らない。異論は認める。

この曲が発売されたときまだ生まれてない。わたしの人生より長く走り続けてきたモンスターバンドを、これからも追いかけて行きたいと思った。

ラストの4ショットがグッとくる。

 

 

そしてDVDのディスクには仕掛けが施されている。何がと書くつもりはない。発見した時の愛おしさはこの上ないものだった。

 

 

 

Mr.Childrenを最近好きになった人は、まず今年出たシングル2枚を買ってみてもいいんじゃないかな、と思った。何度も言うように「シングル」という言葉で括るのも恐縮だけれど。